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2011年7月10日 (日)

進むも地獄、退くも地獄

進むも地獄、退くも地獄

朝日新聞:中国の消費者物価、6月は6.4%上昇 3年ぶり高水準
http://www.asahi.com/international/update/0709/TKY201107090168.html

中国政府が今年の通年目標とする4%を上回る状況が続いている。農村部での上昇率は7%に達し、都市部の6.2%より高かった。とりわけ14.4%上昇した食品のうち、ブタ肉の57%、卵の23%など身近な食品の値上がりが目立つ。物価高が低所得者の生活を直撃し、各地で暴動が頻発する一因にもなっている。

中国バブルは潰れるでしょうか。明日の事は誰にも判りませんが、私は潰れるかもしれないと思うようになって来ました。

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中国の中央銀行は、日本の場合と違って政治から独立していません。中国共産党が強制すれば紙幣を発行させることが出来ます。つまり、共産党幹部が、株や不動産が値下がりして、損をしそうになったら、ムリにでもお金を出して価格を維持することが出来ます。

ですので、富裕層と利益を共有する中国共産党の不利益となるバブル潰しは行われないし、潰れないように操作が行われると思っていました。潰れるなら、潰すことを認めるなら、バブルの害が経済に(中国共産党の経済的利益に)影響するようになってからだと思っていましたし、いまもそう思っています。

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「物価高が低所得者の生活を直撃し、各地で暴動が頻発する一因にもなっている」

暴動は経済に影響します。暴動が起きている場所では、安心して商売はできませんし、海外からの資金も逃げ出すでしょう。なにより(中国共産党とその縁者の方々が)せっかく買ったマンションに火でもつけられたら大損です。

いままでは「中国バブルはなかなか潰れないだろう」と思っていましたが、いまは「いつ潰れてもおかしくない」と思っています。

ただ、バブルが崩壊したらインフレは治まりますが、仕事が減り失業が増えます。失業もまた生活苦をもたらし暴動の原因となります。バブルは潰せば良いと言うものではありません。

まさに中国経済は「進むも地獄、退くも地獄」なのだと思います。

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