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2011年12月28日 (水)

人間の限界

人間の限界

読売新聞:山下さん「黙って殺されろと言われたのと同じ」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111227-OYT1T01182.htm

山下さんは「警察が逮捕してくれないのなら、私が筒井容疑者を捕まえるしかなかったのかと思う。警察からは(筒井容疑者に)『手を出すな』と言われたが、『黙って殺されろ』と言われたのと同じ」と主張。筒井容疑者を死刑にするよう求め、「今の法律では一般市民の生命を守ってくれない」と法の整備を訴えた

3つほど思ったことを書く。

ひとつめ、現代の法律は基本的に「黙って殺されろ」と言っているのだ。但し、後段に「復讐してやるから」と続いているけれど。犯罪を起こす前に処罰することは出来ないから。

ふたつめ、警察の限界。今回の場合、容疑者をもっと早く逮捕できたかもしれない。脅迫メールや暴力があったようだから。警察は批判されるべきだけれど、そして改善するべきだけれど、警察が持っているリソース(人間・機材など)には限界がある。脅迫メールや予兆の微罪をすべて検挙することは出来ない。そして、全ての人間を警護するリソースもない。

みっつめ、逮捕したら犯罪を防げたとは限らない。こういった行為でしかも初犯では執行猶予がつく可能性も高いし刑期も長くはない。自由を取り戻した容疑者が何をするかは判らない。釈放・保釈したあと何が起きるかは判らない。

  *        *      *

現代の法律は(社会の仕組みは)「黙って殺されろ」と言っている。但し、後段に「復讐してやるから」と続いている。暴力を国家や社会に預けて個人は暴力を使用しない事にした結果なのだ。そして、それは限界を持った人間が、なんとかなんとかやって行こうと作り上げたものだと思う。

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