« 武器輸出—三原則を緩和すべき | トップページ | 違うの? »

2011年12月26日 (月)

民主主義は平和を約束しない

民主主義は平和を約束しない

毎日新聞 社説:視点・アラブの春 民主化の「逆説」を超えて
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111225k0000m070099000c.html

中東政治のイスラム化が進んでいる。そう言うと「もともとイスラム圏じゃないか」と笑われそうだが、その辺に大きな誤解がある。中東の指導者の多くは、イスラム教徒ではあっても宗教を前面に出すイスラム主義者ではない。そして独裁化した彼らが恐れるのは、神の名のもとに自分に挑戦してくるイスラム主義者たちだ。だから独裁政権が倒れると、抑え込まれていたイスラム運動が台頭し、「民主化」と「イスラム化」という、一見相反する現象が同時進行することにもなる。



民主化が復古的な「イスラム回帰」の動きを呼ぶのは中東特有のパラドックス(逆説)とはいえ、欧米流だけが民主主義の形態ではない。エジプト情勢などは楽観を許さないが、歴史的な「中東型民主化」への闘いを辛抱強く見守りたい。

「歴史的な『中東型民主化』への闘いを辛抱強く見守りたい」

日本から見れば遠い中東のお話で、原油の輸入ができれば良いのかも知れませんが、当地の民衆や周辺各国にとっては、どうなんでしょうか。

イスラム回帰で宗教的弾圧の対象にされる方々も出るでしょうし、イスラエルにとっては戦争の危機でもあります。

  *       *      *

民主主義政治は平和も幸福を約束する訳ではありません。その実例にならなければ良いのですが。

  *       *      *

昨日、NHKのドラマ「坂の上の雲」の最終回を見ました(技術系の自分としては日本海海戦のシーンはもう少し長くして欲しかったですが)。日露戦争の講話についても描かれていました。当時の日本は(今と比べると不完全かもしれませんが)選挙も議会もありました。国民も政治に参加していました。

もし、国民が政治参加していなければ日比谷焼討事件は無かったし、その後の歴史も変わっていたでしょう。

当時の日本国民に無知や判断ミスがあったのは事実で、非難されるべきかもしれません。情報公開をしなかった政府も非難されるべきかもしれません。しかし、当時の言論(マスコミ)も非難されるべきでしょう。当時の日本の国力は限界に達していたのですから。

  *       *      *

現在日本のマスコミは正しい情報収拾と伝達をしているでしょうか。国民は正しい判断をしているでしょうか。

同じようにエジプトのマスコミや国民は正しい判断を出来るでしょうか。

 

 BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 武器輸出—三原則を緩和すべき | トップページ | 違うの? »

コメント

先日(18日)京都で行われた日韓首脳会談で韓国の李明博(イミョンバク)大統領が
旧日本軍の「慰安婦」問題(日本軍「性奴隷」問題)をとりあげ、
野田佳彦首相に解決を求めました。
李大統領になって初めて「慰安婦」問題が首脳会談の議題になり、
きびしい調子で日本政府の公的な解決を求めたことに、注目が集まっています。

「慰安婦」問題は日本の侵略戦争の責任にかかわる重大問題であり、
日本自身による解決が求められるものです。
政府による公的な謝罪と賠償は、国際社会への日本の責任です。

旧日本軍の「慰安婦」問題は、当時の天皇制政府と日本軍が朝鮮半島などか
ら多数の女性を動員し、「性奴隷」として「売春」を強制した、言語道断の戦争犯罪です。
政府機関や植民地経営にあたった総督府、軍自身が組織的に女性を集め、
「慰安所」の設置や管理にも関わるなど、国家機関と軍の関与は明らかです。
日本が中国大陸からアジアに侵略を拡大するとともに各地に「慰安所」がつくられ、
「慰安婦」とされた女性は8万人とも10万人ともいわれます。

日本政府は1993年になってようやく「慰安婦」問題について国の関与を認め、謝罪しました
(河野洋平官房長官談話)。
日本が侵略戦争と植民地支配の誤りを反省するなら、「慰安婦」問題についても謝罪し、
賠償するのは当然です。
しかし村山富市内閣は、「基金」による「償い金」というあいまいなやり方で政府の責任を
回避したため、日本は世界からの批判の声で包囲され、孤立してきたのがこれまでの経過です。

ここ数年だけでも、日本に「慰安婦」問題の解決を求めた決議や報告は、
アメリカ、オランダ、カナダの各下院や欧州議会、国連機関など多数にのぼります。
こうした国際社会の声にこたえるためにも、日本政府は「慰安婦」問題の解決を急ぐべきです。

とりわけ直接大きな被害をこうむった朝鮮半島の韓国、北朝鮮などの訴えは切実です。
韓国では元「慰安婦」の人たちのほとんどが「償い金」受け取りを拒否し、
日本政府の公的な
 謝罪と賠償を求め、裁判にも訴えています。

