« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年4月30日 (土)

言えるかい? 言えないだろうね。

言えるかい? 言えないだろうね。

日本経済新聞:鳩山氏が5月5日から訪中 習副主席と会談へ
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0EBE2E3E38DE0EBE2E6E0E2E3E38297EAE2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000

民主党の鳩山由紀夫前首相は5月5日から3日間の日程で中国を訪問する。5日夕に胡錦濤国家主席の事実上の後継者である習近平国家副主席と会談する。訪中に先立ち、5月2日から4日までは中央アジアの資源国であるカザフスタンを訪れ、ナザルバエフ大統領と会談する予定だ。

鳩山さんは、以前「日本列島は日本人だけの所有物ではない」とおっしゃった事があります。宗教家ならともかく政治家としてはトンデモ発言です。

でも、鳩山さんは信念を持っておっしゃったんでしょう。

  *        *        *

ところで、「日本列島は日本人だけの所有物ではない」のなら「中国大陸は中国人だけの所有物ではない」し、それ以上に「中国共産党の所有物」ではありません。

さて、鳩山さんは習近平国家副主席と会談されるそうですが、「中国大陸は中国人だけのものじゃない、まして、中国共産党のものでもない」と言えるでしょうか。言った場合、どうなるでしょうか。

  *        *        *

もし、言えるのなら、私は鳩山さんを「(いっちゃってる)宗教家」として尊敬します。言えないのなら、ただのヘタレた夢想家です。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年4月29日 (金)

「迷惑をかけた」?

「迷惑をかけた」?

日本経済新聞:日韓図書協定、自民の反対方針に森氏ら抗議の欠席・退席
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0EAE2E79E8DE0EAE2E6E0E2E3E38297EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

衆院本会議を欠席した森氏は28日、日本経済新聞取材に「長い植民地支配で迷惑をかけたのは事実だ」と指摘。採決の際に退席した河村建夫選挙対策局長は「過去のことを踏まえて長い視野で対応すべきだ」と語った。

「迷惑をかけた」ねぇ。

日本が朝鮮半島を支配したのは事実だけど、歴史は複雑だから、「迷惑をかけた」とか「植民地支配」とか言われると違和感があるし、それを理由にして「朝鮮王室儀軌」を引き渡すのはどんなもんでしょうか。

  *        *       *

私は「朝鮮王朝儀軌」の価値は日本にとってよりも韓国にとっての方が大きいと思いますから、引き渡すのに反対じゃありません。しかし、韓国が所有している日本の図書と交換取引をしなかったのは何故か、と思わずにはいられません。
  *        *       *

時事通信:図書協定、反対の自民批判=民主・岡田氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011042801018

民主党の岡田克也幹事長は28日の記者会見で、朝鮮半島から持ち込まれた古文書を韓国に引き渡すための日韓図書協定の衆院本会議採決で自民党が反対したことについて、「日韓関係の重要さを考えれば、気持ち良く賛成してほしかった。本当に残念だ」と批判した。

「日韓関係の重要さを考えれば、気持ち良く賛成」したとしても、韓国は態度を変えないでしょう。竹島問題や周辺の漁業権の問題で譲歩したりちょっとでも態度を変えるでしょうか。

私にはそうは思えません。

「日韓関係の重要さ」を考えるならば、日本のどんな行動が、韓国の行動をどう変えるか真剣に考えるべきだ(今回の引き渡しはつけ上がらせるだけに思えます)。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2011年4月28日 (木)

日本と仲良くするつもりはないらしい

日本と仲良くするつもりはないらしい

チャイナネット:国防部:日本の「中国の軍事的脅威」言論に断固反対
http://japanese1.china.org.cn/politics/txt/2011-04/28/content_22461627.htm

----日本のシンクタンク、防衛研究所は報告書「中国安全保障レポート」で、自衛隊と中国軍の間で摩擦が生じる可能性は否定できないと指摘した。北沢俊美防衛相もメディアに対し「対中関係の発展と同時に、日米韓の関係を強化すべきだ。日本は中国の海軍力増強を懸念している」と表明した。これについてコメントは。

中国側は日本の防衛相による中国関連発言、および防衛研究所の「中国安全保障レポート」に注意を払っている。日本側の言論は中国が平和発展路線と防御的な国防政策を堅持しているという客観的事実を無視し、「中国の軍事的脅威」を誇張するものであり、中国はこれに断固たる反対を表明する。

近年来、中日の防衛交流は一定の進展を遂げたが、深刻な障害も存在する。特に日本の少数の人々や一部メディアが中国軍の発展を悪意をもって大げさに伝え、民衆をミスリードし、中日友好の世論基盤を損なっていることだ。

こんなニュースを見る度に、中国は勝ち負けでしか日本と関われないんじゃないかと思ってしまう。

  *        *        *

「あなた言葉」というものがあるそうです。昔々に何処かで読んだものなので、曖昧な記憶になりますが、人間関係を築く上で注意事項です。

誰かの意見や立場と対立したときに「どうしてアナタはそんなこと言うの」とか「これが判らないなんてどうかしている」と、相手の事を言う言葉が「あなた言葉」です。対して「アナタの発言の理由が私には理解できていない」とか「何故、判らないのか私には理解できない」と自分の事を話すのが「わたし言葉」。

これは対立関係だけじゃなくて、誰かにご馳走になった時、「料理が上手に出来たね」と言うか、「これは美味しい」と言うか。

相手の事を話すと、褒める場合も貶す場合も、相手よりも自分のが上という目線になりがちだ。

  *        *        *

中国が日本と対立したとき、中国は上から目線で「あなた言葉」を使う。今回も日本の言論がおかしいと言う。

こんな事いわれたら、事実はどうあれ、カチンと来るのが普通じゃないか。

中国は日本の感情を気にしていないのか。それとも国内向けの発言で、日本に伝わって日本人の感情を傷つける事を判っていないのか。

  *        *        *

日本の反中感情は高まりこそすれ低くなることはないだろう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

神事か実用か

神事か実用か

東京新聞:違憲訴訟 全国2例目「被後見人に選挙権を」 知的障害者の女性提訴
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110427/CK2011042702000087.html

女性は「社会参加が阻害され、幸福感が失われた」と訴え、「憲法は社会的身分などで差別されないことを規定しており、選挙権がなくなるのは違憲」と主張している。

現在の制度では、成年後見を受けている人(被後見人)にはに選挙権がありません。被後見人は自分の財産の管理する能力もないとされていますから、選挙での判断能力もないと判断するのは合理的であると言えます。

   *       *       *

私は、選挙には二つの側面があると思っています。ひとつは「神事」としての、もうひとつは「実用」としての。

日本各地のお祭りで神事が行われています。神事には、祈りをささげる神事もあれば、神楽や相撲を奉納することもあります。あるいは神様のお告げを聞くための神事(占い)として相撲や綱引きを行うこともあります。山チームが勝ったら豊作、海チームが勝ったら豊漁とか。

   *       *       *

私には、普通選挙が最も優れた指導者がを選ぶ方法であるという確信はありません。しかし、普通選挙は国民みんなを巻き込む「お祭り」「神事」として優れた方法であると思います。

選挙は必ずしも良い指導者を選出しません。しかし、みんなが納得する正当性を与えることが出来ます。ご神託があったかのような効果を持ちます。また、お祭りは参加する人間の仲間意識を強める効果もあります。

   *       *       *

選挙の神事としてのお祭りのしての側面を考えれば「社会参加が阻害され、幸福感が失われた」というのは納得でき可哀想だと思います。しかし、実用としての側面を考えれば選挙権が無くなるのは当然であると思います。

そして、神事としての側面からは「お祭り・神事としての選挙」が穢れないように、投票が正しく行われるようにしなければなりません。

選挙は名前を書いた紙を入れるという神事ではありません、選挙は各人が自由意志で指導者を選ぶという神事です。

被後見人が本人の自由意志で投票することを保証しなければなりません。周囲の人間が、特に後見人や介護をしている人間や市施設が介入しないことを保証しなければなりません。穢された神事は神事としての力を失うのですから。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月27日 (水)

非常時と平時を区別できないのか

非常時と平時を区別できないのか

カナコロ:「目をつむっていたわけではありません」、海江田経産相が原発事故への対応で松あきら氏追及に反論
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104270016/

松氏は「地球の命運を握っている人たち」と評したが、経産相は「避難を余儀なくされている被災者よりも良い待遇というわけにもいかず、当事者もそれは認識している。見直しの線引きが難しい」と為政者としての苦しい胸の内を明かしていた。

作業員の方々の待遇と被災者の状況を比べるのは、福島原発が落ち着いてからでよい。今は非常時なのだから、そんなものは後でやればよい。

  *        *        *

いま、原子炉は落ち着いているとは言えない。小さなミスや効率の低下がさらなる放射性物質の漏出をまねくかもしれない。

厳しい状況下で働いたことがある人間なら判るとおもうが、人間、衣食住が悪くなると本人の気持ちや心がけだけではどうしようもなく、ミスが増え効率も低下する。

被災者の状況や感情を気にして原発関係者の待遇をどうこう言って、それが結果的にさらなるトラブルを引き起こしたらどうする。

海江田さんは、非常時と平時の区別が出来ていないのではないか。

  *        *        *

海江田さんの「避難を余儀なくされている被災者よりも良い待遇というわけにもいかず、当事者もそれは認識している。見直しの線引きが難しい」と言う発言は、言い逃れではあっても「為政者としての苦しい胸の内」などではない。本物の為政者なら、作業員の待遇を改善し作業効率を向上して原子炉を少しでも早く冷温停止の状態にしようとするだろう。それが被災者を少しでも早く故郷に返す事に繋がるのだから。

海江田さんの発言は、有能な為政者のものではなく、大衆におもねる政治家のものだ。悪く言うと視聴率さえとれれば(大衆の感情を満足させさえすれば)どんな俗悪な番組でも放送するテレビのようだ。

  *        *        *

為政者は大衆の感情を大切にしなければならない。しかし、同時に無視する強さも持たねばならない。

為政者は大衆におもねるな。

非常時には非常時の強さを持て。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

信長の気持ちがよく判る

信長の気持ちがよく判る

NEWSポストセブン:「大地震の日を足すと“悪魔の数字”18が現れる」と専門家
http://www.news-postseven.com/archives/20110426_18413.html

「数字には、昔から不思議なパワーがあるといわれていて、これまで大事件や地震など、何か事が起こったとき、そこに奇妙な数字のシンクロがあるといわれていました。世界的に大きな地震の日を足し算すると『18』という数字が現れることが多いとは以前からいわれてきました」

例えば、

●サンフランシスコ大震災(1989年)
10月17日(1+0+17=18)

●米国ノースリッジ地震(1994年)
1月17日(1+17=18)

●阪神・淡路大震災(1995年)
1月17日(1+17=18)

●パキスタン大地震(2005年)
10月8日(10+8=18)

●中国青海省大震災(2010年)
4月14日(4+14=18)

「今回の東日本大震災は、2011年3月11日。2+0+1+1+3+11=18。2008年5月12日に発生した四川大地震も、2+0+0+8+5+1+2=18になります。それぞれ足し方が多少違いますが、18という数字は確かに出てくるのです」(前出・呪淋陀氏)

織田信長は迷信嫌いで有名です。こんな記事を読んだら信長はどうしたでしょうか。

  *        *        *

だって「2011年3月11日。2+0+1+1+3+11=18」で、それが重大な事を意味するなら、2011年4月10日も2011年5月9日も同じ計算で18になりますが、何か大変な事が起きることになります。あ、6月8日も7月7日もです。3月19日も2月20日も18でした。だって「月」が増えたぶんだけ「日」
を減らせば良いんですから。ざくっと考えると1年に同じ方法で計算して18になる日が12日あります。

毎年毎年12回、18になる日があるんですけど、なにか起きてますかね?

  *        *        *

これぐらいの事でも、もっともらしく記事にすると信じちゃう人が一定数出てくるんでしょう。おちゃらけと知った上で楽しむ事まで否定しようとは思いませんが、なんだか、信長の気持ちが判ったような気がしました。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年4月26日 (火)

「人権」とは強者の為にあるもの

「人権」とは強者の為にあるもの

スイス放送協会:原子力発電所からツイッターまで 、 人権は日常の至る所に
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=30057604&rss=true

「欧州人権裁判所の次期スイス代表裁判官に任命されたヘレン・ケラー教授にインタビュー」だそうです。肩書きからすると人権について「権威」ある言葉と思えます。

いくつか気になる所を引用します。

人権はもはや一定不変ではなく、常に新たな脅威的状況に応じて適用され得るものであり、またそうでなければならない。

時代と共に変わるのは良いけれども、いつ誰がどう変えると判断するのか。

中世キリスト教世界では、正しいか否かを聖職者が判断した。人権が大事にされる現代社会では、裁判官が判断する。裁判官に影響を与える事が出来れば自分の利益になるように、人権概念を変えることが出来る。

swissinfo.ch : 欧州人権裁判所はヨーロッパの国民と国家にどのような利点をもたらしたのでしょうか。

ケラー : スイス国民に限定して判例を語ると、裁判所はこれまでスイスにおける人権問題について繰り返し判決を下してきている。まずは婚姻後の姓についてだ。スイスの法律では女性は婚姻の際、自分の姓を保持することができず、男女同権でなかったため、裁判所が男女差別だと判決した訴訟が2件ある。

次に同性カップルと異性カップルの同権が認められた判例。この異議申し立てに対する判決は画期的だった。これはスイスだけでなく、ヨーロッパ全体にとって重要な判決になった。

三つ目の判例は拘留条件。この判決もスイスだけでなく、ヨーロッパ全体に影響を与えた。例えば被収容者にその宗教を拘留中に実践する権利があるのか。郵便物を受け取る権利があるのか。メディアから情報を得る権利があるのかといった案件だが、この申し立てに裁判所は重要な判決を下し、拘留条件が改善されるようになった。

