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2011年9月27日 (火)

自由と民主主義を護るために

自由と民主主義を護るために

毎日新聞:維新の会条例案:日本ペンクラブが反対の声明
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110927k0000m040030000c.html

君が代の起立斉唱など職務命令に違反した職員に対する分限免職などの定めは、序列化された指揮命令系統から外れると見なした教職員を、一律に排除することだと指摘。「思想信条によって人が序列化されたり、差別・弾圧されたり、また職場や地域や国から追われること」には反対するとしている。

教育には「ゆるさ」も必要で体罰は良くないけど、あまり体罰禁止にこだわると面白い先生がいられなくなったりする。それにルールを厳しくすると逆にルールに違反していないけど出来の良くない先生(微妙なレベルで依怙贔屓や人格に歪みのある先生)を批判できなくなったりする。

その意味ではペンクラブの意見にも納得はするけど、けどやっぱりオカシイと思う。ペンクラブの声明から引用します。

日本ペンクラブ: 「私たちは大阪府教育・職員基本条例案に反対します」
http://www.japanpen.or.jp/statement/20102011/post_263.html

その案は多岐にわたりますが、こと教育に関して中心となるのは、知事が教育目標を定め、その下の教育委員会―校長―教職員を指揮命令系統のように序列化し、そこから外れると見なした教職員を一律に排除することでしょう。この条例が成立すれば、例えば学校行事では起立して君が代を斉唱する、というような職務命令に三回従わなかったり、勤務評定が二年連続して悪かった教職員をほぼ機械的に免職できるようになります。

この部分の「例えば学校行事では起立して君が代を斉唱する、というような職務命令に三回従わなかった」場合には免職できることに何が問題あるのでしょうか。教員(公務員)という立場に立った人間が、教育(仕事・行政)の場で主権者たる国民の意志より自己の思想信条を優先することを認めて良いのでしょうか。

   *        *        *

儀式で君が代斉唱時に起立するのは、国民の代表が決めたルールです。そのルールに明確に違反している人間を排除出来ない方が問題です。

「勤務評定」についてはゆるさも必要なので(減給や配置転換はともかく)免職はどうかなと思いますが(程度問題)。

   *        *        *

民主国家・国民国家においては「洗脳」が必要です。自分達が「仲間」であるという「幻想」が必要。でなければ多数決の場で出てくる「否定された(否定されるであろう)少数派」に対する配慮が無くなり、否定された少数派が「数の暴力」を得ようとする(議論と説得しようとする)のではなく現実の暴力に頼るようになりかねない。

その「仲間であるという幻想」をもたらすもの、王様(日本では天皇陛下)や国旗や国歌など、それ対する攻撃は、結果として、民主主義を破壊するのです。

そして、仲間として尊重することがなければ弱者に自由も権利もありません。

私は、適切な「洗脳」をすることは民主主義や自由を護る為に必要だ思っています。

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他の部分にはともかく、君が代斉唱時の起立については、ペンクラブに賛成できません。

自由と民主主義を護るために。

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コメント

パチンコ産業を守るために朝銀に1兆6千億もの公的融資をしたのが世襲利権自民党の小泉政権だったんだよな。

投稿: 愛信 | 2011年9月27日 (火) 20時47分

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