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2011年9月30日 (金)

言い訳なら良いけどね

言い訳なら良いけどね

毎日新聞:野田首相:朝霞・公務員宿舎見直しも…「現場に行き判断」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111001k0000m010081000c.html?toprank=onehour

野田佳彦首相は30日、臨時国会が閉会したのを受け首相官邸で記者会見し、埼玉県朝霞市で建設中の国家公務員宿舎について「真摯(しんし)に(批判を)受け止め、近々、現場に行き考えをまとめ最終的な判断をしたい」と述べ、建設計画を見直す考えを示した。

こんなの公務員の待遇と予算の逼迫具合(他の案件との優先度)で決めれば良いことで現場に行かなきゃ決められないことじゃないでしょ。

災害とかなら被災現場を見ないと実感できないってあるだろうけど、建築現場を見て何するんだろうね。

   *        *        *

現場を見て意見を変えましたっていう「言い訳」をするつもりでの「儀式」なた良いけど、建設現場を見て何が判るのだろうか。宿舎の建設なんて計画を見てイメージ出来なきゃダメだから(指導者としては)。

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核テロ対策に反対?

核テロ対策に反対?

毎日新聞:追跡2011ひろしま:脱原発訴え放影研にデモ行進--広島・市民グループ /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110929ddlk34040377000c.html

ABCCは原爆投下国の米国が設立しただけに、研究は「軍事目的」の影がつきまとう。グループはこの日、放影研と米アレルギー感染症研究所の研究契約を協議した09年4月28日の議事録の開示を要望した。医師会や被爆者団体代表、学者らでつくる地元連絡協議会の議事録だが、「米国の核テロ対策への協力になる」と一部に反対意見もあった。放影研は「平和目的の免疫基礎研究」として契約した経緯がある。

「『米国の核テロ対策への協力になる』と一部に反対意見もあった」

なんで、核テロ対策に協力しちゃいけないの。それとも核テロ対策に反対なんじゃなくて、単なる反米組織なの?

  *        *        *

反原発・反核兵器・戦争反対などと言いながら、やってることは反米活動なんだから、反原発・反核兵器・戦争反対について言ってる事が胡散臭くなっちゃうんだよね。

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2011年9月29日 (木)

日本社会は信頼されている

日本社会は信頼されている

朝日新聞:「東北の人に」 埼玉・坂戸市役所のトイレに1千万円
http://www.asahi.com/national/update/0928/TKY201109280389.html

「わしはひとりぽっちです。東北の人に使ってもらって下さい」と書かれた匿名のメモと一緒に、1千万円の札束が埼玉県坂戸市役所のトイレで見つかった。市が28日、発表した。「心変わり」で返還を求める動きがなければ、日本赤十字社に寄付するという。

日本社会は良い。匿名で寄付があるいう事、匿名で寄付したら(寄付したという証拠がないから)自慢もなんにも出来ないけれど(悪く言うと自己満足だけれど)、それでも自分のお金を出すということ。こんな人が居る、これは良いことだ。

しかし、もっと良い事がある。それは、トイレに置いたお金が盗まれもせず、きちんと届いたということ、それと匿名でお金を出しても行政が途中でネコババなんかしないで使ってくれるという信頼があると言うことだ。

名乗って寄付をしたら、寄付をした後でも文句を言える。だって次の寄付に影響するかもしれないから。匿名だとそんな事は期待できない。

  *        *       *

寄付した人には、日本人の誠実さや、行政や日本赤十字への信頼がある。これは良いことだ。

願わくば日本の全ての人間と人間集団が、この信頼に応えられますように。

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日本に名誉回復してもらいたいの?

日本に名誉回復してもらいたいの?

北海道新聞 社説:留者救済 国はなぜ本気を出さぬ(9月25日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/320790.html

政治主導での取り組みが必要だ。ロシア語にたけた人材や専門家によるチーム編成、関係省庁への指示権限を持つ首相直属の組織など早急に態勢を整えてもらいたい。やる気になれば難しくはないはずだ。

日本植民地下で兵隊となり、日本人同様に抑留された朝鮮半島や台湾出身者への対応も急いでほしい。

政府は特措法に国籍条項を設け、彼らを給付金の受給から外した。

「日本人には多少の補償がなされ、名誉回復もなった。なぜ同じ境遇の私たちが除外されるのか」。元抑留者でつくる「韓国シベリア朔風(さくふう)会」の李在燮(イジェソプ)会長(85)は語る。

ふたつばかり。

ひとつめ、日本政府は、前の戦争について、韓国人の被害を補償することが出来ない。

何故なら、韓国政府が行うと韓国政府と約束したからだ。約束を破って、補償をしてしまったら、韓国政府が十分な補償をしていないと日本が言っていることになってしまう。

ふたつめ、日本から名誉回復されて嬉しいのだろうか。

「名誉回復もなった」、でもこれは「日本の為に戦ってくれました。ありがとうございます。あなたは立派な『日本の』戦士です」と言うこと何だよね。いまの立場で、そんなこと言われて嬉しいのだろうか。

  *        *        *

朝鮮半島に籍をもっていた旧日本軍の軍人には複雑な思いがある。今は違うが当時は一緒に戦った仲間なんだ。実際、朝鮮半島の立派な軍人さんもいらっしゃるし。そんな方々に対し名誉や待遇の面できちんと対応しているのだろうかとの思いがあるから。

でも、今は別々の国だからね。

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2011年9月28日 (水)

なんでそんなに原発怖がる?

なんでそんなに原発怖がる?

毎日新聞:浜岡原発:牧之原市長と中電所長会談、埋まらぬ溝 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110928ddlk22040316000c.html

中電から説明された安全対策について、「私も福島より浜岡の方がずっと安全だと思う」と一定の理解を示した。しかし事故の可能性について「私たち(が求めるの)は0。中電の言い分は(可能性は0とはいえず)0か1かといえば1と同じ」と述べ、「浜岡で東京電力福島第1原発の事故と同じことが起こったら、健康と命を守れず、ふるさとを離れなければならないという気持ちを体現してくれた」と「永久停止」決議を改めて評価した。

人は死ぬ。そして私達の繁栄、いや、日々の豊かな暮らしは人の死の上になりたっている。

  *         *        *

こういう言い方は嫌われるだろうけれど、コンビニやスーパ、あるいはレストランへ品物を運ぶトラックも交通事故を起こす。トラックじゃなくて建設用のクレーン車だって事故を起こす。そして、まったく罪もミスもない人々を殺す。子供達だって犠牲になっている。

土地の問題だって同じようなもの、公害問題、あるいは自然災害を避けるためのダムでの立ち退きだってある。

そういった悲劇は許せて受容していながら、受容させておきながら(車社会や工業を止めないってのはそういう事でしょう)、原発となると「私たち(が求めるの)は0。中電の言い分は(可能性は0とはいえず)0か1かといえば1と同じ」と、完全じゃないから許容できないとなる。

交通事故や公害や、その他の産業での事故での死者や悲劇はよくて、原発がダメな理由がわからない。

どちらも悲劇じゃないか。

  *         *        *

私だって、これを読んでいる貴方だって、明日交通事故にあうかもしれないし(中国よりも確率は低いだろうけど)列車事故だってある。生命の危険以外にも、経済的なリスクだってある。明日、会社に行ったら倒産してるかも知れないし。

なければ良いと誰もが思ってるし、起きる確率なんて、果てしなくゼロかもしれないけど、決してゼロではない。

人間が、あるいは全ての生き物と言っても良いが、生きるという事はリスクを引き受けなければならないという事なんだ。

  *         *        *

私達の豊かな暮らしの為に、私達は多大な犠牲を払っている。私達の手は、原発があろうがあるまいが、血塗られているし、いつ次の血が流されるかも知れない。

リスクゼロというのは人間には手の届かない夢にすぎない。

  *         *        *

原発じゃなくても事故は悲劇だ。それを無視して原発だけを問題視している、いや原発だけに完全を求めるのは宗教じみているように私には感じられる。

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パレスチナだって

パレスチナだって

信濃毎日新聞社 社説:パレスチナ 米国の姿勢も問われる
http://www.shinmai.co.jp/news/20110926/KT110924ETI090004000.html

この地域を安定させるには、パレスチナとイスラエルが存在を認め合い、共存するほかない。具体的にはイスラエルが占領地から撤退し、そこにパレスチナ国家を樹立して国交を結ぶことだ。

そのシナリオは、国連での過去何回もの決議により国際社会の共通目標になっている。入植が続くようでは、共存の土台が浸食されてしまう。

ハマスがロケット弾を打ち込んでいる事は無視されるんだよなぁ。パレスチナ側から一般市民へのロケット弾攻撃が続いている間は平和も共存もムリなのに。

 *        *        *

パレスチナは弱者かもしれないが、完全な善人でもなければ正義の味方でもないんだよなぁ。ハマスはイスラエルにロケット弾を打ち込んで一般市民に死傷者をだしているし、イスラエルだけが悪者ってわけじゃない。

でも、何でか知らないけどパレスチナ自治区からハマスがロケット弾を撃っていることは、忘れられると言うか、無視されるんだよなぁ。

なんでだろ。

日本には喧嘩両成敗って言葉もあるのに。

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2011年9月27日 (火)

政府が直接に雇用を生み出すことを検討しても良いのではないか

政府が直接に雇用を生み出すことを検討しても良いのではないか

毎日新聞:記者の目:生活保護200万人の時代
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20110927k0000m070132000c.html

生活保護の受給者が増え続けている。今年3月、戦後の混乱期以来となる200万人を突破した。8月中旬、新潟面で「働きたいのに 生活保護200万人の時代」を連載し、働く意欲はあっても働けず、生活保護を受給している新潟の人たちの現状をリポートした。痛感したのは「働きたくても働けない」ことが、誰にとっても人ごとではないということ。現在進められている生活保護制度の見直しは、雇用や社会保障の実情を踏まえたものにすべきだ。

働きたくても働けない人が増えている背景には、まず不景気に伴う厳しい雇用状況がある。7月の全国の有効求人倍率は0.64倍。正社員の職を求めようとすれば0.37倍まで下がる。

NHK:福島市 全世帯対象に除染計画
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110927/t10015883721000.html

また、公園や公民館など公共施設の除染は市が行う一方、住宅の除染などで人手が足りなかった場合は、全国から募集するボランティアを派遣するとしています。

一方で、とにかく仕事が欲しい人間がいる、一方で人手が足りない。ならば、政府があいだを取り持って、直接的に雇用して派遣するのはどうか。

  *        *        *

働きたくない人間は働かなくて良いと思う。しかし、働きたくない人間に投資はできない(費用をかけられない、かけるべきではない)。

  *        *        *

(病気などで)働けない人間は援助するべきだけど、働けない人間と働きたくない人間の峻別が凄く難しいだろうな。

  *        *        *

強制労働は良くないけれども、生活保護受給者にボランティアが不足しているような仕事をすることを求めても良いのではないか。

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自由と民主主義を護るために

自由と民主主義を護るために

毎日新聞:維新の会条例案:日本ペンクラブが反対の声明
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110927k0000m040030000c.html

君が代の起立斉唱など職務命令に違反した職員に対する分限免職などの定めは、序列化された指揮命令系統から外れると見なした教職員を、一律に排除することだと指摘。「思想信条によって人が序列化されたり、差別・弾圧されたり、また職場や地域や国から追われること」には反対するとしている。

教育には「ゆるさ」も必要で体罰は良くないけど、あまり体罰禁止にこだわると面白い先生がいられなくなったりする。それにルールを厳しくすると逆にルールに違反していないけど出来の良くない先生(微妙なレベルで依怙贔屓や人格に歪みのある先生)を批判できなくなったりする。

その意味ではペンクラブの意見にも納得はするけど、けどやっぱりオカシイと思う。ペンクラブの声明から引用します。

日本ペンクラブ: 「私たちは大阪府教育・職員基本条例案に反対します」
http://www.japanpen.or.jp/statement/20102011/post_263.html

その案は多岐にわたりますが、こと教育に関して中心となるのは、知事が教育目標を定め、その下の教育委員会―校長―教職員を指揮命令系統のように序列化し、そこから外れると見なした教職員を一律に排除することでしょう。この条例が成立すれば、例えば学校行事では起立して君が代を斉唱する、というような職務命令に三回従わなかったり、勤務評定が二年連続して悪かった教職員をほぼ機械的に免職できるようになります。

この部分の「例えば学校行事では起立して君が代を斉唱する、というような職務命令に三回従わなかった」場合には免職できることに何が問題あるのでしょうか。教員(公務員)という立場に立った人間が、教育(仕事・行政)の場で主権者たる国民の意志より自己の思想信条を優先することを認めて良いのでしょうか。

   *        *        *

儀式で君が代斉唱時に起立するのは、国民の代表が決めたルールです。そのルールに明確に違反している人間を排除出来ない方が問題です。

「勤務評定」についてはゆるさも必要なので(減給や配置転換はともかく)免職はどうかなと思いますが(程度問題)。

   *        *        *

民主国家・国民国家においては「洗脳」が必要です。自分達が「仲間」であるという「幻想」が必要。でなければ多数決の場で出てくる「否定された(否定されるであろう)少数派」に対する配慮が無くなり、否定された少数派が「数の暴力」を得ようとする(議論と説得しようとする)のではなく現実の暴力に頼るようになりかねない。

その「仲間であるという幻想」をもたらすもの、王様(日本では天皇陛下)や国旗や国歌など、それ対する攻撃は、結果として、民主主義を破壊するのです。

そして、仲間として尊重することがなければ弱者に自由も権利もありません。

私は、適切な「洗脳」をすることは民主主義や自由を護る為に必要だ思っています。

   *        *        *

他の部分にはともかく、君が代斉唱時の起立については、ペンクラブに賛成できません。

自由と民主主義を護るために。

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2011年9月26日 (月)

これはやめてね

これはやめてね

ニコニコニュース:「止まれ原発」!? 道路標識に落書き 都内で見つかる
http://news.nicovideo.jp/watch/nw119280

東京都世田谷区の路上で2011年9月25日、「止まれ」の道路標識に「原発」と落書きされたものが複数見つかった。続けると「止まれ原発」と読むことができる。



取材に応じた署員は、「あくまで警察としてではなく、個人の意見」と前置きした上で、「原発に反対するのは憲法19条で規定されている通り『思想・良心の自由』だが、(落書きは)交通事故につながる可能性があり、やめてほしい」と話した。

実際、車を運転しているとほんの0.1秒程度の不注意で事故が起こり得る。いつも見慣れた「止まれ」の標識が「止まれ原発」になっていて、なんだろう?と思い、プッと吹き出す。その瞬間、注意がそれる。ほんの僅かの時間かもしれない。

だけど、その瞬間に決定的な事が起きてしまうことがあるのが交通事故だ。

面白いけど、人の命には代えられない。

これは止めてね、事故の確率は少しでも低い方が良いから。

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戦争になるのかな

戦争になるのかな

産経新聞 主張:パレスチナ申請 中東和平を阻害しないか
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110925/mds11092503590001-n2.htm

第1が内部の意思統一だ。パレスチナ評議会(議会)は、和平交渉に反対するイスラム原理主義組織ハマスが多数を占め、アッバス議長率いる穏健派ファタハは第2勢力にすぎない。ハマスが実効支配するガザ地区からのロケット弾攻撃が続くようでは、イスラエル側のパレスチナ不信は絶えることがない。

仮にパレスチナ国家が承認されたとして、ハマスが攻撃を止めるだろうか。私には止めるようには思えない。もし、止めなかったら(パレスチナ国家に止める能力が無く結果的に、止められなかったら)パレスチナ国家からイスラエルへの戦争行為とならないだろうか。

パレスチナ国家がない状態ならテロリストや過激派の犯罪行為とすることが出来るけど、国家があるのに止めないとなったら戦争行為だ。自国領から他国領への攻撃なんだから。

  *        *        *

自国領から他国への攻撃を止められないとなったら、それは国家としての能力が決定的に不足していることを意味する。そんな国家を独立国として認める訳にはいかない。逆に言うと、パレスチナ国家が承認されるということは、「能力はある」という認定をすることにならないだろうか。

  *        *        *

パレスチナ国家の樹立が戦争への道とならないことを願う。

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2011年9月25日 (日)

イジメりゃ満足?

