« 精神的な未熟を理由にすることは個人の自由と対立する | トップページ | ほんとうに実現するなら原発を止められる »

2012年2月21日 (火)

餓死とプライバシーと余計なお世話

餓死とプライバシーと余計なお世話

読売新聞:アパートに3遺体 生活保護の相談なく
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120221-OYT8T00022.htm

さいたま市北区吉野町のアパート1階の部屋で20日、一部ミイラ化した男女3人の遺体が見つかった。この部屋に住む60歳代の夫婦と30歳代の息子とみられ、大宮署は餓死した可能性があるとみて調べている。家賃は半年間滞納し、電気やガスも止められていたが、市に生活保護の相談に来た記録はないという。「なぜ相談しなかったのか」。近所の人たちは肩を落としていた。

「家賃は半年間滞納し、電気やガスも止められていた」

つまり、大家さんも電気会社(東京電力?)ガス会社(東京ガス?地元の業者?)も、異常を感知していたと言うことだ。彼等が行政に連絡し行政が強制的に介入していれば餓死は防げたかも知れない。

しかし、滞納や不払いを行政に連絡するすると、プライバシーの侵害にならないだろうか。少なくともプライバシーの侵害と騒ぐ人が出てくる事は確実であるように思う。ちょっと滞納しただけでお役所が出てきて騒ぎになるのを喜ばない人もいるだろう。

  *        *        *

私には「格差」よりも「プライバシーの尊重」の方が餓死を招いていると思う。

プライバシーの尊重が個人の行動の多様化を起し、結果の多様化(すなわち格差)を起す。さらに、プライバシーの尊重が、私生活への不介入をまねき、餓死という結果まで行き着いているのではないか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 精神的な未熟を理由にすることは個人の自由と対立する | トップページ | ほんとうに実現するなら原発を止められる »

コメント

いい文章ですね、まったくその通りですよ。

投稿: kazu | 2012年2月22日 (水) 01時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/54037667

この記事へのトラックバック一覧です: 餓死とプライバシーと余計なお世話:

« 精神的な未熟を理由にすることは個人の自由と対立する | トップページ | ほんとうに実現するなら原発を止められる »