日本政府は65年の日韓基本条約で、請求権の問題は「解決済み」といっていますが、
これは通用しません。
そもそも条約交渉当時、「慰安婦」問題は俎(そ)上(じょう)にのぼっていません。
交渉の日本側責任者であった椎名悦三郎外相も、条約の成立後「両国の解釈が
重大な点において違うというような場合」は「両国の当局者が協議をすることも起こりうる」
(65年8月5日、衆院外務委員会)とのべています。
「解決済み」だとして韓国側の要求を拒否するのは成り立ちません。

韓国では今年8月、憲法裁判所が「慰安婦」問題で日本と交渉しないのは憲法違反だと判決し、
日本との交渉を急ぐよう督促しました。元「慰安婦」と名乗り出た人たちは高齢で亡くなる人も
相次いでいます。解決を遅らせること自体、重大な人道問題です。

李大統領は首脳会談で、「この問題が解決されればさまざまな問題にも資する」と
発言しました。
日本が過去の清算に積極的に取り組むことは、世界の国々との信頼と友好発展に不可欠です。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-12-26/2011122602_03_1.html

投稿: 自民党が河野談話を発表した結果 | 2011年12月26日 (月) 17時41分

 先日(18日)京都で行われた日韓首脳会談で韓国の李明博(イミョンバク)大統領が旧日本軍の
「慰安婦」問題(日本軍「性奴隷」問題)をとりあげ、野田佳彦首相に解決を求めました。李大統領になって初めて
「慰安婦」問題が首脳会談の議題になり、きびしい調子で日本政府の公的な解決を求めたことに、注目が集まっています。
 「慰安婦」問題は日本の侵略戦争の責任にかかわる重大問題であり、日本自身による解決が求められるものです。
政府による公的な謝罪と賠償は、国際社会への日本の責任です。

●通用しない「解決済み」論
 旧日本軍の「慰安婦」問題は、当時の天皇制政府と日本軍が朝鮮半島などから多数の女性を動員し、
「性奴隷」として「売春」を強制した、言語道断の戦争犯罪です。政府機関や植民地経営にあたった総督府、
軍自身が組織的に女性を集め、「慰安所」の設置や管理にも関わるなど、国家機関と軍の関与は明らかです。
日本が中国大陸からアジアに侵略を拡大するとともに各地に「慰安所」がつくられ、
「慰安婦」とされた女性は8万人とも10万人ともいわれます。

 日本政府は1993年になってようやく「慰安婦」問題について国の関与を認め、謝罪しました(河野洋平官房長官談話)。
日本が侵略戦争と植民地支配の誤りを反省するなら、「慰安婦」問題についても謝罪し、賠償するのは当然です。
しかし村山富市内閣は、「基金」による「償い金」というあいまいなやり方で政府の責任を回避したため、
日本は世界からの批判の声で包囲され、孤立してきたのがこれまでの経過です。

 ここ数年だけでも、日本に「慰安婦」問題の解決を求めた決議や報告は、アメリカ、オランダ、カナダの各下院や欧州議会、
国連機関など多数にのぼります。こうした国際社会の声にこたえるためにも、日本政府は「慰安婦」問題の解決を急ぐべきです。http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-12-26/2011122602_03_1.html

投稿: 前も後ろも崖国家日本 | 2011年12月26日 (月) 17時44分

来年こそは、後藤田発言で東京裁判を認め、村山談話で侵略を認め、河野談話で慰安婦への賠償金支払いを正当化した自民党の解体を真剣に考えていきましょう。

投稿: 真の主権回復を目指して | 2011年12月26日 (月) 21時48分


自民党はバカだけど、民主党はもっとバカです。

自民党の解体を望むのは結構ですが、代替するものが無ければ、いまよりもっともっと悪くなるでしょう。

今回の政権交代で学んだ事の一つです。

破壊は創造の為でなければならず、創造のイメージや実現性なしに、破壊することは愚かな事です。

投稿: | 2011年12月27日 (火) 00時22分

代替えしても元の木阿弥。

原因と結果、作用と反作用について、人生経験の中からどのように考えておられるのですか?

原因は太平洋戦争が起こり、天皇が無条件降伏を宣言したことです。

結果、A級戦犯を無罪に国内法が、A級戦犯を国外で有罪と認めたことです。

その結果、後藤田発言で東京裁判を認め、河野談話で慰安婦を軍部による強制連衡したことを認めた結果、韓国憲法裁判所で賠償請求を行うことを正当化することが認められたということです。

ヒットラーと同盟を結ぶために国連を脱退したことで世界を敵にした当時の日本政府の外交を正しいと国内法で認めたことが、靖国に天皇・首相が参拝できなくなった結果責任だと思いますが・・

投稿: 真実 | 2011年12月27日 (火) 15時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/53567384

この記事へのトラックバック一覧です: 民主主義は平和を約束しない:

« 武器輸出—三原則を緩和すべき | トップページ | 違うの? »