イジメりゃ満足?

西日本新聞 社説:選挙制度改革 議員定数の削減を前提に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/265008

大震災からの復興、原発事故への対応とともに、政治がいま責任をもって取り組まなければならない課題のひとつは、衆参両院の選挙制度改革と、それに伴う国会議員の定数削減だろう。



とりわけ定数削減は喫緊の政治課題と受け止めるべきだ。震災復興や社会保障の財源として増税を強いるなら、政治が自ら身を切らなければ国民の理解は得られまい。怠れば、政治不信は極まる。



その際、議論すべきは違憲状態の解消策だけではない。民主党は衆院比例定数の80減、参院定数の40減、自民党は3年後の国会議員総定数72減を、国民に約束したことを忘れてはならない。

現在の政治家の選択の仕方(選挙制度など)には欠陥がある。何が欠陥か言えないけれど、出来上がった政治家を見れば何かがオカシイと判る。でも定数削減が答えになるか疑問に思っている。

   *        *        *

政治制度改革の度に定数削減が言われるし「政治が自ら身を切らなければ」と言うセリフも良く聞く。

心情的には理解できる。自分達が増税等などで苦しんでいるときに予算が増えたりしたらむかつくし、減らせよって思う。

でも、定数削減ありきでは議論を間違うと思う。

政治家は特権階級でも貴族階級でもない。私達の代理人・代弁者だ。その代理人や代弁者の数を減らすことに簡単には賛成出来ない。政治家の働きぶりに満足はしていないが単純に減らせば官僚機構への監視能力が今でも不足しているのに、さらに不足しないか。

それに定数を削減すれば少数派の意見は届きにくくなる。定数は「日本に何人の国会議員が必要か(適正か)」という議論があるべきだ。

定数削減を言う意見の多くは、引用した社説と同じく「政治が自ら身を切らなければ」や「政治不信」といった感情(嫉妬・妬み)を理由としたものに見える。これには賛成出来ない。

   *        *        *

国民感情は大切だ。感情・気持ちは大事だけれど、感情に振り回されているばかりだと、人間、成長しない。時として現実を突きつける事も必要。

おもねっているばかりでは、世論は育たない。

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国連に過剰な期待をしても

国連に過剰な期待をしても

琉球新報:普天間と安保 危険放置は許されない/国連は黙認でいいのか
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-182014-storytopic-11.html

生命の安全や人権を脅かす過重負担の実態に拍車を掛ける日米安保とは何なのか。差別的政策がなぜ沖縄でのみ、まかり通るのか。嘉手納統合案は安保の根幹に関わる議論を呼び起こすだろう。

普天間、嘉手納両飛行場には、国連旗が掲げられている。休戦状態の朝鮮戦争の名残で「朝鮮国連軍」が駐留している。国連憲章が規定する特別協定に基づく正規軍ではない。しかし、国連軍地位協定に基づき「国連軍」の駐留が認められている以上、国連が両飛行場の基地運用に何ら建設的関与をすることなく、基地から派生する騒音被害や基本的人権に関わる諸問題を黙認し続けることは極めて不自然だ。

国連が完全な無能だとは思わないしPKOなどの効果も認める。しかし、国連は常任理事国が絡んだトラブルには何も出来ない。

「国連は黙認でいいのか」

国連が何か発言すべきかどうかは別にして、発言しようとしても常任理事国であるアメリカの意向に反する発言は出来ないのだ。

琉球新報が国連に何を期待しているか知らないが、少なくとも国連は普天間の撤去をアメリカに要求したりは出来ない。

   *        *        *

国連は常任理事国の意向に反せない、少なくとも軍事に関しては、これは尖閣諸島あるいは沖縄に中国が侵攻してきた時に、国連は何もしてくれない事を意味する。

   *        *        *

建前に過ぎないとしても普天間基地・嘉手納基地に国連の旗が上っている以上、国連は無関係ではいられない。それでも彼等は発言していない。それが現実。

国連に夢を見るのは止めよう。

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2011年9月24日 (土)

青酸カリと放射性セシウム

青酸カリと放射性セシウム

八目山人さんからコメントを頂いた、セシウム137の毒性について、ネットでちょこっと調べた事をまとめる。例によって素人がやっている事なのでそのおつもりで(むしろ自分の為のメモに近いです)。

ことの発端は武田教授が「青酸カリの方が約2000倍ほど毒性が低い」、つまりセシウム137は青酸カリの2000倍の毒であると言った事に始まります。

  *        *        *

セシウム137は0.1mgで3億2千ベクレル。3億2千ベクレルだと約4シーベルトに達する。4シーベルト被曝すると50%の確率で死亡する。

つまり50%の確率で死亡する量は0.1mg。

一方、青酸カリの場合は200mg程度。

つまり単純計算では200mgと0.1mgで2000倍というのは正しい。でも、それだけでは危険度は判らない。

  *        *        *

水道水の場合、「シアン化物イオン及び塩化シアン」は0.01mg/L以下に規制されています。「シアン化物イオン及び塩化シアン」は青酸カリを含んだ仲間ですが、青酸カリそのものではありません。が、類似の規制値としては他に無いようですので、これを青酸カリの規制値だとします。

すると、半数致死量の2千分の1でNG判定されることになります。

一方、放射性物質は500ベクレルで規制されています。0.1mgのセシウム137は3億2千ベクレルですから、半数致死量の74万分の1で規制されている。

青酸カリの方が370倍32倍も規制が緩い。

  *        *        *

ところで、コーヒーや茶でカフェインを摂取しますが、カフェインの致死量は10g程度、コーヒー1杯には40mg程度ありますから、致死量の250分の1。

致死量に近い量を摂取することではセシウムや青酸カリの比じゃありません。でも、私達は1日に250杯もコーヒーを飲めませんから問題にはなりません。

危険度は、致死量の大小ではなく、私達が摂取する可能性を考慮しないと正しく判断できません。

  *        *        *

現在規制されている放射性セシウムは他の物質と比べると極めて厳しい基準でNG判定されています。また、放射性物質は検出が容易であるという特徴があります。核種を正確に分析しようとすると大変ですが、放射線が出ているかどうかなら簡単です。つまり放射性セシウムは検出しやすい。

  *        *        *

放射性物質が安全であるとは言いません。しかし、検出し易いという特徴があります。検出し易いという事は、私達の口にはいる可能性は低いと言うことです。

青酸カリの致死量が単純計算で2000倍とか言われても、それが危険な量、私達の口に入る可能性を考えたら青酸カリよりも危険だとは言えないと判断しています。畑に青酸カリがバラ撒かれた場合よりも確実に危険なものを排除できるのですから。

  *        *        *

真実が混ざった間違いは面倒だ。

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2011/10/25 06:27 訂正
 訂正前:370倍
 訂正後:32倍
*) コメント欄で 名無しサソ さんより計算ミスをご指摘頂いた(ご指摘感謝です)ので、訂正する。

2011/10/25 06:38 訂正
 訂正前:致死量
 訂正後:半数致死量
*) こちらも修正しました。

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全員を不幸にする民主党政権の未熟さ

全員を不幸にする民主党政権の未熟さ

読売新聞:諫早調査は制限開門、長崎知事「承服できない」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110924-OYS1T00209.htm

国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門調査を巡り、鹿野農相は23日、長崎県諫早市で中村法道・同県知事らと会談した。鹿野農相は、国が環境影響評価(アセスメント)の中間報告で示した4種類の開門方法のうち、湾内の調整池の水位や海水の流出入量を最も抑える「制限的開放」で実施する意向を明らかにした。農林水産省は2012年度の概算要求に関連費用を盛り込む方針。開門に反対してきた長崎県と「全開」を求めてきた佐賀県はともに反発している。

諫早湾で制限的にせよ開門したら漁場に影響が出ます。それは(全体としては良いかも知れませんが、短期的には)必ず悪い結果を招くでしょう。何故なら、漁業は「現在の」状況に対して適応しているからです。どんな開門をしても、単純に昔の環境に戻るなんて事はないでしょうから、新しい環境でどんな漁業を営めば良いのか判るまでの間は苦しい時期が続くことになります。

一方、農業関係者にとっては純粋なリスクです。災害や塩害のリスクが増える。

開門調査はだれも幸せにはしません。

  *        *        *

鳩山さんは普天間、菅さんは諫早湾で寝た子をつついて騒ぎを起こしてしまいました。どちらも自分では収束させずに辞任してしまいましたが。

自民党政権がベストであったなんて、とても言えませんが、民主党政権は未熟に過ぎます。カッコよく問題可決したかったのでしょうが、結局、騒ぎを起し不幸な人を増やしただけです。

  *        *        *

民主党政権は「カッコつけすぎましたゴメンナサイ」と言うべきです。

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陰謀論はキライ(その2)

陰謀論はキライ(その2)

「放射能は怖い」のウソ 服部禎男著 (ISBN 978-4-270-00667-2)
http://www.tkd-randomhouse.co.jp/books/details.php?id=1038

--そうなんですが......。じゃあ、どうしてプルトニウムが猛毒だなんて噂が広まってるんでしょうね?

「そう思わせたい人たちがいるんだね。なんでもいいからとにかく放射能を怖がらせた、そして原発を怖がらせたい人が」

--いったいなのために.....。

「怖がらせることでお金儲けをしている人もいるし、それを政治的に利用している人もいる。一番大きいのは、原子力発電が広がることで損をするグループの存在。いろんな背景が電力の裏には潜んでいるんだよ。これは怖い話になるからここまでにしておこうね」

本屋に行くと震災や原発事故関係のコーナーが出来ている。原発事故関係のところでタイトルを眺めてみると、放射能や原発の怖さを強調しているものが殆ど。逆に、逆に放射能の危険は「この程度だから安心して」と思わせるタイトルのものは極少数。

そんな中で「『放射能は怖い』のウソ 」という本は少数派に属する。私は、いまの社会は放射能を怖がりすぎていると思っているので歓迎ですし、内容にも納得する部分が多いのですが、引用した部分はなんだかなぁ~と思った部分です。

  *        *        *

自分の主張が世間に受け入れられないときに、陰謀論っぽく正体を明らかにしない勢力の存在を理由にするのは好きではありません。と言うか突然胡散臭く感じてしまう。

科学や技術の話では、そこそこ説得的であったので、この部分にはがっかりです(もう少し具体的に書くか、いっさい書かないかの方が良かった)。

  *        *        *

陰謀論はキライです。右でも左でも。原発容認派でも脱原発派でも同じこと。話が胡散臭くなって信用できなくなる。

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2011年9月23日 (金)

陰謀論はキライ

陰謀論はキライ

togetter.com:【デマ速報】auからiPhoneが出るのは東電の陰謀
http://togetter.com/li/191230

孫信者のみんなが、auからiPhoneが出るのは反原発を訴えたソフトバンク潰しの陰謀とか言い出したんだ。
KDDIは光ファイバーを買収した関係で東電の勝俣さんを役員に迎えてたけど、原発事故後に退任。東電が持つKDDIの株式も近く売却され賠償金になる予定だよ。

この事がソフトバンクの孫さんがメガソーラを言い出した事とからめて東京電力というか脱原発を潰すための陰謀だってって話が流れている。引用元のtogetter以外にも陰謀論に対しての反論があるから、改めて私が付け加えてもあまり意味がないけれど、ひとつだ書くとAUが iphone5 を出すためにはアップル社から供給を受けなければならないと言うこと。アップル社が了承しなければ、AUはiphone5を販売できない。

東電とAUの継がりはともかくとして、アップル社を動かすほどの力があるのかしら。

この陰謀に加担することのアップル社の利益はなに?

アップルって原発推進派だっけ?

  *        *        *

陰謀論には「そんだけの(陰謀を実行する)力があるんかね」とか「そんな(陰謀を実行できるほどの)強力な相手にはお手上げだね」って思わせられる事がある。

今回のも、原発事故が起きて僅か半年の間にソフトバンクとアップル社の関係に介入してAUからiphone5を売らせる程の力がが力があるとは思えないし、そんな力でもってもっと色んな陰謀をしかけられたらどうしようもないって思っちゃうよ。

陰謀論はキライです。

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何故「届かない」と言うのか

何故「届かない」と言うのか

中日新聞 社説:日米首脳会談 沖縄の声がなぜ届かぬ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011092302000015.html

野田佳彦首相が日米首脳会談で米軍普天間飛行場の返還に関し、沖縄県名護市辺野古に県内移設する日米合意に基づいて進める考えを示した。国外・県外移設を求める県民の声はなぜ届かないのか。

なぜ「届かない」という言葉を使うのだろうか。

「届かない」んじゃなくて、届いているけど受け入れてもらえないと何故考えないのだろうか。いや、判っているけど現実逃避的な表現として使っているのだろうか。

   *        *        *

「届かない」という言葉の意味は、渡したいものが(物理的・社会的・経済的)障害があって相手に伝わらないって元々の意味だ。

沖縄の意見自体はアメリカに届いている。マスコミの発達した現代において、知らないという事はありえないだろうし、アメリカ自身が世論調査などをしていない訳がない。

沖縄の意見自体はアメリカに届いている事に疑いようがない。

   *        *        *

自分達の意見が届きさえすれば実現すると思っているのだろうか。

「正しい意見」は必ず実現すると思っているのだろうか。

言霊思想?

正義は必ず実現する?

