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2011年12月12日 (月)

パキスタンにとっては

パキスタンにとっては

NHK:米 パキスタン空軍基地から撤退
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111211/t10014560731000.html

この事件は、先月26日、パキスタン北西部でアフガニスタンに駐留する国際部隊のヘリコプターが国境を越えて攻撃し、パキスタンの兵士24人が死亡したものです。パキスタン政府は報復措置として国際部隊向けの物資の輸送を停止したほか、南西部バロチスタン州のシャムシ空軍基地にいるアメリカ政府関係者に、11日までに退去するよう求めていました。パキスタンの治安当局によりますと、シャムシ空軍基地では、11日、アメリカの国旗が降ろされたあと、アメリカ軍の輸送機が駐在していた人員や機材を載せて離陸し、基地の管理権がパキスタン側に返還されたということです。

アメリカや国連にとっての損得は判り易いです。誤爆してしまって友好国の離反を招いた。結果、軍事基地を一つ失った。

では、パキスタンにとってはどうなのでしょうか。パキスタンの内部的には誤爆されて自軍の兵士が24人も死んで、そのまんまって事は出来ないでしょうけど、国連軍やアメリカ抜きに原理主義者の浸透を食い止める事が出来るのでしょうか。それとも食い止めなくても良いと思っているのでしょうか。

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パキスタンは微妙な立ち位置にあるように見えます。アメリカ(や西側)にとってイスラム原理主義への防波堤であり、中国への防波堤でもあります。そしてインドと対立もしている。

パキスタンの国内事情でアメリカとの関係を小さくするのはパキスタンの問題ですが、アメリカに代わって、イスラム原理主義や中国との関係が深くなるなら日本にとって他人事とは言えなくなります(中国がイスラム国家と良好な関係を構築し長期間維持できるとは思えませんが)。

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パキスタンは、一応は選挙をする民主国家です。その多数がイスラム教徒です。イスラム教徒の感情的にはアメリカ(キリスト教徒)よりもイスラム原理主義に近いのかもしれませんが、その結果、彼等は何を得るのでしょうか。

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