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2011年7月 9日 (土)

今日明日の問題を無視して議論は出来ない

今日明日の問題を無視して議論は出来ない

毎日新聞:福島第1原発:「事故処理、最終的に数十年」 首相見通
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110710k0000m010018000c.html

菅直人首相は9日、民主党本部で開いた全国幹事長・選挙責任者会議であいさつし、東京電力福島第1原発事故について「3年、5年、10年、最終的には数十年単位の処理の時間がかかる」との見通しを示した。放射性物質による汚染の除去や廃炉が終わるまでの期間を指すとみられる。そのうえで首相は「原子力行政のあり方、エネルギー政策について抜本的に国民的な議論をしていく必要がある」と提起した。

九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働の前提として指示したストレステスト(耐性試験)については「国民に納得、安心してもらえる手続きをどうすれば取れるかという観点から真摯(しんし)に議論した中での行動だ。週明けには方向性を出すことができる」と11日に政府の統一見解を出すことを説明した。

同原発の再稼働手続きに関し、首相は「原子力施設の問題などは日々動いている。『従来のままでいいじゃないか』という役所もないわけではない」と述べ、従来の手続きで進めようとした経済産業省を批判した。

人々は生きている。そして、ごく一部の人間を除いて、何年も収入なしで生きていけるような蓄えを持っていない。失業したらたちまち生活が行き詰まる。

原発やエネルギー政策について「抜本的に国民的な議論をしていく必要がある」とおっしゃるのは結構だし、大いにやってもらいたいが、それと同時に、いや、それ以上に緊急に、今日明日の問題、この夏や冬をどう乗り切るかといった問題について決定を下さねばならない。

菅政権は混迷を極め、決定することが出来ていない。菅さんは「週明けには方向性を出すことができる」とおっしゃるが、地方や行政の現場が動けるような具体性と現実性を持った内容なのだろうか。

  *        *        *

正しい決定だったとしても、タイミングの遅れた決定は役に立たない。人々が失業したり死んでしまった後に、正しい政策を出してきたとしても、何の役にも立たないのだ。

政治は、政治家は「実用品」だ。役に立たなければ捨ててしまうべきだ。

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