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2011年5月13日 (金)

民主主義に破壊されるリベラル

民主主義に破壊されるリベラル

ニューズウィーク:南北格差拡大でヨーロッパ分裂の危機
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/05/post-2084.php?page=2

フランスとイタリアからの圧力を受けて、EU本部は急遽、加盟国が国境での出入国管理を再開しやすい形にシェンゲン協定を改定した。欧州委員会は出入国審査の再開は緊急時に限った措置だと念押ししたが、ユーロと並ぶEUの土台が脅かされていると懸念する声は強い。

「域内の自由な移動は多くの人々の生活を根底から覆す革命だ。今ではパスポートやビザをもたずに自由に行き来ができる」と、仏リベラシオン紙は先日、社説に書いた。「主権国家の古くさい象徴を取り戻すことを夢見るナショナリストや日和見主義の政治家が気に入らないのは、まさにこの歴史的、民主的な成果なのだ」

「仏リベラシオン紙」について、ちょっとぐぐってみたら、左派左翼の新聞のようです。「リベラシオン」という名前でリベラルじゃなかったら困りますよね~。

でも、リベラルな仏リベラシオン紙が「歴史的、民主的な成果」とするものを否定しているのは、以下に引用するように民主的な選挙という方法で選ばれた人間たちです。

ニューズウィーク:南北格差拡大でヨーロッパ分裂の危機
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/05/post-2084.php

ユーロ加盟国で相次ぐ財政危機は、支援金の大半を負担する財政健全国のEU懐疑派に大きな恩恵をもたらしている。オランダでは、ヴィルダス率いる極右政党「自由党」が昨年の国政選挙で得票数を3倍近くに伸ばした。過半数に満たない中道右派の政権党は、自由党の協力がなければ政権を運営できない状態だ。

先月、総選挙が行われたフィンランドでも、対ポルトガル支援への反対を含む反ユーロ政策を掲げる民族主義政党「真正フィン人党」が突然、第3党に躍進。「パーティーはおしまいだ」と、同党のティモ・ソイニ党首は言う。「なぜフィンランド人が外国人を助ける必要があるんだ? フィンランドから搾取するのは許さない」

極右政党が国政選挙で得票数を3倍近くに延ばしたり、民族主義政党が第3党に躍進したりしたのは、民主的な選挙という方法によってですよね。

  *        *        *

ヨーロッパの政治のニュースを見ていると、リベラルや民主主義や人権を追求しすぎると、反動からか民族主義的な独裁政権が産まれてしまうのではないかと思ってしまいます。そう言えば、民主的なワイマール憲法の下でナチスドイツは産まれていますね。

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民主的な制度や思想は、必ずしも民主的な政治や社会の継続を約束しません。行き過ぎると反動を産んでしまいます。適度に民族主義的な部分を残しておくほうが安定した民主政治を継続するように思います。

そして、日本はヨーロッパを他山の石として、政治に民族主義的な要素を加えるべきです。その方が民族的独裁政権誕生の可能性が低くなるに違いない。

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なに事も、ほどほどがよろしいかと。

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