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2011年8月26日 (金)

脱原発に必要なもの、それは共感できる夢

脱原発に必要なもの、それは共感できる夢

日本経済新聞:菅首相、脱原発依存「十分その道は開かれている」
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E4E291908DE0E4E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=ALL

菅直人首相は26日夕の記者会見で「原発に依存しない社会を目指すには、まずは行政や仕組みのあり方を改革をしようと取り組んでいるが、それを越えての取り組みが必要だ」と指摘。原発事故の背景には「『原子力村』という言葉に象徴される原子力の規制や審査のあり方、行政や産業のあり方、さらには文化の問題まで横たわっていることに改めて気付かされた」と述べた。

その上で「これからしっかりと原発に依存しない社会の実現には取り組んでいくし、十分その道は開かれている」と語った。

菅首相を始めとする方々が脱原発を盛んに言っているが、私は脱原発が行われるだろうと思えない。「脱原発」には何かが不足している。考えるに、それは「儲け」だろう。儲けと言うと下品なら夢や希望と言い換えても良いが。

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脱原発な方々は危険や恐怖を語る。しかし、夢や希望を語らない(彼等は語っているつもりなのかも知れないが、せいぜい「(恐怖が少ないと言う)安心」ぐらいだ。世界には原発以外にも危険に満ち溢れている。原発が無くなった所で一般人の「安心」はたいして向上しない)。そして、人間は恐怖になれるものだ。ある種の人間は儲けや理想の為には積極的に危険を冒すことさえする。

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菅首相は混乱を起こすことで、あるいは政府を機能不全に陥れる事で、原発の再起動をさせなかった。

これでは、暫くの間の脱原発(原発の停止)は出来るだろうが、長期に渡っては出来ない。最後は誰かが原発は儲かると言い出すだろう、そして儲けに釣られた人々が原発を稼働させるだろう(もちろん、直接的に「儲け」とは言わず雇用とか発展とか言うだろうけど)。

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経済学に疎い私には、小泉改革を評価することは出来ない。しかし、小泉さんが夢を見せた事は判る。痛みの伴った改革であっても夢があれば人々は賛成し支持する。

脱原発には夢が無い。

それが最大の欠点ではないか。

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