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2012年2月22日 (水)

水に流す精神が必要なんですが

水に流す精神が必要なんですが

民団新聞:強制労働の責任問う…企業の現在名調査し発表
http://www.mindan.org/shinbun/news_view.php?page=14&category=2&newsid=15509

編著は日本の近代史研究者の竹内康人さん。07年に発表したかつての連行先資料をもとに、現存の企業名を調べ直した。名称が変更されてすでに別事業体になっていたり、事業内容が変更されたものもあるなか、「謝罪や賠償によって歴史的責任を取るべき立場にある」と判断した271社を選んだ。

「歴史的責任を取るべき立場にある」

それが事実かどうか私には判らない。しかし、日本と韓国の間では国家同士での話し合いで請求権は消滅している。お互いに賠償などを求める事は出来無い。

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その状況下で既存の企業を名指しして「歴史的責任を取るべき立場にある」などと言うことは何をもたらすだろうか。

企業は金だけの存在ではない。株主もそうだし社員もそれぞれ思い入れを持っていることが多い。そういった存在に、すでにいったん決着がついているのに非難するのは不和をもたらす以外にない。

もちろん編集したのも配布するのも民間であって、政府ではないし賠償請求もしないだろうけれども。

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ところで「歴史的責任」といった場合に何が悪いのだろうか。

不道徳な行為に対してだろうか。無能であったことであろうか。

名指しされた企業が不道徳な行為を行ったかどうか私には判らない。しかし、彼等は無能ではなかった。無能だったら企業としては存続出来ないのだから。

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私は、国家が、あるいは国家指導者が非難されるとしたら、その最大の理由は無能であることだと思う(故に私は「A級戦犯」とされた人々を無能である(敗戦したのだから言い訳はできない)ことを理由としては非難する)。

この冊子にのった企業がどんな企業かしらないが、歴代の経営者達は企業を今日まで存続させたことは褒められて良いのはないか。

これらの企業も、日本も、今日まで継続している。その事は誇って良いことだ。

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人間の心理として、勝負して勝った相手に対しては優越感を持つものだ。こういった冊子を読むことで「韓国人に対して優越感を感じる日本人」がいるかもしれないという心配も私はしている。これもこういった歴史を掘り返す行為が友好には役立たないだろうと思う理由のひとつだ。

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