ケラーさんが挙げた3つとも「価値観」に関わるものだよね。

婚姻の時に別姓か同姓か、同姓ならどちらの姓を名乗るか。同性婚を認めるか。有罪となった人間にどこまで宗教的自由を認めるか。

結局、自分の人権を主張することって、自分の価値観を周囲に認めさせ強制することなんだってこと(だって、例えば、同性婚を「認める社会」と「認めない社会」は同時に成立しない)。

  *        *        *

人権は「強者の道具」であること(金や知恵の無い人間には恩恵をもたらさないものであること)を再確認させていただきました。もっとも、人間社会の道具(法律や金など)の殆どが「強者の道具」なのですが。

人権は大切ですが、同時に、強者が利用するモノ(言葉)であるという事も憶えておかねばなりません。醒めた眼で見ることも必要です。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

それもまた言い訳です

それもまた言い訳です

読売新聞:細野補佐官「東電は大きな判断やりにくい会社」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110425-OYT1T01022.htm

統合本部事務局長の細野豪志首相補佐官は、同原発1号機で3月12日に行われた放射性物質を含む蒸気を放出する「ベント」操作を巡り、「政府としては11日夜にはベント実施の腹を決めたが、(東電が)なかなか実施しなかったので、午前6時50分に命令に切り替えた」と説明。東電について「電力供給という(日々あまり変化がない)ルーチンワークに慣れた会社なので、何か大きな判断が若干、やりにくい会社なのかなと感じていた」と述べ、東電の動きが鈍かったことを批判した。

東京電力の判断がグズでノロマだったことに疑いはないし、自民党政権だったら(麻生さんならともかく谷垣さんは不安)出来たとは言わないけれど、国家の指導者としては結果責任を問われる。

国家の指導者としては東京電力が動かなかった時の事も考えて行動しなければならない。つまり、東京電力がベントを躊躇ってから「命令」するのではなく、最初から命令を出さなければならなかった。

  *        *        *

東京電力が自主的にベントをした場合の責任の所在、命令によってベントした場合の被害負担と責任の所在。

最初から命令にしなかった、東京電力の自主的な行動を待ったのは、政治家が責任を負うのを嫌がったのではないか。それとも制度上の問題があるのか。

  *        *        *

自民党政権だったらマシだったかどうかは判りません。

けれど、民主党政権が最初から命令にしなかったのは何故か。それも検証する必要があると思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2011年4月25日 (月)

わからないんだよね

わからないんだよね

琉球新報 社説:チェルノブイリ25年 脱原発は自明の教訓だ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-176442-storytopic-11.html

チェルノブイリでは事故後3週間での死者が28人だった点を取り上げ、「福島では皮膚障害が1人だけ」と違いを強調する専門家が日本にいるが、ためにする議論、と言わざるを得ない。

真に警戒すべきは長期的な被ばくであり、その点を勘案しない比較に何の意味があろう。しかも福島第1原発では今も放射性物質の放出が続いている。事故を矮小(わいしょう)化するかのごとき言説は不見識だ。

ロイター:チェルノブイリ原発事故当時の責任者、日本の危機対応を称賛
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-20718420110420

当局はチェルノブイリ原発事故による死者を31人としているが、がんなど放射線に関連した健康被害で死亡した人も多く、最終的な死者数や長期的な健康面への影響については、今も激しい議論の対象となっている。

福島原子力発電所の事故があったので、チェルノブイリ原発事故による死者や病気などについて調べた方は多いと思う。私も調べた。でも、けっきょく確定的な事は判らなかった。

子供の甲状腺ガンが増えた事は確かだけど、それ以上の事は判らないとしか言いようがない。まさに諸説プンプン。極端な例では子供の甲状腺ガンのみという意見から全世界で数十万人まで。

「真に警戒すべきは長期的な被ばくであり、その点を勘案しない比較に何の意味があろう」

はい、確かに長期的な影響の方が大事(逆に言えば短期的な死傷者は軽微)なんですが、現実問題として、長期的な被爆とその影響については「判らない」としか言いようがないがないんだよね。

だから、声高に危ない危ないと騒ぐ人達をみると、かえって醒めてしまう。

  *        *        *

でも、一つだけいえる事がある。それは、チェルノブイリの場合「原発事故の放射線よりも、様々な社会環境の変化の方が大勢の人間を殺した」と言うこと。何故なら、多数の死者が出たとする側も、確定的な数字を出せない理由として、社会変化による寿命の変化の影に隠れて判り辛くなっていることを挙げているから。

逆に言えば、下手な避難の仕方をすれば、あるいは差別的な言動が、その事によるストレスが、放射線よりも多くの不幸をもたらすだろうと言うことであり、これは私達に出来ることであり、責任でもあると言うことだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

敗北の責任

敗北の責任

時事通信:大阪府連代表辞任を表明=統一地方選敗北で引責−民主・樽床氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011042500017

統一地方選の結果を受け、同党内には樽床氏の他にも、小沢一郎元代表に近い地方組織の代表を中心に辞任の動きがあり、首相らの責任論に影響を与えそうだ。

例え地方選挙であっても、選挙は中央政界に影響を与えます。敗北したなら、なんらかの責任追求が起きるものです。そういう意味で、今回の統一地方選挙は民主党政権にとっての最初の統一地方選挙ですから、菅首相や岡田幹事長に対して責任追求が起きるのは当然の事です。

  *        *        *

ですが「小沢一郎元代表に近い地方組織の代表を中心に辞任の動き」では、民主党分裂であって菅首相や岡田幹事長が責任を感じてどうこうにはならないんじゃないでしょうか。

菅首相が辞任するかどうかは、分裂するぞという脅し、つまり内閣不信任案に賛成しちゃうぞという脅しが効くかどうかで決まるでしょう。

  *        *        *

自民党政権の宮沢内閣(当時)が内閣不信任案を可決されて、衆議院解散に追い込まれた時の事を思い出します。菅首相も内閣不信任案を可決されてしまうのでしょうか(そう言えば、あのときも小沢さんが造反したんでしたっけ)。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2011年4月24日 (日)

外国軍を引き込むという実験

外国軍を引き込むという実験

ブルームバーグ:英仏伊:リビアに軍事顧問団を派遣へ-反体制派部隊を支援
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aEANSsw9RC1Y

英国に加え、新たにイタリアとフランスも、リビアのカダフィ体制の打倒に苦戦している同国の反政府勢力を支援するため軍事顧問団を派遣することを決めた。また反体制派の報道官は、人道支援物資の配給に際して国連が指定した地上部隊が警護を行うことに反対しない姿勢を示した。

リビアでは政府軍は「傭兵」を使い、反政府軍はNATO軍を引き込もうとしています。どっちが勝ってもリビアは外国軍・外国人の軍隊と付き合わねばなりません。

  *        *        *

明治維新の時、幕府側も朝廷側(薩長)も、外国の軍を引き込もうとしませんでした。もし、どちらかの側がフランスなりイギリスなりを引き込んで勝利したら日本の独立は維持されなかったかも知れません。当時は19世紀の帝国主義華やかしり時代でしたから、外国軍を引き込んだら最後、追い出すのは困難で植民地化されたかも知れません。

  *        *        *

現代では植民地も帝国主義も否定されてはいますが、各国がそれぞれの国益を追求することには変わりありません。

リビアは政府も反政府も外国勢力(外国人の勢力)を使おうとしています。リビアは国家として存続できるのでしょうか。場合によってはNATO軍(ヨーロッパ諸国)に支えられたリビアと傭兵に頼るリビアの2つの国に分裂するかも知れません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

政治と政治家の貧困

政治と政治家の貧困

毎日新聞:ばってん日記:政治家の人材求む /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110404ddlk43070343000c.html

「選挙に行こう勢!」発起人の石川好氏の以下の主張に賛同する。「参政権」と言えば、投票する権利が強調されるが、「被選挙権」つまり政治家に選ばれる権利も、私たち全員が持つ。投票権と被選挙権の二つ一組で国民主権だ。問題は「有能な人材が政治家になるシステム」が機能していないことである。

「社会を良くしたい」という意欲がある人にとって選挙のハードルが高すぎるのだ。公務員や会社員なら立候補前に退職しなければならない。落選なら失業だ。苦労して当選しても政治家は敬意を受けない職業になりつつある。これでは政治家を目指す人材は先細る。

それに加えて、最近は議員歳費(給料)も減らされる傾向が出てきている。ますます政治家のレベルが下がりそうだ。

  *        *       *

政治家という職業は「心意気」でなるものだ。経済的報酬や待遇(偉そうにできる)が志望動機では困る。しかし、給与や待遇を悪くしておいて、良い人材が志望しないと嘆いたところでどうしようもない。

  *        *       *

せめて選挙準備中の休職制度や、落選者を元の職場に戻す仕組みを作れないか--。もちろん政治家と出身企業・団体との癒着の危うさは増す。要は政治家の人材難と比べ、どちらがより深刻な問題かということだ。

こういう制度があれば、安定志向の人間も立候補しやすいと言える。私達が「プロの活動家」ではない人間の、より安定志向の人間の政治家を増やしたいなら考慮に値する。

私達は「どんな経歴を持った人間」「どんな志向を持った人間」「どんな社会組織と関係のある人間」に政治家になってもらいたいかを考えるべきだ。

  *        *       *

政治家を擁護するつもりはないが、私達は政治家に「ないものねだり」をしているのではないだろうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年4月23日 (土)

化石燃料だって

化石燃料だって

しんぶん赤旗:メキシコ湾原油流出から1年 沿岸復興は長期化 空前の産業・環境被害 補償難航も
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-22/2011042207_01_1.html

メキシコ湾で起きた米史上最悪の原油流出事故から20日で1年となりました。魚介類や鳥類など海洋環境に与えた打撃は大きく、オバマ大統領はこの日発表した声明で「政権は沿岸地域の保護と回復に向け、必要なあらゆることをおこなっている」と述べ、復興に全力を尽くす考えを表明しました。



今年3月には、米海洋大気局(NOAA)の研究員が、原油流出が大気汚染にもつながっているとの報告を発表しました。

空前の量の原油流出の影響は多方面に及び、解決まで長期間を要するものとみられています。

原子力発電所の事故は、今回、菅政権から「20年住めない」とか「東日本つぶれる」などと漏れ聞こえてきたように、大規模・長期に渡ることが指摘され、それを持って反対の理由とする方もいらっしゃいます。私も原子力発電所の事故は「最悪のケースの場合の被害がでかすぎる」と感じています。

しかし、化石燃料を使ったシステムだって大規模災害を起こすことがあります。

一年前のことなのでもう忘れている方も多いでしょうけれども、このメキシコワ湾の原油流出事故では、一歩間違えばメキシコ湾全体が原油によって壊滅的被害を受けたかもしれないような規模の事故だったのです。

もうすこし小規模な事故(と言っても大事故)では、巨大タンカーが座礁して大量の原油を海に流出させる事故は頻繁に起きています(少なくとも原子力発電所のレベル5以上の事故よりは頻繁に起きています)。

東京湾や瀬戸内海で、巨大タンカーの事故が起きたらどうなるか想像すると、ぞっとします。

  *        *        *

原子力発電所は「絶対安全」じゃありません。しかし、それ以外のエネルギーだって「絶対安全」とは言えませんし、大規模災害を引き起こさないとは言えないのです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

遅い、下手、疑われる

遅い、下手、疑われる

ようやく日本政府が20キロ圏内の放射線量のデータを出してきました。以下のページにPDFファイルがあります。

文部科学省:福島第一原子力発電所20km圏内の空間放射線量率の測定結果 http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305283.htm

福島第一原子力発電所20㎞圏内の空間放射線量率の測定結果[平成23年4月21日(木曜日)13時00分時点]  (PDFファイル)

  *        *        *

上記の公表されたものを印刷し、色塗りをしてスキャンしてみました。

緑が年間20ミリシーベルト以下、赤が50ミリシーベルト以上のエリアです。もちろん素人によるものなので、あまり信用しないで下さい。

fukushima

20キロ圏内でも計画的避難の基準となっている20ミリシーベルト以下の場所があることが判ります。

しかし、素人に色塗りさせるとミスるから、プロがきちんと解説つけて判り易くしたものを出してもらいたい。このままだと素人判断で20キロ圏内でも立ち入って大丈夫な場所があるように思ってしまう。

  *        *        *

ところで、産経新聞によるとこのデータの公表が送れたのは官邸の指示によるもの、つまり菅政権の政治主導による判断です。

産経新聞:「官邸の指示で出さなかった」 警戒区域4カ所で毎時100マイクロシーベルト超
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110421/dst11042116400028-n1.htm

毎時100マイクロシーベルトを超えたのは、原発から2~3キロ地点の福島県大熊町の4カ所だった。公表が大幅に遅れた理由について、文科省は「官邸の指示で出さなかった」とした。

データを出さなかったのは何故でしょう。自分達だけが知っている事で、民主党政権と政府は、何をしようとしていたのでしょうか。

下手に遅らせたり隠したりすると疑われるばかりです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

2011/04/23 06:52 修正
 修正前:計画的非難
 修正後:計画的避難

 修正前:遅らせると
 修正後:遅らせたり隠したりすると

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月22日 (金)

九条を墨守して見殺しに

九条を墨守して見殺しに

サーチナ:フィリピンが中国との領土紛争が激化、アキノ大統領「頼れる友は米国と日本」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0421&f=politics_0421_024.shtml

フィリピン政府は5日、国連に抗議文書を提出した。中国は2009年、南沙諸島を含む南シナ海全域の領有権を主張する文書を国連に提出したが、これは国際法上の根拠が無いものだと主張している。南沙諸島や周辺の南シナ海はフィリピン固有の領土だという態度をあくまでも崩さない姿勢だ。

アキノ大統領は9日、「わが国の安全と主権が脅かされた時、米国と日本以上に頼りになる友はいない」と、領土紛争問題上の中国から脅威から日米両国が守ってほしいとアピールした。フィリピン国軍と米軍が15日に実施した第27回合同軍事演習は、過去最大規模の野戦合同演習となった。また、フィリピン政府は南沙諸島周辺海域の陸・海軍力増強に向け、約1億8400万ドルを追加投入した。

