« 出来ることはやるべし | トップページ | 愚民 »

2011年11月 6日 (日)

そこまで投票が嫌いですか

そこまで投票が嫌いですか

ニューズウィーク日本語版:中国がアイドル発掘番組を許せない理由
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/11/post-2320.php

視聴者4億人の人気番組だが、優勝者を決める人気投票が欧米式の民主主義にそっくりで反動的過ぎた



ただ04年に『超級女声』としてスタートしたこの人気番組は、来年中止されることになった。「当局者の一部が人気投票は欧米式の民主主義にそっくりで反動的と見なし、圧力をかけた」ためだ。



こうした状況が中国共産党の検閲当局の気に障るようだ。06年3月の米タイム誌によれば、当局は当時既に、番組は「社会主義社会の調和を乱す」ものだという懸念を示していた。

半面、この手のオーディション番組は民主主義の無能さを証明しているのではないかという主張もある。政府系英字紙チャイナ・デイリーはかつてこう皮肉った。「民主主義制度の模倣によって選ばれるのが、最も下手な歌手だというのは一体なぜだろう?」

さすが中国というか、感心してしまいました。そこまで選挙が嫌いですか。

  *        *        *

ところで、どの国にもタブーというものがあります。そして、そのタブーはその国の文化を規制します。

中国にとって選挙など民意を表す方法などはタブーなのかもしれません。権力者や共産党によって解釈された民意以外の民意が表現されてはならないのでしょうし、民意を計る方法があることもタブーなのでしょう。

  *        *        *

まったくの蛇足ですが、オーディション番組での投票がNGであるならば、電リクみたいなランキングもNGなのでしょうか。それとも投票先が人間でなければOKなのでしょうか。

  *        *        *

ある国のタブーはその国の文化や行動を規制します。

選挙がタブーであるならば、世論調査や意識調査はタブーにあたるのでしょうか。日本や欧米にはシンクタンクなどと言うものがありまして、様々な調査を行っています。政治的なもの社会的なものは勿論、人気商品や消費者の嗜好などについても調査が行われています。そういった各種の調査によって新商品が検討され、あるいは、社会構造や規制に対して批判が行われています。

オーディション番組での投票がNGであるから世論調査や意識調査がNGであろうなどと言ってしまうと、論理が飛躍しすぎですが、もし仮に、そういった調査も微妙に規制されていたりすると、商品開発などに限らず社会の意思決定の方法や結果が、日本や欧米とは違ったものになるのではと妄想してしまいます。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 出来ることはやるべし | トップページ | 愚民 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/53172759

この記事へのトラックバック一覧です: そこまで投票が嫌いですか:

« 出来ることはやるべし | トップページ | 愚民 »