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2011年4月25日 (月)

わからないんだよね

わからないんだよね

琉球新報 社説:チェルノブイリ25年 脱原発は自明の教訓だ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-176442-storytopic-11.html

チェルノブイリでは事故後3週間での死者が28人だった点を取り上げ、「福島では皮膚障害が1人だけ」と違いを強調する専門家が日本にいるが、ためにする議論、と言わざるを得ない。

真に警戒すべきは長期的な被ばくであり、その点を勘案しない比較に何の意味があろう。しかも福島第1原発では今も放射性物質の放出が続いている。事故を矮小(わいしょう)化するかのごとき言説は不見識だ。

ロイター:チェルノブイリ原発事故当時の責任者、日本の危機対応を称賛
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-20718420110420

当局はチェルノブイリ原発事故による死者を31人としているが、がんなど放射線に関連した健康被害で死亡した人も多く、最終的な死者数や長期的な健康面への影響については、今も激しい議論の対象となっている。

福島原子力発電所の事故があったので、チェルノブイリ原発事故による死者や病気などについて調べた方は多いと思う。私も調べた。でも、けっきょく確定的な事は判らなかった。

子供の甲状腺ガンが増えた事は確かだけど、それ以上の事は判らないとしか言いようがない。まさに諸説プンプン。極端な例では子供の甲状腺ガンのみという意見から全世界で数十万人まで。

「真に警戒すべきは長期的な被ばくであり、その点を勘案しない比較に何の意味があろう」

はい、確かに長期的な影響の方が大事(逆に言えば短期的な死傷者は軽微)なんですが、現実問題として、長期的な被爆とその影響については「判らない」としか言いようがないがないんだよね。

だから、声高に危ない危ないと騒ぐ人達をみると、かえって醒めてしまう。

  *        *        *

でも、一つだけいえる事がある。それは、チェルノブイリの場合「原発事故の放射線よりも、様々な社会環境の変化の方が大勢の人間を殺した」と言うこと。何故なら、多数の死者が出たとする側も、確定的な数字を出せない理由として、社会変化による寿命の変化の影に隠れて判り辛くなっていることを挙げているから。

逆に言えば、下手な避難の仕方をすれば、あるいは差別的な言動が、その事によるストレスが、放射線よりも多くの不幸をもたらすだろうと言うことであり、これは私達に出来ることであり、責任でもあると言うことだ。

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