主張が実現しない時に出てくる「(言葉が・声が)届かない」という表現には、意外と根深い問題があるんじゃないだろうか。

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2011年9月22日 (木)

陰謀論で言うと

陰謀論で言うと

FNN:茨城・常総市にある三菱マテリアル敷地内で蓄電池が燃える火事 鎮火のめど立たず
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00208017.html

茨城・常総市にある「三菱マテリアル」の敷地内で21日午前、蓄電池が燃える火事があった。警察によると、鎮火のめどは立っていないという。

午前7時半ごろ、常総市古間木(ふるまぎ)にある三菱マテリアル筑波製作所の敷地内で、東京電力が管理している蓄電池の設備が燃える火事があった。

午後4時半現在、消火活動が続けられているが、けが人はいないという。

警察によると、蓄電池はナトリウムと硫黄を成分としていて、ナトリウムは水と激しく反応するため、水を使った消火活動ができず、栃木・小山市から取り寄せた砂で、消火作業を進めるという。

現場は、台風15号の影響で雨が降ったりやんだりしていて、鎮火のめどは立っていないという。

NAS電池に限らずエネルギー密度の高い物が事故ると大事になります。一時期、ノートパソコン(のバッテリー)が発火する事故が続いたことがありますが、それの大規模なものと思えば良いのでしょうか。

また、出火したNAS電池を設置した東京電力のサイトにも記述があります。

東京電力:お客さまの敷地内に設置したNAS電池の火災発生について
http://www.tepco.co.jp/cc/direct/11092201-j.html

平成23年9月21日午前7時20分頃、三菱マテリアル株式会社(本社:東京都千代田区)筑波製作所殿(茨城県常総市)に、当社が設置している電力貯蔵用NAS(ナトリウム硫黄)電池(定格出力2,000キロワット)において火災が発生しました。

電力貯蔵って簡単に言うと電池の事でしょうけど、実は自然エネルギーの普及の為には欠かせないもののひとつです。その電池が火災を起こして消火活動も満足に出来ない。

   *        *        *

あくまで事故は事故ですけど、妄想と陰謀論を駆使すると、自然エネルギーの普及を邪魔する原発推進派の放火に違いありません、と言う人が出てくるような気がします。設置したのは東京電力だし。

   *        *        *

あくまで妄想です、私は、この火災は事故であり作為があるとは思っていません。ただ、妄想と陰謀論にはまって物事を見ている人がいるので、そういった人には丁度いい事故ではないかと思ったもので。

   *        *        *

でも、電池の火災って怖いよね。

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弁護士費用も払うのなら

弁護士費用も払うのなら

ニコニコニュース:東電、"分厚い"損害賠償請求書について釈明「書く気をなくさせようということは決してない」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw117802

「被災者の方々、特にお年寄りの方にとっては『(請求書の記入などが)大変難しい』ということは、まったくおっしゃる通りでございますけれど、私どもも損害項目を漏らさずにどうしても書いていただきたく、逆に書類が厚くなってしまったというきらいはございまして」

東京電力としては精緻にやりたい(不正請求を防ぎたい)のだろう。でも、現実問題として精緻な事が出来ないひとがいる。結果として取りこぼされる人が出てくる。

精緻に行っても良いと思う、弁護士費用を東京電力が持つのなら。

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育鵬社の教科書は良くなるに違いない

育鵬社の教科書は良くなるに違いない

毎日新聞:歴史教科書:育鵬社版 似顔絵など誤りで訂正へ
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110922k0000m040060000c.html

来年度から中学校で使われる保守系の育鵬社版の歴史教科書で、1956年の日ソ共同宣言に関するソ連側の首脳の似顔絵と名前に不正確な記載があることが21日分かった。横浜市の有識者グループや市販本の読者から指摘があったことを受け、同社は「訂正すべきところは訂正したい」とし、文部科学省に訂正を申請する。

保守系の教科書として注目されている育鵬社の教科書ですが、多くの方々に注目されているようです。そしてミスを指摘されています。この事で2つばかり思った事があります。

ひとつめは、育鵬社の教科書は他の教科書よりもミスの少ない教科書になるでしょう。

他の教科書には市販本があるのでしょうか(私は目にした事がありません)そして多くの方に読まれているのでしょうか。育鵬社の教科書は他の教科書に比べ多くの方々に読まれているに違いありません。

教科書は「実用品」です。実用品は多くの方々に使われ批判批評されることで鍛えられます。

いろんな方に読まれて批判批評される事で育鵬社の教科書は鍛えられるに違いありません。多分、他の教科書よりもミスの少ない良い教科書になるでしょう(出版社の対応が適切で、方針がぶれなければ、の話ですが)。

ふたつめは、教科書のミスがニュースになるということ。教科書も人間の作るものですからミスが無いなんて言えません。他の教科書にもミスがあって当然だし、ミスも修正されている筈なのにニュースを目にした記憶が(あまり)ありません。

育鵬社の教科書はそんなにミスが多いのでしょうか。それとも他の教科書のミスは無視されているだけでしょうか。

気になります。

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2011年9月21日 (水)

民主社会を動かすのはデモではなく選挙

民主社会を動かすのはデモではなく選挙

朝日新聞 社説:脱原発集会—民主主義が動き出す
http://www.asahi.com/paper/editorial20110921.html#Edit1

人々が横につながり、意見を表明することは、民主主義の原点である。民主主義とは、ふつうの人々が政治の主人公であるということだ。国の場合は、議会制による間接民主主義とならざるを得ないが、重大局面で政治を、そして歴史を動かすのは一人ひとりの力なのだ。

米国の公民権運動を勇気づけたキング牧師の「私には夢がある」という演説と集会。ベルリンの壁を崩した東ドイツの市民たち。直接民主主義の行動が、国の政治を動かすことで、民主主義を豊かにしてきた。

日本でも、60年安保では群衆が国会を取り囲んだ。ベトナム反戦を訴える街頭デモも繰り広げられた。それが、いつしか政治的なデモは沖縄を除けば、まれになった。政治的な訴えが通らない現実に、あきらめが先に立ったからだろうか。

朝日新聞の社説から高揚感が伝わってくる。私は「ケ(「ハレとケ」のケ)」の世界で高揚感があるのは危険だと思っている。現実世界での判断を誤ってしまいそうだから。

   *        *        *

デモで直接的に社会を動かす事は出来ない。少なくとも民主社会では望ましい事ではない。

デモというのは無関心な人間の胸倉をつかんで「オレの話を聞け!」というような行為だ。で、無理矢理話を聞かされた人間が興味を持って色々考えて行動を変えることによって社会を変えようとする行為だ。

でも民主社会で法や権力を変える正当な方法は選挙だ。社会を変えるのは、一般大衆の投票行動だ。

デモで社会を変えようとするなら、一般人の投票行動を変えられるようなデモでなければならない。

一般大衆に広がらないデモでは、労働組合などの組織化されたデモでは何人あつまっても、既に投票行動の固まった人間が固まった政治信条を表明しているだけに過ぎず、選挙結果は変わらず、社会も変わらない。

   *        *        *

日本でも、60年安保では群衆が国会を取り囲んだ。ベトナム反戦を訴える街頭デモも繰り広げられた。それが、いつしか政治的なデモは沖縄を除けば、まれになった。政治的な訴えが通らない現実に、あきらめが先に立ったからだろうか。

諦めたのはデモをしている人々に過ぎず、一般大衆は諦めたのではなく現状で良いと考えていた。安保闘争でデモを繰り広げた人々は少数派に過ぎなかったというのが現実だろう。

   *        *        *

日本では、当分の間、原発を動かせないだろう。新設はさらに難しいだろう。しかし、それは選挙に負けるからであって、デモをしたからではない。と言うかデモをしたから社会が動いたと思ってしまうと危険だ。何故なら、自分達の主張が通らないのはデモが足りないからだとなってしまい、一般大衆からかけ離れた過激なデモや行動を誘発しかねない。

デモは社会を動かす為に行うのではなく、デモは一般大衆を説得する為に行うべきだと思う。

高揚感は危険だ。

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2011年9月20日 (火)

何が狙いだろうか

何が狙いだろうか

レコードチャイナ:中国・延辺朝鮮族自治州は「韓国領」、日本と清朝が結んだ協約は無効—韓国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=54496&type=

2011年9月19日付の韓国聯合ニュースによると、韓国外交通商部は、中国東北部の吉林省延辺朝鮮族自治州を中国領と定めた「満州及び間島に関する日清協約」(間島協約)は無効だとする国政監査資料を国会外交通商統一委員会に提出した。20日付で環球網が伝えた。



これに対し、中国遼寧社会科学院の研究員で朝鮮・韓国研究センターの呂超(リュー・チャオ)主任は「間島は古くから中国領。こうした問題で民衆の情緒を煽るやり方は中韓関係に良い作用をもたらさない」と反論している。

こんなことすると中国と感情的に対立しちゃって良い事ないのに何が狙いなんだろうか。

中国と対立することで(外部に敵を作ることで)政権への求心力を作ろうとしている?

韓国が北朝鮮を併合したら延辺朝鮮族自治州にも手を出しますよ、だから北朝鮮が崩壊しないように支えなさいという脅し?

それとも日本が行った事に対する反発だけで深いことは何も考えてない?

  *        *        *

ま、委員会への資料なんてアリバイ作り程度のものだったりする場合もあるから深読みしてもしょうがないんですけど。

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ここまで来るとビョーキだよ

ここまで来るとビョーキだよ

中日新聞:福島の花火使用取りやめ 日進の大会、市民の抗議で
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011091990100354.html

実行委は市や市商工会の職員、市民有志らで構成。今年は東北の花火を打ち上げ、被災地復興を祈る予定だった。だが新聞折り込み広告などで計画を知った市民らから16〜17日に、「放射能で汚染された花火を持ち込むな」「花火でまき散らすのか」といった抗議の電話やメールが20件以上市役所などに寄せられたという。

実行委は当初、「花火店のある場所は国の放射線許容量を下回っている。室内で保管され、まったく問題ない」として実施する考えだったが、直前の17日午後になって取りやめを決めた。

実行委事務局責任者の宮地勝志・市産業振興課長は「安全性に問題がなく、取りやめは苦渋の決断だ。一人でも多くの人に気持ちよく花火を見てもらいたいという考えで判断した」と理由を説明した。

川俣町は一部が原発事故で計画的避難区域に指定されているが、菅野煙火店は区域外の低線量地域にある。菅野忠夫社長は「初めてのケース。仕方がないが、大変残念」と悔しがった。

記事を信じると「花火店のある場所は国の放射線許容量を下回っている」し「室内で保管され」ているし、花火にくっついてくる放射性物質の量はどう考えても健康に影響するほどだとは思えない。

  *         *        *

この程度の量ですら許せないとなると、もう福島と空気が繋がっているのをどう思うの?って聞いてみたくなるレベルだよ。花火数個で持ち込まれるものを気にしても交通はあるし空気だって繋がっているし、例え、福島の西にあっても地球は丸いんだから福島上空を通過した空気は東へ東へと流され西からやってくる。そんな空気に含まれているものは気にしないの?って聞いてみたい。

ビョーキ。

   *        *        *

安全策は多めに行うべきだと思う。多少の過剰はむしろ良いことだ。しかし、ここまでの過剰な反応は、結果として不幸をもたらしてしまうのではないか。

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2011年9月19日 (月)

気持ちは判る

気持ちは判る

【子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え】 俵万智

昨日、ツイッターで何度か俵万智さんの短歌を読んだ。良いか短歌であるかどうか素人である私には何とも言えないけれども、気持ちは判る。

  *        *        *

自分にも子供がいる。子供の事となると親は常軌を逸した行動をしかねない。自分なら平気でやり過ごすような危険でも子供の事となると逆上したり。私自身にもそういう部分がある。

子供が小学校に入学したばかりのころ、子供が交通事故に遭わないだろうかと、心配していた事を思い出す。通学路はあり自治会の人達が辻々(と言うと大袈裟だが)にいても心配は心配。仕事から帰って子供の顔をみるとほっとする。

道路と同じくらいとは言わないが、家にだって危険はある(実際、家で事故に合って亡くなってしまう子供もいる)。だけど、自分の手元から離れると不安になってしまう(でも、交通事故が怖いからといって学校に通わせない選択肢はない)。

幸いうちの子供達は交通事故に遭わずにすんだ、そんな心配はしなくなった。別な種類の心配が出て来ちゃったけど。

  *        *        *

放射能の害と交通事故の危険。どちらが高いだろうか。何年かに一度、通学途中の子供達に車が突っ込んでしまうといった悲惨な事故がある、これは事実。一方、放射能の害は、不明な点が多い。

私は、放射能で死ぬ子供達よりも交通事故で死ぬ子供達の方が多いと思っているけれども。

  *        *        *

今回の原発事故で漏れた放射能で死ぬ子供よりも、交通事故で死ぬ子供の方が多いだろう。

でも、親として不安になってしまう気持ちは良く判る。だから逃げることを非難はしない。

気持ちは良く判る(でも、それと危険の評価と対策は別の話)。

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2011/09/20 20:57 訂正
 訂正前:俳句
 訂正後:短歌

コメント欄で naga さんに、俳句ではなく短歌であるとご指摘を頂いた。全くその通りなので訂正する。ご指摘に感謝いたします。

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キモって思わないのかな

キモって思わないのかな

西日本新聞 社説:柳条湖事件80年の日本と中国 「等身大」の相互理解深めたい
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/264022

日本と中国との関係が安定しない。

経済的に相互依存関係を深め、文化や人の交流もかつてなく活発なのに、一つ外交問題が起きれば、そのたびに双方の国民感情全体が悪化するという悪循環が続いている。



なぜか。主たる要因は中国側だ。

毒入りギョーザ事件、新幹線技術の国際特許手続きや高速鉄道事故の処理などは、政府の基本姿勢や統治能力に不信を抱かせた。昨年の尖閣諸島沖中国船衝突事件での高圧的対応や、レアアース(希土類)輸出制限は、日本世論を大いに逆なでした。

領有権や海洋権益での強硬姿勢の背景に、軍の影響がありはしないか。空母を保有するなど軍事力の増強は、東南アジア諸国にも共通の不安材料となっている。日本の「防衛白書」が強い懸念を示したのは当然だろう。



16日夜、北京で開かれた人気グループSMAPのコンサートは、中国の若者らで盛況だった。テーマに掲げた「アジアは一つ」に異論はあるまい。

多様な交流や「等身大」の相互理解は相互信頼につながる。信頼関係やパイプがあれば不測の問題が発生しても沈静化できる。それは、一筋縄でいかない日中関係にも通じるはずだ。

西日本新聞まで日中関係の悪化について「なぜか。主たる要因は中国側だ」と書くようになって来ました。実際、国家というものは(人間というものは)悪さをしてしまうものですが、日本の悪さが70年前なのにたいして、中国の悪さは現在進行形ですからね。

   *        *        *

ところで、どうして、「『アジアは一つ』に異論はあるまい」って思うんでしょうか。私なんかは、違った文化的背景を持つ人間がなかよくやるには相互理解と適度な距離が必要と思っているんですが。