フィリピンが「米国と日本以上に頼りになる友はいない」と日本を便りにするのは有難い事ではある、けれど日本が九条を墨守するかぎり出来ることは低いレベルに限られる。

平和は悪いものではない、平和を求める事は良いことだけれど、その為には戦争が避けられない場合もある。なにんがなんでも九条を護る、戦争をしなければそれで良いという態度であれば、何の罪もない人間を見殺しにすると宣言しているようなものだ。

日本は、軍事についての判断の自由度を高めるべきだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2011年4月21日 (木)

なんで日本政府に出来ない

なんで日本政府に出来ない

時事通信:避難基準超え、北西に分布=米が積算放射線量の予測図
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011042100560

予測図は、屋内で過ごした場合の線量の減少を考慮しないという仮定の下で計算されており、実際の被ばく線量はこれより少なくなるとみられる。334時間を超える航空観測などにより504件の大気サンプルを収集したほか、約15万件に及ぶ地上での計測値を基に推計した。

日本政府の情報公開について不満に思う。先日の福島大学放射線計測チームによる放射線レベルマップもそうだけど今度は外国からの予測図だ。この予測図は「334時間を超える航空観測」や「約15万件に及ぶ地上での計測値」によるものだそうだ。

いち大学に出来て日本政府に何故出来ないのだ。

外国に出来て日本政府に何故出来ないのだ。

日本政府がきちんと実測したらもっと精度が高く正確なマップが出来る筈なのに、何故、出来ないのだ。菅首相が濫造したナントカ委員会の迷路に紛れ込んでしまったのか。

  *        *        *

こんなことが続くと、本当に政府が収集した情報ではなくて外国や民間団体による情報によって判断するようになってしまう。つまり、日本国民の利益を代表しない団体の情報、アメリカのバイアスのかかった情報、他国の利益の為に集められ加工された情報に日本国民が右往左往することになりかねない。

日本政府は計測して公表せよ。

  *        *        *

マスコミ(特に記者クラブに所属し取材の特権を享受している記者)には、日本政府に、なぜ外国に出来て、当事者である日本政府に出来ないのか追求してもらいたい。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私達はセメント樽を捨てられない

私達はセメント樽を捨てられない

青空文庫:セメント樽の中の手紙
http://www.aozora.gr.jp/cards/000031/files/228_21664.html

どこを引用しようかと思ったけれど、引用は止めにする。短い作品なので未読の方は読んでもらいたい。

  *        *        *

読み方がシンプルに過ぎると資本家を糾弾して終わってしまう。この小説に出てくる松戸という人物もセメントの恩恵を受けている。彼には七人の子供があるが、七人もの子供をが飢え死にもせずにいられるのはセメントに象徴される資本主義社会の豊さがあってこそだ(資本主義社会の豊かさが無ければ「間引き」があっただろう)。

死んだ恋人や手紙を書いた女性は同意しないだろうけれど、資本主義社会は豊かさと命をもたらしたと言える。

  *        *        *

けれど一方で、多くの犠牲を払っているという事実から目を背けてはならない。

  *        *        *

福島原子力発電所について東京電力や政府を避難するのは容易い。私も彼等を、特に上層部を擁護することは出来ない。だが、一方で、事故での被害を「社会的コスト」と醒めた目で見ている自分もいる。

先日、漁協の方が、原子力発電所を全て止めろと言っているニュースを見た。確かに原子力発電所は漁師さん達に損害を与えている。だが、人数は知らないが、毎年何人もの漁師さんたちが海で命を落としている。昨日、私が食べたマグロは漁師さんたちの犠牲がなければ(毎年犠牲が出ているのに海に出ることは禁止されていない)、犠牲がある事が実証されているのに維持されているシステムが無ければ、私の所には届かなかったろう。

  *        *        *

労働現場で、職場で、労働災害が起きている。命を落としたり一生残る後遺症を背負ってしまう人がいる。

トラックに轢かれて亡くなった子供だっている。今日、私達が買った商品はそういった犠牲の上にある物流システムがなければ、手に入らなかったものだ。

そういった事実から目を背けたまま、原発事故を論評したのでは、あまりに目の前の事しか見えていないと言わざると得ない。

  *        *        *

私達は、資本主義社会の豊かさを享受している私達は、セメント樽の中に住んでいる。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2011年4月20日 (水)

否定だけではダメ

否定だけではダメ

産経新聞 正論:作家・堺屋太一 官が定めた安全基準の落とし穴
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110420/plc11042003330005-n1.htm

外国に比べて寄付の税制控除が制限されているのもそれ。世のためを思うのならまず納税をしろ。公共のために一番上手にお金を使うのは官僚だからまず税金を払え、となる。

21世紀に入ってからの数々の選挙で国民が叫び続けてきたのは、「官僚には任せられない」「官僚主導の政治を脱却してくれ」という叫びである。

大震災、大津波、原発事故の三重災害からの復興にこそ、民の声を生かそうではないか。

「官僚主導の政治を脱却」

はい、脱却するべきには賛成しても良い、で脱却してどこ行くの?

  *        *        *

官僚主導は良くないという意見は理解できる。でも、誰かがプランを立て詳細を詰めなければならない。大きな事を言うだけなら私にだって出来る。大衆を煽動するだけならマスコミや芸能人だって出来る。でも国家を運営するには、それだけじゃダメだ。

  *        *        *

民主党は官僚主導を脱却し、政治主導にすると言った。でも民主党の政治家には実力が無かった。結果はご存知の通り。

いま使っているものが、いまの担当者が、いまつきあっている相手が気に入らないからって切り捨てたらどうなる。いまの勤務先が気に入らないから(次のあてもないのに)退職したらどうなる?

  *        *        *

政治、国家を統治すること、社会を維持していく事は絶対に必要な事だ。一瞬の中断も許されない。

「官僚主導の政治を脱却」するべき、で、誰に主導させるんだ?そいつは実力を持っているのか?

それを言わないで「脱却」なんて言っても評論家の戯言にしか聞こえない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

与野党が結束し?

与野党が結束し?

時事通信:被災地、復興で「未来都市」に=首相退陣論を批判−経団連会長
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2011041900780

米倉会長は、菅直人首相の退陣論が改めて浮上していることを「与野党が結束し、被災者の救援や復興を推進していくことが必要」と批判。その一方、政府の被災者支援などについて「初動は本当に遅きに失した」と述べ、さらに「会議や委員会ばかりつくっても、活動のしようがない」として、支援や復興活動を迅速かつ適切に行うための実効性のある態勢整備を急ぐべきだと指摘した。

「与野党が結束し」って言うと、野党が非協力的というか審議妨害や政局に走っているのを諫めているように聞こえるけど、実際には与党である民主党の内部で倒閣運動をやっているんですよね。そしたら、野党たる自民党としては協力のしようがないよねぇ。民主党の内部でまとまってくれたら、非常時だし、世論に非難されかねないし、自民党も協力すると思うんだけどな。

  *        *        *

「与野党が結束し」なんて言わないで、民主党は一体となって難局に当たれと言うべきではないだろうか。

  *        *        *

小沢さんの野心(保身_)と菅さんの無能が起こしている民主党内部の混乱が主因で、野党の攻撃は副次的なものと見ている自分には、「与野党が結束し」なんて言葉は現実逃避か民主党への応援にしか聞こえない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年4月19日 (火)

あなたしか見えない

あなたしか見えない

琉球新報 社説:メア氏発言 侮蔑的態度を謝罪せよ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-176157-storytopic-11.html

かつて米兵は沖縄人のことを愚かで粗野な「グック」、あるいは哀れみを込めて「オーキーズ」などと呼んだ。海軍軍政要員のワトキンズ少佐は「ネズミ(沖縄)はネコ(米軍政府)の許す範囲でしか遊べない」と述べ、1963年にキャラウェイ高等弁務官は「自治は神話」と発言した。

県民は戦後一貫して米軍基地によって平穏な暮らしや命、人権が脅かされていることに異議申し立てをしてきた。その現実を直視せず、沖縄蔑視の差別的な発言をまだ繰り返すのか。米国への信頼回復は遠のくばかりだ。

メア氏の発言の是非は置いておきます。どんな場所での発言なのかも判らないし、本人は発言自体を否定しているようですから。

ただ、ふと気になったのが「米国への信頼回復」という言葉です。私は米国を信頼していますが、私が「米国を信頼」と言うときとは違った意味で、沖縄新報は「信頼」という言葉を使ったような気がしたのです。

  *        *        *

私が「米国を信頼している」とか「米軍を信頼している」と言うとき、それは他の国や他の軍隊よりも信頼していると言う意味にすぎません(あ、もちろん日本国と自衛隊は別ですよ。アメリカやアメリカ軍よりもずっと信頼しています)。中国やロシアや北朝鮮、台湾や韓国やフィリピン、そういった国々やその国の軍隊より米国や米軍を信頼しているという程度の信頼、比較しての信頼です。

それに対しての琉球新報のこの社説で使われている「信頼」と言う言葉には、子供が親に対する信頼、あるいは家族同士のかけがえのない人間関係のような場合に使われるような意味での「信頼」であるように感じたのです。あるいは恋人同士が相手しか見えなくなって、第三者の存在を忘れてしまっているような感じでしょうか。

  *        *        *

結局、米国は他国で、米軍は米国の利益の為に働く。他人はその人自身の為に働くように。他社がその会社の利益の為に働くように。みんな自分自身がかわいい。

その程度なんですよ。基本的に他人なんだから。

  *        *        *

メア氏の発言に怒るなと言っている訳ではありません。侮辱されたと感じたなら(事実関係をキチンと確認して)、抗議すれば良い。でも他人が自分をどう思うおうと、そんなに気にする必要なんてない。自分が偉いと思っていてこっちを見下していても、表面的には怒っても、内心ではああそうですかと聞き流してしまえばよい。

米国は米国の利益になる限りに於いて日本を防衛する。日本は米国を利用できる限りは使用する。

それで良いじゃないですか。

他人の汚い面を見たとき、悪い噂話を聞いたときは、そう思ったほうが上手くいきます。ベッタリくっつくと息苦しくなってしまいますからね。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

原発は止まらない

原発は止まらない

選択:原発は今後も伸び続ける
http://www.sentaku.co.jp/interview/post-1598.php

---原発を放棄することは現実的ではないと。

柏木 仮に日本がどうあれ、新興国は猛烈な経済成長を目指す。経済が伸びればエネルギー消費が伸びるのは不可避だ。その場合、苛烈な資源争奪戦も抑え、持続可能な成長を助けるエネルギー源を考えれば、自ずと選択肢は限られる。エネルギー量の比較では、ウラン一グラムに対して石炭は三トン。つまり三百万倍の高発熱量を誇るわけで、世界が原子力を手放すとは考えにくい。特に産業セクターにはどうしてもメガインフラが必要となり、現状、化石燃料か原子力に頼る以外にない。割安だと判断されるうちは、世界では今後も原子力は伸び続ける。世界が原子力を捨てない以上、彼らには最先端の技術で運用してもらわなければならない。その時、日本の技術・経験上の蓄積も大きな意味を持つのではないか。

原発は、長期的なコストはともかく、10年~20年で見ると低コストな電源だ。事故や廃棄物のコストは長期的な視点では無視できないが、短期的には無視できる。

故に、チェルノブイリの事故があっても、福島の事故があっても、世界は原子力を捨てないだろう。一部の国、たとえばドイツ、では原子力を捨てられるかもしれない、しかし、中国やインドのような新興国は捨てないだろう。

  *        *       *

「共有地の悲劇」という言葉を思い出す。もちろん正確には違うが、長期的なリスクを人類共有の共有地だと考えれば、原発を使うことは共有地を使っている、つまりリスクを判っていながら、原発を使うことは「共有地の悲劇」と言えなくもない。

  *        *       *

もし、日本が原発を止めたら、一般人がちょっと多めの電気代を払えばよいだけでは済まない。電気を多量に必要とする企業の国際的な競争力は低下する。その結果、企業の海外流出や倒産が起きるかも知れない。起きないかも知れないが、競争する上で不利であることは間違いない。

  *        *       *

長期的な安全と言う人類みんなの「共有地」を食い潰しながら原発は稼働しつづけるのだろう。他人より損をしたくないと人間が思い続ける限り。


BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年4月18日 (月)

反EU、反移民は「大衆迎合」

反EU、反移民は「大衆迎合」

毎日新聞:フィンランド総選挙:民族主義右派が第3党、連立協議参加か 第1党は中道右派
http://mainichi.jp/select/world/news/20110418dde002030038000c.html

フィンランド総選挙は18日未明に開票が終了し、連立与党第2党の中道右派・国民連合が第1党となり、同党を率いるカタイネン財務相が連立工作の主導権を握った。また、反ユーロ・移民を掲げる民族主義的な右派「真正フィン人党」が得票率を前回総選挙(07年)からほぼ5倍に伸ばして第3党へと大躍進を果たし、連立協議に絡む見通しになった。



欧州では昨年のオランダ、スウェーデンなどの総選挙を含め、反EU・移民を掲げる極右・大衆迎合的政党の躍進傾向が顕著になっている。

極右とか民族主義とか反EU・移民は政治的立場を示す言葉だ。もちろんレッテル張りに使われる事も多いけれど、その言葉自身には侮蔑的な要素は無い。それに対して「大衆迎合的」という言葉には、侮蔑的な意味合いがある。

「大衆迎合的政党の躍進傾向が顕著」と言う表現はその国の国民を侮辱したと解釈する事も出来る。品の無い表現をすれば「バカな大衆とバカに合わせた政党」だと言っているようなものなのだから。

