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2011年4月 9日 (土)

原発と我欲

原発と我欲

日テレ:統一地方選、候補者が最後の訴え
http://news24.jp/articles/2011/04/09/04180505.html

外食大手「ワタミ」前会長・渡辺美樹氏(51)「震災後、この東京が経済的に本当に痛んでしまった。最初に経済対策を打って、安心して生活できる東京に戻さなければならない」

現職・石原慎太郎氏(78)「もう一回、同じ日本人同士、肩を組もうじゃないですか。我欲を張らない、自分を抑える、そういう社会を作っていきましょう」

前宮崎県知事・東国原英夫氏(53)「(原発は)縮小、見直しでしょう。今こそ、一家に一台、ソーラーパネルを置きましょうよ。足りない部分は都が、市区町村が援助しますよ。助成しますよ」

共産党推薦の小池晃氏(50)「安全神話と決別して、安全最優先で(原発も含めて)全て見直していこう」

原発については、石原氏が容認する立場をとっているのに対し、渡辺氏、東国原氏、小池氏は見直しを主張している。

最近の石原さんは言葉遣いがちょっと荒くなっているように感じて、ちょっと何だかなぁ~と思っている。記憶に新しい所では「天罰」発言だろうか。

でも、この4人の候補者のうち、きちんと原発問題を語っているのは石原さんだけではないだろうか。

「我欲を張らない、自分を抑える、そういう社会」

これから、特にこの夏は、節電が要求される。そういう状況で求められるのは「我慢」だ。

原発廃止を言うことは「私は安心を与える」と言うこと。有権者が欲しいものを訴える事は、選挙戦術として間違いじゃないが、何にせよ、コストについて語らずに「私は与える」と言うことはバラ撒きに他ならない。早晩破綻する。

  *        *        *

原発廃止には我慢が必要だ。有力候補者4人の中で、原発容認派の石原さんだけが「我慢」について語っている(と言うか、ニュースになっている)のは皮肉な事だ。

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コメント

日本人に危機管理はできない。
自分に都合の良いことは思惑通り、悪いことは想定外とする。
縁起でもないことを口に出してはいけない。言霊の効果が恐ろしい。
あとは、他力本願・神頼み。
はらいたまい、清めたまえ。


我が国が核攻撃を受けたらどのような事態が発生するか。
我が国の原発が大事故を起こしたらどうなるか。
疾走する弾丸列車が貨物列車に激突したらどのようになるか。

悪夢は見たくない。いつまでも能天気でいたい。
天下泰平の気分を壊したくない。

自分に都合の良いことだけを考えていたい。
それ以外の内容は、想定外になる。

ただ「間違ってはいけない」とだけ注意を与える。
「人は、誤りを避けられない」とは教えない。
「お互いに注意を喚起し合って、正しい道を歩まなくてはならない」とは、考えていない。

もしも自分にとって都合の悪いことが起こったら、びっくりする以外にない。
そして、「私は、相手を信じていた」と言い訳するしかない。だから、罪がないことになる。

危機管理は大の苦手。
だが、ナウな感じのする犯人捜し・捕り物帳なら大好きである。毎日テレビで見ている。

日本語には時制がないので、未来時制もない。
未来の内容を鮮明に正確に脳裏に描きだすことは難しい。
一億一心のようではあるが、内容がないので建設的なことは起こらない。
お互いに、相手の手を抑えあった形である。すべては安全のためか。不信のためか。

問題を解決する能力はないが、事態を台無しにする力を持っている。
親分の腹芸か、政党の内紛のようなもの。
今回の事件はわが国の国民性を色濃くにじませている。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

投稿: noga | 2011年4月 9日 (土) 21時31分

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