つまり「アジアは一つ」じゃなくて「別に分裂してても良いじゃん。それぞれの国がそれぞれのカラーを持って別な存在として振る舞う。でも最終的な戦争にはならないように知恵を働かすべき」と思っているんですが。

   *        *        *

世界はひとつ、とか、アジアはひとつとかスローガンでしかありません。価値観の異なる人間と「ひとつ」になるのは気持ちが悪いです。相互理解と適度な距離が平和への道だと思います。

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2011年9月18日 (日)

確認しようよ

確認しようよ

朝日新聞:韓国籍男性寄付、吹田市長受ける 09年大阪府議時代
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201109180003.html

大阪府吹田市の井上哲也市長が代表を務めていた政党支部が、韓国籍の男性から3万円の寄付を受けていたことがわかった。外国人からの寄付は政治資金規正法で禁止されており、井上市長は全額を返金した。

国民国家・民主国家においては国籍というものは利権である。主権者として国家の政治に影響できる権利なのだから。しかも、世襲であって、親が持っていれば自動的に得られる権利である。

民主国家の政治に外国からの影響を排除する規定があるのは、その国の国民の(政治に自分達の意志を反映する)既得権益を守るためである(もちろん政治の正当性を守るためでもあるが、それを言い出すと「何が正当か」という別な大問題がが出てくる)。

  *        *        *

私達の政治的権利を護るために他国民からの献金は禁止されている。しかし、政治家の側は無警戒であるように見える。献金を受けるときに国籍を確認するべきと言うと「(献金を受けた政治家の側から)失礼にあたる」と言われることがる。しかし、「すみません、法律で決まっているもので」と言いさえすれば良いのではないか。

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指導力はありますか

指導力はありますか

フジテレビ:新報道2001調査結果(9月8日調査・9月11日放送)
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/2008/110911.html

【問1】あなたは次の衆院選でどの党の候補に投票したいですか。
 民主党     27.2%(↑)
 自民党     24.6%(↑)

フジテレビ:新報道2001調査結果:(9月15日調査・9月18日放送)
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/2008/110918.html

【問1】あなたは次の衆院選でどの党の候補に投票したいですか。
 民主党     21.0%(↓)
 自民党     29.0%(↑)

9月8日から9月15日までの間に失言問題がありましたからね。落ちて当然と思います。また、今後も民主党内部でゴタゴタが起きそうな予感がします。民主党への支持はジリジリ減って行くと思います。

「やっぱり民主党はダメね」と改めて世論が結論を出すのは いつ頃になるでしょうか。

  *        *        *

たった1週間の変化で結論なんか出せないですけれと、野田内閣の支持の下落は2%で民主党支持の下落よりも小さいです。

これは、民主党内部の抗争や閣僚の失言問題で、民主党への支持が落ちる。野田内閣への支持が落ちるのは、そのトラブルを押さえられないという指導力不足が明らかになってからという事ですかね。

つまり、野田首相には指導力を発揮する時間が与えられた(≒指導力を試されている)と言うことです。

野田首相は指導力を発揮できるでしょうか。(無理だろうなと予想しています)。

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「隠すな!」って騒ぐ人が出るだろうな

「隠すな!」って騒ぐ人が出るだろうな

毎日新聞:福島第1原発:1号機「建屋カバー」工事の写真公開
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110918k0000m040079000c.html

東京電力は17日、福島第1原発1号機の原子炉建屋で進めている「建屋カバー」の工事の写真を公開した。建屋カバーは放射性物質の拡散や雨水の流入を防ぐのが目的で、8月から作業を始めていた。10月にも完成させる予定。

この「カバー」が完成すると放射性物質飛散が減ると同時に「破壊された原子炉建屋」が外から見えなくなる。この「見えなくなる」ことを原発事故の実態を隠している・隠そうとしていると非難する方が出てくると予想している。

  *        *         *

予想する理由は、チェルノブイリでも現在の「石棺」の上にさらに覆いを作ろうとしているが、この覆いに対しても同様の批判を見聞きしたことがあるから(NHKの番組だったかな)。そして「隠すな」と避難している方々の心理を推測すると特別なものだとは感じないから。

  *        *         *

実際、政治的なレベル・PR戦のレベルでは壊れた建屋が剥き出しの場合とカバーがついた場合では、印象がかなり違う。もしかしたら政府や東京電力の意図もそうかもしれない。

しかし、そういった政治宣伝のレベルと、政府や東京電力の意図とは別に、建屋カバーの効果について考える必要がある。ひとつめは、放射性物質の飛散防止に役立つかどうか。

ふたつめは、国民に与えるストレス。汚染水の処理が進み、海洋へ再び漏出する可能性が減ってきた。これはホッとさせるニュースだった。建屋カバーが出来ることで、実際の飛散防止効果とは別に、国民に与えるストレス低減効果もあるだろう。

  *        *         *

まだ「建屋カバー」も完成していないし、それに対する非難も(私は)目にしていない。この記事は私の妄想に終わるかもしれないが、現時点で考えた事と言うことでアップすることにした。

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2011年9月17日 (土)

電力自由化と停電と節電

電力自由化と停電と節電

朝鮮日報:停電:節電できない韓国人
http://www.chosunonline.com/news/20110917000033

そして翌16日午後4時。この店ではエアコンの温度を18度に設定し、入り口のガラス戸を開けっ放しにしたまま営業していた。店員(44)は「昨日は電気が多く使われたために停電になったそうだが、お客さんに店内に入ってもらうにはエアコンの温度を下げ、入り口のドアを開けておかなければ」と話した。

原発事故後、電力の自由化や発電と送電の分離を言う人々がいる。電力自由化や発送分離は原発事故以前から議論されてはいたが、事故後に多く議論されている。

ただ電力のような公共性の高いものは自由化といっても完全な自由化は出来ず、制限付きとなる。NTTが電電公社だったころ日本の電話は自由化されておらず民間業者が参入することなど不可能だった。それが自由化されソフトバンクやAUが参入してきたが、やっぱり規制がある。

電力も同じで、たとえ自由化されたとしても規制付きの自由化にとどまるだろう。

  *        *       *

韓国で大規模な停電があったが、韓国は電力自由化されているそうだ。停電の原因が自由化にあるとは言わないが、自由化することでコスト競争が起こり、コスト競争に勝つために色んな意味での余裕を無くすことは予想されることだ。

自由化は不安定さをもたらす事を覚悟しなければならない。

  *        *       *

もちろん、上に書いたように規制もあれば、引用した記事にみられるような国民性の違いもある、だから韓国の事例がそのまま日本に当てはまるとは思えないが、自由化した結果、電力供給が不安定になる可能性は否定出来ない。

  *        *       *

あと、電力自由化・発送分離は脱原発を導かない。自由化すれば高コストであっても自然エネルギーで発電された電気を買う人が出てきて、自然エネルギーの普及に役立つだろうとは思う。しかし、原発は目先の安さを実現することが出来る。その安さに釣られて原発の電気を買う人達が出て来ない保証はないし、出て来た時に「どこから買おうと自由じゃん、自由化されてんだから」と言われたら反論出来ない。

  *        *       *

東京電力の利権・利益と脱原発と電力自由化発送分離は別けて考えないと、新たな利権と新たな環境被害を生み出したり、混乱を招いてしまうだろう。

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2011/09/18 00:01 訂正
 訂正前:混乱を招いたりしてしまうのではないだろうか。
 訂正後:混乱を招いてしまうだろう。

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口先だけなのか?

口先だけなのか?

サーチナ:【仏国ブログ】原発事故で東京ゲームショウを見送り「心配しすぎ」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0916&f=national_0916_074.shtml

ゲームに関するフランスのサイト「Jeuxactu」は、毎年記者やカメラマンなどで構成されたチームが東京ゲームショウを訪れ、会場の様子や新作ゲームの情報などをレポートしている。しかし、今年はイベントの参加を見送ったと読者に報告している。

理由は、3月11日に発生した地震と原発事故だと語る。通常4−5名のグループで訪日し、イベントのレポートをしているが、このうち2人が原発事故の影響がどの程度かわからないという不安から、訪日を見送りたいと希望が出たと説明。

人の心は言葉に表われ、また行動にも表われる。そして時として言葉と行動は矛盾する。

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日本の原発事故が怖くて日本にこない。

引用した記事にあるフランスの方々の言葉と行動は矛盾しない(矛盾しないから真実だとはならないが(原発事故を言い訳に使っただけかも))。

逆に「ただちに健康に影響はない」などと言いながら自分だけ防護服に身を固めて福島に行った閣僚がいる。この光景をみた視聴者は言葉と行動の矛盾を感じただろう。そして、多くの場合、行動の方が本心だ。

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原発事故による放射能が怖い怖いと言う方々がいる。私が知っているのはネット上でのことなので、現実に何処に住んでいるか判らないけれども、首都圏や東北にもいらっしゃるのではないか。

そんな方々の発言を見ていると、この方々は現実世界で、どのように放射能に対応しているのだろうかと思う。

例えば、100万人が死ぬといった発言があるが、もし本当にそうなったら、首都県や東北に住んでいたら高確率でガンになるし、経済的にも大打撃を受けることになる。で、信じているなら、何故、逃げ出さない?

首都圏に住むことは命よりも価値があるのか?
その仕事や立場は命よりも価値があるのか?
おまえの命は軽い命なのか?

怖い怖いと言っているが、本当は大丈夫と思っているのではないだろうか。

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私自身は、福島原発周辺のごく一部を除いて安全であると思っているし、首都圏から引越ししたりするつもりはない。

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危険だ危険だとおっしゃっている方の中には、実際に引っ越した方もいる。だけどその声の大きさ(多さ?)に比べ、実際の行動が少なすぎるように感じている。キツい言い方をすると「口先だけ」の方が多いのではないか。

これも本当はたいした危険は無いのだろうと判断している理由の一つだ。

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あ、誤解のないように蛇足を加えておくと、脱原発・反原発のデモをしている方々を口先だけだと非難してい訳ではない。何故なら、脱原発や反原発は現在の恐怖も理由になるが、将来の危険や不安も理由になるし、核技術や文明に対する哲学も理由になるのだから。

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2011/09/17 11:15 訂正
 訂正前:それとも怖い怖いと言うのは口先だけで、本当は怖がっていないのか?
 訂正後:怖い怖いと言っているが、本当は大丈夫と思っているのではないだろうか。

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2011年9月16日 (金)

生活保護雑感

生活保護雑感

NHK:生活保護 3兆円の衝撃
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110916.html

凄まじい勢いで増え続ける生活保護受給者。今年4月末の受給者は、全国で202万人を突破。世帯数で見ると146万世帯を超え、終戦直後の混乱期を上回り過去最多となった。給付額は3兆4千億円に達しようとしている。急増の背景には、リーマンショックを受け、2010年春に厚生労働省が65歳以下の現役世代への生活保護支給を認めるよう全国の自治体に促したことがある。

NHKの番組を見た雑感。

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生活保護のような「働かなくても得られる収入」でかつかつの生活をしていると意欲を失ってしまうだろう。自分だってきっとそうだ。生活保護はセーフティーネットであると同時に、蟻地獄のような罠でもある。

いまの生活保護の制度には問題がある。

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この番組ではベーシックインカムについては語られなかったが、生活保護に似たもの(似て非なるもの?)にベーシックインカムがある。

ベーシックインカムについて私は判断をしかねている。最低限の収入が保証された安心感は素晴らしいと思うが、生活保護と同じ様な罠がある。一方で、人間は働きたい何かを作りたい成したいという欲求をもってもいる。文化は暇人のものだと言うと極端だが、生活に汲々としているばかりでは文化は産まれない。

ベーシックインカムはとんでもなく堕落した社会を生むかもしれないし、とんでもない文化を生むかもしれない。

どちらになるだろうか。

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生活保護費を巡る貧困ビジネス、あるいは受給者自身が不正行為によって収入を得てたりする。

カネや利権のあるところビジネスあり。生活保護は色んな人間に喰い物にされている。

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行政の現場では生活保護費を減らそうと様々な取り組みをしている。受給資格の審査を厳しくしたり。

そんなことをしたら、本当に弱い人間は(本当に援助が必要な人間は)受け取れなくなってしまう。一方で審査を甘くすると不正受給が増えてしまう。不正な受給が増えたら、生活保護自体への風当たりが強くなって制度そのものの存続に関わるかもしれない。

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番組中でNPOの方が行政とは違った方向性で生活保護受給者に関わっている。立派であると同時に贅沢な感じがした。行政は全てあらゆる受給者を相手にしなければならないが、私的な存在であるNPOは援助する相手を選べる。NPOが良い援助をしているように見えても、それは援助する相手を選択しているからこそ出来ることではないかと思ってしまう。

公立小学校と私立の小学校のような差だろうか。

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番組中でデモ隊が「生活を財源で語るなぁ~」と叫んで行進していた。バカじゃなかろうか。先立つものが無いとどうなるか良く知っているハズの方々が、なんてことを言うのだろうか。

「財源で語るな」じゃなくて正直に「老人に年金を出すお金があるなら、オレらにくれ」とか「子供にお金をかけないでオレらにくれ」と言ってくれ。

政府は無限のお財布を持っている訳じゃない。何処かに出せば何処かが減るんだ。

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生活保護制度は限界に来ている。支払う側に不満がたまり、受ける側も幸せになっていない。

不正を避ける為の現物支給化(あるいは特定用途にのみ使えるチケット化)と行政が強制的な仕事を用意すること(受給者の能力がまちまちなので難しいだろうが)は一つのアイデアではある。

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私達は有限の存在だ。いろんな制約の中で解決策を探っていくしかない。

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労働者保護ではなく

労働者保護ではなく

ニューズウィーク:空洞化への道は民主党政権の善意で舗装されている
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2011/09/post-386.php

これに最近の円高が追い打ちをかけている。2007年の為替レートに比べると、円が対ドルで約35%上昇したのに対し、ウォンは約16%下落している。パナソニックやエルピーダの最大のライバルである韓国のサムスンに比べると、50%以上もドル建て価格が上がったことになる。

ただ経営者に聞いてみると、最大の問題は税金や為替ではなく、民主党政権の「アンチビジネス」的な姿勢だという。雇用規制はアジアでもっともきびしいのに、厚生労働省は派遣労働や契約社員の規制をさらに強めようとしている。派遣社員の規制が強化されたために請負に切り替えると「偽装請負」として攻撃される。アジアで雇用すれば、国内の半分以下の賃金で優秀な労働者を雇うことができる。

労働者を直接的に保護することは受けが良い、判り易い。しかし、長期的には労働者の為にはならない。

例えば、貴方の会社の給料が(業績とは関係ない要因で)10倍になったとしよう。貴方の会社は倒産しないだろうか。あるいは貴方の給与を毎年10%づづ(業績とは関係なしに)上げるとする。貴方が肩たたきされるまで何年だろうか。

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私は「大きな政府」を支持するが、労働者を直接的に保護すること(しかも民間に命令する形でのもの)には反対だ。教育や技術開発にこそ活路がある。

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経営者は民主党の「『アンチビジネス』的な姿勢」を逆説的に歓迎しているかも(日本の雇用を減らす言い訳になるから)、とヒネクレ者の自分は考えてしまう。

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もしかして、東京電力って優秀だったの?