  *        *        *

政治的に敗北した側が「○○党は大衆迎合的政党だ」と言ったとしたら、それは自分達の説得力不足を負け惜しみの言葉で誤魔化しているに過ぎない。

身近な所では、2009年の衆議院総選挙の時、自民党は民主党の政策をバラ撒きと散々批判し、また、それは真実だったと思うけれども、結局負けた。

選挙は有権者を説得した方が勝ち。EUや移民がヨーロッパの人々の幸せになるのだと説得できれば「反EU・移民を掲げる極右・大衆迎合的政党の躍進」なんて事は起きない。

まず、その事を直視するべきだ。

  *        *        *

移民受け入れに反対するのは高所得者やインテリではなく庶民から始まるだろう。何故なら、人間は自分と同じような風俗習慣・宗教価値観の人間と一緒に住んだ方がストレスが少ないのだから。自分と他人の間に距離を置くことが出来ない庶民が最初にマイナスの影響を受けるのだから。

庶民は皮膚感覚で移民に対応する。その皮膚感覚に対抗できる言葉がなければ「反EU・移民を掲げる極右・大衆迎合的政党の躍進」は終わらないだろう。

  *        *        *

古来、移民を同化せずに受け入れ続けた民主国家はない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

辞めた方が良い

辞めた方が良い

フジテレビの「新報道2001 今週の調査より (http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/index.html)」によると菅内閣の支持率は以下のように推移しています。

  3月10日調査  19.8%
  3月17日調査   35.6%
  3月24日調査   31.2%
  3月31日調査   29.6%
  4月07日調査   30.6%
  4月14日調査   26.6%

危機、大規模な自然災害や戦争が起きると国民の政府への支持率は上がるものです。内部で争っている場合ではないと思うのでしょう。当然だと思います。そして、支持率の高い指導者の決定は強い影響力を持ちますから、迅速に実行されます。危機にあっては望ましいことです。

今回も菅政権への支持率は19%から35%へと上昇しました。しかし、その後がいけません。ジリジリ下がっています。

支持率が下がると「逆らっても・無視しても平気」になります。危機にあっては迅速な行動が必要とされるのですから、指導者の支持率の低い指導者は退陣するべきです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月17日 (日)

手回し良くやれ(ムダを恐れ過ぎるな)

手回し良くやれ(ムダを恐れ過ぎるな)

時事通信:「収束」まで6〜9カ月=爆発防止、高濃度汚染水が課題−福島原発、東電が工程表
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041700107

東京電力は17日、福島第1原発事故の収束に向けた作業を2段階で行う工程表を発表した。原子炉と使用済み核燃料プールを安定的に冷却し、放射線量が着実に減少傾向となる「ステップ1」を今後3カ月程度で実現。その後3〜6カ月をかけ、放射性物質の放出が管理され、線量が大幅に抑制される「ステップ2」を達成する方針。

チェルノブイリ原発と並ぶ過去最悪の放射能漏れ事故は、政府が周辺住民の避難解除を検討できるようになるまで、少なくとも計6〜9カ月程度かかる見通しとなった。

福島第1原発からの放射性物質の漏出は汚染水としてであって、大気への漏出はほぼ止まっている。そして周辺住民への危険は大気への漏出によるものだから、既に止まっていると言っても良い。

もちろん原子炉が再び危機的状況に陥ったらベントを行うかもしれないし、ベント以上の事が起きる可能性だって無いとは言えない。けれど、「とりあえずは落ちついている」と言ってよいと私は思う。

  *        *        *

「避難解除を検討できるようになるまで、少なくとも計6〜9カ月程度かかる」とあるけれども、すぐに調査を開始し、汚染度マップを作成するべきだ。勿論このマップは大きな漏出が起きてしまえばムダになるけれども、ムダにならない可能性だってある。その場合は何ヶ月も早く自宅に戻れることになる。

極論すれば、汚染の低い地域へは直ぐに一時帰宅してもらうことが出来るのではないか(勿論、「大気への大きな漏出が起きたら、直ぐに避難する」ことが前提だけど)。さらに言えば除汚作業を開始しても良いのではないか。

もちろん、これらの事がムダになってしまう可能性はある。

  *        *        *

事故は起きてしまった。全ての事について完全な解決策は既に無いし、行ったことがムダになる事も多々ある。それが事故対応と言うものだ。

直ちに避難指示や計画的避難の対象エリアの汚染度マップの作成に着手するべきだ。信頼できる汚染度マップがあれば判断も早くできる。それは被害者の負担軽減をもたらす。

作業がムダになるリスクをとるべきだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

辞めろと言って良い時期になりました

辞めろと言って良い時期になりました

西日本新聞 社説:首相退陣論 安易に辞めろと言う前に 東日本大震災
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237358

自民党の谷垣禎一総裁や麻生太郎、安倍晋三の両元首相らの首相退陣論は、いずれも不信任決議案提出を絡ませながら、菅首相の責任を問うている。

震災発生後に一時期あった与野党の大連立論や政策協調といった政策論は影を潜め、政局論主導の永田町政治に逆戻りした感がある。残念である。

そこに民主党内からの退陣論である。小沢一郎元代表は「首相自身のリーダーシップが見えないままの無責任な内閣の対応は今後、さらなる災禍を招きかねない」とまで言い切った。

菅首相の指導力が見えず、対応が右往左往している状況は小沢氏の指摘どおりかもしれない。しかし、それをサポートするのが与党実力者の役割でもある。

与野党は、安易に首相に「辞めろ」と言う前に「政治がいまやるべきこと」に総力で当たる政治の体制を整えることが先決だろう。被災地は、きょうも辛苦の日が続いている。

震災から1ヶ月以上たちました。

1ヶ月もあれば緊急対応は終わっていますし、指導者の力量も判断して良い時期ではないでしょうか。無能だと判断したなら、辞めろと言うべきでしょう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月16日 (土)

もしかして、仕事している「つもり」なの

もしかして、仕事している「つもり」なの

琉球新報 社説:復興構想会議 希望持てる未来図が必要だ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-176105-storytopic-11.html

これらの具体化が会議の主要なテーマとなろう。同会議がいくら有意義で、内容ある提言をしても、復興計画に反映されなければ意味がない。提言をどう生かすかは、体制づくりが鍵を握る。

政府内にある震災関連の会議、組織は既に20近くもある。乱立は指揮系統の混乱につながりかねない。それでは困る。

政治家、官僚が一体となって取り組める組織体制を築くことが必要だ。司令塔、指揮系統を明確にし、官僚を効率的に動かすべきだ。

「復興庁」設立の構想もある。
設立の際には、戦後27年間の米軍統治で戦後復興が遅れた本県の本土との格差是正、自立発展を図るために設置された「沖縄開発庁」も一つの参考になろう。

「政府内にある震災関連の会議、組織は既に20近くもある。乱立は指揮系統の混乱につながりかねない」のに、さらに大掛かりな「『復興庁』設立の構想もある」そうです。

自分だけではないと思うが、プロジェクトチームを発足させることを仕事だと勘違いすることがある。

  *       *      *

例えば顧客満足度向上プロジェクトチームとか品質向上委員会とかを作ることは、仕事のようで、仕事そのものではない。他の部署に影響を与え、仕事に関わる人間の意識変え、実際の製品やサービスの結果を変えなければ仕事ではない。しかし、何とかプロジェクトを立ち上げると仕事をしているような気になる。手足や口を動かしているからね。

でも結果を出さなきゃ仕事をしたとは言えない。下っ端ならともかく責任ある人間は、結果を出さねば仕事をしたとは言えない。

  *       *      *

菅政権は20近くものナントカ会議を作ったそうだが、結果が出ているのだろうか、出るのだろうか。

  *       *      *

KZAKZAK:復旧法案ゼロ、金醜聞でウソ…“死に体”菅にトドメの集中審議
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110416/plt1104161550003-n1.htm

阪神・淡路大震災の時には、復旧・復興の関連法16本のうち3本が1カ月以内に、8本が約40日で成立しているが、今回はいまだにゼロ。菅政権の体たらくが、被災者らに塗炭の苦しみを味わわせているのは明白だ。

復旧についての法律は一本も成立していない。自民党もその他の野党も審議拒否なんかしていないのに関わらず、菅政権は一本の法律も成立させていない。

ルールを決める事は、結果を出すための通過点に過ぎないけれど、それさえも菅政権は出来ていない。

  *       *      *

菅首相はナントカ審議会を作って「仕事をしたつもり」になっているのではないだろうか。

企業でなら経営者がプロジェクトチームを作って「仕事をしたつもり」になってしまったら、その企業は倒産への道を歩み出すのだけれど、日本は大丈夫だろうか。

菅政権は退陣するべきだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

地方主権と二重政府

地方主権と二重政府

朝日新聞:条例より政令で対応を=自販機の消費電力抑制で−石原都知事
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201104150083.html

東京都の石原慎太郎知事は15日の記者会見で、都議会民主党が節電対策として、清涼飲料水の自動販売機の消費電力を抑制する条例案提出を目指していることに関し「1県1県が条例をつくるよりも政府がばっと政令を出したらいい。悪いことではないが、都の条例だけで、こんな国難は克服できない」と述べ、都独自の条例制定に否定的な考えを示した。

その上で、神奈川県や埼玉県など首都圏の9都県市で節電に向けた共同のルールをまとめ、国に導入を働きかける意向も明らかにした。

「1県1県が条例をつくるよりも政府がばっと政令を出したらいい」

その通りですし、その為の政府だと思うんですが、現在の政府の行動を見ていると、間に合うのか甚だ疑問です。

その上で、神奈川県や埼玉県など首都圏の9都県市で節電に向けた共同のルールをまとめ、国に導入を働きかける意向も明らかにした。

ここは、いっそのこと首都圏の都県で共同の条例を作るというのはどうでしょうか。共同の条例を作ると言っても、複数の自治体にまたがる条例は、本来、ありませんから、各自治体で同じ条例を成立させる。場合によっては参加する全ての都県で成立したときに発効するような文言があっても良い。

通常なら、我の強い知事さんが集まって決めるより、複数の議会が採決するより、政府の決定の方が早いと思えるのですが、菅政権や与党民主党の動きを見ていると、彼等が役に立つ事を決めるまでに夏が来てしまいそうです。政府の決定を待つより、各自治体で共同のルールを決める方が早いかも知れないと思えてしまいます。

  *        *        *

複数の自治体が集まって、共同のルールを決める。これを突き詰めると「政府」が出来てしまいます。いわば究極の「地方主権」を産んでしまうかも知れない。二重政府状況をもたらすかも知れない。ですから、本来は、単独の自治体では対応出来ない問題には中央政府が対応すべきなのです。

二重政府も地方主権も良くないと思います。しかし、大規模停電を避ける為に、複数の自治体での共同ルールを条例として決めるべきであると思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月15日 (金)

パチンコと地下鉄のどっちが大事ですか

パチンコと地下鉄のどっちが大事ですか

TBS:9都県市で節電対策、政府に働きかけへ
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4701340.html

「地下鉄がピーク時に36万キロワットの電力で動いているのに比べ、パチンコは84万キロワット、自動販売機は26万キロワット。こういうべらぼうな数字」(石原慎太郎 東京都知事)

石原さんのパチンコ業界への攻撃には微妙なものを感じていました。政府・行政の市民の活動への介入は少なくあるべきという考え方からです。それと私自身がパチンコは嫌いなもので、自制していたのもあった(嫌いだからって(それだけで)攻撃しちゃならんよね。バイアスかかってないか自省してみよう)。

でも、こうやって数字を出されると(この数字が確かなら)、パチンコ止めますか、地下鉄止めますかって思っちゃうよね。

  *        *        *

この夏の節電は人の命に関わるような節電になるだろう。一方でクーラーを我慢して熱中症で死ぬ人間がいて、一方でパチンコに興じる人間がいるような状態を招いてはならない。

パチンコ業界、あるいは他の業界においても「自分が電気を使うことは他人の命を削ることになりかねない」と思って節電をするべきだ。そうすれば死者を最小限に押さえられるし、その業界も攻撃されないですむ。

社会のため、自分の為に節電しよう。

  *        *        *

私の勤務先でも設備の一部を止めている。夏場はもっと止める事になるだろう。そんな中、遊興に電力を使っているとなると、やっぱり腹立つだろう。

パチンコ業界は、夏の電力需要の高い時間帯は休業すべきではないだろうか。それがきっとお互いの為だ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

極秘会談(笑)

極秘会談(笑)

毎日新聞:「菅降ろし」、民主・自民幹部が極秘会談
http://www.mbs.jp/news/jnn_4700346_zen.shtml

震災や原発事故の対応を巡って、菅総理の退陣を求める声が与野党から噴き出す中、民主党の鳩山前総理と自民党の石原幹事長らが「極秘」に会談しました。

「極秘会談」には、民主党の鳩山前総理と平野元官房長官、自民党からは石原幹事長と伊吹元財務大臣が出席しました。

この中で民主党側からは、現状では菅総理が自ら辞任する可能性は低いが、今月24日の統一地方選後には公然と辞任要求が強まるだろうとの見方が伝えられました。

石破さんはしっかりした方だけど、相手が鳩山さんかぁ。鳩山さんて「こうなったら良いな(願望)」と「こうなるだろう(予測)」の区別がついてないみたいなんだもの。

ところで、昨夜のテレビのニュースでも「極秘会談」と言う表現を使っていたのですが、別ソース(サンスポ: 鳩山前首相と自民・石原氏“菅降ろし”会談 )によると昨日の朝に行った「極秘会談」だそうです。朝にやった「極秘会談」が当日の夜にマスコミに乗る。

それのどこが「極秘会談」なの?

