« 橋下さんは無能の階段を登っているか | トップページ | 孤立死・孤独死に慣れるのが嫌なら »

2012年3月18日 (日)

脱原発と弱者切り捨て

脱原発と弱者切り捨て

朝日新聞:大江健三郎さん「原発再稼働ノン」 パリで日本政府批判
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY201203170177.html

また、近隣のアジア諸国の環境にも悪影響を与えていることにも言及し、「人間が行動するうえで最も大切な倫理は次の世代が生きるための条件を壊さないことだ」と指摘。「経済的、科学的、防衛的な理由は2次的なものでしかない」として、すべての原発の即時廃止を訴えた。

「パリ書籍見本市」と言うものがあるそうで、そこでの日本関係の討論会での大江さんの発言だそうです。ちょっとTVで流れていました。引用した記事では「経済的、科学的、防衛的な理由は2次的なものでしかない」とマイルドですが、TVで流れた部分では「経済的負担をしたらいい」とはっきり言っていました。

ところで、経済的負担があるとき、真っ先に切り捨てられるのは「弱者」です。

   *        *        *

毎日新聞:記者の目:再稼働急ぐ前に「脱原発」探れ=西川拓
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20120309k0000m070115000c.html

ただし、アンケートで多くの首長が指摘したように、脱原発を進めるには代替電力の確保が不可欠だ。電力不足はまず社会的弱者を直撃する。震災直後、計画停電や節電を強いられた首都圏で駅のエスカレーターや信号機などが止まり、高齢者や身体障害者が困っている姿を何度も見た。電力不足で企業活動が停滞すれば、非正規雇用の人たちが真っ先に解雇されるだろう。

「脱・原発依存」を掲げた政治がすべきことは、再生可能エネルギーや省エネ技術の研究開発に思い切ってかじを切ることではないか。そして、何年後なら原発をゼロにできるか、それまでは電力をどのように確保し、国民がどういう生活を送ることになるかを具体的に提示することだ。

現実問題として弱者切り捨てをハッキリいえる政治家はいないでしょう。だから、なしくずしであっても再稼働を目指す。

   *        *        *

脱原発を下手に進めると、大量の弱者切り捨てが起こります。いまの政治家の顔ぶれを見て、電力不足やエネルギー価格の上昇があっても経済成長し弱者切り捨てが起きないような政治を行える人間がいるとは思えませんから(経済成長しないと、どんな形にせよ、弱者切り捨てが起こります)。

脱原発は、弱者切り捨てへの道です。この現実から目を逸らしてはいけません。

もちろん、原発推進も別な種類の弱者を生みますが、私は、そちらの方がマダマシだと思います。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 橋下さんは無能の階段を登っているか | トップページ | 孤立死・孤独死に慣れるのが嫌なら »

コメント

ガレキの広域処理利権は
田中派の紅白戦です。

野田、検察、ガッキーのやる気のなさは異常です。

小沢と創価が解散させない理由は簡単。

それは小沢と創価が黒幕だからです。

事実、野田のマズイ政策は
すべて小沢の利権と結びついています。

詳細はこちら↓

ht■tp://blog.livedoor.j■p/sheltem2/

投稿: sheltem | 2012年3月19日 (月) 02時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/54248215

この記事へのトラックバック一覧です: 脱原発と弱者切り捨て:

« 橋下さんは無能の階段を登っているか | トップページ | 孤立死・孤独死に慣れるのが嫌なら »