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2011年5月 5日 (木)

不思議なこと

不思議なこと

毎日新聞:憲法記念日:護憲を語る講演会--九条の会・おおむた主催 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110504ddlk40040211000c.html

水島教授は、憲法9条の規定で「日本は集団的自衛権を行使できない」と強調。「米軍は遺体捜索と同時に上陸作戦の演習をやったのではないか。トモダチ作戦を『日米同盟の深化』などと言うと『次は自衛隊が米軍を助ける番だ』との議論が出てくる」と訴えた。

私が米軍の高官なら、トモダチ作戦で上陸演習としたかどうかは判らないけれど、救助以外の任務(裏の任務・目的)を持たせただろう。救助以外の任務、例えば「日本人の米軍へのイメージを良くする」「部隊に上陸の経験をさせる」「被災者としての日本人の性格を知る」などなど。

日本が自衛隊を救援目的であれPKOであれ、派遣するなら、主目的以外の(タテマエ以外の)情報収集などの任務を持たせたとしても何の不都合も感じない。それが邪魔となって主目的の救助・援助に差し支えるとなると別だが、そうでなければ、裏の目的を持っていても不思議は何もない。

だから、水島教授の発言は間違いであると言いきることは出来ません。

しかし、このタイミングでそう言った発言をすることの政治的な意味「助けてくれた相手の腹黒さを疑う」発言の効果を考えると、あまり賢いとも思えません。憲法九条の会って、助けてくれた相手を悪く言うの?って思われちゃいますからね。

  *       *        *

引用した記事を読んで不思議に思ったことがふたつばかりあえります。

ひとつめは、水島教授を始めとして米軍を糾弾する方々が無邪気に見えることです。

水島教授は、米軍を疑っています。九条の会の方々からは米軍の残虐さや不法行為を糾弾する声が聞こえることが多々あります。さきに書いたように米軍も米国も聖人君子じゃありませんから、糾弾されるような事をしていても不思議はありません。最近でも、ビン・ラディンを射殺しましたが、正式な裁判なしに殺害するのは正義かどうか疑念を感じてしまいます。

さて、水島教授を始めとして、米軍を糾弾する方々は、その米軍の邪悪さの矛先が自分達に及ぶこと、自分達の周囲の人間に及ぶことを予測しているのでしょうか。

米軍の悪辣さを指摘するのは良いのですが、自分達の言葉が説得力を持ってしまったら、米軍の悪辣さの矛先が自分達に向くとは思っていないのでしょうか。

スポーツを見てるような態度です。観客だと自分達の事を思っているかのようです。私達は戦争や平和の観客ではありません、どうしようもなく参加者なのです。観客である事は不可能なのです。

かれらの現実感の無さが不思議です。

   *        *       *

ふたつめは、その疑いの心を、米軍や自衛隊以外に向けていないように見えること。

中国軍だって北朝鮮軍だって韓国軍だって、能力の違いはあれど同じように悪辣。

なんで、米軍は疑って、中国軍は疑わない? 他の軍は疑わない?

   *        *       *

と言うような事を、ツラツラ考えていると、九条の会の本当の目的が何にあるのか見えてくるように思います。

逆に言うと、こういった事に真剣に答えないと、九条の会も結局は、メンバーは世界平和を求めているかもしれないけれど、結局はどこかの国の権力者に利用されているんじゃないかと疑われるってことだよね。

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