「極秘会談」について、マスコミは大騒ぎしたがると再認識すれば良いのか、自民党や民主党のリーク情報にマスコミが踊らされたのか、それとも、自民党や民主党の情報管理に問題があるのか。

いずれにしても「お笑い、極秘会談」であることは間違いないようです。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年4月14日 (木)

計測し公表せよ

計測し公表せよ

福島大学放射線計測チーム:福島県北部エリア放射線レベルマップ
http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/FURAD/FURAD/data-map-datail.html

福島第一原発の事故のあといくつかの観測点での空間放射線量の値が測定されているが,測定地点の密度が充分ではなく,放出イベントの後,実際にどのように運搬されたか,また降下物の分布状況は分っていない。

そこで,地表での空間放射線量率の分布を調査した。主要なプリュームが見られた地域ではアプローチが可能な限り 2 km メッシュで計測を行なった。これにより福島県内の放射線レベルが点データではなく,面データとして把握することが可能となった。



得られたマッピングは,このような放出イベントと運搬経路・降下量のモデル検証だけでなく,今後のヒトへの放射線の影響予測,この地域の農業や畜産業にとって重要な土壌の調査,環境中の放射性核種の移行調査,生物への影響,政策決定等の基礎となるであろう。

リンク先に地図があります。ざっと見た素人判断ですが、計測されてない20キロ圏内にも汚染度が低い場所があっても不思議でない汚染の分布です。

  *        *        *

しかし、なんで政府がこういったマップを作って公表しない。政府ならもっと踏み込んで(自衛隊の装備なら10キロ圏内にも踏み込めるはずだ)詳細な汚染度マップを作ることが出来る筈だ。

福山大学にできて菅政権に出来ない理由はなんだ。

こういった情報を出さないから(そもそも計測してるのか)疑心暗鬼を招く。汚染度が高いとでちゃった所の人はショックだろうけれども、計測し公表する。つまり現実を知るところからしか復興は始まらないのだから。

  *        *        *

菅政権の方々は「10年、20年住めない」といった発言をする前に、調査すべきだとしか言えない。

計測し公表せよ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

計画的避難

計画的避難

毎日新聞:福島第1原発:避難苦? 飯舘村102歳男性が自殺
http://mainichi.jp/select/today/news/20110414k0000m040158000c.html

東京電力福島第1原発事故で避難することになった福島県飯舘村の102歳の男性が同村内で自殺していたことが13日、地元関係者の話で分かった。

関係者によると、死亡したのは12日。長男夫婦と3人で住んでおり、避難の話し合いをしていたさなかだった。自宅を離れることを苦にしたとみられるという。

同村は原発事故の影響で放射線の数値が高く、政府が「計画的避難区域」に指定する方針の地域。

引越しは自分で望んだものだとしてもストレスだ。特に高齢者では、それが引き金になって良くない事(認知症とか)が起きる事だってある。

薬を飲むときには効果と副作用を考えて飲むものだ。計画的避難もその場にとどまった時のリスクと引っ越した場合のリスクを天秤にかけて決めなければならない。避難先で体調を崩し、死亡したりしたらシャレにならない。

  *        *        *

避難基準は年間20ミリシーベルトだそうだ。100ミリシーベルト~200ミリシーベルトを越えるとガンの発生率が上昇することが判っているそうだ。これは、これ以下ではガンにならない事を意味するものでも、越えたら必ずガンになることを意味するものでもない。

つまり、ガンになる事もガンにならない事もある。そのリスクと退避するリスクを天秤にかけなければならない。

  *        *        *

年間被曝量が20ミリシーベルト程度で、強制的に避難させるのは間違いではないだろうか。残ったほうが幸せな人間もいるはずだ。そんな人に避難する場合にかかるコストと同程度の支援を行い残ってもらう選択肢はないのだろうか。

年間被曝量が20ミリシーベルト程度であれば、4時間程度でいて8マイクロシーベルト程度にしかならないのだから、外部から支援に入っても影響はないだろうし。

  *        *        *

政府の避難計画は大雑把に過ぎるのではないか。地域毎に細かく計測して、「入ったらすぐ死ぬ」「一日滞在したら入ったら死ぬ」「1年いたらガンになる確率倍増」「10年いたらガンになる確率倍増」「10年いたら確率10%増」とか発表してもらえないものか。確率まではムリであるなら、計測結果でも良い。

20キロ圏内や10キロ圏内でも居住可能な地域はある筈で、その地域を放棄するのは無駄以外のなにものでもないのだから。

政府の避難計画は大雑把に過ぎるのではないか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年4月13日 (水)

レベル7の意味

レベル7の意味

時事通信:レベル7は「行き過ぎ」=ロシア原子力企業
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011041300031

ロシア国営原子力企業ロスアトムのノビコフ広報局長は12日、福島第1原発事故について経済産業省原子力安全・保安院が国際原子力事故評価尺度(INES)の評価で最悪のレベル7としたことについて、「行き過ぎ」との見方を示した。タス通信が伝えた。

同局長は「原子炉の損傷程度はレベル5を超えていない」と指摘。今回の評価変更には「政府がこれ以上批判されるのを避けようとする政治的思惑が働いている」と述べた。

この局長の発言だって「政治的」かもしれませんが、こういったレベルの発表は多分に政治的です。政治的という言葉に抵抗があれば宣伝・キャッチコピーと言っても良いですが。

  *        *       *

例え話をします。

有名芸能人が交通事故を起こしたとしましょう。被害者の怪我人が集中治療室に入っているような時期だとします。さて、このタイミングで、被害者の怪我の程度を「重傷」とするか「重体」とするか。

誰が影響を受け、また、関心を持つでしょうか。

怪我した被害者はどっちでも良いでしょう。きちんと治療してくれとしか思わない。治療に当たる医師も看護師もその人達を支えるスタッフも、「重傷」でも「重体」でもどっちでも良いでしょう。全力を尽くして治療するだけ。患者の状態が(血圧などの各種の数値などが)全てで、その状態に合わせた最適な治療を尽くすだけ。

「重傷」や「重体」といった評価や表現に関心を持つのは、保険屋さん、弁護士さん、芸能プロダクションの広報担当。そして、芸能マスコミ、野次馬。

  *        *       *

レベル7と判定しようがレベル6に判定しようが、原発の現状には影響がありません。現場で原子炉と戦う人々にも関係ありません。

影響を受けるのは、直接の関係を持たない、ちょっと離れた所にいる人々(政治家・市民活動家・マスコミなど)です。

被害の程度を大きく見せたければレベル7とするでしょう。原発反対派は大きく見せたがり、推進派は小さく見せたがる。後で過小評価と非難されるのと、過大評価と非難されるのとどっちが良いか考える。

  *        *       *

菅政権がレベル7と発表したのは何故でしょうか。事故が終息してから、改めて検討すると言っても良かったのに、何故なのか。

私が心配なのは、福島原発から逃げ出す理由付けをしているのではないかと言うことです。被害を大きく見せて、レベル7だしチェルノブイリだし仕方ないねと思わせたいのではないか。また、原発周辺に「当面住めない」と思い込ませて、詳細な調査をしたら住める地域もあるのに移転させたいのではないか。

  *        *       *

深読みしすぎると、妄想が入ってくるし陰謀論ぽくなってしまうけれど、レベル6だのレベル7だのというのは印象操作を狙った言葉であるという事を忘れないようにしなければなりません。

商品のキャッチコピー(「徳用」は本当にお得なの)のようなものと醒めた目で見る必要があります。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

EU崩壊の危機

EU崩壊の危機

ブルームバーグ:イタリア、EU加盟の妥当性を疑問視-難民支援めぐる他国の反応受け 
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aDL8_49uhpyo

イタリアは、他の欧州連合(EU)加盟国が北アフリカの混乱を逃れて来た大量の難民の支援を拒否したことを受け、EUから脱退する恐れがあると示唆した。

イタリアのマローニ内相は11日、ルクセンブルクで開かれたEU内相会合後に記者団に対し、「イタリアは独りきりにされている」とし、「この状況でEUの一部にとどまるのが妥当かどうかと考えている」と語った。

難民がEU崩壊の危機をまねくかもしれない。と、言うと大袈裟かもしれませんが、可能性はあるのではないでしょうか。

  *       *        *

イタリアは北アフリカで起こったジャスミン革命(民主化?)の影響で難民受け入れを迫られています。イタリアは他のEU諸国に支援を、つまり負担を求めましたが拒否されました。 

人間は誰でも自分が可愛い。難民移民の問題が綺麗事では済まない事をEU各国は経験している。いままでの移民で社会が受けた影響を知っている。だから移民を受け入れたいとは思っていない。一方で、追い返してしまえ、状況によっては武力を使え、とは人道主義から言えない。

だからイタリア以外のEU各国の本音は、イタリアがんばってね、私達の所には来ないでね(送らないでね)となってしまう。

  *       *        *

EUが統一ヨーロッパを目指しているなら、EU大統領まで作っているのは市場だけが目的ではないなら、EU各国は平等な負担をしなければならない(国民が平等だと感じる行動をしなければならない)。もし、それが出来なかったら、統一ヨーロッパは絵空事だ。

  *       *        *

人間関係はピンチの時こそ本性が表われる。民主革命と人道主義がピンチをもたらし、EU崩壊の危機をまねくとしたら皮肉な事だ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年4月12日 (火)

国民に対する責任感

国民に対する責任感

産経新聞:前田被告「国民に対し責任感じてない」 村木厚子さん
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110412/osk11041215400013-n1.htm

村木厚子さんは「前田被告は責任を感じて反省しているように述べているが、国民に対して責任を感じているのではなく、自分が所属していた組織に迷惑をかけたことを申し訳ないと言っているとしか思えない。検察庁というのは特殊な組織だと思う」と書面でコメントした。

村木さんが「検察庁というのは特殊な組織だと思う」と言うのは納得できなくもない。被害を受けた当事者だから、検察庁について語るのは当然だと思う。

しかし、巨大組織、行政とか公共性をもつ大企業とか、そういった組織で不祥事あるとその構成員が、社会全体や国民全体ではなく、組織防衛の為に行動することは良くあることだ。

例えば、今回の原発事故で見せた東京電力経営陣の行動、現場の作業員の努力は認めるけれども、東電社長は国民よりも会社や株主を優先しているように見えて仕方がない。東京電力ほどの公共性と規模を持っていたら、経営者は「国民」を見ていなければいけないはずだ。でも、そうは見えない。

村木さんが在籍していた厚生労働省にだって「国民よりも組織、組織内の自分の立場優先」な方はいた(いる)と思う。だって、それが人間だから。自分が可愛い、自分が属する組織と人間関係を大事にする。顧客や国民が見えなくなってしまう人間はどこにだっているものだ。

  *        *        *

ある国家、ある社会で暮らしていたなら、程度問題はあっても、国家や社会全体を考えなければならない。村木さんの仕えている政権は気に入らないけれども「国民に対して責任」を感じるべきだという感覚には賛成する。少しでも多くの人間が、国家や社会全体を考えることが必要なのだ(その為には教育が大切だ)。

  *        *        *

願わくば、村木さんの仕える政権の方々が、政党や保身よりも国民に対しての責任を優先しますように。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

借金!借金!

借金!借金!

毎日新聞:統一地方選:「減税日本」名古屋以外で苦戦
http://mainichi.jp/select/seiji/2011local/news/20110411k0000e010066000c.html

河村市長は11日午前、おひざ元の名古屋市外や三重県、岐阜県、静岡市長選などで公認候補の落選が相次いだことについて、市庁舎で「生みの苦しみだ。震災があり、国に金がないという前提で増税だと言われた」と語り、復興財源などをめぐる論議が「減税」論への逆風になったとの認識を示した。また、「庶民には金がなくても、金融機関には有り余っている。ちゃんと起債してきちっと使えばいい」と増税論をけん制し、改めて党の基本政策の正当性を主張。統一選後半戦に向け、公認・推薦候補を増やして認知度の向上を図る姿勢だが、2月までは既成政党不信も重なり首長政党を押し上げた世論の風向きが未曽有の震災でどう変わるのか測りかねているのが実情だ。

「ちゃんと起債してきちっと使えばいい」

起債って国債とか地方債を出すってことだよね。つまり、借金。国家で言えば国債。

減税と言うバラ撒きを実行しながら、起債、つまり借金を口にする。どこかの政権党の実行していることと似ています。と、いうか減税日本は民主党の亜流ですから、やることが似ていて当然かもしれません。

さらに、この部分は、「庶民には金がなくても、金融機関には有り余っている」という発言は、大企業の悪口ばっかり言う共産党にすら似ています。

  *        *        *

私は、この震災に対応する為に国債を発行すること反対ではありません。むしろ、今回限りと宣言した上で、非常時と宣言した上で、日銀の直接引受けでドカンとお金を用意するべきではないかとすら思っている。

でも、いままで減税減税と言っていた政党が起債なんて言うと、いままで言っていたことは何なんだよとなる。税金で喰っている人への支出を減らせばなんとかなるんじゃなかったのかよ、と思ってしまう。

  *        *        *

減税日本は名古屋市の財政を破綻させるだろう。美濃部さんの革新都政が東京都を財政危機に追い込んだように。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

払えよ

払えよ

朝日新聞:風評被害どこまで補償 原発事故の判定指針作りスタート
http://www.asahi.com/national/update/0411/TKY201104110546.html

清水正孝社長は11日、補償について報道陣に問われたが、「政府と協議して基本的な方向を出し、関係自治体ともすみやかに相談する」と具体的な言及を避けた。東電幹部は「仮払いも含めた補償の枠組みが決まらないと、動けない」。法的根拠のない多額の仮払いをすれば、株主代表訴訟につながりかねない。

「株主代表訴訟につながりかねない」

その支払いが正当じゃないってことだよね。でも、避難が過剰だったり過大な風評被害の申告があったりしたなら、政府や申告をした人間に、後から請求すれば良いこと。

いま、払えよ。

  *        *        *

こんな時は緊急に支払いが出来るように株主総会が出来ないのか。資本主義って、株主ってそんなに冷たいのか。

あるいは、株主総会などの手続きが出来ないなら(存在しないなら)、経営陣には、株主代表訴訟で素っ裸にされても、されることになるかも知れなくても、緊急に支払うって決断が出来ないのか。

老後の暮らしがそんなに心配か?

