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2011年5月18日 (水)

電力自由化は危険をもたらす

電力自由化は危険をもたらす

毎日新聞:福島第1原発:菅首相、発・送電分離の検討を示唆
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110519k0000m010085000c.html

発送電分離は、01年ごろの電力自由化論議の中で議論されたが、電力大手の猛反発で立ち消えとなった経緯がある。欧州では、複数の発電会社が送電会社に電気を売却する形態が普及。発電会社は競争状態にさらされるため、電気料金の値下げにつながると期待する声がある。

自由化というのは「短期で評価できるもの」「一般消費者が品質を評価できるもの」については上手く行く。しかし、結果が出るまで何年もかかったり、素人には判断できないものは上手く行かない。

例えば、毎日のお昼ご飯、美味しいか美味しくないかすぐに判って、その判断も一般消費者が行えば間違いない。だから食堂やお弁当屋さんに対しては最小限の安全管理だけが出来ていれば、あとは自由化してお客さんに選択させれば良い。対して、例えば、医療行為は結果がでるまで時間がかかることも多いし素人では是非が判断できない事も多い。おかしな療法にひっかかっても素人では判断できなくて、何年もたってオカシイと気が付いた時には取り返しがつかなかったりする。だから病院は食堂よりも何倍も規制されている。

  *        *      *

消費者は安いものを好む。値段勝負になったら、自然エネルギーは不利だろう。原発は短期的なコストで勝つだろう。長期的な安全を軽視してコストカットした会社が勝つだろう。

単純な電力の自由化は安全をもたらさない。

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