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2011年12月11日 (日)

温室効果ガス最大の危険

温室効果ガス最大の危険

産経新聞:「延長反対」を貫いた日本
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111210/plc11121021090011-n1.htm

しかも温室効果ガス排出量削減は企業活動に過剰な負担を強いるデメリットもある。産業界では、他国に比べて突出した環境規制は円高や電力不足に並ぶ「六重苦」の一つとされ、「延長反対は当然」(財界幹部)との声も多い。

ただし日本は延長に反対を貫いたことで地球環境問題に後ろ向きだとの印象を国際的に与えるリスクを背負った。政府はより安いコストで温室効果ガスを削減できる新興国での削減を技術・資金の両面で支援するほか、今後のCOP会合でも全ての国が参加する実効性のある枠組みを目指す方針だ。

「地球環境問題に後ろ向きだとの印象を国際的に与えるリスク」

これが日本にとって最大のリスクでしょう。

温暖化で地球が干上がるとか氷河が融けてなくなるとか色々いわれていますが、じゃあ、日本はどうなるの?と訊いたら、たいしたことになりそうにないんですよね。

  *        *        *

だいたい、日本の排出量をぐぐって調べてみると2008年で世界の4%程度です。中国やインドの排出量は増え続けていますから、いまは4%以下でしょうし、将来はもっと減るでしょう。

日本は排出量の増減にたいして影響していません。日本が離脱しようがしまいがたいしたことはありません。

中国・インド・アメリカがどうすかです。

  *        *        *

日本は、地理的には、温暖化であまり悪影響を受けない場所にあります。

しかし、日本は、国際社会の中で「良い子ちゃん」である必要があります。その意味で、温暖化問題での最大のリスクは「地球環境問題に後ろ向きだとの印象を国際的に与えるリスク」でしょう。

日本の政治家や有識者には「中国が悪い」ってことにして(実際、沢山出しているのは中国ですし)、世界に広報していただきたいと思います。

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コメント

炭酸ガスが地球温暖化の元凶だという議論の根拠は何処にあるのですか?勿論炭酸ガスを幾等出して良いとは考えませんが、少なくとも地球温暖化の原因と云う事は科学的には認められていません。温暖化が危険なら、その原因を突き止める事が一番大事ではないですか。
現在政治的に行われている議論は、欧米各国で作った炭酸ガス排出権事業を続けたい為であって、地球の将来を憂えている訳ではありません。日本はさっさと離脱すればよいのです。

投稿: rikuryouraugger | 2011年12月11日 (日) 13時23分

いや、だから「上手に離脱する」「日本のせいにされないように話を壊す」ことが必要なんですよ。

戦前、国際連盟を日本が脱退したときに、国内的には拍手喝采でしたが、国際的には孤立して、そのあとボコボコにされました。

国際社会では「いい子ちゃんになるゲーム」もしています。その事も忘れてはならないと思います。

投稿: 乱読雑記 | 2011年12月11日 (日) 18時05分

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