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2011年6月23日 (木)

怖がれないよ

怖がれないよ

現代ビジネス:政府はこれも隠している 高濃度汚染水は地下水になった 飲料水は大丈夫なのか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9032?page=3

では、そんな恐ろしい高濃度汚染水は、地下に浸み込んでからどこへ行くのか。前出の太田氏が言う。

「大きく見ると、地下水はやがて海と川に流れ込みます。何より心配なのは、川に流れ込んだ水。川からは上水道が引かれているので、水道水が高濃度の放射性物質に汚染される可能性があります。

すでに継続的に水道水をモニタリングしているところもありますが、もっと細かく厳密に警戒する態勢を整えなければいけません」

もちろん水道水だけでなく、地下水から直接汲み上げる井戸水も要注意。飲料水にしている家庭はまだあるし、生活用水や農業用水として使っているケースも少なくない。

地下水も上から下に流れる。部分的な湧水はあっても、全体で見れば地下水も上から下に流れるのです(品川や横浜や浦安で染み込んだ雨水が富士山から出てきたらヘンでしょう。逆は有り得るかも知れませんが)。

福島原発は海岸にあります。ここで染み込んだ水は、どこに行くでしょうか。川上まで遡って流れ出して、水道水に混ざり込むと思いますか。それとも海の方に流れて海底の何処からら出てくると思いますか。

普通に考えれば海の方に行くでしょ。

福島原発で発生してしまった汚染水が地下水となり(ここまでは有り得ること)浄水場の取水口がある場所(ふつう海岸沿いにはありません)まで遡るって有り得ません。

おもわず笑っちゃいました。

ごめんなさいね、お化け屋敷で笑うような事をして。

  *        *       *

福島原発で発生してしまった汚染水は大問題ですし、地下水となった(なりつつある)ことも問題ですが、水道の水に混ざり込むと心配する必要はありません。注意するべきは、福島原発の近くの井戸、あるいは海への出ていくことです。

地下水の移動速度は(地形や地質によって大きく違うそうですが)平均、1日1メートルだそうです。1キロメートルに2年以上、10キロメートルで27年以上、20キロメートル進むのに54年以上かかる計算になります。

飲用水については数キロメートル以内の井戸でのモニタリングで十分な対策と言えるでしょう。

  *        *       *

ここでも地下水の移動速度は遅く、いわきや郡山では数十年、数百年後に汚染水がやってくることを心配しなければならない。原発事故とは、その直後だけでなく、数世紀後まで延々と人類を苦しめ続ける大災厄なのだ。

え~っと、半減期って知ってます?

数十年ではちょっと微妙ですが、数百年後にはセシウムは殆ど放射能を無くしています。いま問題になっている半減期30年のセシウムも300年後には千分の1になってます。数百年には無視してかまわないレベルに下がっているでしょう。

「数世紀後まで延々と人類を苦しめ続ける大災厄なのだ」

数百年もの間、地下に閉じ込めておいてくれるのなら、むしろ歓迎なのですよ~。怖がらせようとするのなら、もっと怖い話を書いてくださいな。

  *        *       *

汚染水を軽視して良いとも、地下へ汚染水が染み込むことを無視して良いとも思いませんが、今のところ、地下水となった汚染水を怖がる必要はないと思います。

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