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2012年4月30日 (月)

危険神話

危険神話

中日新聞 社説:それでも原子力か 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012043002000066.html

水俣病をはじめとする公害は国民的自省を求めました。しかし原子力について、私たちは過去あまりにも楽観的で(欧州もまた同様でしたが)警戒心を欠いてきました。放射能汚染はただの公害ではなくて大地を死なせ、人には長い健康不安を与えるのです。

そういう「イメージ」が原子力や放射能にあることは事実です。しかし、本当にそうでしょうか。

健康「不安」は事実でしょうが、健康被害は事実でしょうか。

本当に「大地を死なせ」るのでしょうか。

事故の検証をすることは大事です。しかし、同時に、こういった危険神話の検証もするべきです。私達はオバケを怖がっているのではないか。一部のマスコミや学者や政府に踊らされているのではないか。

そういった疑問も大事だと思います。

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適用範囲の拡大と同時に適用される者の拡大を

適用範囲の拡大と同時に適用される者の拡大を

産経新聞 主張:悲惨な交通事故 厳罰の適用拡大で抑止を
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120430/dst12043003050007-n2.htm

酒気帯びや故意が認められないため、5つの事故の運転者に危険運転致死傷罪が適用される可能性は小さい。免許の不正取得や無免許運転、不法な労務管理などが原因で重大事故を起こした場合には、危険運転致死傷罪を適用できるよう、法を改正すべきだ。

交通事故の厳罰化には轢き逃げの増加という副作用があるそうです。処罰が怖くてルールを守るのが人間であるならば、処罰が怖くて逃げ出すのも人間と言うことでしょう。

とは言え、危険運転致死傷罪の拡大には賛成です。無免許運転が飲酒運転マシとは思えませんし、無茶な要求をされた運転手が事故ったりするのも判っている事なんですから。

  *        *       *

ただ、今回の事故の場合、労務管理上の明らかな違反があったとは報道されていませんから、範囲拡大で効果があるかどうかと言うと疑問です。

  *        *       *

事故が起きた場合、特に企業が運営する場合は、下請けや現場の人間だけでなく、発注した側(今回の場合は旅行会社)の責任を問い賠償させるべきです。また、日常の検査や小さな違反であっても、発注側にも相応する罰金を支払わせ、違反の共同責任を負わせるべきです。

そうすることで、コストダウンの無理な要求が、逆にコストアップに繋がるのだと、企業に認識させることが安全への道ではないでしょうか。

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2012年4月29日 (日)

嫌な記憶

嫌な記憶

時事通信:小沢氏の発言要旨
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012042800354

(衆院議員の)任期はあと1年半もない。もう時間がないけれども、逆に言うと1年半まだ時間がある(ともいえる)。政権を持っているのだから、やる気になったら本当は何でもできる。リーダーがきちんと決断し、責任をもって国民の生活が第一という旗印の下で、みんなが力を合わせれば必ず支持を取り戻すことができる。

「何でもできる」、そんなのこと言っても出来る事なんて限られている。どんな権力や金、あるいは才能を持っていても人間の出来ることには限界がある。そのことを認識して出来る範囲で最善を尽くすのが人間。

当然、政権を握っても出来る事には限界がある。

  *      *     *

有利な立場の人間、しかも前面に立たない人間の「何でもできる」なんて発言を聞くと、妙に不快になる。

親や先生に「お前は(やれば)出来る子だから頑張れ」というような事を言われて不快だった記憶が蘇るからだろうか。

教育ママ(死語?)は子供に無理な要求をする。その努力をするのは発言した人間ではない。責任(結果)もとらない。そんな人間の「何でもできる」なんて発言を聞くと、なんだか不快だ。

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世の中は複雑なんだと思うんだけどな

世の中は複雑なんだと思うんだけどな

しんぶん赤旗:大阪 橋下市長 理不尽な選択迫る 原発の再稼働か我慢と負担増か
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-28/2012042801_03_1.html

26日の市役所での囲み取材では、再稼働をしない場合の夏の電力需給データについて「電力会社はものすごい電力不足の数字を出している。相当厳しいライフスタイルの変更をお願いする」「我慢できるか。無理だったら再稼働しかない」と住民を脅しました。その上、「産業には影響を与えないようにする」と付け加えることを忘れませんでした。

