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2012年3月 4日 (日)

危険信号

危険信号

イラン:イラン国会議員選:大統領派惨敗 核、緊張高まる恐れ ハメネイ師派、勢力伸長
http://mainichi.jp/select/world/news/20120304ddm007030116000c.html

イラン国会議員選挙(定数290)で国営メディアは3日、保守派が全議席の75%を獲得する見通しだと報じた。焦点だった保守派内の勢力争いでは、最高指導者ハメネイ師支持派にアフマディネジャド大統領支持派が惨敗することは確実だ。核開発問題で妥協しない姿勢を貫くハメネイ師派の圧勝を受け、イランの対外姿勢がより強まる可能性がある。イスラエルによるイラン核施設への空爆の可能性も指摘される中、緊張が一段と高まりそうだ。

イランが民主国家であるかどうかは、微妙なところだと思う(国会の上の最高指導者の権限と選出方法が民主的ではない)が、国会があって選挙を行っていることは事実だ。つまり、国民の意思表示は(十全かどうかは判らないが)示されているわけだ。

その国民が示した意志は「核開発問題で妥協しない姿勢を貫くハメネイ師派の圧勝」だった。

  *       *       *

「独裁者」がいて、その存在や意志が問題なら(イラクのフセインのような)、そいつをブッ飛ばせば話は終わり。それ以上の破壊と殺戮を行う必要は無い。しかし、ある国の国民の意志が他の国の国民の意志とぶつかった場合には、国民全員をブッ飛ばさないといけなくなる。

つまり少数の人間を殺して終わりではなく、国民全員を虐殺するような戦争になる。

  *       *       *

選挙で勝った側は、選挙公約に縛られる(日本の民主党と比べると失礼だけれど、彼等のマニフェストへの拘りを見ると判るが、大失敗と判っても主戦論を唱える有力者~小沢さんのような~に引っ張られる可能性がある)ので、勝てないと判っていてもアメリカと戦争してしまう可能性がある。

現在、ホルムズ海峡の封鎖の可能性がとりざたされているけれども、イランは妥協できなくなった。引用元の記事にも「緊張が一段と高まりそうだ」とあるが、緊張が高まるだけではすまないのではないか。

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