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2011年3月 1日 (火)

神風を待つ

神風を待つ

毎日新聞:菅首相:退陣論拡大も強気 98年「金融国会」念頭 予算案、きょう衆院通過目指す
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110228ddm002010073000c.html

政府・民主党は28日の衆院本会議で11年度予算案を可決し、参院に送付することを目指す。3月1日にずれ込む可能性もあるが、年度内成立は確実だ。しかし、予算関連法案は成立の見通しが立たず、衆院採決を先送りする方針だ。民主党内では菅直人首相の退陣論が拡大しているが、首相は関連法案が成立しなければ批判は野党に向かうと見て、法案修正の余地を残しつつ、長期戦覚悟で打開の道を探る強気の政権運営を続ける。展望が開けないまま、「6月解散」もちらつく。

えーっと。まるで神風なんですが。いえ神風特別攻撃隊の神風じゃなくて、第二次大戦末期に劣勢の状況下で、神風が吹くと言い繕い、戦争を継続した無能な指導者達が言った「神風」の方の神風です。

第二次大戦の後半、日本は劣勢に立たされました。徐々に追い詰められました。庶民だっても薄々は感じたでしょう。戦場が日本に近づいて来るのですから、普通のアタマを持っていれば気がつきます。

そこで、無能な指導者が言い出したレトリックが「神風」です。根拠レスな希望的観測。敵軍が日本に近づいたら「神風が吹く」。

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「関連法案が成立しなければ批判は野党に向かう」

批判は野党にも向かうでしょう。しかし、それ以上に与党に向かうでしょう。何より喧嘩腰で野党に対峙した菅首相に向かうでしょう。

予算関連法案の成立は困難でしょう。だけど「神風」は吹かないでしょう。

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第二次大戦の終わり方が良かったのか悪かったのか、適当なタイミングだったのか、それとも遅すぎたのか私には判りません。しかし、決断を先延ばしした時の言い訳が、庶民へのレトリックの一つが「神風」だったこと、決断を先延ばしした結果、多くの将兵や民間人の生命を犠牲にしたことは間違いありません。

菅首相は長期戦をすることで、民主党の組織をどれだけ傷つけることになるのでしょうか。

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私は民主党の組織が壊滅するとしても歓迎なのですが、日本の国益を考えると、菅首相には長期戦なんてしないで、一日も早い解散総選挙をお願いしたいと思います。

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