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2012年4月 9日 (月)

原発は安い(2)

原発は安い(2)

SPA:原発による死者は火力発電よりずっと少ないという事実
http://nikkan-spa.jp/180453

反原発の識者は、地元対策費などを考えると原発は火力発電所よりも高いと言っている。僕はあらゆるコストを考えても原発がやはり一番安いと考えているが、前提の置き方によっては、化石燃料を燃やす火発のほうが安くなることもありえる。しかしこの発電単価の話と、今そこにある原発再稼働の話はまったく別物なのである。なぜならば、原発の発電コストのほとんどが発電所の建設費で、核燃料代は発電コスト全体の1割にもならないからだ。

勤務先では購買担当になるときもある。そのとき当然の事ながら「一番安い価格で購入せよ」と指示される。で、仕様を提示して、見積りを複数取って、各社に値段の競争をしてもらって、一番安いところから購入する。

では、一番安い見積りをした所から購入したから一番安い値段で購入したことになるのだろうか。もっと安い価格で購入することは出来ないのか。

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ちょっと考えてみれば判ることだけれど、一番安い見積りを出したところは、もっと安くすることが出来たかもしれない。競争相手の価格が判っていれば、その値段よりちょっと安い値段をつける。

競争相手の価格が100万円であるときに、自分が50万円でも販売可能だとして、50万円の値段をつけるだろうか。

営利企業なら99万円にするだろう。

50万円と99万円の差額、49万円は儲けやそれ以外のことに使う。

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「反原発の識者は、地元対策費などを考えると原発は火力発電所よりも高いと言っている」

これは逆にいうと、原発には「地元対策費など」という余裕の部分があるということだ。もしも日本経済に余裕が無くなったら、地元対策費を削って、電気代を安くしようとするだろう。

また、別な見方をすると地元対、策費で価格が逆転するのは十分にありえる。上の例で言うと、50万円でも大丈夫と思って49万円分の利権を配ったら、52万円かかってしまったら総額ではオーバーしてしまう。相手が100万円と思ったので49万円分の利権を配ったら、競争相手に98万円に値下げされしまい逆転されてしまった。

通常の商取引なら49万円の部分を削って値下げが出来る。けれど原発の場合の地元対策費は下げられない。限界まで配ってしまうと、状況の変化で逆転されてしまうことは有り得ることだ。

そして、政治家は獲れるだけの利権を限界まで獲ろうとするものだ。

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原発には様々な利権ががあると言われる。

そんな利権があるという事は、原発の元々のコストは安いという事を証明している。

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