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2011年7月 8日 (金)

埋蔵電力は幻であると判断

埋蔵電力は幻であると判断

日本経済新聞:菅首相、頼みの「埋蔵電力」は使えるのか 経産省は難色も「ちゃんと調べてこい」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E5E2E0858DE2E5E2E5E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

首相は10日ほど前から自家発電に急に強い関心を示し、4日には経産省の松永和夫次官ら幹部を呼んだ。分厚い資料を抱えて「全国から届け出があった6000万キロワットのうち、使えるのは180万キロワットしかありません」と説明した松永次官を、首相は「そんな話には納得できない。もう一度ちゃんと調べてこい」と追い返した。翌5日には国家戦略室の官僚にも精査を命じた。

日本は資本主義の世の中です。金の力は大きいです。その事から考えると、埋蔵電力なんて幻です。

何故なら、まともにビジネスをしている人間には自明の事ですが、無駄な設備は無駄に金を使い儲けを減らすだけだからです。

  *        *        *

原子炉50~60基に相当する6000万キロワットの設備が存在するのは事実でしょう。しかし、そんなに大量の設備をただ無駄に作った訳がありません。使用用途が決まっていて、余裕としては180万キロワットだったとしても不思議は何もありません(独裁政権なら徴用できるかもしれませんが、その場合、経済に多大な損害を与えるでしょう)。

昔は使っていたけど、今は使っていない設備があったとしても、それを動かしてペイするかどうか。いや、ペイしないと判断されたから止まっていると考えるのが普通です。

「埋蔵電力」なんて、絵に書いた餅です、電気代が上がっても良ければ別かもしれませんが。それは資本の論理、カネの論理から当然の帰結です。

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「埋蔵電力」に意欲を示す首相が代表を務める民主党は「『埋蔵金』を活用して約16.8兆円の財源を捻出できる」と公約したが、実現には程遠かった。

「官僚や特殊法人が資金を抱え込んでいる」と言われたときは、まだ現実味がありましたが、「大企業が無駄な設備を莫大に持っている」と言われても現実味が全然ありません。

埋蔵電力なんて幻であると判断します。

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コメント

>「官僚や特殊法人が資金を抱え込んでいる」と言われたときは、まだ現実味がありましたが…

 実は、これすらも「幻」であることは、民主党政権が成立する前から分かっていたことでした。そして、誰もその現実を見ようとしなかった。その結果、民主党は、災害時の緊急対策費・原発の安全対策費を不要不急のものではないとして仕分けをし、その結果が現在の惨状に繋がっていることをよくよく肝に銘じておくべきでしょう。

投稿: 傍観者 | 2011年7月 8日 (金) 17時06分

管内閣(今は管だけかも)は何をするにも見切り発車、以前の過ちを繰り返すなど、情勢、状況、情報の分析が出来ていないうえに物事の考え方が出来ていないのではと思われますね。
今回書かれた埋蔵電力量は埋蔵金のときとかぶりますし、玄海原発の状況は普天間移設のときと似ています。
よく民主党の応援団が言うには経験が足りないからと言いますが経験がなんら糧になっていないのでは永遠に経験不足のままですね。

投稿: きき | 2011年7月11日 (月) 13時05分

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