もしかして、東京電力って優秀だったの?

読売新聞:韓国、突然の電力供給止め…全国的に4時間停電
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110915-OYT1T00973.htm?from=navr

韓国で15日午後3時半ごろから、ソウルを中心に全国規模で大規模な停電が発生、停止したエレベーターに人が閉じこめられるなど、混乱が広がった。



残暑による冷房利用増などで電力需要が供給能力の限界に迫り、急きょ、予告なしに電力供給が止められたためだ。電力供給の不安が続く日本でも人ごとではない。



ソウル市消防災害本部によると、ビルのエレベーターに閉じこめられたという救助要請は93件に上った。

条件が違いすぎるので比較するのもどうかとおもいますが、特段の事故もないのに「予告なしに電力供給が止められた」韓国と震災後に予告してから行った日本の「計画停電」。

東京電力の経営陣は力不足だし、原発事故に至るまでのことは非難すべきことが多いけれども、震災後の現場のドタバタは意外に優秀だったのかしら。

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それとも韓国と比べること自体がNG?そんなことないよね、OECD加盟国だし。

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2011年9月15日 (木)

失敗してみるのも良い経験ではありますが

失敗してみるのも良い経験ではありますが

読売新聞:政権交代「良かった」11ポイント下落し47%
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110914-OYT1T01021.htm

民主党政権誕生から2年を迎えるのを前に、読売新聞社が実施した全国世論調査(3〜4日、面接方式)によると、政権交代したことを「良かった」と答えた人は47%で、昨年9月調査の58%から下落した。

「政権交代したことを『良かった』と答えた」ひとは、どんなところが良かったと考えているのかな。あえて良かった所を探すと、民主党の実務能力がダメだと実証されたってところかな。あと、自民党の政治家を失言やカネの問題で攻め立てていたけれど、民主党の政治家だって同じだって判ったことかな。(いや、民主党の政治家の方が汚いかな)。

それ以外に何があるかな。政策を検証させるという意味で政権交代は良かったけれど(事業仕分け)たいした成果が上っているようにも見えないんだよね。高校無償化は評価しても良いけど(私は「大きな政府」を支持しているから)、準備不足(財源や朝鮮学校の問題)であることは否めない。

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明確に良いことが思いつかない一方、日米関係を混乱させ、日中関係もややこしくした、震災からの復旧復興についての政策もズルズル決まらない。

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高い授業料だぜ。

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2011年9月14日 (水)

教育費への公的支出を増やせ

教育費への公的支出を増やせ

読売新聞:日本の教育復興を支援…OECDが異例の声明
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110913-OYT1T00818.htm?from=navr

2008年の国内総生産(GDP)のうち、日本では教育に対する国や自治体などの支出が占める割合は3・3%。OECD平均の5・0%を下回り、データのある31か国中最下位だった。また、日本では、子供1人にかかる大学教育費のうち、国や自治体ではなく、家庭が負担している割合は66・7%で、OECD平均の31・1%を大きく上回った。日本では教育に対する国や自治体の支出が少ないため、家庭が多くの教育費を負担せざるを得ない実態が浮かび上がった。

私は自民党支持ではあるけれども、公教育については不満がある。教育費の対GNP比が低いこと過去の遺産で生活していると言うことだ。(次の世代に投資していないのだから)。また、公的な支出(政府の支出)と私的な支出(家庭の支出)で、私的な支出に頼ることは家庭の経済状況が子供の教育に大きく影響する事を意味する。極端に言えば、親の社会階層が子供に引き継がれるということ。

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震災や原発事故の復旧復興の為に増税することについて議論されている。それも結構だが、子供の教育の為に増税することも考えて良いのではないか(「公的でないルートでの公教育への介入(教職員の労働組合の教育への介入)」を排除しなければ、投入した資源が国民の意志とは違う方向に使われてしまう。公的な教育費を増やすと同時に不当な介入を排除しなければならない)。

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私は何故、原発を容認するのだろう

私は何故、原発を容認するのだろう

朝日新聞:「ベント不成功なら致死量の被曝」保安院、震災翌日想定
http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY201109130265.html

東京電力福島第一原発1号機の格納容器の圧力を下げることができなかった場合に発生が想定される事象として、原子力安全・保安院が、敷地境界での被曝(ひばく)線量が「数シーベルト以上」に達すると見込んでいたことが、情報公開法に基づき開示された同院の内部文書で分かった。7シーベルトが全身被曝の致死量と言われており、敷地内では人が生きていられない状況になる可能性が政府部内で検討されていたことになる。

おそらくこれは「起こり得る最悪の事態」なのでしょう。原発敷地内に人が立ち入れない。それこそチェルノブイリでやったように人海戦術で一人当たり数分の作業、しかも死傷することを覚悟の上でとなるか、線量が下がるまで放置されることになる。

起こり得る事態はいつかは起きるでしょう。私が生きている間に起きるかどうかは判らないけれど。

で、考えてしまうのは、私はその事態が起きる可能性を判っていながら、何故、私は原発容認派なのだろうかということです。

毎日新聞:ケニア:ナイロビでパイプライン爆発、120人死亡
http://mainichi.jp/select/today/news/20110914k0000m030129000c.html

現地からの報道によると、首都ナイロビで12日、石油輸送用のパイプラインが爆発。大規模な火災が発生し、少なくとも120人が死亡、100人以上が負傷した。パイプラインはスラム街を通過し、住民がパイプラインから漏れ出した石油を採取するために集まっていた。原因は不明だが、たばこの吸い殻から引火したとの情報もある。

パイプラインから漏れた石油を得ようとして集まった人達の教育レベル・知識レベルがどの程度か判りませんが、石油が危険なもの燃えるもの爆発するものであることぐらいは判っていたでしょう。少なくとも集まった全員が知らなかったなんてことは有り得ないと思います。

危険は承知、でも石油は欲しい。

結果、120人も死んでしまう。

   *        *        *

集まった人達が、採取した石油を売るつもりだったのか、それとも自分で煮炊きや自動車に使うつもりだったのかは判りませんが、彼らにとっては命懸けでも欲しいものだったのでしょう。

   *        *        *

私は、彼等の命を軽いとも、彼等が無知だったとも思いません。私は彼等を笑えません。

人間は経験によって怖いものが出来てしまいます。犬に噛まれた人が犬を怖がってしまうように。

私は、長期の失業こそ経験がありませんが、お金が無いという恐怖は経験しています。私は経済的な行き詰まり(不況と失業)が怖いのです。それこそ原発事故よりも怖いかもしれないぐらいに怖いのです。

ケニアで亡くなった120人も、石油が爆発すること(あるいは、その可能性)よりも、貧乏や燃料がない事の方が怖かったのであろうように。

   *        *        *

私と同じように、原発事故よりも(エネルギー不足による)経済的な行き詰まりが怖くて、脱原発に賛成出来ない人は多いのではないでしょうか。もし原発に替わり得るエネルギー源があるなら、私も脱原発派になるではないかと思います(私は、化石燃料の割合を増やし原発を減らす、但しエネルギー不足に備えて技術を継承できる数の原発は維持する、また新型のより事故率の低い原発を開発すべきと思っています)。

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2011年9月13日 (火)

両方嫌い

両方嫌い

朝日新聞:輿石幹事長「報道考えて」 鉢呂氏失言報道に不快感
http://www.asahi.com/politics/update/0912/TKY201109120348.html

民主党の輿石東幹事長は12日の記者会見で、鉢呂吉雄前経済産業相が一連の失言で辞任した問題について、「大変残念でおわびを申し上げなければならない点もある」と陳謝した。そのうえで「報道のあり方について、みなさん自身ももう一度考えていただきたい」として報道に不快感を示した。

民主党がマスコミを批判しました。実際、マスコミは批判されて当然と思う部分もあるのですが、ちょっと複雑です。自民党が政権にあった頃にもマスコミ批判はあったと思いますが、政権がマスコミを批判したときどうなったでしょうか。民主党は何をしていたでしょうか。

マスコミはますます批判を強め、民主党は同調して、ささいな事、漢字の読み違いのような事まで批判したのではないでしょうか。

   *        *        *

マスコミには不満があります。しかし民主党の対応はご都合主義的に過ぎます。立場が変わってやることが変わりすぎ。さらに言うなら自民党がかつての民主党のような振る舞いを行っていることも心配です。

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2011年9月12日 (月)

問題は政治だ

問題は政治だ

読売新聞:2・3号機汚染水、流出の恐れない水位に
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110911-OYT1T00339.htm

東京電力は11日、福島第一原子力発電所2、3号機のタービン建屋にたまった高濃度汚染水の水位が、大雨などで環境中にあふれ出す恐れのない高さになったと発表した。

3号機と地下がつながっている4号機も数日中に目標水位に達する見込み。今後、東電は、原子炉の冷温停止へ向け、注水量の増加を検討する。

汚染水の漏出の可能性が無くなりつつある。地味ですが良いニュースです。また原子炉建屋を被うカバーも構築が進んでいます。原子力発電所については、着実に収束に向かって前進してます。

また、除染についても土壌からセシウム分離して回収する方法など技術面では(実用化まで時間がかかるかもしれませんが)前進しています。

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日本について「経済一流、政治は三流」と言われることがあります。科学技術についても日本は一流であることを疑う人は少ないでしょう。原子力発電所の事故であってもなんとか終息させられない訳がありません、技術で出来ることについては。

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福島原発からの放射性物質の漏出は抑え込めつつあります。除染も技術はそろうでしょう。残るのは除染用のプラントを何処につくるか。除染の為の(汚染された土や瓦礫を仮置きするための)保管所を何処につくるか。そして補償問題です。

これは技術では解決出来ません。政治の出番です。

日本は「経済一流、政治は三流」。

原発事故の最終的な収束まで時間がかかるでしょう。残念なことですが。

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中間層を味方に出来なければ

中間層を味方に出来なければ

読売新聞:脱原発デモで12人逮捕、機動隊員暴行などで
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110912-OYT1T00004.htm?from=main7

東京・新宿で11日に行われた「脱原発」を訴えるデモで、警備中の機動隊員に暴行を加えるなどしたとして、警視庁は同日、デモの参加者の男11人を公務執行妨害の疑いで、デモを主催した「素人の乱」の二木信容疑者(30)を都公安条例違反の疑いでそれぞれ現行犯逮捕した。

昨日、脱原発のデモが行われた。ツイッターで「原発」「デモ」「新宿」などのキーワードで検索して眺めていたが、デモ参加者の意識と周辺の見物人の意識がちょっと距離がある感じがした。公安部の発表によると参加者は約2200人だそうだが、この程度の人数にも関わらず12人も逮捕されている。逮捕の正当性については現場にいなかった自分には判断できないが、多数の逮捕者はデモが先鋭化していることを示している(警察につっかかる、警察の挑発に簡単に乗っかってしまう)。

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いまの日本の状況では先鋭化した脱デモは大きな力を持ち得ない。大衆の大部分は警察と戦うほど追い詰められていないから(危機感を持っていないから)。

中間層を巻き込む事が出来なければ、社会を変革することは出来ない。先鋭化した政治活動は、一歩間違うと過激な方向に暴走する。そうでなければ自然消滅か、細々とカルトとして残るかだろう。

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2011年9月11日 (日)

カチン

カチン

愛媛新聞:地軸 足るを知る夏
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201109115569.html

朝晩、ひんやりとしてきた。観測史上4番目の暑い夏も終わってみれば何ということはない。電力不足が叫ばれ、少しの不便はあったが、生活に極端な支障はなかった▲原発なしでは暮らしも産業も立ちゆかぬと、息巻いた経済産業省と電力業界の「警鐘」は、無用の心配に終わったことになる。関東、東北管内の使用制限令は9日に前倒しで解かれた▲

いえ、別に愛媛新聞に恨みはありませんし、引用元のコラムも全体を読むと納得出来る部分もあるけれど、ちょこっとカチンと来ました。

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この夏の節電が負担になった企業は多いだろう。生産現場は節電の為に本来の仕事が出来ない、計画停電に備えた準備をしなければならない。

結果的には乗り切ったけれど、負担であったことには間違いない。それを「少しの不便」とか「原発なしでは暮らしも産業も立ちゆかぬと、息巻いた経済産業省と電力業界の『警鐘』は、無用の心配」と言われるとカチンときてしまう。

   *        *        *

この夏はなんとか乗り切った。だけど簡単に乗り切った訳じゃない。これからも綱渡りは続く。

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2011年9月10日 (土)

政治不信よりもマスコミ不信

政治不信よりもマスコミ不信

毎日新聞:鉢呂経産相辞任:「当然の結果だ」 深まる政治不信
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110911k0000m010101000c.html

就任から1週間余。鉢呂吉雄経済産業相が、東京電力福島第1原発視察後の発言で辞任に追い込まれた。「福島の再生なくして日本の再生なし」と宣言した野田佳彦首相の言葉の重みに疑問符がつく事態。政治不信を募らせる福島県民は、複雑な思いで今回の辞任を受け止めた。

自分としては、政治不信と同じくらいマスコミ不信もあるんですが。今回の失言と辞任について言えば、トドメを刺した2番めの「放射能がうつる」発言について、どんな状況でどんな調子で言ったのかによって評価は全く変わります。

また、記者会見での下品な(政治家が言ったらたちまち辞任になるような)質問を見聞きすることもあります。

  *        *        *

政治家は政治思想と政策で選びたい。

マスコミは誠実さで選びたい(今回の例で言えば、2番目の発言や発言したときの場の雰囲気を正確に伝えているかどうか。私は2番目の発言について良い報道がされているとは思いません)。

  *        *        *

マスコミには、政治不信を言うのは結構ですがマスコミ不信にもご注意を願いたい。

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あ、でも、私は鉢呂さんを擁護はしませんよ。脇が甘いです、マスコミが失言を期待して待っている事は周知の事実なんですから。

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独裁者が去って好戦的になる

独裁者が去って好戦的になる

中日新聞:エジプトで大規模デモ イスラエル大使館襲撃、大使ら出国
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011091090120915.html

エジプトの首都カイロのイスラエル大使館前で9日、反イスラエルの大規模デモがあり、一部参加者は大使館が入居するビル周辺に設置されたコンクリート壁を破壊して館内に侵入し、機密文書などを窓からばらまいた。

エジプト国営テレビによると、イスラエル大使と館員、その家族らは危険を避けるためカイロ空港から出国。エジプト内務省は、治安部隊が催涙ガスなどを使用し、デモ隊の少なくとも450人が負傷したことを明らかにした。ロイター通信は、デモ隊が複数の警察車両を放火したと伝えた。大使館周辺には10日未明も約2千人が集まっているという。

エジプトから独裁者が去ったと単純に喜ぶことは出来ません。なぜなら未成熟な国民国家というものは危険な存在ですから。

  *       *      *

強い権力や権威を持っている独裁者であれば、民衆の意志を無視する事が出来ます。国民国家あるいは民主国家であれば出来ない事です。

民族や宗教が違えば反発するのは自然な事で何の努力も無しに融和すると考えることは出来ません。

独裁者が去り、次の政権担当者が民衆の意志を無視できないとする。民主制度が整っているかどうかは別にして、強い権力や権威がなければ、民衆の意志を無視はできません。

そしてエジプトとイスラエルは宗教的にも民族的にも対立している。独裁者が去って重しが無くなり民衆の感情が吹き出す。

  *       *      *

他国の大使館を襲撃するなんてよくよくの事です。エジプトは民衆の暴走によってイスラエルと戦争するかもしれません。

  *       *      *

韓国は独裁者が去って反日的になりました(元々あった反日的気分が表にでてきました)。中国も民主化されたら、反日的気分が吹き出して戦争になるかもしれません(それより内部分裂の可能性が高いでしょうが)。

民主政治は独裁政治より良いものだと思いますが、平和になるとは限らないということも憶えておくべきでしょう。

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バカ?

