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2011年4月24日 (日)

政治と政治家の貧困

政治と政治家の貧困

毎日新聞:ばってん日記:政治家の人材求む /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110404ddlk43070343000c.html

「選挙に行こう勢!」発起人の石川好氏の以下の主張に賛同する。「参政権」と言えば、投票する権利が強調されるが、「被選挙権」つまり政治家に選ばれる権利も、私たち全員が持つ。投票権と被選挙権の二つ一組で国民主権だ。問題は「有能な人材が政治家になるシステム」が機能していないことである。

「社会を良くしたい」という意欲がある人にとって選挙のハードルが高すぎるのだ。公務員や会社員なら立候補前に退職しなければならない。落選なら失業だ。苦労して当選しても政治家は敬意を受けない職業になりつつある。これでは政治家を目指す人材は先細る。

それに加えて、最近は議員歳費(給料)も減らされる傾向が出てきている。ますます政治家のレベルが下がりそうだ。

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政治家という職業は「心意気」でなるものだ。経済的報酬や待遇(偉そうにできる)が志望動機では困る。しかし、給与や待遇を悪くしておいて、良い人材が志望しないと嘆いたところでどうしようもない。

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せめて選挙準備中の休職制度や、落選者を元の職場に戻す仕組みを作れないか--。もちろん政治家と出身企業・団体との癒着の危うさは増す。要は政治家の人材難と比べ、どちらがより深刻な問題かということだ。

こういう制度があれば、安定志向の人間も立候補しやすいと言える。私達が「プロの活動家」ではない人間の、より安定志向の人間の政治家を増やしたいなら考慮に値する。

私達は「どんな経歴を持った人間」「どんな志向を持った人間」「どんな社会組織と関係のある人間」に政治家になってもらいたいかを考えるべきだ。

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政治家を擁護するつもりはないが、私達は政治家に「ないものねだり」をしているのではないだろうか。

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コメント

管理人さま、こんばんは
仰る通りだと思います。
収入が多ければ、全ての政治家がまともになるわけではないでしょうが、収入が政治家の威信の一端を担っているのは間違いありません。
薄給なら、必ず国民に侮られ尊敬もされず苦労ばかりが多くなり、やりがいも失せて、ますます政治家の質は下がるのではないでしょうか。

投稿: 石原昌光 | 2011年4月24日 (日) 17時06分

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