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2011年10月15日 (土)

人権は何にでも使えるけど

人権は何にでも使えるけど

毎日新聞:シンポジウム:人間の尊厳考えよう 震災と原発、日独の4氏議論--高崎 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20111014ddlk10040242000c.html

福島、山形両県で知的障害児(者)施設などを運営する山下理事長は「今でも施設の窓は開けることができない。夏でも子どもたちは半袖を着ないで、マスクをしていた。放射性物質による汚染は、自分のすることを自分で選び、決めるという基本的人権を壊している」と報告。また「地震、津波、原発、風評の四つの被害がいわれているが、福島にとって風評が一番深刻。風評は人間の理性、連帯性を壊し、差別を生み出している」と指摘した。

そっかぁ、なるほど原発事故で服が制限されることは人権侵害なのか。

マスクや長袖が必要だったかどうかは別にして、不安を感じている人にとっては、選択の余地のない事だったのでしょうし。

  *       *      *

ただ、なんでもかんでも「人権」という言葉で括ってしまうのは、いかがなものでしょうか。

「自分のすることを自分で選び、決めるという基本的人権を壊している」

でも、人間、行動を制限されるなんて事はよくあるよね。服装だって制限されるのが普通。事故や自然災害で行動が制限されることもあれば、社会的なもので制限されることも良くあること。

でも、それを人権侵害と言ってしまったら、何でもかんでも人権侵害になってしまう。

  *       *      *

人権という言葉は曖昧だから、何でもかんでも人権という言葉で主張できないことはない。大きな声で、あるいは言葉巧みに、自分の要求を人権であると主張し認めされれば、それは守るべき人権となる。

その事を意識して人権という言葉と付き合わないと、言葉の上手な人間の権利ばかり守ってましたって事になりかねません。

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コメント

経済産業省原子力安全・保安院が、東京電力福島第一原子力発電所1~3号機で
核燃料が完全に溶け落ちて、格納容器の底部を大きく侵食する最悪のケース
(チャイナ・シンドローム)を想定した試算を、事故発生から2週間後の3月25日以降、
ひそかに行っていたことが14日わかった。

注水できなくなった場合、2、3号機は、厚さ約3メートルのコンクリートへの侵食が
10日以上続き、1号機の侵食は8日間で1・8メートル進んで収まるとした。

保安院や東電は当時、燃料の状態について「一部損傷した程度」と説明していた。

保安院が試算を指示した独立行政法人の原子力安全基盤機構が同日公開した。
炉心が溶融して、圧力容器底部の制御棒貫通部などから格納容器にすべて落下し、
その底部にあるコンクリート製の床「ペデスタル」をどの程度まで侵食するかを試算した。

全炉心が一瞬で落下する場合や溶融燃料がジェット状に噴出する場合なども想定した。

ソース
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111014-OYT1T01458.htm?from=main1

投稿: 愛信 | 2011年10月15日 (土) 11時43分

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