これには翌27日、報道陣から「産業を守るために個人や家庭に負担を求めるのか」との質問が。橋下氏は「個人も産業のおかげでお給料をもらっている」などと述べました。

何のことはない。住民には我慢と増税、企業には奨励金、それが嫌なら再稼働というのが橋下氏の論調です。

共産党、と言うか共産主義が生まれたヨーロッパが多民族国家で階級社会だったせいかも知れないと思いますが、共産党は「企業(産業)」と「住民」を別なものとしすぎです(あるいは宣伝戦略なのか)。

ひとりの人間が生活するために、労働者として(あるいは自営業者)働き、地域社会の中で住民として活動するというのは通常のことです。企業に負担をかければ、それは企業の提供する商品やサービスの品質や値段に影響します。労働者の賃金や待遇に影響します。

住民に負担をかければ、消費に、即ち企業の売上に影響します。

  *      *      *

「住民」と「産業」や「企業」は2項対立するものじゃありません。私は、共産党が本心からそんな単純思考をしているとは思いませんが、発している言葉からは、単純な対立の図式をイメージしてしまうのです。

そんなイメージを振りまいている限り共産党が多数派の支持を得ることは有り得ません。

  *      *      *

何の負担もなく要望が通るなんて、そんな都合のいい世の中なんてない」と言い放つ橋下氏。まるで住民の責任だといわんばかりです。

これは事実でしょう。だって自民党や民主党の政治家だって有権者の歓心が欲しい。住民の負担なしに実現できる要望なら、とっとと実現して有権者に手柄を自慢しているでしょう。逆に言うと、現時点で実現していない要望は誰かの負担なしには実現出来ないもの。利害の調整が出来ていないもの。

共産党なら「企業に負担させたら良い」と言うでしょうけど、その企業に関わっている「住民」の不利益になるという事に、有権者の側は気が付いていると思います。

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2012/04/29 18:49: 題名の設定を忘れていたので「世の中は複雑なんだと思うんだけどな」と設定した。

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2012年4月28日 (土)

全体主義に右翼も左翼もない

全体主義に右翼も左翼もない

中日新聞:仏・反ファシズム作家が警告 ルペン氏躍進「注意を」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012042802000086.html

執筆したフランス人作家で社会学者のフランク・パブロフ氏(66)は本紙の取材に応じ「ルペン氏から極右の怖さは感じられない。そこに注意を払うべきだ」などと語った。

ルペン氏は「反移民」などを繰り返し主張し、国民戦線の大統領選候補として、過去最高の約18%の得票率を記録。パブロフ氏は「マリーヌというやさしい響きの名前、現代女性のイメージを生かし支持を拡大させた」と指摘。その一方、「国民戦線は基本的に変わっていない。欧州内の古い極右勢力とのつながりはまだ残っている」と警告した。

「茶色の朝」では、法律によって茶色いペット以外の飼育を禁止する世界が描かれる。茶色以外のペットが処分されることを人々が軽視するうち、人間にも茶色が強制されはじめ、最終的には社会の自由そのものが奪われるという内容だ。

で、この人は極右を禁止したい、極右を押さえる事が出来たら右翼を押さえたくなる。最後はちょっとでも保守的な考え方をする人間を排除したくなるのですか?

そして、思想が左翼に統一された社会が出来上がる。

というのは、半分冗談です(ちょっとだけ心配しています)。

   *        *      *

保守(右翼)の発言力が増すと、必ずと言って良いほど、ファシズムや独裁の危機が言われる。しかし、思想を制限しようという欲望は(右翼にだけでなく)左翼の側にもある。

左翼の政権だって独裁を行ったことがあるのだ。

   *        *      *

思想的なものが極端へと走るのは時としてあること。最初は小さな事と無視していたら大きな問題になってしまうことは時としてあること。

これは制限する側が右翼でも左翼でも関係ないこと。場合によっては全体主義に反対することですら。

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こうなることは判っていたのですよね

こうなることは判っていたのですよね

琉球新報:普天間移設、辺野古以外も検討へ 再編で日米共同文書
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-190550-storytopic-3.html

日米両政府は27日、在日米軍再編見直しの共同文書を同時発表した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古へ県内移設する現行計画をめぐり、政治的に実現可能なことなどを条件に挙げ、辺野古以外にも検討の余地を広げる文言を盛り込んだ。代替施設が完全に運用可能となるまでの普天間補修の必要性も指摘し、日米の経費分担を明記。普天間の辺野古移設は事実上、不可能との見方が強まっており、普天間使用の長期化は避けられない。