こういう時、生贄にされるのがトップの仕事だろ。

  *        *        *

東京電力の経営陣は、特に社長は、出来損ないのコンピュータのプログラムのようだ。入力が与えられて、決められたメッセージを出すことしか出来ない。いっそのこと悪役に徹して「政府がベントを遅らせた。政府の基準・指示に従ったまで。政府が悪い」とでも言えば良いのに。その方が、まだ人間味を感じられる。

低レベルの汚染水を放出した時に、記者会見で半泣きだった東電社員を思い出す。半泣きだから許すとは言えないけれど、共感は出来た。それに対して、社長は、決断は遅くて被害を拡大させるは(それは結局、東京電力という会社の損失拡大を招いた)、心が感じられない対応をするは、こんな人間必要なの?と思わせられる存在だ。

  *        *        *

東京電力の現経営者は「失敗事例」として歴史に残るのではないだろうか。そして、そういった人間が出世出来る仕組み(組織、前任の経営者)も「失敗事例」であることには間違いない。

東京電力は、まず払え。少なくとも経営陣の保身の為に払えないなんて事は許されない。会社の為に資金が必要だと判断しているなら、悪役に徹しろ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月11日 (月)

惨敗というほどでは

惨敗というほどでは

日本経済新聞:統一地方選、民主が惨敗 東京都知事は石原氏
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110411-OYT1T00016.htm

2009年の政権交代後、初めてとなる第17回統一地方選は10日、前半戦の12都道県知事選と4政令市長選、41道府県議選、15政令市議選が一斉に投開票された。民主党は自民党と実質的に対決した3知事選をすべて落とし、道府県議選でも獲得議席数で自民党を大幅に下回る惨敗を喫した。菅政権は大きな打撃を受けた。

ざっと、ニュースを見ていると「民主惨敗」や「大敗」などと民主党がボロ負けしたかのようですが、私は、民主党が惨敗したとは思いません。

何故なら、民主党の勢力はさほど減っていないからです。

NHK:統一地方選前半戦 民主が大敗
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110411/t10015222451000.html

10日に投票が行われた統一地方選挙の前半戦で、民主党は、自民党との「対決型」となった3つの知事選挙でいずれも敗れたほか、41の道府県議会議員選挙でも、選挙前の議席を38下回る346議席にとどまり、大敗しました。菅総理大臣は、今回の大震災の対応に引き続き全力を挙げることにしていますが、党内から、今回の大敗についての菅総理大臣らの責任を問う声が出ており、求心力の一層の低下は避けられないものとみられます。

「41の道府県議会議員選挙でも、選挙前の議席を38下回る346議席にとどまり、大敗しました」

38議席しか減ってません。38へって346と言うことは選挙前議席の90%を維持しています。選挙前議席を維持できなかった、政権を獲得したのに議席を増やせなかったと言う意味では敗北ですが、2009年の政権獲得以来のやってきたことを考えると、90%維持したと言うのは勝利と言っても良いほどだと思います。

震災の影響で、国政レベルで政治休戦しているのが影響したのでしょう。民主党であることが認識されなかった。いわば図らずも「民主党隠し」が出来てしまい、普段の政治活動そのままの結果となった。中央の政治の評価が反映されなかった。

  *        *        *

民主党はもっと派手に敗北するべきでした。中途半端な負け方だと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

黒岩さんって..バカ?

黒岩さんって..バカ?

産経新聞:黒岩氏は万歳せず、頑張ろう三唱 「太陽光で脱原発を」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110410/elc11041022490048-n1.htm

街頭演説にはソーラーパネルを持ち歩き、太陽光発電の推進を呼び掛けた黒岩氏。当選のあいさつで「計画停電の影響を受けた神奈川にとっても、エネルギー問題は喫緊の課題だ。脱原発と太陽光発電導入を、スピード感を持って進めたい」と訴えた。

「太陽光で脱原発を」と言うのが黒岩さんの言葉なら、彼には工学的な知識が無いと判断せざるを得ない(記事のタイトルなので記者の作文である可能性もあるし)。

  *       *      *

少なくとも現在販売されている太陽電池では脱原発するには、とてもじゃないが能力不足です。

河北新報:燃料ゼロ大助かり 移動太陽光発電機フル稼働 大船渡
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110405t35044.htm

電力復旧のめどが立っていない岩手県大船渡市周辺地区の避難所で、相模原市の光学部品製造「相光技研」(本田義広社長)が贈った移動式の太陽光発電機が活躍している。

奇しくも、黒岩さんの選挙区である神奈川県相模原市にある会社の製品です。この会社のサイトの製品紹介ページ(http://www.aiko-giken.co.jp/product/product011.html )によると「フル充電に2日(冬季は3日)」必要で、使用できるのは10[A]を10時間。我が家には30[A]のブレーカがついていますが、10[A]は3分の1ですが、常に30[A]使っている訳ではないので、10時間使えるものと仮定しましょう。

この製品が5セット(48時間÷10時間)あれば、いつでも電気を使える事になります。

さて、どの程度の場所を必要とするでしょうか。

ソーラパネルの大きさがちょっと判りませんが、製品の写真をみると1メートル四方でしょうか。それが5枚x5セットで、25[㎡]で1戸カバーできる。私はマンションに住んでいます、50戸あります。

25[㎡] x 50戸で1250[㎡] 。うーん、広いぞ。それに冬季なら1.5倍必要だし、メンテナンススペースも必要だし、雨の日もあるだろう。安全を見ると2~3倍は欲しい。

全ての日照を太陽光電池の為に使った(部屋にも庭にも、お日様が当たらない。日当たり最低)ても追いつかない。工場や事務所(最近、パソコン多いよね)ではなら、もっともっと電気を使うから、益々追いつかない。

   *        *        *

現在の太陽電池は補助的なものとしては使えても、発電所の代わりにはならない。「脱原発、こんにちは火力発電所と温室効果ガス」で、補助的に太陽電池ならありだけど、太陽電池で脱原発ってのは、少なくとも現在の技術ではムリ。

   *        *        *

太陽電池の能力とか知ってて、キャッチフレーズに使ったのならともかく、マジで「太陽光で脱原発を」と思っているなら、頭の程度を疑った方が良いと思う。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年4月10日 (日)

根性なし

根性なし

産経新聞:国内メディアは電話取材ばかり…「ありがとう」重い意味
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110410/trd11041019180010-n1.htm

「(取材に)来てくれて、ありがとう」。東日本大震災の被災地、福島県南相馬市で出会った年配の女性はそう言いながら、私の手を握った。



長引く避難所暮らしに疲れたこと、市内の放射線量が原発から30キロ以上離れた福島市よりも低いこと、経営する店の倒産回避のため…。理由はさまざまだが、「ほとんどは生きるためにやむにやまれず戻ってきた人たち」と市の職員は言い、政府の曖昧な指示が「蛇の生殺し状態」を生んだと批判、街の実情が伝わらないもどかしさを嘆く。

産経新聞:国内メディアは電話取材ばかり…「ありがとう」重い意味
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110410/trd11041019180010-n2.htm

聞けば、これまで現地に足を運んで取材したのは地元紙を除けば、一部の週刊誌などごくわずか。海外メディアが積極的に入ってくるのとは対照的に、「30キロ圏内を敬遠する国内メディアは電話取材ばかり」と耳の痛いことを言う。

冒頭の女性とは、屋内退避地域にある病院で出会った。カメラを肩にかけた私の姿を認めると、女性の方から「話したいことがあるの」と声をかけてきた。

素人なら危険な場所に行かないって言うのは常識である。いや義務と言っても良い。しかし、ジャーナリストとしてはどうなのよ。

  *        *        *

警察官は一般民間人を見捨てて逃げてはならいと言う義務を負っている。自衛隊隊員は命令とあらば命の危険のある場でも赴く。

ジャーナリストは民間人だから、そんな義務はない。しかし、命の危険を顧みずに行動する人間達の言葉よりも説得力のある言葉を吐こうとするなら「危険だから行けません」と言っていて良いのだろうか。

危険な場所に行った自衛隊隊員や警察官に取材して(あるいは問い詰めて)、記事を作っても、現場に行った人間の言葉よりも説得力のある言葉を吐けるのだろうか。

マスコミ各社は「損耗を覚悟して」取材が出来ないのであれば、政府の出す情報以上の説得力を出せない、つまり、政府の(権力の)広報機関となりかねない事に自覚的であるべきだ。

  *        *        *

「命懸け」でなければ世間は動かせない。遠くから、安全な場所から、好き勝手に言うだけの存在では信頼を得られない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東電と官邸

東電と官邸

毎日新聞:東日本大震災:被災者支援出遅れ 菅政権の1カ月
http://mainichi.jp/select/today/news/20110410k0000e010016000c.html

統合本部設置後、東電は官邸との意思疎通を欠かさず、情報の流れは良くなったと政府関係者は指摘する。しかし、官邸側の東電への不信感は根強い。震災後最大の余震が宮城県などを襲った7日深夜、官邸には首相や枝野氏、東電には細野氏が駆けつけた。だが、間もなく細野氏は官邸に伝えた。「統合本部には東電の役員は誰もいません」

私は菅首相が東電本社に乗り込んで怒鳴った事や原発を視察したことに対して批判的だったのですが、こういった記事を読むと、怒鳴り込んで良かったのではないかと思ってしまいます。

一方で、こんな記事もあります。

WSJ:菅首相の官僚外しと原発危機対策
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_219448

菅首相が、おおかた反故(ほご)にしてしまった原発緊急時計画の策定にかつて一官僚としてかかわった与党民主党の福島伸享衆議院議員は、「マニュアルがあるにもかかわらず、マニュアル通りに動かず、アドホック的に自分たちで命令系統を作り時間を浪費している。実際にマニュアル通りに対応して事態がもっと軽症で終わっていたかどうかは分からないけれど、少なくとも対応が遅れた」と語る。

事故対応、あるいは危機管理について評価が定まるのは暫く先の事となるでしょう。

  *        *        *

ただ思った事は、東京電力の決断力の無さです。計画停電については良くやったと思っていますが、ここ一発というか原発について「損切り」の決断が遅かった(ように見える)のは、どうしたもんでしょうか。

巨大組織を可もなく不可もなく上がってきた東京電力社長を始めとする経営陣よりも、選挙という修羅場を経験してきた政治家の方が、まだ決断力があったと言うことなのでしょう。

原発を今後も使うかどうかは判りませんが(当面は残るでしょう)、原発事故の巨大さと(大丈夫なのに)誤った決断をして廃炉にした場合の損失金額、そして、時間的に制約され情報不足の中で決断するという事を考えたら、原発の指揮官は「修羅場をくぐった人間」である必要があります。

原子力発電所の所長は非常時用に首相と直結したホットラインを持ち、電力会社の社長の指示ではなく首相の決断で動く事が出来る必要があるのではないでしょうか。

アメリカ大統領が持っている「核のボタン」のようもの、原発の緊急停止措置をとる権限と仕組みを用意しておく必要があります。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

有能な冷たい指導者の方が好みです

有能な冷たい指導者の方が好みです

時事通信:現場の使命感よくわかった=福島原発視察、目に涙−海江田経産相
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011040900372

経産相は帰京後、同省内で記者団に「現場の皆さんが『原発の問題を解決しないと』と、使命感に燃えて作業に当たっていることがよくわかった」と語った。その上で、多くの作業員が危険な現場に出入りしているため、「線量計、防護服を切らさないようにしっかり対応する」とした。また、破損した原子炉建屋について、「津波の被害、水素爆発のすさまじさを目の当たりにした」と涙を浮かべて語り、事故の深刻さと収束の困難さを改めて認識した様子だった。

「泣きの温家宝」という言葉を思い出したのは私だけでしょうか。

  *        *        *

事故や災害の現場の人々に共感するのは必要な事ではあるけれども、地位の高い方は「結果」で評価されます。泣いても泣かなくても良いですから、現場に必要な物資の供給を十二分にお願いします。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 9日 (土)

原発と我欲

原発と我欲

日テレ:統一地方選、候補者が最後の訴え
http://news24.jp/articles/2011/04/09/04180505.html

外食大手「ワタミ」前会長・渡辺美樹氏(51)「震災後、この東京が経済的に本当に痛んでしまった。最初に経済対策を打って、安心して生活できる東京に戻さなければならない」

現職・石原慎太郎氏(78)「もう一回、同じ日本人同士、肩を組もうじゃないですか。我欲を張らない、自分を抑える、そういう社会を作っていきましょう」

前宮崎県知事・東国原英夫氏(53)「(原発は)縮小、見直しでしょう。今こそ、一家に一台、ソーラーパネルを置きましょうよ。足りない部分は都が、市区町村が援助しますよ。助成しますよ」

共産党推薦の小池晃氏(50)「安全神話と決別して、安全最優先で(原発も含めて)全て見直していこう」

原発については、石原氏が容認する立場をとっているのに対し、渡辺氏、東国原氏、小池氏は見直しを主張している。

最近の石原さんは言葉遣いがちょっと荒くなっているように感じて、ちょっと何だかなぁ~と思っている。記憶に新しい所では「天罰」発言だろうか。

でも、この4人の候補者のうち、きちんと原発問題を語っているのは石原さんだけではないだろうか。

「我欲を張らない、自分を抑える、そういう社会」

これから、特にこの夏は、節電が要求される。そういう状況で求められるのは「我慢」だ。

原発廃止を言うことは「私は安心を与える」と言うこと。有権者が欲しいものを訴える事は、選挙戦術として間違いじゃないが、何にせよ、コストについて語らずに「私は与える」と言うことはバラ撒きに他ならない。早晩破綻する。

  *        *        *

原発廃止には我慢が必要だ。有力候補者4人の中で、原発容認派の石原さんだけが「我慢」について語っている(と言うか、ニュースになっている)のは皮肉な事だ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

原発事故の特性のひとつは「間隔があくこと」

原発事故の特性のひとつは「間隔があくこと」

産経新聞:(1)電源喪失 安全とコストを天秤
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110409/dst11040908290008-n2.htm