バカ?

毎日新聞:鉢呂経産相:失言 野田政権に打撃 野党側、追及姿勢強める
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110910ddm002010137000c.html

鉢呂吉雄経済産業相が、東京電力福島第1原発の周辺市町村を「死の町」と表現したり、記者に「放射能をつけたぞ」などと発言した問題で、政府・与党内では厳しい見方が広がった。野田政権は東日本大震災の復旧・復興と福島第1原発の早期収束を「最優先の課題」と位置付けてきただけに、政権に与える打撃は計り知れない。大震災を巡っては7月に松本龍前復興・防災担当相が自らの発言で辞任したばかり。野党側は追及姿勢を強めており、野田政権は発足早々、難題を抱えることになりそうだ。

ツイッターを「バカ発見器」と称する場合があるが、この鉢呂吉雄経済産業相は、ツイッターで発見されるバカと同程度のバカなんじゃないだろうか。

ツイッターで発見される「バカ」は知能が低いバカじゃなくて、社会的影響が判っていなかったりモラルに問題があったりするが、学生や勤め人としての能力に問題がある場合は少ない。鉢呂さんもアタマは悪くないんでしょうが。

  *        *        *

政治家は政策判断が的確であればよく、品行方正である必要はないと思っているが、こういう発言や行為がマスコミの餌食になることや野党の攻撃材料になることくらいは理解しておいて欲しい。

政治が止まっちゃうから。

  *        *        *

この種の失言をあげつらって良いのは政治が上手く行っている時だけ。危機においては能力だけが問題になる。私は民主党が大嫌いだがこの種の失言をあげつらうのは止めるべきではないか。

ただ、いま止めたとしても自民党政権に戻ったとたんに復活するんだろうなと思うと、暗澹たる気分になって止めない方が良いのかも知れないとも思う。

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2011年9月 9日 (金)

ヨウ素は何処から?

ヨウ素は何処から?

ZAKZAK:東京で大異変…ヨウ素が急上昇!何が起きているのか
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110909/dms1109091222007-n1.htm

奥州市下水道課によると、7月から8月11日まで汚泥採取を計5回行い、5回ともヨウ素131は「不検出」だった。だが、8月25日の採取分で、2300ベクレルを検出。31日は590ベクレル、9月6日も480ベクレルを検出した。厚生労働省が示す食品、飲用水などの暫定規制値は、乳児で1キロ当たり100ベクレル、成人は2000ベクレルで、それをはるかに超える数値が出たことになる。



実は、同原発から200キロ以上離れた東京都でも数値が急上昇した。8月15日〜16日にかけて、各地の下水処理施設で採取された汚泥に含まれるヨウ素131の濃度が上がり、東部スラッジプラント(江東区新砂)や清瀬水再生センター(清瀬市下宿)では150ベクレルを記録した。直近では不検出か微量の検出にとどまっていた。



夕刊フジの取材に対し、東京電力では「(原発敷地内の)モニタリングポストの値が排出限界値を超えた記録はなく、新たに放射性物質を排出した事実はありません」(広報部)とコメントしている。

放射性ヨウ素の半減期は8日と短いので、どこかで核反応が起きている事になります。今回検出されたヨウ素は福島原発から来たものでしょうか。私はその可能性は低いのではと思っています。

  *        *        *

福島原発で再臨界が起きて放射性ヨウ素が漏出したにしては不自然な点が2つあります。

ひとつめは、下水処理場でばかり検出されて、上水用の浄水場からは検出されてりないこと。もし、仮に福島原発から漏出したのなら煙や蒸気といった形で大気中に排出されるでしょう。としたら、当然の事として上水の水源にも降るでしょう。放射性ヨウ素などの検査も行っています。

3月4月のニュースを思い出すと、水道水(水道用の浄水場)から検出されて大騒ぎになりました。そして、しばらく時間がたってから下水の浄水場から検出され問題になりました。

大気中に放出されたと考えるなら、上水から検出されないのは不自然です。

ふたつめは、ガイガーカウンターを持った多くの人々の存在です。東京電力のモニタリングポストの値を正しく公表しているなら、当然、大気中への放出は無いか有っても微量に止まります。東京電力を信用できないとしたら、どうなるでしょうか。福島原発の周辺には(警戒区域の外になりますが)多くの人々がいます。彼等の中にはガイガーカウンターを持っている人が多数います。

もし、大量の放射性ヨウ素が大気中に排出されたら、彼等のガイガーカウンターが発見するでしょう。そしてツイッターやブログなどのネットやマスコミに情報を流すでしょう。

検出されたのは8月のことです。もし放射線量が上がっていれば、すでに大騒ぎになっていなけれななりません。しかし、そんな騒ぎも報告もありません。仮に、東京電力がウソをついているとしても、排出された放射性ヨウ素は少量にすぎす、放射線量には影響を与えない程度のものだったという事になります。

以上の点から、私は、大規模な(放射線量に)影響を与えるような放射性ヨウ素の漏出はなかったと判断しています。

  *        *        *

では、今回検出された放射性ヨウ素はどこから来たのでしょうか。ツイッターなどでは医療用の放射性物質が起源ではないかという意見もありました。納得できる意見ではありますが、私には確認の手段がありません。

もし医療用の放射性物質が起源であるなら、これまでにも度々起きているはずで、下水の浄水場では経験を積んでいるはずです。いまの世間の空気では言いにくいでしょうか、過去の例と比較してどうなのか(似ているのか、似ていないのか)を発信してもらいたいと思います。

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リーダが変わっても、バラバラなのは変わらない

リーダが変わっても、バラバラなのは変わらない

毎日新聞:藤村官房長官:平野氏の発言否定 テレビ出演自粛要請で
http://mainichi.jp/select/today/news/20110909k0000m010039000c.html

藤村修官房長官は8日の記者会見で、民主党の平野博文国対委員長が閣僚のテレビ出演自粛を求めたことについて「現時点では(自粛する考えは)ない」と否定的な考えを示した。6日の政府・民主首脳会議で平野氏が政府側に要請したが、藤村氏は「平野氏からそういうことは聞いていない」と述べるにとどめた。

時事通信:「武器使用緩和」が波紋=前原氏発言、政府に戸惑い
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011090800888

民主党の前原誠司政調会長が国際平和維持活動(PKO)での自衛隊の武器使用基準緩和に言及したことについて、政府・与党内で8日、「具体的に承知していない」(一川保夫防衛相)と戸惑う声が上がった。前原氏が根回しをした形跡はなく、同氏の思いとは裏腹に、緩和に向けた論議はかえって難しくなったとの見方も出ている。

読売新聞:財務相「小宮山先生はたばこ嫌いなんですよね」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110907-OYT1T00033.htm

小宮山厚生労働相が5日の記者会見で、たばこ税を増税し、1箱あたり700円程度とすべきだとの考えを表明したことが波紋を広げている。

藤村官房長官は6日の記者会見で「個人的な思いを述べられたものだ」と述べ、政府方針ではないとの見解を強調。

相変わらず民主党政権はバラバラです。リーダが変わったくらいで能力が向上するとは思いませんが、自制心ぐらいならと言うか、リーダを盛り立てると言うか勝手な(合意のとれていない)個人の思いを発言したらどうなるかぐらいの事は判っているかなぁと期待していましたが、民主党は相変わらずです。

  *        *        *

これらの発言って、旧麻生政権であったら、マスコミは(内閣府一致・ブレたなど)連日大騒ぎして政権叩きをしてたような発言だと思います。だけど、マスコミはあまり叩いているようには見えません。マスコミが民主党に甘いというより慣れちゃったんじゃないかと思えてしまうことが悲しいというか怖いです。

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2011年9月 8日 (木)

学問の自由と社会的発言について

学問の自由と社会的発言について

武田邦彦さんの「東北の野菜は健康を害す」発言が波紋を広げています。ツイッターなどを眺めていると、彼の発言を(彼のブログの記事を含めて)好意的に受け止めている人がいる一方で批判的な人もいます。

例えば「セシウム137の致死量は0.1mgなのか?(http://togetter.com/li/185357)」などを読むと、武田さんの学者としての能力について疑問を感じてしまいます。

ところで、彼の発言は科学者としての発言なのでしょうか。

武田邦彦さんのご自身のブログから引用します。問題になった発言を取り消さないかと聞かれた事への返答です。

一関市長さんへのご返事
http://takedanet.com/2011/09/post_d44c.html

学者が学問的見地から発表したことを、政治、行政などがどのように解釈し、それを参考にするかは政治、行政側の問題であり、学者は学問的良心に基づくべきで、社会的なことを過度に配慮してはいけないと考えています。また、発言は私の科学的判断と正直な気持ちでそのまま言っておりますので、恐縮ですが事実ですから取り消しはいたしません。

武田さんの問題となった発言は「東北の野菜は健康を害す」と言いつつもどの程度の確率で害が出るか言っていませんし、「もちろん健康を害すから、できるだけ捨ててもらいたい」などとも発言しています。

科学者が科学者としての発言ならば、「○○の確率で健康を害す(と私は予想する)」と言わなければなりません。その確率を受容するかどうかは科学の話ではなくて社会的な問題です。「捨ててもらいたい」なんて事は、科学者としての発言ではなくて、社会的存在としての人間の発言。ハッキリ言ってしまえば社会活動家としての発言(あるいはバラエティ番組で求められた発言)です。

  *        *        *

勿論、社会的な発言だったとしても日本には言論の自由があります。しかし、ご自分の発言が科学的と言うよりも社会的な発言であることを自覚するべきであると思います。

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四年後はもっと増えるだろう

四年後はもっと増えるだろう

民団新聞:中学歴史教科書採択ほぼ終わる…4年後は絶対阻止
http://www.mindan.org/shinbun/news_view.php?page=21&category=2&newsid=14854

中学歴史教科書の採択が8月31日でほぼ終了した。今年の採択では偏狭なナショナリズムに固執し、近隣のアジアをおとしめる独善的な記述内容を批判されている「新しい歴史教科書をつくる会」系教科書が、全国で4万部を超す結果となった。「つくる会」の策動を許した各地民団では採択地区の教育委員会に抗議文を提出しながら早くも4年後の採択戦に向けてスタートを切った。

日本は国民国家である。発展している多くの国も国民国家である。国民国家であるということは、国民が(少なくともその多くが)愛国心をもって行動しないと国家が崩壊するということだ。

私達日本人は、奇跡的に幸運な歴史から、多くの国民が自然発生的な愛国心をもっていた。それが明治維新やその後の発展をもたらした。また、戦前の教育は愛国心を多分に意識したものだった(戦前の教育の全てが正しかった訳ではないが、修身などは評価すべきではないか)。

  *        *        *

人間集団は(国家も含めて)外部に脅威が現れると纏まる、纏まろうとするものだ。

中国は日本にとって機会であると同時に脅威でもある。中国に圧迫されつつある日本は、本能的に纏まろうとするだろう。

子供の教育も、それに相応しいものが行われるようになる。もちろん、教科書もそれに相応しいものが選ばれるようになる。

四年後の選択で、出版社としての「つくる会」系教科書が増えるかどうかは判らないが、内容は「つくる会系」の記述が増えてくることは間違いない。

  *        *        *

しかし、民団のこういった動きには「他人の子供の教育に口出しするなよな」って思ってしまう。

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2011年9月 7日 (水)

武田教授から民主党と同じ腐臭がする

武田教授から民主党と同じ腐臭がする

ニコニコニュース:武田教授の「東北の野菜は健康を害す」発言に一関市長が抗議のメール
http://news.nicovideo.jp/watch/nw111127

これを受けて、司会の辛坊治郎氏が「大雑把な。東北と言っても、北は青森から南は福島。福島も浜通りから会津若松まであるのだから」と指摘すると、武田教授は、岩手県一関市では「放射性物質が(毎時)0.5マイクロシーベルトになった」とした上で、

「大変に悲しい現実なのだが、東北の人とか福島の人を助けるには牛肉を食べるのではなくて、別の方法を断固として政府は取らないといけない。まず国土をキレイにして、除染をしてから、取り組むという固い決意がないといけない」

「私は、農家の方とかを全力で救う必要があると思う。我々の同胞だから。救うのは僕らが被曝することじゃない。農家の方が一年休業しても大丈夫なようにちゃんとやる。これは日本国のプライドとしてやりたい」

と強調した。辛坊氏が「もう一度聞く。『東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの?』」と重ねてたずねると、武田教授は「健康を壊す。我々の宝の日本の子どもの健康を壊すことは絶対にやってはいけない」と語り、会場をどよめかせた。

野党時代の民主党の主張やマニフェストは非現実的であったことは多くの人が認めるだろう。与党になって2年たってようやく軌道修正しているが。

では、民主党の主張やマニフェストが間違っているかと言うと、必ずしも間違っているとは言えないのではないか。

私は、基本的には大きな政府を支持しているから、子供手当てや高校無償化などには賛成してもいいと思っている、きちんとした財源の裏付けがあれば。

  *        *        *

民主党の政策がことごとく失敗に終わりつつあるのは、正しいことなんだけど、その費用や副作用を判っていなかったことによる。言い替えれば、民主党の政策の正しさは、一面的な正しさに過ぎなかったと言うこと。

  *        *        *

武田教授は、これまで年間1ミリシーベルトに制限されて来たことを盾に、極端な要求をする。私は低レベルの被曝は健康に影響しないと判断しているが、被曝に無頓着で良いとも思わない。被曝量は下げられるものであれば下げておいた方がより安全であろう、少なくとも安心ではある。

