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2011年7月 6日 (水)

不況が来る

不況が来る

時事通信:衆院予算委の質疑要旨
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011070600814

塩崎恭久氏(自民=愛媛1区) 九州電力玄海原発の再稼働に関し、佐賀県の古川康知事が地元に来て説明してほしいと述べている。

首相 原発の安全性について従来のルールだけでいいのかと言えば不十分だ。どういうルールで再稼働を認めるか、検討を(海江田万里経済産業相らに)お願いしている。基本的考え方をしっかりしておかなければ、(知事に)会っても考え方を申し上げることができない。

なし崩しの脱原発(政治の不作為から定期点検後の原発を再稼働できない)をすれば、電力不足で経済は大きな打撃を受ける。

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私は温暖化をあまり心配していないので火力発電所を増設することに反対しない。計画的に原発を減らし、その穴埋めを火力発電所で行う事には反対しない。

しかし、それで脱原発を行うには時間がかかる。

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政治の不作為によって脱原発してしまうことには危機感を覚える。

原発が止まる中長期のスケジュールが決まれば、それに合わせて火力発電所を作ることも出来るし、火力発電所の増設が(環境問題や燃料コストなどで)遅れれば、原発を少し長く使う事もできる。

対して、政治の不作為によって「止まってしまう」場合には、1年程の間に全て止まってしまうし、止まるかどうかも確かではない。止まると決まっていれば出来る投資(緊急の設備投資や燃料確保)も、止まるかどうか判らなければ躊躇するだろう。

結果、電力不安が最も大きくなる。

政治の不作為が、最も大きな電力不安をもたらす。

インフラの不安は経済にとってマイナスだ。

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最高の福祉政策は、好景気をもたらすことだ。誰だって政府の援助で食べるより、自分の稼ぎで生活を維持したい。逆に言えば、不景気をもたらす政府は、どんなに福祉政策を頑張っても、国民を苦しめる。

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このニュースを聞いたとき、最初に思ったのは「海江田さん、立場なくなっちゃた。菅首相って味方を苦しめるなぁ」と言うことです。軽く考えていたのです。

けれど、このニュースの意味するものは、政府が決断出来ないことによる電力不足の拡大、そして失業者の増大でしょう。これは、大臣の1人がピエロになった事よりも、はるかに大きな事です。

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