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2011年4月17日 (日)

手回し良くやれ(ムダを恐れ過ぎるな)

手回し良くやれ(ムダを恐れ過ぎるな)

時事通信:「収束」まで6〜9カ月=爆発防止、高濃度汚染水が課題−福島原発、東電が工程表
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041700107

東京電力は17日、福島第1原発事故の収束に向けた作業を2段階で行う工程表を発表した。原子炉と使用済み核燃料プールを安定的に冷却し、放射線量が着実に減少傾向となる「ステップ1」を今後3カ月程度で実現。その後3〜6カ月をかけ、放射性物質の放出が管理され、線量が大幅に抑制される「ステップ2」を達成する方針。

チェルノブイリ原発と並ぶ過去最悪の放射能漏れ事故は、政府が周辺住民の避難解除を検討できるようになるまで、少なくとも計6〜9カ月程度かかる見通しとなった。

福島第1原発からの放射性物質の漏出は汚染水としてであって、大気への漏出はほぼ止まっている。そして周辺住民への危険は大気への漏出によるものだから、既に止まっていると言っても良い。

もちろん原子炉が再び危機的状況に陥ったらベントを行うかもしれないし、ベント以上の事が起きる可能性だって無いとは言えない。けれど、「とりあえずは落ちついている」と言ってよいと私は思う。

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「避難解除を検討できるようになるまで、少なくとも計6〜9カ月程度かかる」とあるけれども、すぐに調査を開始し、汚染度マップを作成するべきだ。勿論このマップは大きな漏出が起きてしまえばムダになるけれども、ムダにならない可能性だってある。その場合は何ヶ月も早く自宅に戻れることになる。

極論すれば、汚染の低い地域へは直ぐに一時帰宅してもらうことが出来るのではないか(勿論、「大気への大きな漏出が起きたら、直ぐに避難する」ことが前提だけど)。さらに言えば除汚作業を開始しても良いのではないか。

もちろん、これらの事がムダになってしまう可能性はある。

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事故は起きてしまった。全ての事について完全な解決策は既に無いし、行ったことがムダになる事も多々ある。それが事故対応と言うものだ。

直ちに避難指示や計画的避難の対象エリアの汚染度マップの作成に着手するべきだ。信頼できる汚染度マップがあれば判断も早くできる。それは被害者の負担軽減をもたらす。

作業がムダになるリスクをとるべきだ。

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