だから武田教授の意見は、一面的には正しいと思う。

だけど、現実的には実行不可能なことを要求している。

「農家の方が一年休業しても大丈夫なようにちゃんとやる」

1年間の休業補償はどれくらいになるだろうか。1年で除汚は終わるだろうか、武田教授の要求水準に到達するだろうか。費用や人手はどれくらいかかるだろうか。

  *        *        *

こんな事を書くと、子供達の健康には代えられないのではないかと言われてしまいそうだ。

だけど、例えば休業補償なしで生産を禁止したら農家の子供達はどうなる。飢え死にとまではいかないだろうが、不自由な目にあうのは判りきっている。場合によっては進学にも影響がでるだろう。では、補償をしたらどうなる。そのお金の出所は税金か電気代か(東電の蓄えでは不足するのは判りきっている)。一歩間違えば大不況だ。失業した人を親にもつ子供はどうなるだろうか。

そこまで考えることなしに1ミリシーベルトを要求するのは、物事の一面しか見えていないと言うことだ。

  *        *        *

年間1ミリシーベルト目指して除汚染や検査を頑張るのは良い事だと思う。しかし、厳格に1ミリシーベルトを適用した時に起きることを考えないではいられない。

厳格に1ミリシーベルトを適用した場合に起きることを総合的に考えること。やや緩めた場合はどうなるかを考えること。

  *        *        *

正しいと思った事が、一面的な正しさに過ぎないか良く考えてみるべきだ。

タテマエや綺麗事だけではなく、副作用も考えて決定することが大人の責任である。

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いまの民主党は「稚拙な自民党」に見えます

いまの民主党は「稚拙な自民党」に見えます

北海道新聞 社説:政策二元化 族議員生む懸念どこへ(9月6日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/316523.html

前原氏は3月に外相辞任後、役職から離れると政策決定に関与できないと気づいたという。確かに前政権では、政府に入れなかった約300人の与党議員に不満が募っていた。

今後は政調の下の各部門会議で与党議員が法案を事前審査し、政調会長の了承がなければ国会提出できなくするという。

政調と総務会の了承を経て国会に提出していた自民党時代と同じだ。

現状に不満な何かを作り直す。そしたら、現状と対して違わないものが出来た。良く良く考えてみたら、いろんな制約(物理的だったり人間の能力的な問題だったり)を認識させられる。

いまの民主党はそんな状態でしょう。

族議員が産まれようとしている。政治と金の距離感が判らない。失言したらどんだけ周りが迷惑か学習しているところ。

 *        *        *

法案審査で省庁に貸し借りをつくり、地元や業界団体からの陳情、働きかけを口利きする。職務権限がないのに影響力を発揮し、いつしか族議員化する。それが自民党政権時代の反省点だったはずだ。

そうして改めた仕組みを、時の執行部の考え次第で検証なしにくるくる変えては政党の体をなさない。

民主党自体が、政策や政治思想を元に出来たものではなく「政権が欲しい」ってだけで産まれた政党ですから、普通の政党じゃないのかもしれません。

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2011年9月 6日 (火)

経済合理性があるなら使え

経済合理性があるなら使え

愛媛新聞:大江健三郎さんが反原発で会見
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20110906/news20110906948.html

脱原発に向けた1000万人の署名を呼び掛けている作家の大江健三郎さん(内子町出身)らが6日、野田政権の発足を受け、東京都内で記者会見し「経済的合理性や生産性ばかりにとらわれない理念を掲げる勇気と見識を求める」との声明を発表した。

福島原発の事故の後始末はまだまた続くだろう。5年や10年はかかる。安全対策のコスト・事故の後始末のコストを考えた上で経済合理性があるなら原発を使うべきだ。

  *        *        *

化石燃料はいつかは枯渇する。それは化石燃料であるかぎり避けられない事だ。枯渇した時にどうするか、枯渇が迫って値段が上がった時にどうするか。それを考えないで化石燃料をバンバン使うことは許されない。

いわゆる再生可能エネルギーはまだまだ力不足だ。もちろん技術開発は進めるべきで、反対なんてしないが、原子力発電も選択肢の一つとして残しておかねばならない。

風力や太陽光やバイオが失敗した時に、想定外、と言う訳にはいかないのだ。

  *        *        *

いま現在はともかく、将来、原子力発電は経済的合理性を持つタイミングが来ると私は思っている。その時、原子力発電を再開(あるいは増加)することを躊躇うべきではない。

大江さんは「経済合理性や生産性ばかりにとらわれない」ように求めている。何が経済的に合理的なのかは、議論するべきだが経済的な合理性は追求するべきで、経済的な豊さがあってこそ、文化を発展させることができ人間は豊にくらせる。

  *        *        *

現在、生活保護受給者が増えているそうだ。これは二つの事を示している。経済的な困窮が広がっていることと、その困窮者を支援するだけの豊さ(厳しくなってきているが)があるということ。

本当に困窮した社会では、生活保護なんて出来ない。そんな社会では生活保護が必要な人々は単純に餓死してしまうと言う事を忘れてはならない。

経済的な合理性を追求することは弱者切り捨てや文化の軽視に継がりやすいけれども、経済的に困窮することも弱者切り捨てや文化の貧困を招いてしまうのだ。

  *        *        *

何が経済的に合理的なのかを議論することは良いことだけど、経済的な合理性を否定してはならないと思う。

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沖縄の主体性

沖縄の主体性

琉球新報:「辺野古移設は構造的差別」 佐藤優さん講演
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-181052-storytopic-53.html

また「中国の海軍力増強や米国内の財政問題で、海兵隊が沖縄から出て行くという状況が実現するかもしれない。だがそれとパッケージで、強力な自衛隊の派遣が起きるかもしれない」とも指摘。「日本の国を守るというが、本当にわれわれを同胞と思っているのかという根元的な議論をする状況に、沖縄は追い込まれていくのではないか。沖縄が主体性を持たなければならない」と訴えた。

主体性を持つ、なんて言うとカッコいいし、正しい事だと思う。しかし、心の内に主体性を持っただけでは意味が無い。それを実行できる力が必要だ。あるいは心の内の刃を隠す忍耐か知恵か。

  *        *        *

沖縄の地理的条件は変わらない。100年後も1000年後も沖縄は今の位置にありつづける。そして、人間の歴史は戦争に満ちている。

沖縄は小さい島だ。中国やアメリカに対抗するだけの軍事力を備える事は出来ない。薩摩藩にだって対抗できなかった。

つまり、沖縄はそれなりに軍事力を持つどこかの国と同盟を組まなければ、その安全を確保出来ない。主体性を持ったとしても、日本・アメリカ・中国のどれかを選ばねばならない。

文化的に近く、また好戦的ではない日本は(戦争をした回数が他の国に比べ少ない日本は)沖縄にとって好ましい相手なのではないか(沖縄人ではない自分には判断できないことだか)と思う。

  *        *        *

主体性を持ちたいと思うのは結構な事だ。しかし、現実感覚、力と知恵が必要であることを忘れてはならない。

  *        *        *

沖縄の石垣島では、つくる会系の教科書が採択された。背景には地元の保守化があるという。

朝日新聞:国境の島 教科書激論
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001109020001

愛国心を浮揚し、自虐史観の克服を掲げる「つくる会」系の教科書。なぜ、沖縄で選ばれたのか——。

背景には地元政治の「保守化」の流れがある。

日本の政治のおかしな所だと思うが、日本の左翼は中国や韓国・北朝鮮に融和的でありすぎる。まるで、中国や韓国に融和的であることが左翼であることの条件であるかのようだ(反中的な左翼が存在しないとは言わないが)。

まるで、左翼を選ぶことは中国を選ぶことであり、保守を選ぶことは日本とアメリカを選ぶことであるかのようだが、これは本来の右翼左翼の定義からするとおかしくないかと思う。

石垣島の保守化は、中国の圧力に直面した人々が、日本とアメリカを選択しようとしていると言うことだろう。中国よりも日米の方が安心した暮らしが出来るだろう。

石垣島の選択は当然であり賛成する。

沖縄本島は、その辺境である石垣島の選択を尊重するだろうか。

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2011年9月 5日 (月)

縁の下も忘れないで下さい

縁の下も忘れないで下さい

沖縄タイムス:「66年後も戦争の影に追われる」不発弾処理
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-05_23017/

南風原町新川のサマリヤ人病院敷地内で4日にあった米国製不発弾の処理作業は、避難が困難な重篤患者や医師ら約300人を院内にとどめたまま進められた。付き添った家族は「戦後66年後にも戦争の影に追われる」とつぶやいた。ベッドのまま院内体育館などへ避難した患者らは静かに処理が終わるのを待った。戦争を引きずる生活はいつ終わるのだろうか―。

「戦争を引きずる生活はいつ終わるのだろうか」

この気持ちは判るし共感する部分もある。だけど、この種の記事では殆ど書かれる事が無いけれど必ず存在する人々がある。

それは自衛隊の不発団処理隊の方々だ。不発弾が爆発してしまったら、離れた建物いても怪我をするかも知れない。では現場で処理に当たっている人はどうなる?

無事ですむだろうか。

勿論、彼等は専門家であり、防護用の装備もしているし、危険を冒す覚悟もある。だけど危険な事には違いない。

周辺住民の負担を忘れてはならないのと同じように自衛隊の方々が危険な作業をしているという事も忘れてはならない。

    *        *        *

自衛隊以外にも社会の為に(国民の安全の為に)危険を冒すことを求められる職業というものはある。警察官・海上保安官・消防士などなど。

もちろん強制された訳ではないし給料ももらっているし、感謝をしろと強制することは出来ない(だけど、それは「給食費を払っているから『いただきます』と言わせるのはおかしい」というのと同じくらいヘンだと思う)。

私は彼等、不発団処理隊の方々を立派な方々と思うし、感謝している(私が感謝したからどうしたんだと言われそうだが)。

私は感謝しろと強制する事は出来ないし、感謝しろとも言わない。しかし、最低限、彼等の存在を忘れてはならないと言いたい。

    *        *        *

この種の記事で、自衛隊の方々が表に出ないことは逆に言うと無事に作業が行われたと言うことで、喜ぶべきことかもしれない。だけど時として、あまりに注目がされていないと思うことも多々あるのだ。

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外国人献金、災いを福となせるか

外国人献金、災いを福となせるか

読売新聞:野田首相、在日韓国人2人から31万円献金
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110903-OYT1T00641.htm

いずれの男性も読売新聞の取材に在日韓国人であることを認めた。

船橋市の男性は当時から在日本大韓民国民団の支部役員を務めているといい、「野田さんは私が外国籍であることは知っていたはず」とする一方、献金は日本名で行ったことから「献金者が私だと気づかなかったのかもしれない」としている。

松戸市の男性は「清掃活動の仲間から『応援してくれ』と頼まれたが、献金したかどうかもよく覚えていなかった」としている。

野田事務所は3日、「外国人からの献金は本人も事務所も全く知らなかったが、問題がないか調査する」とコメント。結果は公表するとした。

野田さんの外国人献金問題は、前原さんよりも危険だ。何故なら、前原さんに献金したのは単なる知人で、特に政治活動などを行っていたという報道はない。対して野田さんの場合は、「在日本大韓民国民団の支部役員」だ。

民団の支部役員という立場がどの程度のものか私には判らないが、民団という政治活動を行っている団体の役員から献金の方が、知人で一般人の女性からの献金よりも政治的メッセージを持っているのではないか。

さらに言えば、野田さんの政治的立場や方針が「民団にとって歓迎すべきもの」なのではないか。野田さんは韓国メディアから極右などと評価されているが、近くから見ると民団にとって都合が良いのではないか。

民団は地方参政権を要求している。

野田さんは保守派と思っていたのだが、隠れ蓑に過ぎなかったのだろうか。

  *        *        *

外国人からの献金問題が報じられた前原さんの場合も野田さんの場合も、受けた側は「(献金の事実を)知らなかった」と言い、献金をした側は「(外国人からの献金は禁止されていると)知らなかった」と言っている。

献金を受けるときに政治家の側が(資金管理団体が)事情を説明し、日本国籍を確認するようにルール化し、チェックを怠れば献金を受けた側が罰せられるようにするべきではないか。

そのようなルールが出来れば、外国人献金を、災いを福となすことが出来る。

野田さん、そんな法案を出せば、すこしだけど野田さんを見直しますよ。

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2011年9月 4日 (日)

いつまでもつかねぇー

いつまでもつかねぇー

読売新聞:民主内閣支持、崖っぷちで「V字回復」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110904-OYT1T00362.htm?from=main3

読売新聞社の緊急全国世論調査で野田内閣の支持率が6割を超え、低迷にあえいだ菅内閣から「V字回復」を見せた。

党と内閣での挙党態勢の布陣に期待が集まった形で、首相が世論の追い風を生かして政策遂行にあたるには、党内融和の維持がカギを握りそうだ。

いままでガタガタしてた人達が纏まれるかねぇ。小沢さん達は、マニフェストの堅持を求めている。小沢さん自身は妥協が必要であることを判っているだろうけれど、小沢チルドレンは納得するだろうか。指導者というものは、集団を方向づけるものでもあるが、集団の構成員の理解出来ないことをさせることはできない。小沢さんは自分が小沢チルドレンのリーダであるために、妥協することが出来ないのではないか。

また、民主党は綱領もない右から左まで幅広い人々がいる。

自民党も右から左までいるけれど、自民党は与党として結論を出す、ガタガタしても、限界を弁えているし妥協の方法(文化?)も持っている。

民主党は遠からずガタガタするだろう。民主党はガタガタしながらも、纏まる事が出来るだろうか。

その時、野田政権は立ち往生するのではないか。

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失敗を認めた方が

失敗を認めた方が

毎日新聞:野田新首相:マニフェスト見直し 苦しい家計には逆行
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110831k0000m040120000c.html

野田佳彦新首相は、前回衆院選の政権公約(マニフェスト)の理念は堅持する一方、民主、自民、公明3党で主要政策見直しを確認した3党合意を尊重する意向も示す。見直しの対象となる高校授業料無償化、高速道路無料化、農家の戸別所得補償の行方が気になる人も少なくない。

最近、民主党の政治家から「マニフェストの理念は堅持する」という言葉を聞くようになった。この言葉を聞くと、マニフェストは諦めたんだなと、それをゴマカシている言い訳しているんだなと思う。

 *      *      *

では堅持するマニフェストの理念とはどんなものだろうか。「国民の生活が第一」や少子化対策などの誰も反対できないような言葉だ。逆に言うと空虚な中身のないもので、解釈次第でどうにでもなるものだ。

 *      *      *

「マニフェストの理念は堅持する」、負けを認められない敗者の言葉に聞こえる。失敗を認められない敗者は滅亡する。民主党はマニフェストの失敗を認めた方が生き残る確率があるのではないか(別に生き残って欲しいとも思わないが)。

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2011年9月 3日 (土)

