« 事故は避けられない | トップページ | 君が代斉唱時の起立と靖国参拝と良心の自由 »

2011年7月 3日 (日)

精密だから正確とは限らない

精密だから正確とは限らない

NHK:気になるニュースを"じっくり"深読み! 『広がる 不安"内部被ばく" 』
http://www.nhk.or.jp/fukayomi/backnumber/110702.html

〈矢ヶ崎さん〉『内部被ばくは"リスクが高い"?』

私は内部被ばくは外部被ばくの数百倍~千倍程度のリスクの高さがあると分析しています。

ICRP(国際放射線防護委員会)は臓器単位で計測していますが、ECRR(欧州放射線リスク委員会)は分子レベルで観察しますので、より精密です。外部被ばくと内部被ばくでは、放射線が衝突したDNAや細胞の切られ方が異なります。内部被ばくの方が外部被ばくに比べ、異常なDNA、細胞が生まれる可能性が高まります。

私は科学ニュースが好きで、よく判りもしないのに、よく読む。まぁ趣味みたいなものです。

  *        *        *

で、「○○と言う物質に○○という効果が発見されました。治療効果が期待されます」ってのは良くある。ナントカ細胞にナントカを入れたら、こうなった。だから治療効果が伝々というオハナシ。でも、研究室のシャーレの上では効果があっても動物実験したら効果が無いとか、あっても低くて新薬にならないなんてことは良くあること。

細胞レベル、遺伝子レベルでどうこう言って、それが人体にどう影響するかなんて良く判っていないのが現実なんだなと思います。

  *        *        *

健康食品のCMでも良くあるでしょ。細胞やなんかの変化を示したりして。ナントカ酸が不足するから補給しましょうとか。でもね、本当に個人差レベルを越えた凄い効果があって、副作用も少ないなら、薬品になってるよね。

  *        *        *

「分子レベルで観察しますので、より精密です」って言うのは、健康食品のCMレベルのいかがわしさ(信頼性)だ、と私は評価する。

低レベルの放射線の効果、低レベルの内部被曝の害については、正直に言えば「判っていない」ってこと。判っていないから、健康食品レベルの信頼性だから報道するなとまでは言わないが、それなりだと思って判断材料にするべきだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 事故は避けられない | トップページ | 君が代斉唱時の起立と靖国参拝と良心の自由 »

コメント

 こんな報告もあるようです。

*コバルト60が鉄筋に混入したアパート住民の健康影響調査
http://criepi.denken.or.jp/jp/ldrc/study/topics/cobalt_apartment.html

 それにしても、コバルト60というのは、原子炉内で生成され、癌の放射線治療で使われる物質ですよね。こんな物が鉄筋に混入したことが未だに不可思議。

投稿: 傍観者 | 2011年7月 4日 (月) 16時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/52113116

この記事へのトラックバック一覧です: 精密だから正確とは限らない:

« 事故は避けられない | トップページ | 君が代斉唱時の起立と靖国参拝と良心の自由 »