だが、東電は「学術的な見解がまとまっていない」と応じなかった。岡村氏は「精度の高い推定が無理でも備えるべきだ」と食い下がったが、審議会も東電を支持した。

「過剰な安全性基準はコスト高につながり、結局、利用者の電気料金に跳ね返ってくる」

震災前に東電幹部がよく口にした言葉だ。

国の原子力安全委員会の設計指針も、「電源を喪失した場合、復旧を急げばいいという思想に基づいており、過大な防護への投資を求めてこなかった」(関係者)。

安全とコストを天秤(てんびん)にかけた結果、危機の連鎖が幕を開けた。

原発にかぎらないけれど、人間は安全な状態・トラブルがない常態が続くと「もうちょっと、コスト削れないか」と思ってしまう。非常常用の機器に対して「ここ何十年事故ってないし、これ使った事ないしムダじゃなか。無駄全廃!! 電気代を下げて庶民に還元しよう」と言い出す人間が出てくる。

そして何十年かに一度の災害に対応出来ない原発になる。結果、大事故。

そして、事故の後、安全基準が厳しくなり安全な何十年かが続く。

  *        *        *

科学は発展し、技術は進歩する。しかし、人間の欲望や賢さ愚かしさは数千年前から変わらない。私達は原発を使いつづけるだえろうし、何十年かおきに事故を起こすのだろう。

武器の無い世界や恒久平和が絵空事であるように、原発全廃も絶対安全な原発も絵空事であるだろうと思う。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

自粛

自粛

東京ウォーカー:自粛ムードの中、今年は“控えめ”なお花見が主流に
http://news.walkerplus.com/2011/0408/5/

一方で、会社の同僚と花見に来た50代の男性は、「被災者の方の思うと心から楽しめない面もありますが、花見を楽しみながら被災地のためにできることを考えました」と言い、秋田や岩手の地酒を持参。「東北地方の食品を食べて、被災地の復興に貢献できれば」と真剣な表情で話していた。

そのほか、「みんながお花見を楽しめる気分ではないと思い、今年は本当に親しい人だけを誘って、小規模の宴会で済ませます」(20歳代・男性)といった声や、「今年は夜桜が楽しめないので、早く始めて早く帰ります」(30歳代女性)といった声もあり、例年より“控えめに楽しむ”、今年の花見の傾向が伺えた。

下手な自粛は経済を萎縮させて被災した人々をさらに苦しめてしまう。

  *       *      *

人間社会には「喪に服する」という習慣がある。やり方や期間はそれぞれだけど「喪」と言うものがある。事態は進行中だし(福島原発は小康状態ではあるけれど「落ち着いた」とは言えない)、喪に服するなんていうと縁起でもないと怒られてしまいそうだ。

それでも自粛するべきという気分は「喪に服する」と言うべきものだ。

  *       *      *

自粛を止めようと言われても、そういう気分になれない人もいるだろう。そんな人に花見をしろとは言えない。そんな人は、花見をしたらなら払っただろう金額を義援金として出せば良い。

  *       *      *

自粛を強制する空気にも、自粛するなと強制する空気にも、反発をしてしまう。これは心の問題なのだから。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年4月 8日 (金)

十分に腹黒いか

十分に腹黒いか

読売新聞:中国海軍の活動拡大、不測の事態を懸念…防衛研
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110407-OYT1T00149.htm

レポートは、最近の中国軍の動向について「領有権問題への軍事的威嚇の意図があるという懸念が周辺国に生じている」と指摘。中国海軍の活動範囲の拡大、空軍戦闘機の性能向上で、「海・空域で自衛隊と中国軍の間で『不測の事態』が発生する可能性は否定できない」と偶発的衝突の危険性に言及した。

冷戦時代、アメリカとソ連の間でも「不測の事態」が心配された。でも、結局、それは無かった。現場レベルではあったかもしれないが、大きな事態に発展しないようにコントロールが出来てきたのだろう。

  *        *        *

腹黒い人間は腹黒い人間同士でバランスを取ることが出来る。アメリカの支配層もソ連の支配層も、自分が酷い目にあうのはイヤだから、軍事バランスを崩さず、偶発的衝突が戦争になることの無いように、腹黒い人間同士でバランスをとったのだろう。

それこそ、腹黒同士の阿吽の呼吸。

  *        *        *

統治するということはキレイ事だけでは済まない。権力闘争に勝つ為には腹黒さも必要。政治指導者・権力者が腹黒いのは、どこの国でも当然の事なのだ。

中国の指導者は十分に腹黒いと思うが、日本の指導者の腹黒さが、中途半端であるように思えて心配でならない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年4月 7日 (木)

気持ちは判るけど

気持ちは判るけど

しんぶん赤旗:全漁連が東電に抗議 原発には一切協力しない
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-07/2011040701_02_1.html

全漁連の服部会長は、「福島だけでなく、全国の水産物が売れない。海外では日本のものが輸入停止になっている」と強調。「われわれは原発にある程度協力してきたが、それは放射能を出さないという約束があったから。今後は原発には一切協力しない。新規増設は認めないし、今あるものもすべて即時停止してもらいたい」とのべ、今後電力業界にも申し入れる考えを示しました。

気持ちは判るけど、その願いがかなったらどうなる?

「今あるものもすべて即時停止してもらいたい」

新設分は火力で補なって温暖化上等でやれるとしても、いまあるのを「即時停止」したら、どうなるんだろうかね。

首都圏で大停電なんかが起きたら、あんたら自身が生活できなくなる。普段から使っている電気製品やネットワーク(テレビやラジオ・新聞・インターネット)も止まるし、だいたい漁師さんたちが獲った魚も売れない。売れる前に腐る。生魚鮮魚は無理。昔みたいに干物にしてから出荷するかね。

怒っているのは判るし、怒って良いし、でも要求してることが、トンデモなさすぎ。実現したら自分達自身も含めて大損害なんだよ。

これじゃ子供が癇癪起こしているのと変わらない。

  *       *      *

現実を見ない、他人の損害や無関係な人の迷惑を考えない無茶な要求が、反原発の方々の主張を「まともに相手にする必要のないもの」と思わせてきたのではないか。自分の願いは絶対に実現しないと判っているから主張してるんだと思わせてしまっていたのではないか。

感情的には正しくても、非現実的な主張をしては相手にされなくなる。

  *       *      *

政治的立場や漁協内のメンバーの暴発を押さえる為だったりと、色々あるだろうから、服部会長自身を現実を見えない人間だとは思っていないことを付け加えておきたい。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (5) | トラックバック (0)

平和ボケ vs パニック

平和ボケ vs パニック

中日新聞:被災地の水産 再起の足を引っ張るな
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011040702000017.html

心配なのは、北茨城でコウナゴから暫定規制値を超える放射性物質が出たことだ。風評被害は漁業再興の足かせになる。東電と官邸は農林水産省にさえ知らせずに、汚染水の放出に踏み切った。漁業と消費者への配慮が足りなすぎる。漁民の怒りは当然だ。

産経新聞:汚染水放出 「非常手段」の説明尽くせ
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110406/dst11040603450008-n1.htm

何しろ捨てられる汚染水の量が膨大だ。1万1500トンにも上る。東京電力や原子力安全・保安院などは、放出の可能性を事前に告知できなかったのか。海の生態系への影響がない放射能量であっても、説明が省略された印象を与えると不安や不信感が深まりかねない。

福島原発の状況を見ていると、関係者に事前連絡することよりも作業をタイミング良く行うことのを優先して欲しいと思ってしまう。

今回の低レベル汚染水の放出が、待てるものだったのか、それともそうではないのか、判らないけれども、どのみち放出しなければならないのなら、そして、退避などの必要もない(少なくとも近傍に漁船も一般人もいない)のなら、事後の連絡であったとしても仕方の無いことだと思う。

それが結果として、少しでも原子炉の状況悪化の可能性を回避し、少しでも早い事態の終息をもたらすのなら、私は歓迎する。

  *        *        *

事前の説明を求めることは気持ちとしては判る、しかし、この事態の中で事前の説明を求めるのは、一種の平和ボケだと思う。そして、一方で出来る説明を行わないことは、一種のパニックだと思う。

平和ボケのマスコミや一般の国民 vs パニックしている東京電力と政府、なのだろうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (2) | トラックバック (1)

交通事故と原発事故

交通事故と原発事故

今回の福島原発の事故ではいったい何兆円の損害が出るのだろうか。死者は何人でるのだろうか。

  *        *        *

私は、事故や事件や、あるいは戦争などによって死傷者や損害が出るとき、考える基準として、交通事故による損害を一つの尺度に使っている。

例えば、日本に北朝鮮からミサイルが飛んできたとき、何人ぐらいに死傷者が出たら、日本社会は崩壊するだろうか。交通事故による死傷者の程度の死者が出ても崩壊はしないだろう。実際に、それだけの死者を出しながら、日本社会は崩壊しないのだから。

  *        *        *

自動車保険データにみる交通事故の実態—提言と主な対策—(PDFファイル 2.73MB)
http://www.sonpo.or.jp/archive/report/traffic/pdf/0032/book_jikojittai2010.pdf

上記の社団法人日本損害保険協会のサイトにあるPDFfファイルによると、2008年度で、交通事故による損失は3~6兆円を超えているそうだ。死者は5千人弱。

  *        *        *

福島原発が出来てから約40年、2008年度の交通事故による損害を40倍すると、120兆円~240兆円の損害を受け、さらには20万人の命を失っていることになる。

損失は損失だし、原発事故で死んではならないけど交通事故でなら死んでも悲しくないなんて言える訳がない。どちらも大切な命だ。

  *        *        *

車と言う危険で便利な道具を捨てられない私達は、原発を捨てられるのだろうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 6日 (水)

詳細な調査をしないのは何故だろう

詳細な調査をしないのは何故だろう

毎日新聞:放射性物質:福島の野菜26検体 規制値超える
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110407k0000m040125000c.html

今回初めて、西郷村のビタミンナから暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)の19.2倍に相当する9600ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、いずれも政府が出荷・摂取制限を指示している葉物野菜などで、市場には流通しない。

放射性セシウムって半減期が長いから困った。放射性物質は煙のように広がるので濃い薄いがある。濃い部分が上空を通っているタイミングで雨が降ったら、その場所は酷い目にあう。この野菜は、たまたま、そういった場所にあったか雨にあたったのだろう。

福島原発の周辺には全然平気な場所と酷い場所が斑にあるハズで、半径を決めてザクッと立ち入り禁止にするのは調査する時間が無いから、とにかく逃げろということ。本来なら調査を行い、原子炉からの距離によらず危険な場所と安全に立ち入れる場所を明確にするべきだ。

事故発生やベントから3週間以上の時間が経ったのだから、通常なら調査を開始してもタイミングだ。それが開始されないというのは、まだまだ原子炉の状況が落ち着かないと言う事なのだろう(次の放出があったら、それまでの調査が無意味になるので、もう放出が無いだろうと言うタイミングまで調査をしない事に意味がある)。

一日も早い調査の開始(とそれが意味するもの)を望む。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

2011/04/07 06:46:  追記:以下を追記する。

時事通信:農作業延期要請を一部解除=7市町村では土壌再分析へ−福島県
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011040600947

福島第1原発事故で、規制値を超える放射性物質が農作物から検出されたのを受け、稲作など農作業を当面延期するよう生産者に要請していた福島県は6日、飯 舘村など7市町村を除いて延期要請を解除する考えを示した。県内70地点で土壌の放射性物質の分析を行い、7市町村以外では再分析の必要がないと判断し た。

詳細な調査がすぐに出来るわけも結果がすぐにでるわけもないよね。昨日、書いたこの記事は私の現状認識が不足している事を示しています。

一日も早く調査結果が出た方が良いけど、機材も人間も限られているし、調査には時間がかかる。調査していないように思ったのは私の誤解です。すみませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

非常時の備えが出来ていない日本

非常時の備えが出来ていない日本

西日本新聞:茨城知事が首相と東電に抗議文 汚染水放出で
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/235549

茨城県の橋本昌知事と、日立や鹿嶋など同県太平洋沿岸の9市町村長は5日、福島第1原発からの低濃度放射性物質を含む汚染水の海への放出で、事前に情報提供がなかったとして、菅直人首相と東京電力の勝俣恒久会長に抗議文を送った。

抗議文は、規制値の最大数百倍という高濃度の汚染水放出は「通常では考えられない行為」で、住民の健康や環境に大きな影響を及ぼすと指摘。

やむを得ない緊急処置としても、申請の20分後に国が容認したのは極めて疑問で、今後は情報開示や地元自治体との連携を十分行うよう求めた。

十分話し合う事は必要だけど、十分話し合っていたら事態はもっと悪くなるって時にどうする?