私は地位のある人間を評価するとき、特に政治指導者や社会全体に影響を与えようという運動をしている方々を評価するとき、動機や手段よりも結果で評価する。

普天間の辺野古への移転に反対している方々は、この結果を予想していたのでしょうか。これが彼等の望みだったのでしょうか。

  *        *       *

彼等は、この結果を予想していたでしょうか。予想出来ていなかったら無能です。あるいは結果を考えない無責任な人間です。

逆に、この結果を予想していたのであれば、普天間固定に繋がるであろう事を語っていたでしょうか。語らずに反対運動をしていたなら不誠実です。

潰れると判っている会社が求人するようなもの。そんな会社の社長と同じ不誠実さ。

  *        *       *

指導者にとっての「悪」とは「無能であること」です。

動機が良くても結果が悪ければ、政治指導者、社会運動の指導者としては「無能」で「悪」です。

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行き詰まるとき

行き詰まるとき

データマックス:山本太郎氏インタビュー~「今年、廃炉が決まらないなら僕は日本を出る」(後)
http://www.data-max.co.jp/2012/04/27/post_16445_dm1739_1.html

年内までに、結論が出ないのならば、若い人たちにこの国からの脱出を促す趣旨の運動に変えます。日本は、原発から核のゴミが出て、それを処理しきれない状況に陥っています。地球全体を汚染させてしまうほどの量です。自分としても、この決断をくだすリミットは年内かな、と思っています。

仮に日本にある核のゴミが「地球全体を汚染させてしまうほどの量」だとしたら「この国からの脱出」をしたとして、意味があるんでしょうか?

少々日本から脱原発の人達が出て行ったところで、残った人々が日本で原発を動かし続ければ、脱原発の運動としては意味がないし、出て行っても安全ではない。それに日本以外の国にも原発はあります。その国の原発は安全なんでしょうか。

どこに脱出するんでしょうか。日本にいるときより幸せになれるんでしょうか。

  *        *        *

日本を離れ「地上の天国」に行った人々はどうなっただろうか。脱出するのは結構だけれど、脱出先と日本とをよくよく比べなければ不幸な結果が待っている。「地上の楽園」は極端だけれど移民はリスキーな選択肢です(実は若い頃に考えたことがあったりして。結論は「自分は豊かな日本で平和ボケした人間だからムリ(押しが弱いし)」だったりして)。

  *        *        *

社会運動をしている方々は、正義感のある良い人々であることが多い。だけれども、人間社会が数千年を費やして作った社会制度や科学技術を凌ぐ改善案を提示できる人はそんなにいない。大部分の人間は何も出来ず、少数の優れた人がほんの僅かの改善を行えるかどうか、と言ったところ。

大部分の人間は自分の能力や自分の間違いや限界とおりあう。折り合えなかった少数の人間は過激に走る。

  *        *        *

山本さんにとっては、現状と自分の理想とするところと違うのだろう。しかし、過激に走っては自分にも自分を信じてくれた人にも不幸をもたらす。私はそれが不安だ。

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2012/04/28 07:26 訂正
 旧:日本で原発を動かし続ければ
 新:残った人々が日本で原発を動かし続ければ

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判断は比較なのです

判断は比較なのです

データマックス:山本太郎氏インタビュー~「今年、廃炉が決まらないなら僕は日本を出る」(後)
http://www.data-max.co.jp/2012/04/27/post_16445_dm1739_1.html

――3.11から1年経つのに、それでもそういう現状に対して見て見ぬ振りをしたり、無関心である人は少なくないと思います。

山本太郎氏(以下、山本) あのような過酷事故から1年が経過して、それでも立ち上がれないと言うならば、「もう立ち上がらなくて良いですよ」、そう言いたいです。だけど、間違いなく汚染は広がっているし、地震の活動期に入って大きな災害が来る確率が高まっているわけです。そして、3.11でそういった災害に対する原発の対策が、まるでデタラメだったとハッキリしたわけです。だとすれば、第2のフクシマがいつ起こってもおかしくない。それでも、無関心でいられるのでしょうか。

原発が良いか悪いかと問うことは無意味だ。だって神様が決める善悪ならともかく、人の行為の善悪は比較によってのみ決まるのだから。

つまり「原子力で発電することは化石燃料を燃やして(CO2排出などの)環境問題を引き起こすことと比べて良いか悪いか」とか「放射能で死んだ人間と(大気汚染による)喘息で死んだ人間はどちらが多いか少ないか」とか「原発を止めたまま今年の夏に突入した場合のリスクと原発を動かした場合の事故のリスクとどちらが高いか」などと問わねば、意味が無い。

