恐怖と怒り
恐怖と怒り
佐賀新聞:玄海原発4号機の再稼働に抗議相次ぐ
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2075190.article.html
玄海原発プルサーマル裁判の会は、全国150団体の連名で九電や枝野幸男経産相、佐賀県の古川康知事、岸本英雄玄海町長宛てに抗議書を提出した。東京の参院議員会館で緊急会見した石丸初美代表は「原発政策への信頼がない中、地元了解もなく強行した再稼働には怒りでいっぱいだ」と語気を強めた。
恐怖が怒りに変換してしまっているのだろうけれど、ちょっと不思議な感じがする。
そもそも、脱原発や再稼働反対は、正義と悪の戦いではなくて(正義と悪なら「怒り」が当然)、許容できる危険かどうかの判断の違いの問題。つまり、感情でいうと「怖い」か「怖くない」の問題、怖さを「がまんする」か「がまんできない」って問題。
だから、抗議する方々が(「怖い」じゃなくて)「怒りでいっぱい」って言うと、不思議な感じがする。
* * *
もっとも、恐怖が怒りに変換することはあるし、記者が恐怖について書かなかっただけなのかも知れないけれど。
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コメント
加圧水型原子炉(PWR)、沸騰水型原子炉(BWR)ってご存知ですよね。
九電のは加圧水、福島は沸騰水。
加圧水型ってテレビでも見ましたが、格納容器の中が馬鹿でかい。相当安全ですよ。これテレビで絶対に言わない。
だから反対派が言っているのは、圧力容器が劣化して破裂するだが、20cmもある鋼鉄です。作ったのは日本精工所。
聞いてみたら。
投稿: 八目山人 | 2011年11月 3日 (木) 10時28分