« 集団辞任は無意味です | トップページ | 船の終焉と脱原発 »

2011年8月 6日 (土)

現実を見よ

現実を見よ

中日新聞:子ども手当廃止 育児家庭も置き去りだ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011080502000012.html

それ以降も子ども手当をめぐる与野党の折衝は続いた。この間約半年、子育て家庭が国会の騒動をどう感じていたか、与野党は考えたことがあっただろうか。

所得制限を設けない子ども手当は、「社会で子育てを支える」という民主党の理念を象徴する看板政策だった。

少子高齢化社会を迎え、国の将来や社会保障制度を支えてもらうためにも次世代育成は重要な課題である。民主党の理念は「子育ては家庭の責任」と考えてきた自民党政策からの転換を意味する。

子供手当てが廃止されます。また政党間の合意に過ぎませんので、ひと悶着あるかも知れませんけど。

子供手当てが始まったとき、永続すると考えていた人は少数派でしょう。私も財政上の問題で数年で終わると思っていました、こんなに早く終わるとは思いませんでしたが。

  *        *        *

子育てを経験し「社会で子育てを支える」も「子育ては家庭の責任」も両方とも正しいと感じています。子供会や自治会の方々は子育てをサポートしてくれました。学校教育だって社会による子育ての支援だと思います。

家庭も社会も両方とも子育てに必要なのです。

この社説には「『子育ては家庭の責任』と考えてきた自民党政策」とありますが、自民党だって学校教育や保育所のような社会が子育てをサポートする存在を否定していません。自民党と民主党の間に、程度問題や温度差と言ったものならあるでしょうけど。

  *        *        *

レッテル張りになりかねない単純化には注意しましょう。判り易く書こうとすると単純化してしまうものですが。

  *        *        *

子供手当ての最大の失敗は財源にあります。私は子供手当ても高校無償化も否定しません。制度上の欠陥がないとは言いません、そういったものは修正すれば良いのです。

子供手当ての最大の失敗は、恒久的で安定的な財源を用意しなかったこと。消費税を子供手当てや高校無償化相当分だけ増税すれば良かったのです。子育ては途中で止めるとかお金が無いときはお休みするとか出来ません。景気に左右される所得税とか法人税ではなく、景気に左右され難い消費税の方が相応しいのです。

  *        *        *

私は、社会で子育てを支援するという民主党の理念をひ否定しません。しかし、現実を見ないで、甘いことだけ言う民主党には政権を担当する能力が無いとも思っています。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 集団辞任は無意味です | トップページ | 船の終焉と脱原発 »

コメント

社会が子供を育てるなんて考えが抑々可笑しい。
子供は親が育てるものだ。親を亡くした子供を社会が育てると言うなら、話は分る。子供を生んだ親は子供を育てる義務がある。その根本的な所を否定するのが共産主義を初とする左翼思想だ。人倫の道を過っている事に未だ気がつかない日本人よ、早く目を醒ませ。
近年起っている社会問題の根っこに「親は子供を育てる義務はない」との妄想がある。

投稿: 六稜健児 | 2011年8月 6日 (土) 11時40分

六稜健児さん、こんにちは

反応が遅くてすみません。

> 社会が子供を育てるなんて考えが抑々可笑しい。

私も「社会が子供を育てる」のはおかしいと思います。しかし、社会のサポートがなければ子供を育てられないのも事実だと思います。

私の子供達は、立派に育ってくれましたが、その手柄は私達親のものだけではありません。地域社会の方々や学校の先生方などの多くの方の支援があってこそ。

 ***

親の責任が大きい事は論を待ちません。しかし、社会の支援はもっと手厚くするべきであると思っています。

特に公教育はもっともっと力を入れるべきです。予備校や塾に行かなければ、十分な受験情報が得られなかったりするのはおかしいと思っています。

 ***

子供手当ては現金給付であるよりも現物給付(保育園の増設や小中学校での補習の充実)であるべきでした。

投稿: 乱読雑記 | 2011年8月 8日 (月) 23時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/52403662

この記事へのトラックバック一覧です: 現実を見よ:

« 集団辞任は無意味です | トップページ | 船の終焉と脱原発 »