「危険神話」も崩れた
「危険神話」も崩れた
朝日新聞 社説:原発の再稼働―需給見通しの精査が先だ
http://www.asahi.com/paper/editorial20120227.html
そのためには、「原発は危ない」という事実を直視しなければならない。
これまで電力会社も政治家も専門家も、この現実から目を背けてきた。それが「安全神話」を生み、原発反対派との間で建設的な議論が成り立たないまま大震災を迎えてしまった。
脱原発への国民的な合意を築くうえでも、「原発は危ない」という動かしがたい現実から再出発しなければならない。
あれだけの事故が起きても「放射能よる(直接的な)死傷者・被害」は出ていません。大規模な原発事故があったら数万人規模で放射能によって死ぬんじゃないかとか、生物がいなくなる地域が出来てしまうのではないかといった不安がありましたが、そんなことはなく、現実に直接の放射能によっての死傷者は出ませんでした。
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福島原発の事故で、安全神話は崩れました。しかし、原発事故ではほとんど(直接的な)死傷者が出ないという事も判りました。所謂「危険神話」も崩れたのです。
原発反対派にしても、危険だ危険だと騒ぐことは出来なくなりました。実際に(直接的な)死傷者が出ていないですから。
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現実的な被害がどれくらいか。そのうち直接的なものはどれくくらいで、避難によるものがどれくらいで、風評被害がどれくらいか。
そういった事にも踏み込んで議論をしてもらいたいと思います。
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