« どうせ人気取り | トップページ | 文化侵略 »

2011年12月 7日 (水)

バブル崩壊が始まった頃の日本みたい

バブル崩壊が始まった頃の日本みたい

サーチナ:不動産、地方債務、温州危機…心配ご無用、「中国崩壊論」に反論
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1206&f=business_1206_087.shtml

まず不動産価格が総崩れする可能性はない。不動産引き締め策が実施される中で、中国の不動産価格は今年10月に年初来初めて下落し、不動産投資の伸びも減速した。だがこれは投機資金が市場から撤退したことによる現象で、なお強い実需がある。価格が住宅購入予定者の許容範囲内にまで下がれば、様子見姿勢にある消費者が市場に戻り、価格は底入れするだろう。

引用先の記事を一読して「バブル崩壊が始まった頃の日本みたい」という印象です。日本でも値下がりすれば売れるという議論はあったと思いますが、結局、ズルズルと下がり続けました。

買うことを先送り出来るモノと出来ないモノとががあります。先送りできないモノ~例えば食料(中国では豚肉が大事なんでしたっけ)~は値上がりしても無理して買わねばなりません。お金が足りなければお金がある範囲で買う。逆に先送り出来るモノ~自家用車とか不動産とか~そういったモノの値段が下がるだろうと予想したなら買い控えます。そして不動産は大きな買い物ですから、将来の予想予測もやりますし、来年はもっと値段がさがるだろうと予想してしまったら、買い控えます。

また、値段が上がると予想したなら無理して急いで買いますが、上がらないと予想したらなら「もうちょっと良い物件を探そう」とすることが出来ます。そうして待っている間にちょこっとでも下がったら(一回見た物件の値段が下がっているのを見たら)...

  *        *        *

中国はバブル崩壊の入り口にあると思います。

日本との違いは中央銀行の独立性が無いこと政府が無茶をできることです。日本のバブル崩壊では政府は様々な介入を行い市場に資金を投入しましたが、同時に国債発行という形で資金を市場から吸い上げなければならなかった。しかし、中国政府はもっと自由です。

中国政府は市場から資金を集めること無く(中央銀行に国債を直接引き受けさせて)財政出動することが出来ます。そんな事をすればハイパーインフレを招きかねませんから普通はしませんけれど。

  *        *        *

中国政府はバブル崩壊時の日本政府よりも財政出動に自由度があります。その点は日本のバブル崩壊と違います。

  *        *        *

ハイパーインフレが起きれば民衆暴動が起きるかもしれません。バブル崩壊で失業者だらけになれば、それも暴動の原因になります。

さて、中国はどっちを選ぶでしょうか。それともその間の細い道を通れるでしょうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« どうせ人気取り | トップページ | 文化侵略 »

コメント

ラビ・バトラは、恐慌(バブル崩壊)は世界の経済覇権国で起きるといっている。
そう言えばオランダ、イギリス、アメリカもみんなそうだった。日本の80年代はアメリカを追い詰めていてそういえただろう。

では今の中国は?  アメリカや日本の下請けにすぎないのではないか。

投稿: 八目山人 | 2011年12月 7日 (水) 10時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/53424270

この記事へのトラックバック一覧です: バブル崩壊が始まった頃の日本みたい:

« どうせ人気取り | トップページ | 文化侵略 »