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2011年3月 8日 (火)

神様が悪いから

神様が悪いから

読売新聞:「負の遺産整理だった」長妻氏、主婦年金問題で
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110308-OYT1T00879.htm

長妻氏は、厚労省の課長通達で切り替え忘れ対象者を保険料を払う必要のない「第3号被保険者」とみなす救済策実施を決めたことについて、「法律(改正)という議論はあまりなく、運用の問題だという発想が当時あった」と説明した。また、「過去の行政がきちんと処理をしていれば、問題は起こらなかった。(野党側からは)対案を含めた提案があってしかるべきだ」と述べ、長妻氏の国会招致を求めるなど追及を強める自民党などを批判した。

「過去の行政がきちんと処理をしていれば、問題は起こらなかった」

いや、その通りなんだけど、責任者としては、責任者だった人間が言うときには慎重でなければならない。特に、問題を起こしてしまったら。

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仕事をしていると、失敗や不都合は起きるものだ。原因が、その時の責任者や作業者にあれば話は簡単だが、そうでない事も良くある。

実際、「なんでこうなっているんだ!」って言う上司や顧客のクレームに対して「前任者から引き継いだ時から、こうなってます」とか「色々、歴史的経緯ってやつがありまして」と言いたくなる時はある。

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子供の性格は親で決まると言うか、親がトラウマを子供に与える場合はある。でも、子供がそれを「おやのせい」と言って思考停止してしまったら、親は「おじいいちゃんとおばあちゃんのせい」と言うことが出来る。おじいちゃんは「ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんのせい」と言うことが出来る。以下同文で、人間になろうと思ったお猿さんの性格が悪いからと言うことになってしまう。でなきゃ神様の創世に文句を言うか。

どっちにしても、生産的ではない。今日より(いくらか)明るい明日の為には「過去の~」と言うのは封印して、いま何ができるかを考えなければならない・

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責任者なら「昔の誰々が悪い!」って言っちゃダメ。現在の状況下で何が出来るかを考え実行し責任を引き受けなければならない。「昔の誰が悪いか」を追求したければ歴史家になろう。それは実務者の、あるいは責任者の仕事ではない。

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2011/03/09 06:16 修正
 修正前:お猿さんの性格が悪からと
 修正後:お猿さんの性格が悪いからと

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