日本社会は話し合うことを重視し、それは日本社会の良さであり治安が良く暮らしやすい社会は、話し合い重視の風土から生まれた。しかし、それは「決断出来ない・決断が遅い指揮官」を生み出したのではないか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 5日 (火)

基準値越えたと言っても

基準値越えたと言っても

日本経済新聞:北茨城市沖のコウナゴ、セシウム暫定規制値超え
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819695E2E7E2E0848DE2E7E2E6E0E2E3E39180EAE2E2E2;bm=96958A9C93819595E2E7E2E3938DE2E7E2E6E0E2E3E39F9FEAE2E2E2

茨城県の漁協などは5日、同県北茨城市沖で4日に採取したコウナゴ(イカナゴの稚魚)から暫定規制値(1キログラムあたり500ベクレル)を超える526 ベクレルの放射性セシウムを検出したことを明らかにした。県内の全漁協は県からの要請を受けて、当面、コウナゴ漁を自粛する。

500 に対して 526でしょ。たかだか5%オーバーじゃん。

ここ連日、基準値の何百万倍って聞かされているから、5%オーバーなんて「へ」とも思わない。それに流出が止まらないことにはね。この程度の数字で、いちいち驚いていたらまいってしまう。

原子炉からの漏出を止めないとどうにもならない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東電社長の能力不足

東電社長の能力不足

北國新聞:福島原発の汚染水、海に放出−東電謝罪、保安院も容認
http://www.hokkoku.co.jp/newspack/09shuyo2011040401000587.html

東京電力は4日午後、福島第1原発から放射性物質を含む水約1万1500トンを海に放出すると発表、午後7時すぎに放水口付近で排出を始めた。数日間続く見込み。水に含まれる放射性物質の濃度は最大で、法律で環境中への放出が認められている濃度基準の500倍。

2号機のタービン建屋の地下などには、さらに高濃度の汚染水が大量にあり、この水を移送、保管する場所を確保するための異例の措置。

経済産業省原子力安全・保安院は「大きな危険を避けるためやむを得ないと判断した」としている。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で「地域の皆様、関係者に誠に申し訳ない」と謝罪した。

約1万トンは、2号機の高濃度汚染水の移送先に予定している集中環境施設という廃棄物処理建屋にたまっている水。約1500トンは、原子炉が冷温停止している5、6号機の建屋付近にたまった汚染された地下水。安全確保に必要な施設が水没する恐れがあるとして海に放出することにした。

テレビで記者会見の様子が流れていたが、説明している人は半泣きだった。自分達が行う事の意味を、自分達のプライドを傷つけることを、そして何より周囲の迷惑を理解しているのだろう。東電には同情しないが、個々の現場の人間には同情する。

それにしても、東電にとって「本部長代理」ってどれくらいの地位なのか知らないけれども、意図して放射性物質を放出するわけだから、社長が出てきて説明すべきなんじゃないか。

東電の社長は入院しているそうだけれども、そんなにひ弱では原発なんてものは管理出来ない。

トップの待遇は、給与や周囲の人間から受ける尊敬は、こういったトラブルの時に命に代えても適切な判断を下し、現場を鼓舞したり、あるいは謝罪する為にあるのだから。

  *        *        *

旧日本軍について、兵は優秀だが指揮官は無能、上に行くほど無能だと評価されていたのをどこかで読んだことがある。

私達に必要なのは「修羅場に強い指導者を、育成(あるいは選抜)する方法」なのではないだろうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 4日 (月)

暴れないお花見を

暴れないお花見を

ロケットニュース:被災地岩手から「お花見」のお願い / 被災地の経済を苦しめる「自粛」という二次災害
http://rocketnews24.com/?p=85398

自身の蔵も直接被害を受けたという「南部美人」の五代目蔵元・久慈氏は、「義援金や物資は本当にありがたい」、「酒を飲んでいる場合ではないというのが東北の現状」としながらも、経済的には「自粛をしてもらうよりも、お花見をしてお酒を消費してもらうほうが、ありがたい」と語っている。

下手な自粛は経済を殺す。コストをかけて復旧したのに、自粛されちゃったお蔭で商品が売れず倒産したら、まさに人災、二次被害だ。

でも、こういった話もある。

47NEWS:警察庁長官が被災地視察 「全国部隊を長期間投入」
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040401000713.html

警察庁の安藤隆春(あんどう・たかはる)長官は4日、岩手、宮城両県の東日本大震災の被災地を視察した。その後、宮城県警石巻署で報道陣の質問に答え「長期にわたって全国から大規模な警察部隊の投入を考えている」と明らかにした。

つまり、お巡りさんは仕事が増えて大変だってこと。イベントをやれば警備が必要になる。普通の年なら警備してくれているお巡りさんが(東北に行っていて)いないかも知れない。

  *       *        *

というわけで、お花見を自粛することはありません。でも、各自が防犯意識を持って、お財布落すとかケンカしたりして、お巡りさんの仕事を増やしちゃダメだよ(こういった事に気を使うのも、ひとつの貢献だと思う)。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

国債の日銀引き受けに「賛成」

国債の日銀引き受けに「賛成」

産経新聞:民主・岡田氏、国債の日銀引き受けは「反対」と明言
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110402/stt11040220570006-n1.htm

民主党の岡田克也幹事長は2日、東日本大震災の復旧・復興対策事業費の財源として、党内で「震災国債」を日銀に直接引き受けさせる案が浮上していることについて「国債の増発は免れないが、反対だ」と述べ、否定的な見解を示した。視察先の茨城県鉾田市内で記者団に語った。

岡田氏は「日銀に引き受けさせることは、財政規律を失わせることになる。そういう議論をすること自体が、日本の国債に対する不信感を高めることになりかねない」と強調。「党として正式に議論したことはない」と述べた。

財政規律という面では危ういものはあるけど、半年などと期限を切って、つまり回数制限付きで、ドカンと借金してしまうのはアリなんじゃないだろうか。

借金だろうが税金だろうがなんだろうが、財源が出来ると金と利権を求めて業者や政治家が群がるだろう。でも、そういった害と、とりあえずカネは用意したという安心感を比べたら、今は、借金しても良いんじゃないか。

  *        *        *

日本国民はバカではない。自分の利益を追求しもするだろうが国家の利益を無視することはないと私は信じる。今は非常時だから借金をすると宣言して借金しても、それが常態になってズルズル借金を重ねることはないと信じる。日銀が国債を直接引受けすることが常態だとするような政党や政治家は支持を失うと信じる。

だから、いまはドカンと借金して、そのお金を回すことに賛成する。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年4月 3日 (日)

確実に民主党以外に投票する為に

確実に民主党以外に投票する為に

フジテレビ:新報道2001:今週の調査より(3月31日調査)
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/2008/110403.html

【問4】あなたは次の衆院選でどの党の候補に投票したいですか。
民主党     13.6%(↑)
自民党     24.8%(↑)

衆院選がいつになるかは不透明な状況ですが、統一地方選挙は始まっています。来週の日曜日が前半の投票日です。

私は自民党支持者ではありませんが、自民党の候補者に投票するつもりです。何故なら、隠れ民主党の候補者に投票したくないから。

民主党も嫌いですが、隠れ民主党はもっと嫌いです。直前まで民主党から出るつもりだったのに、民主党の支持率が下がったら民主党の看板を隠しちゃった候補者はもっと嫌いです。だって、自分の関係する人々を隠す人間なんて信用できないもの。

正々堂々と民主党の看板を出して玉砕するほうが人間としてはマシだよ。隠れ民主党候補者は人間として不誠実。

そんなヤツには絶対投票したくない。

  *        *        *

街で配られるチラシやポスターを見て、これはと思う候補がいたらネットで履歴を調べて(隠れ民主党じゃないかと調べて)、安心できればその候補に投票する。そんな候補がいなければ自民党の候補に投票するだろう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

政治家は慎重にしゃべれよ

政治家は慎重にしゃべれよ

読売新聞:時限的な大連立も検討課題…岡田幹事長
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110402-OYT1T00801.htm?from=navr

また、東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえた農業対策に関し、「全国で減反をしているが、放射能の影響が将来的にある地域のコメの生産は制限し、その分を補償する仕組みも検討課題だ」と語った。

言葉の端っこを捕まえて責めるのはどうかと思うけど、「放射能の影響が将来的にある地域」と言う表現は良くない。この発言じゃ、福島じゃコメは作れないと言っていることになってしまいかねない。

20㎞以内であっても風向きによっては、影響の全く無い場所もあるだろうし、もしかしたら、放射能の影響が何年も残る田畑なんて無いかもしれないんだ。

現地調査もされていない段階で、こんな事を責任ある政治家が喋るものではない。農家を不安にする。風評被害を助長する。

  *        *        *

キャーキャー騒ぐのは、低俗なマスコミに任せて、調査をキチンとする。調査や判定の仕組みを作るのが政治家の責任だ。まず、調査する、いまはムリなら調査できる時期を言う。

  *        *        *

何故「今年の生産は諦めていただき、その分を補償する」と言えないのか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年4月 2日 (土)

高濃度汚染水が海への流出確認されたのは、1歩(いや0.1歩か)前進

高濃度汚染水が海への流出確認されたのは、1前進歩(いや0.1歩か)

東京新聞:高濃度汚染水、海への流出確認 ピットのコンクリに亀裂
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011040201000452.html?ref=rank

汚染水が海に流出しているのを直接確認したのは初。東電は、コンクリートをピットに注入して流出を止める準備を進めている。

政治的には、あるいは、イメージ上では、放射能の汚染された水が処理されること無く流出している事が確認されたのは、マイナスでしょう。

しかし、高濃度の汚染水が排出されていることは既に分かっていました。今回、その経路が(経路の一つが)確認されたのです。

システムがトラブルを起こしたとき、原因を調べなければなりません。とにかく再起動って場合もあるけど、動かしながらなんとかしようとするなら、なおさら、何処で何が起きているのか知らねばなりません。

汚染水が漏れていることは、海水の検査で既に判っていました。今回のピットの亀裂は、本当の漏洩場所へ少しばかりかもしれませんが、近づいたことになりますし、亀裂を塞ぐことで、僅かばかりかも知れませんが、漏洩を防ぐことが出来ます。

漏れてるのが確認されたじゃないかと騒ぐ人達が出てくるでしょうが、これは「ほんの少しではあるけれども前進」です。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「今、わたしに できること。」

「今、わたしに できること。」

YouTube:ACジャパン CM 今、わたしにできること
http://www.youtube.com/watch?v=l_c9YRzXgAQ

このCMを初めて見たとき「無駄な 通話やメールはひかえよう。」というセリフに思わず、テレビを消して節電しようと言え、って突っ込んじゃいました。

ケイタイなどに若者の関心を取られて衰退傾向の見えるテレビというメディアの思惑を感じてしまったのは、私がヒネクレ者だからでしょう。

  *        *        *

でも、テレビを消せと言うのは極端ですが最近のテレビには「省エネモード」があります。東京電力のWebサイトによると3%~57%の節電になります(サイトでは電気料金で計算していますが、電気料金は電気の使用料に比例します)。

東京電力:Q3 『省エネモード』に設定すると、どれくらい電気代がおトクにるの?
http://www.tepco-switch.com/life/labo/research/tv/index-j.html

いま東京電力は叩かれまくっていますが(叩かれるだけの理由はありますが)、この資料が古いことはあっても嘘はないでしょう。

テレビは省エネモードで。

冬の計画停電は、終わりつつあるようですが、夏に復活してしまうかも知れません。テレビを省エネモードにしておくことは無意味でないと思います。

  *        *        *

ところで、テレビは省エネモードでって、テレビ局が広報しないのはなんで?

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

原発の今後を決めるのは秋以降の話

原発の今後を決めるのは秋以降の話

産経新聞:「順序違う。まずは事故の収束」原発計画白紙方針に不快感 全原協会
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110401/dst11040119340059-n1.htm
「順序違う。まずは事故の収束」原発計画白紙方針に不快感 全原協会

全原協は4日、安全対策や情報公開の徹底を政府に要望する予定。河瀬会長は「冷静になり、エネルギー保障や環境問題など全体を考え直してから、政策を議論すべきだ」と述べた。

原発の今後を決めるのは半年以上先の話です。ふたつの理由があります。

まず、第一に被害の程度が判っていません。現在は半径20[km]以内が立入禁止、30[㎞]以内が屋内退避となっていますが、これで十分なのかそれとも過剰なのか判りません。いつまで続くのかも分からないし、現在も漏れ続けているであろう放射性物質の量と健康被害と経済に対する影響もまだ判っていません。感情的に過大に評価しているのか、未知の被害がまだまだあるのか。

原発も人間の作ったものである以上、事故は起こります。その時の被害額が判らないと判断は出来ません。それが判るのには何年もかかるでしょう。少なくとも現在は判っていません。

二つ目は、計画停電と節電の行方が判っていません。今年の夏に計画停電はあるでしょうか。需要と供給の数字を見ると計画停電は確実なようでもありますが、一方で、節電の努力は行われています。もっともっと節電できたら計画停電は避けられるかも知れないし、計画停電は行われ、その不便さに人々は耐えられないかも知れない。クーラが止まって熱中症で死者が出たら、それも原発事故の犠牲者であろうし、同時に、(人為的ではないが)原発を止めたから出てしまった犠牲者でもある。

私達が電力不足に耐えられるのか、それとも耐えられず危険でも原発を動かしたくなるのか。それは不便さを味わった後でなければ、判らない。

この2つの理由で原発の今後を決めるのは今年の夏を経験した秋以降の話であると思っています。

 *        *        *

あと、所謂クリーンエネルギー(太陽光や風力など)は、ここ3~5年ぐらいが勝負所です。原発事故の影響で、クリーンエネルギーへの投資が、研究開発にも既存の技術による建設にも、行われるでしょう。世間は、特にお金がかかった場合は、結構シビアです。投資されても目処が立たなければ「結局、ホラ話だったのね」となってしまいます。細々とは続けられるでしょうが、物好きやお金持ちの趣味となってしまいます。世間はいつまでも待ってくれる訳ではありません。3年、長くて5年で際立った成果を出さねば、期待の星から「出来るといいね」に逆戻りです。

 *        *        *

クリーンエネルギーを進めている事業者、研究や開発にたずさわっている研究者や技術者は「チャンスだけとピンチでもある」と頑張って下さい。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 1日 (金)

民主党の本気はどちら

民主党の本気はどちら

読売新聞:年収800万世帯、減収に…3歳未満の増額なし
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110331-OYT1T00892.htm?from=main6

厚生労働省の試算では、4〜9月は旧児童手当と比べ、3歳児未満が1人いる年収800万円の世帯で月3000円の減収になる。年収500万円の世帯はほぼ変わらず、年収300万円の世帯は月1000円の増収になる。

民主党政権になって始めた子供手当てですが、財源となる扶養控除の削減は、つまり増税は、恒久的なものとして行った。対する子供手当ては期限付きのものとして作った。

家族を養っている人から奪うのは恒久的にして、家族を養っている人への支援は一時的なものにする。

恒久的なものと一時的なもの、本気で大切にしたのはどちらでしょうか。

  *        *        *

民主党は、目先の事しかか考えていないから(無能だから)こんなことになるのか。それとも、意識的に毎年大騒ぎして不安定なイメージを子育て支援に与えようとしているのか。子供手当てを出すことより、扶養控除を無くすことを重視したのか。

どうなのでしょうか。

民主党の意図がどこにあるにせよ、子育ては20年ががりで行うものです。毎年、存続が議論されるような制度をあてにすることは出来ません。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »