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2011年4月18日 (月)

反EU、反移民は「大衆迎合」

反EU、反移民は「大衆迎合」

毎日新聞:フィンランド総選挙:民族主義右派が第3党、連立協議参加か 第1党は中道右派
http://mainichi.jp/select/world/news/20110418dde002030038000c.html

フィンランド総選挙は18日未明に開票が終了し、連立与党第2党の中道右派・国民連合が第1党となり、同党を率いるカタイネン財務相が連立工作の主導権を握った。また、反ユーロ・移民を掲げる民族主義的な右派「真正フィン人党」が得票率を前回総選挙(07年)からほぼ5倍に伸ばして第3党へと大躍進を果たし、連立協議に絡む見通しになった。



欧州では昨年のオランダ、スウェーデンなどの総選挙を含め、反EU・移民を掲げる極右・大衆迎合的政党の躍進傾向が顕著になっている。

極右とか民族主義とか反EU・移民は政治的立場を示す言葉だ。もちろんレッテル張りに使われる事も多いけれど、その言葉自身には侮蔑的な要素は無い。それに対して「大衆迎合的」という言葉には、侮蔑的な意味合いがある。

「大衆迎合的政党の躍進傾向が顕著」と言う表現はその国の国民を侮辱したと解釈する事も出来る。品の無い表現をすれば「バカな大衆とバカに合わせた政党」だと言っているようなものなのだから。

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政治的に敗北した側が「○○党は大衆迎合的政党だ」と言ったとしたら、それは自分達の説得力不足を負け惜しみの言葉で誤魔化しているに過ぎない。

身近な所では、2009年の衆議院総選挙の時、自民党は民主党の政策をバラ撒きと散々批判し、また、それは真実だったと思うけれども、結局負けた。

選挙は有権者を説得した方が勝ち。EUや移民がヨーロッパの人々の幸せになるのだと説得できれば「反EU・移民を掲げる極右・大衆迎合的政党の躍進」なんて事は起きない。

まず、その事を直視するべきだ。

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移民受け入れに反対するのは高所得者やインテリではなく庶民から始まるだろう。何故なら、人間は自分と同じような風俗習慣・宗教価値観の人間と一緒に住んだ方がストレスが少ないのだから。自分と他人の間に距離を置くことが出来ない庶民が最初にマイナスの影響を受けるのだから。

庶民は皮膚感覚で移民に対応する。その皮膚感覚に対抗できる言葉がなければ「反EU・移民を掲げる極右・大衆迎合的政党の躍進」は終わらないだろう。

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古来、移民を同化せずに受け入れ続けた民主国家はない。

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