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2011年4月19日 (火)

原発は止まらない

原発は止まらない

選択:原発は今後も伸び続ける
http://www.sentaku.co.jp/interview/post-1598.php

---原発を放棄することは現実的ではないと。

柏木 仮に日本がどうあれ、新興国は猛烈な経済成長を目指す。経済が伸びればエネルギー消費が伸びるのは不可避だ。その場合、苛烈な資源争奪戦も抑え、持続可能な成長を助けるエネルギー源を考えれば、自ずと選択肢は限られる。エネルギー量の比較では、ウラン一グラムに対して石炭は三トン。つまり三百万倍の高発熱量を誇るわけで、世界が原子力を手放すとは考えにくい。特に産業セクターにはどうしてもメガインフラが必要となり、現状、化石燃料か原子力に頼る以外にない。割安だと判断されるうちは、世界では今後も原子力は伸び続ける。世界が原子力を捨てない以上、彼らには最先端の技術で運用してもらわなければならない。その時、日本の技術・経験上の蓄積も大きな意味を持つのではないか。

原発は、長期的なコストはともかく、10年~20年で見ると低コストな電源だ。事故や廃棄物のコストは長期的な視点では無視できないが、短期的には無視できる。

故に、チェルノブイリの事故があっても、福島の事故があっても、世界は原子力を捨てないだろう。一部の国、たとえばドイツ、では原子力を捨てられるかもしれない、しかし、中国やインドのような新興国は捨てないだろう。

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「共有地の悲劇」という言葉を思い出す。もちろん正確には違うが、長期的なリスクを人類共有の共有地だと考えれば、原発を使うことは共有地を使っている、つまりリスクを判っていながら、原発を使うことは「共有地の悲劇」と言えなくもない。

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もし、日本が原発を止めたら、一般人がちょっと多めの電気代を払えばよいだけでは済まない。電気を多量に必要とする企業の国際的な競争力は低下する。その結果、企業の海外流出や倒産が起きるかも知れない。起きないかも知れないが、競争する上で不利であることは間違いない。

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長期的な安全と言う人類みんなの「共有地」を食い潰しながら原発は稼働しつづけるのだろう。他人より損をしたくないと人間が思い続ける限り。


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コメント

目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、それ以上の惨劇を繰返さなければならなくなる。
心は、人間の努力だけでは改善できない。
私たちが、今、しなければいけないことは、『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/tanuma-tu-koku.html
http://miracle1.iza.ne.jp/blog/entry/2237566/

投稿: hikaru | 2011年4月19日 (火) 18時03分

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