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2011年4月 5日 (火)

東電社長の能力不足

東電社長の能力不足

北國新聞:福島原発の汚染水、海に放出−東電謝罪、保安院も容認
http://www.hokkoku.co.jp/newspack/09shuyo2011040401000587.html

東京電力は4日午後、福島第1原発から放射性物質を含む水約1万1500トンを海に放出すると発表、午後7時すぎに放水口付近で排出を始めた。数日間続く見込み。水に含まれる放射性物質の濃度は最大で、法律で環境中への放出が認められている濃度基準の500倍。

2号機のタービン建屋の地下などには、さらに高濃度の汚染水が大量にあり、この水を移送、保管する場所を確保するための異例の措置。

経済産業省原子力安全・保安院は「大きな危険を避けるためやむを得ないと判断した」としている。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で「地域の皆様、関係者に誠に申し訳ない」と謝罪した。

約1万トンは、2号機の高濃度汚染水の移送先に予定している集中環境施設という廃棄物処理建屋にたまっている水。約1500トンは、原子炉が冷温停止している5、6号機の建屋付近にたまった汚染された地下水。安全確保に必要な施設が水没する恐れがあるとして海に放出することにした。

テレビで記者会見の様子が流れていたが、説明している人は半泣きだった。自分達が行う事の意味を、自分達のプライドを傷つけることを、そして何より周囲の迷惑を理解しているのだろう。東電には同情しないが、個々の現場の人間には同情する。

それにしても、東電にとって「本部長代理」ってどれくらいの地位なのか知らないけれども、意図して放射性物質を放出するわけだから、社長が出てきて説明すべきなんじゃないか。

東電の社長は入院しているそうだけれども、そんなにひ弱では原発なんてものは管理出来ない。

トップの待遇は、給与や周囲の人間から受ける尊敬は、こういったトラブルの時に命に代えても適切な判断を下し、現場を鼓舞したり、あるいは謝罪する為にあるのだから。

  *        *        *

旧日本軍について、兵は優秀だが指揮官は無能、上に行くほど無能だと評価されていたのをどこかで読んだことがある。

私達に必要なのは「修羅場に強い指導者を、育成(あるいは選抜)する方法」なのではないだろうか。

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