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2011年6月11日 (土)

閉塞感

閉塞感

産経新聞:震災後の自粛 是か非か 中村敦夫氏VS森永卓郎氏(2/4)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110610/trd11061012500013-n2.htm

--これまでの社会自体を変える必要があるということか

「今回の津波の跡を見て、(空襲で焼け野原になった)戦後の風景を思い出した。私のイメージとしては、この状況は敗戦だ。結局、近代文明が問われているのだろう。近代という時代も途中までは良かったが、経済成長至上主義と科学技術信仰が加速度的に進んだ結果、暴走状態になった。そして最後に行き着いたのが原発だ。人間が管理したり、後始末をすることができない技術については、手を出してはいけなかった。人間の技術で自然をねじふせてやる、という近代文明のおごりも、実際の自然の前にはまったく手の打ちようがなかった」

産経新聞:震災後の自粛 是か非か 中村敦夫氏VS森永卓郎氏(4/4)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110610/trd11061012500013-n4.htm

--消費主体のライフスタイルを変えようという議論がある

「それは結局、みんなで貧しくなっていこうという話に思える。消費が低迷すると、企業が次々と倒産してしまう。こんなことを続けていては経済が失速して、被災地を助けたくても助ける体力がなくなっていく。復興に必要なのは、早く平常通りの生活に戻って経済を回していくことだ。すでに震災の影響による企業の倒産は、阪神大震災の時よりずっと速いペースで進んでいる」

最初の引用での発言は中村敦夫さんのもの、その次の引用での発言は森永卓郎さんのものです。

  *       *      *

森永さんの政治的意見には反対な事が多いのですが(特に憲法九条について)、この産経新聞の記事については、どちらかと言えば森永さんの方に意見に賛成です。でも、どちらの意見にも不満です。

それは次の社会のイメージがないから、突破する方法の提示がないから。

中村さんは「結局、近代文明が問われているのだろう」などと言うが、じゃあどうすれば良いのか、どんな社会が良いのかのイメージや方法が全く伝わってこない。森永さんはからは、経済を活性化しようというイメージは伝わってくるけど、いままでと同じで良いのかという疑問を感じてしままう(それでも、縮み志向にしか見えない中村さんよりはマシだけど)。

  *       *      *

いまの政治家たちが支持を得ない、人気が無いのは、夢を語れないからだ。小泉さんは高い支持率を維持したけれども、それは明るい夢を見せたから。

  *       *      *

原発事故の克服は自粛とか萎縮とかでは克服できない、あたらたな技術開発でしか克服できない。宇宙太陽発電や高温ガス炉や加速器駆動未臨界炉のような技術開発をこそ進めるべきだ。

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