特別扱いすること特別扱いしないことの責任と無責任

特別扱いすること特別扱いしないことの責任と無責任

フジテレビ:皆様へ
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/company/news/110902.html

<FIFA主催のサッカー中継における表記について>

○フジテレビでは、FIFA(国際サッカー連盟)公認の試合を放送上で表記する場合、FIFAの公式ホームページに表記されている正式大会名称に則った番組タイトルとして、ホーム&アウェイの関係から開催国(ホーム)を前に、対戦相手国(アウェイ)を後に表記するのを基本として来ました。

2010年10月12日のサッカー日本代表の親善試合、対韓国戦についても、韓国で開催されたため、FIFA公式ホームページでも国際親善試合「韓国対日本」という名称となっており、JFA(日本サッカー協会)の公式リリースも同じ順番の表記となっています。

なお、10月4日、5日のスポーツニュース番組「すぽると!」では「韓国対日本」を略す形で「韓日戦」とコメント及び表記をしておりましたが、これに対して多数のご批判を頂きました。これは上記の理由から使用したもので他意はありません。

尚、現在では一般に馴染みのある「日韓戦」と言う表記も使用しております。

昔、湾岸戦争の頃の記憶だから間違いがあるかも知れないが、CNNはアメリカ軍のことを「我が軍」とは言わずアメリカ軍と言うと聞いた事がある(私は英語が出来ないし記憶での話なので間違いかもしれないが)。中立の立場での報道をするために「我が軍」としないCNNに感心した記憶がある。

しかし、アメリカの報道機関がアメリカ軍のことを「我が軍」と言わないのは、ある種のゴマカシであり、無責任な感じもする。

CNNはアメリカの報道機関であり、視聴者の多くはアメリカ国民だろう。アメリカ国民はアメリカの主権者でありアメリカ軍の行うことに責任がある。法的な責任はともかく道義的な責任はある。

その国民が自分達の軍隊の事を自分達のものと意識するためには「我が軍」と言うべきではないか、とも思う。

中立を追求しようとしても、神の立場には人間は立てない。中立であろうとして「我が軍」という言い方を避けるのは中途半端で無責任な感じがする。

  *        *        *

日本の反戦平和団体が自衛隊と(日本の同盟国の軍である)アメリカ軍に対して敏感に行動するのは、日本国民であれば、主権者としての責任から言って当然であるとも言える。

日本国民なら日本の自衛隊の事を最初に考える。当然の事だ(中国や北朝鮮に対しての発言が少なすぎる気もするが)。

  *        *        *

フジテレビが「韓日戦」と言ったことが批判を受けている。フジテレビはFIFAやJFAの表記を言い訳にしている。

FIFAは国際組織なので、自らが定めたルールに従い日本を後にする場合があるのは当然だ。JFAはFIFAの下位組織なので、特に、国際試合に関することでFIFAに従う。それと試合についての表記でホームの国を前にアウェイの国を後ろに持ってくることはしても、「日韓戦」「韓日戦」という言い方はしないようだ(「韓国x日本」とは書いても「韓日戦」とは書かないようだ)。

フジテレビは、何故、「韓日戦」と言ったのか。私には判らない。単純にJFAの「韓国x日本」の略称なのか、それ以上の意味があったのか私には判らない。

ただ、日本の報道機関である以上、日本を特別扱いして良いのではないか。

日本を必ず先にする。あるいは謙譲の美徳を発揮して必ず後にする。

どちらにせよ、日本の報道機関なら日本を特別扱いするべきではないかと思う。

  *        *        *

私達は人間で、神ならざる人間には完全な中立の立場を取ることは出来ない。ならば、立場を明確にするべきではないか。

フジテレビが「韓日戦」と言ったことは別にして、報道機関にも国籍がある以上、その立場にしたがった報道をするしかない。中途半端に中立であろうとしたりしても自己満足にすぎない。

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期待外れ素人内閣?

期待外れ素人内閣?

朝日新聞:一川防衛相「素人だから文民統制」
http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY201109020811.html

一川保夫防衛相は2日、正式に就任する直前に一部の記者に対して「私は安全保障の素人だが、それが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と述べ、朝日新聞の取材にもそう発言したと認めた。

読売新聞:死刑執行「考えを整理したい」…平岡法相
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110902-OYT1T01096.htm

平岡法相は2日の就任記者会見で、死刑執行について、「(死刑制度に関する法務省内勉強会の)議論をしっかりとふまえ、私なりの考え方を整理したい」と述べ、執行への姿勢を明らかにしなかった。

死刑執行は法相が命じるが、昨年7月に当時の千葉法相が2人について命じた後は執行されておらず、死刑囚は過去最多の120人に上っている。

野田新内閣から、なんかだか素人の集まり感が漂って来ています(平岡さんは弁護士だそうですので素人とは言えないと思いますが)。なんだかこれから勉強しますって感じで準備や心構えが出来ているふうには見えません。

  *        *        *

本当は専門知識や経験を持っているのに隠している(ひけらかさない)のなら良いのですが、これまでの民主党政権の実績を考えると、野田新内閣って素人の集団で官僚の言いなりになるならまだしも、我の強い素人の集まりで何もかもストップしてしまうのではないかと不安になってしまいます。

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野田さんが新代表に選ばれた時には、期待を持ちました。しかし、靖国参拝についての発言や閣僚の発言を聞いているとガッカリ感が湧き上がってきています。

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2011年9月 2日 (金)

世間も捨てたものではない

世間も捨てたものではない

朝日新聞:「人生が嫌になった」 ライブハウス放火殺人未遂容疑者
http://www.asahi.com/national/update/0902/TKY201109020242.html

東京都渋谷区のライブハウス「チェルシーホテル」で先月31日夜、ガソリンのような液体がまかれた事件で、殺人未遂と現住建造物等放火未遂の疑いで現行犯逮捕された大阪府茨木市の無職島野悟志容疑者(23)が「人生が嫌になった」という内容の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。

世の中嫌になる事が多い。政治はおかしいし、世界は戦乱に満ちている。日本はシャキッとしないし中国や韓国は訳わからないこと言う。さらに景気も悪いとくれば、就職も出来ないお先真っ暗、就職できても安定とはとても言えない。おまけに子供は反抗期だか知らないが話も聞かない。

「人生が嫌になる」って感じは良く判ります。しかし、一方で、世の中捨てたもんじゃないなと思う事もあります。

はてな:“殺人未遂事件”があったライブハウスの支配人、犯行の様子や現場の対応を語る
http://b.hatena.ne.jp/articles/201109/5750

私は、前々からこのような無差別殺人のニュースに心を痛めていて、もし自分の周りでこういうことが起こったらどうしようと考えていました。

そして、少なくとも自分の店でこういうことが起こったなら、迷わず自分が真っ先に行くんだということだけは決めていました。

おかげで迅速な対応が出来たと思っています。

そして私が突っ込んだ後も、当店のスタッフと出演者とお客さんの数名が、催涙ガスが舞い、いつ気化したガソリンが引火してもおかしくない状況の中、暴れる犯人の逮捕に協力してくれました。

私に犯人のことを教えてくれた出演者も含めて、みんなの協力があったからこそギリギリで最悪の事態を防げたと思います。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

この支配人が100%の純真さと責任感で行動したかどうか判りませんし、記事に書かれている事が100%の事実でもないでしょう。色々な雑念やギリやシガラミがあって行ったことでしょう(お客さんを置いて逃げたら叩かれるんじゃないかとか)。

しかし、勇気ある行動であることには違いありません。

危険を冒して犯人を取り押さえ被害の拡大を防いだ事には違いありません。

支配人だけでなくスタッフやお客さんにも、そういう人がいた。どんな理由にせよ、とにかく自分の生命の危険を顧みずに行動し、被害を防いだ。それは事実だと思います。

こういうニュースを見聞きすると、世の中、捨てたもんじゃないな、と思います。

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2011/09/03 07:21 修正
 旧:就職も出来お先真っ暗、勤務先だって
 新:就職も出来ないお先真っ暗、就職できても

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高速道路無料化という実験の結果は?

高速道路無料化という実験の結果は?

産経新聞:わずか1年で凍結 “迷走”する高速道路無料化 フェリー会社からは恨み節も
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110901/plc11090111110015-n1.htm

フェリーなど割を食った関係業界からは「何のための実験だったのか」という恨み節が聞こえる。

「『実験したけどアカンかったからやめる』と言われても、こっちは船も職も失った。結局、バラマキ以外の何ものでもなかったんでしょう」

昨年11月、運航が休止された明石淡路フェリー(兵庫県明石市)の元社長、大麻一秀さん(58)が憤りをあらわにする。自公政権が平成21年に始めた高速料金の「休日上限千円」を民主政権が引き継いだことに加え、一部無料化の影響で観光客らを奪われ経営難に。所有していたフェリー3隻は売却、大麻さんは社長を解任された。「国は思いつきで始めた政策と船の運航停止の因果関係すら認めてくれない。実験と言うからにはきっちり検証してほしい」。

高速道路無料化という実験の最大の成果は「民主党は無能&無神経だと判った」事だと思います。

  *        *        *

高速道路を無料化すれば公共交通機関がダメージを受けることは判りきっていました。それが判っていて実行した。実際に廃業した会社もある。無料化が継続できればまだしも、潰れる企業を潰したタイミングで無料化を止める。

まるでライバルが潰れるまで安売りして、ライバルが廃業したら、元の値段に戻す作戦だったみたいです。資本に余裕のある大企業が目障りな中小企業を潰そうとしたみたいな作戦です。

  *        *        *

高速道路の無料化は、結局、騒いで損失を招いて、元に戻っただけ。

高速道路の無料化が終わっても、失われた公共交通期間は戻らない。

まえより不便になった人がいる。

交通弱者が増々、交通弱者になった。

民主党にこのことへの反省があるのでしょうか(そもそも気が付いているのでしょうか?)

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2011年9月 1日 (木)

バズビー教授は、まともに相手にされてない?

バズビー教授は、まともに相手にされてない?

サーチナ:福島原発事故による死者は、今後100万人以上と英紙が報道—韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0901&f=national_0901_034.shtml

韓国メディアは、今後、福島原発事故による死亡者が100万人に達すると英国のメディアが衝撃的な分析を行ったと報じた。

英インディペンデント紙は「なぜ福島災害はチェルノブイリよりも深刻なのか」と題し、複数の専門家の意見を紹介。オーストラリアの内科医で、反核運動家のヘレン・カルディコット博士は、「福島に災いが近づいている」と警告。チェルノブイリ事故による死者は25年間で20万人に達したが、福島の事故は、これより深刻だと指摘した。

また、英アルスター大学のクリストファー・バズビー教授は、「チェルノブイリ原子力発電所は、一度に爆発したが、福島原発では現在も放射性物質が出ており、チェルノブイリよりも状況が良くない。これから100万人以上が亡くなるだろう」と予想した。

イギリスの報道を韓国が報道した。また聞きの報道なので元々の報道の雰囲気が判らないのですが、クリストファー・バズビー教授はマトモに相手にされていないのではないかと思います。少なくとも、責任ある人々からは相手にされていないのではないかと思ってしまった記事です。

  *        *        *

100万人が死亡するとなるとどんな状況でしょうか。それを考えてみましょう。

放射能の被害で1人の死者が出るとき何人の健康被害が出るでしょうか。交通事故などでは全員死亡などのケースもありますが、放射能の場合は全員が強烈な放射線を浴び、それ以外は全く浴びないなんて事は考えられませんから、強く浴びた人で検診などでガンを見逃された人は死亡し、弱く浴びた人や早期に発見された人はガン患者に止まり回復するでしょう。

つまり死者の数倍十数倍の健康被害が出る。

100万人が死亡するなら1000万人ぐらいの健康被害が出る。

  *        *        *

日本の人口が1億2千万人程度、その内の1000万人。10人に1人とまでは行かないけれどかなりの高確率です。また、日本全国同じではなく濃淡がある。当然、西日本は薄く、東日本は濃い。

東日本では10人に1人以上の確率で福島の事故が原因でガンにならなければ100万人もの死者が出る事態にはならない。

これをイギリスの立場から言えば「日本に行ったら、特に東京近辺に長期滞在したら10分の1以上の確率でガンになる」と言うこと。

  *        *        *

もし、ある地域に行ったら、あるいは長期滞在したら10分の1の確率でガンになるとする。政府としては、あるいは企業で人事を担当している人間としては、どう対応するだろうか。

渡航禁止にしたり人員を引き上げたりするだろう。そこまで行かなくても、最低限、警告はするだろう。

しかし、そういった警告は全く出ていない。

 *        *        *

そういった事を考えると、クリストファー・バズビー教授の「100万人以上が亡くなるだろう」という予測は全く相手にされていないと私は判断する。

人間は万能でも全知でもない。不測の事態や想定外の事は常に起こり得る。もしかしたら、クリストファー・バズビー教授が正しいかもしれない。そもそも私は医者でもないし放射線の専門家でもありませんし。

しかし、ちょこっと考えると、彼のこの発言は、責任ある人々にはマトモに相手にされていないように見えることは心に留めておくべきだ。

 *        *        *

蛇足だが、私自身は、年に数人以下の死者にとどまる(年に1人以下かも知れない)と思っている。

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特定の政治的意図?

特定の政治的意図?

琉球新報:公民教科書採択 もう一度議論すべきだ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-180924-storytopic-11.html
公民教科書採択 もう一度議論すべきだ

石垣市と与那国町の教育委員会が中学校公民の教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社の教科書を採択した。

特定の政治的意図に巻き込まれ、一方的な内容の受容を強いられるのでは、中学生が気の毒だ。

うーん、2つほど。

ひとつめ、一応、文部科学省の検定を通った教科書だがらウソは書いてない(たぶん)。悪いにしても(私は悪いとは思わないが)そんなに悪いのだろうか。

ふたつめ、「特定の政治的意図」って政府だけが持っている訳じゃないよね。私だって(十分に表現できていないけど)政治的意図ってヤツを持っているし、新聞だって持っている。およそ、何かを表現しようとする人間は何らかの政治的意図(と言って悪ければ思想信条や価値観や宗教観)を持っている。

教師だって持っている。

  *        *        *

(試験に通った)教師の持っている政治的意図と、」(民主的な手続きで選ばれた)政治家の持っている政治的意図がぶつかった時どちらを取るべきだろうか。

民主的な手続きで選ばれた人間(≒議員・市長・知事)と正式なルートを重視するべきか。

試験で選ばれた教師(≒官僚・公務員)と労働組合を重視するべきか。

民主的な手続きで選ばれた人間の意見を優先するべきだろう。

  *        *        *

「特定の政治的意図に巻き込まれ、一方的な内容の受容を強いられるのでは、中学生が気の毒だ」

琉球新報は自分自身の政治的意図に無自覚なのではないだろうか。自分の意見に無自覚な強者ほど(マスコミが「力」を持っている事には異存はないだろう)弱者にとって残酷なものはない。

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