« 精密だから正確とは限らない | トップページ | それで成功した実例がありますから »

2011年7月 4日 (月)

君が代斉唱時の起立と靖国参拝と良心の自由

君が代斉唱時の起立と靖国参拝と良心の自由

信濃毎日新聞 社説:君が代裁判 心の自由を守るために
http://www.shinmai.co.jp/news/20110703/KT110702ETI090003000.html

〈思想および良心の自由は、これを侵してはならない〉。憲法19条の規定である。

憲法学者芦部信喜さんの著書によると、信仰、表現の自由とは別に内心の自由をうたう憲法は世界でまれだという。明治憲法下で自由が侵害され、戦争に至った歴史への反省が込められている、と芦部さんはみる。

日の丸、君が代に戦争の歴史の影を見て、掲げたくない、歌いたくないと考える人は現にいる。そうした人たちの思いも尊重するのが憲法を生かす道であり、成熟社会の度量というものだろう。

靖国参拝をしたいという総理大臣は何人もいたけれど、果たせなかった方も多い。そういった方の思いはどうなったのだろうか。

  *       *       *

公務員に公務の中で、君が代斉唱時の起立を求めること、これを個人の良心の自由を理由に非難するなら、日本国首相が私的な時間に靖国参拝を行うことを非難できない。

公務の中ですら個人の思想信条をルールよりも優先させよと言うのなら、私的な時間の行為で禁止するルールも無い事については言うまでもない事は明白だから。

  *        *        *

良心の自由を理由に君が代斉唱時の起立強制に反対し、靖国参拝を承認(賛否に関わらず個人の自由として認める)なら主張は一貫している。しかし、君が代斉唱時の起立に反対する方々と政治家の(特に首相の)靖国参拝に反対する方々は重なっている。

彼等の言う「良心の自由」は信念ではなく、政治闘争の道具に過ぎないようだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 精密だから正確とは限らない | トップページ | それで成功した実例がありますから »

コメント

>彼等の言う「良心の自由」は信念ではなく、政治闘争の道具に過ぎない

 まったくその通りで、その胡散臭さが世間一般に広がり、裁判所にも理解されたことが、最近の判例に反映されているのでしょう。

投稿: 傍観者 | 2011年7月 4日 (月) 16時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/52113930

この記事へのトラックバック一覧です: 君が代斉唱時の起立と靖国参拝と良心の自由:

» 安倍首相の答弁にネットでは失笑と落胆の声 有名な憲法学者の芦部信喜氏を知らなかった [【2chまとめ】ニュース速報嫌儲版]
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2013/03/30(土) 19:36:19.72 ID:lPyiLT0vT● ?2BP(1072)「安倍総理、芦部信喜さんという憲法学者ご存じですか」「私は存じ上げておりません」2013年3月29...... [続きを読む]

受信: 2013年3月30日 (土) 21時00分

« 精密だから正確とは限らない | トップページ | それで成功した実例がありますから »