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2011年12月 5日 (月)

民主主義を破壊する危険思想

民主主義を破壊する危険思想

朝日新聞 社説:政治を鍛える 自治—「自分たちで決める」が原点だ
http://www.asahi.com/paper/editorial20111204.html

有権者の間口も広げよう。

「選挙制度」でも提言したが、若者に地域のことを考えてもらうため、地方選挙権は16歳から認める。永住外国人にも地方選挙の投票権を与えよう。「日本国籍をとればいい」という反対論も根強いが、地域の一員として暮らす人々を排除しないことで、多様な意見が行き交い自治が豊かになる。

「多様な意見が行き交い自治が豊かになる」

理想的人間ならともかく、現実の人間は「多様な意見」があると話が纏まらなくなります。そして、それは否定される意見が多くなることを意味します。その結果、何が起きるでしょうか。

社会に不満が溜まるようになります。

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世界で最も多様な国はアメリカです。多様な人種・多様な民族・多様な文化・多様な宗教がアメリカにはあります。これらのことにおいてアメリカ以上に多様な国はありません。

ところで、アメリカほど国旗や国歌が(いろんなイベントで)出てくる国はありません。それは、アメリカの多様さに理由があると思います。

多様な國だから否定された意見が多くなる。否定された側が暴力的にならない為に、また、少数派に勝ってしまう多数派が少数派に配慮する動機として、何が必要か。

それは「仲間意識」です。日本国憲法にある「天皇は~日本国民統合の象徴」の「統合」と言っても良い。

仲間だから話を聞く。仲間だから相手がどうしても我慢できないような事はしなように配慮する。悲しいかな人間は仲間と仲間でない者に対しての対応が大きく違います。

アメリカは多様であり、多様であるが故に「ここは一致するね。この点において仲間だね」と確認しなければならない。それが「アメリカ合衆国」という存在であり、その象徴として国旗国歌が多く使われることになる。

  *        *        *

「多様な意見が行き交い自治が豊かになる」

多様な人間や多様な意見は、豊さの象徴でもあり豊かさを産み出すものでもあります。しかし、民主政治を維持する為に最も重要なのは「仲間であること」です。構成員が互いに仲間だと認識することです。それが欠落したら、民主政治は崩壊する。

多様さを求めるのは結構ですが、同時に、統合する何かを強めていかなければなりません。

国旗国歌の尊重、天皇陛下への尊敬、こういったものとセットになっていない多様さの追求や許容は民主政治を破壊する危険思想です。

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朝日新聞は民主主義を破壊するような意見を社説で述べている、と私は思います。理想を追求するが現実に起きる結果を考慮していない。危険な原理主義者に思えます。

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