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2011年3月 3日 (木)

前代未聞の与党の審議拒否、自ら頸を絞める行為だ

前代未聞の与党の審議拒否、自ら頸を絞める行為だ

毎日新聞:11年度予算案:きょうの審議入り断念--参院予算委
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110303ddm002010093000c.html

自民、民主両党は2日、3日の審議入りを前提に協議した。しかし2日夕になっても審議の進め方で折り合いが付かず、民主側が協議を打ち切った。自民党の脇雅史参院国対委員長は記者会見で「与党による審議拒否だ」と批判した。

「民主側が協議を打ち切った」そうなので、実質、民主党側が審議をしなくないのでしょう。論戦で下手にボロを出したら、低い支持率がさらに低くなってしまいます。

衆議院の予算委員会での菅首相の答弁を見ていたら、その気持ち良く判ります。

しかし、与党が審議拒否するなんて始めてです。少なくとも私の記憶にはありません。

与党は基本的に多数派ですから、最後は多数決で押し切る事ができます。民主党は参議院では少数派ですから、強行採決はできないにしても、予算は衆議院の優越がありますから、最後には成立します。

最後は憲法に規定された規定だったり、数の力だったりしても、最後の最後まで話し合ったというフリをするものです。

でなければ、国民の理解を得られません。

  *        *        *

山本七平氏によると、日本は話し合い至上主義の国だそうです。権限や法律による規定があっても、話し合った結果を大事にするし、話し合いましょうと提案されて拒否するのは基本的に良くない事だとされています。

ですから、妥協するつもりが無くても、徹底的に話し合ったという事実を作った方が、なにかと有利なのです。

最後に押しきられるにしても、話し合った納得感があるのと、話も出来ずに押し付けられたのでは、その後が違う。

  *        *        *

前代未聞の与党の審議拒否は、野党の妥協を難しくする。これは、自ら頸を絞める行為だ。

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» 政権与党が憲政史上初の予算審議拒否 [すきま風]
 ちょいとブログ巡回していたら、阿比留さんとこがこんなエントリー。 与党の参院予算委「審議拒否」に関する自公緊急記者会見:イザ! via kwout  民主党が何やっても驚かない免疫がついたと思っていたが、与党による予算審議拒否を読んでビックリした。なかなか免疫はつかないものだw...... [続きを読む]

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