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2011年7月 9日 (土)

ツケは誰かが支払う

ツケは誰かが支払う

東京新聞:全原発停止に現実味 耐性評価に波紋
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2011070902000035.html

全国の原発の安全対策として、菅直人首相が突然、導入を決めた「ストレステスト」(耐性評価)。定期検査を終えた原発の停止期間がさらに延びるため、早期の再稼働を見込んで夏場の供給電力量の帳尻を合わせた電力会社は、苦しい対応を迫られている。当の政府内でも、原発の運転再開を急ぐ経済産業省と、菅首相の間に、溝が深まり、混乱が広がるばかり。東日本大震災からの回復を目指す産業界からは、電力不足を危ぶむ声が出始めた。

はっきりと方針が決まらないから右往左往する。菅首相はストレステストなどと言っても中身も実施手段もどんな組織や体制で行うのかも決まっていない。

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菅首相は決断できずズルズルと時間を無駄にしている。菅首相が決断できない理由は、彼が責任をとりたくないからのように見える。

しかし、人間にはAかBか選ぶ自由はあっても、選択しない自由はない。AもBも選ばないと言うことは「先送り」を選んだと言うこと。選択しないと時間がたって、なんらかの結果が出てしまう。

そして、その結果の責任を問われることになる。

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人間の作ったものに絶対は無い、福島以外の原発は何十年も大事故を起こさずに動いてきたことを信じて稼働させるか。それとも怖れて稼働させないか。

稼働させない決断をすれば、電気の供給について責任を問われる。

稼働させる決断をすれば、安全について責任を問われる。

どちらも選択できなくても、結果は勝手にやってきて、その結果について責任を問われる。

だけど、人間、決断しなければ責任がないような気がしてしまう。権力のある立場ではそんな事は不可能なのに。

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菅首相が、どんな評価を得て退陣することになるか、どんな責任を問われることになるか、私にはあまり興味が無い。しかし、彼が決断を先送りするという選択をし続けた結果、何が起きるか心配でならない。

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