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2011年6月27日 (月)

国民投票には法的権限を与えよ

国民投票には法的権限を与えよ

しんぶん赤旗:対リビア軍事力行使権限付与 米下院が決議案否決 123対295の大差
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-26/2011062608_01_0.html

米下院は24日の本会議で、大統領にリビアで軍事力を行使する権限を付与する決議案を賛成123、反対295の大差で否決しました。米軍が現在行っているリビアでの軍事活動に直接的な影響はないものの、議会側で強まっている不満を反映したものです。



同日の下院本会議では、リビアでの軍事作戦への支出を大幅に制限する決議案も提出されましたが、賛成180、反対238で否決されました。

最初の「軍事力を行使する権限」に反対しているのはタテマエで、2番目の予算削減をしないのは本音でしょう。だって、口先では怒っていてもお金を出すのなら、渋々ながらも認めてるってことです。

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アメリカ議会は、法的拘束力のない議決では戦争を止めよと言い、法的拘束力のある議決では戦争を止めませんでした。

責任を持って「止めよ」とは言えなかったのす。

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日本各地の自治体に住民投票の制度がありますが、投票結果に法的拘束力の無いものが多々あります。というかニュースで法的拘束力が無いと報道されているのを見ることがあります。

読売新聞:原発是非問う国民投票、日本でも…市民団体結成
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110625-OYT1T00679.htm

この日は、約70人が参加。国民投票について、アンケート形式で〈1〉原発の新規建設を認めるかどうか〈2〉既存の原発の稼働を認めるか、段階的に閉鎖するか——を問う案が公表された。同団体の構想では、諮問型の国民投票を想定、投票結果に法的拘束力はないが、国会で事前に「結果を尊重する」などと取り決めることで、国民の意思を反映させたいとしている。

仕事の現場では、拘束力のない意見はあくまでも参考意見です。結果、間違っていたとしても責任はありません。権限を伴った意見や決定には責任が発生しますが、権限の無い意見には責任はありません。

国民投票で法的拘束力の無い意見が出された。そして採用されて結果は散々なものだっとしても、国民に責任はありません。

だって、あくまでも「参考意見」なんですから。
最終的に決めるのは国会議員なんですから。

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権限のない意見は、無責任な意見を生み出します。議論の初期段階では自由な発想を大切にする為に、権限も責任も無くして発言しやすくすることは大切です。しかし、決定段階では、無責任な意見は許されません。だって、実行するんですから。現実に困る人が出てくるかもしれないんですから。

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法的拘束力がない国民投票や住民投票に反対します。それは議論を曖昧にし感情に流れやすくします。国民を無責任にします。

国民投票や住民投票をするなら法的拘束力を持たせるべきです。

国民を無責任にするような国民投票に反対します。

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