  *        *        *

私だって原発だけを取り出して、好か好まないか安全か危険か、と問われたならば、原発を好まないし絶対安全とは思わないと答えるだろう。しかし、原発を止めたままのリスク、停電のリスク、企業活動が滞ることによる失業のリスク(失業のリスクは死のリスクだ)を考えるときに、原発を動かしたほうがマダマシという答えになる。

  *        *        *

「あのような過酷事故から1年が経過して、それでも立ち上がれないと言うならば」

それでも尚、日常が大事なのです。その日常を原発が支えていたのです。立ち上がらない理由は、脱原発した社会が(いまの社会と比べて)幸せな社会だと思えない(脱原発の方々が説得的なビジョンを示せていない)からです。

  *        *        *

人間は比較で考えます。ひとつのものだけを提示して、選択を迫るのは、怪しげな商売をする方々(とは言わないまでも強引な営業方法)です。

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消費税を区分すると言うことは

消費税を区分すると言うことは

毎日新聞 発信箱:発信箱:ケーキ? ビスケット?
http://mainichi.jp/opinion/news/20120427k0000m070134000c.html

消費税率は今や20%だけど、物によっては5%や0%となる。新聞や本も、ずっと0%。あの国で新聞や本に税金をかけたら、きっと人権問題ぐらいの騒ぎになる。

ちょっと厄介なのは食べ物系。ぜいたく品かどうかで20%の差がつく。例えば同じチョコレート付きのお菓子でも「ビスケット」は20%、「ケーキ」ならゼロだ。

毎日新聞 発信箱:発信箱:ケーキ? ビスケット?(2)
http://mainichi.jp/opinion/news/20120427k0000m070134000c2.html

売る側には面倒くさ過ぎる制度だ。でも、そこまでやるの!とあきれるほどの細かさが納税者に納得してもらうポイント。低所得の人には、一律いくら現金を配ります、とか、後で税金返します、なんて大ざっぱさ、上から目線ではだめなのだろう。

上記はイギリスでの話です。

「低所得の人には、一律いくら現金を配ります、とか、後で税金返します」のはダメで、低所得者の為の税率「例えば同じチョコレート付きのお菓子でも『ビスケット』は20%、『ケーキ』ならゼロ」はOKというのは、どういう事だろうか。

 

  *       *        *

税制は、社会の価値観を表す。例えば所得税が高額所得者ほど高くなっているのは、お金持ちには沢山負担してもらうのが良いという価値観があるからだ。

この例で言うと「(チョコレート付きの)ケーキ」と「(チョコレート付きの)ビスケット」のどちらが贅沢品かということ。

低所得者用のものは税率を低くしそうでないものは高くする。一見、合理的だが、一歩間違うと、低所得者の人が食べてよいお菓子を政府が(社会が)決めるということになりかねない。

  *       *        *

消費税を区分けすることは、面倒な上に(抜け道を探す人間が必ず出てきてルールは複雑化するだろう)、価値観の衝突をもたらす(「(チョコレート付きの)ビスケット」は贅沢品か?)。

あまり賢いやり方には思えない。

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2012年4月27日 (金)

チキンレース

チキンレース

読売新聞:節電に住民支持ない場合は再稼働容認…橋下市長
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120426-OYT1T00545.htm

関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に反対している大阪市の橋下市長は26日、市役所で報道陣に、「原発を再稼働させなくても(今夏の電力需要を)乗り切れるかどうかは関西府県民の努力次第。相当厳しいライフスタイルの変更をお願いすることになる。その負担が受け入れられないなら、再稼働は仕方がない」と述べ、節電策に住民の支持が得られない場合、再稼働を容認する意向を示した。

電力会社は利害関係者なわけで、信用出来ないと思う人がいるのもある意味当然。でも、技術力や数字や現場の感覚をもっているのは電力会社だ。

そして、実際のところはやってみないと判らない。

となると(特に、電力会社を信用出来ない人にとっては)、数字の無い・現実感覚の無いまま、結果として、感情的に争うことになる。

つまりチキンレース。

  *        *      *

で、橋下さんはチキンレースから降りたんだと私は解釈しています。

とにかくプランを立てて市民に提示して、反応を見て判断するというのは政治家としてまっとうですけど、逆に言うとゲタを世論に投げたのですから、何が起きても橋下さんは、逃げる事ができます(少なくとも、このまま突っ込んで大停電が起きたときよりも逃げやすい)。

  *        *      *

私は、橋下さんの変節というか方針変更を歓迎します。

今迄の言動や意見変更をどう評価するかは人それぞれでしょうけれど。

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2012年4月26日 (木)

日本ダメ論はもう結構

日本ダメ論はもう結構

データ・マックス:山本太郎氏インタビュー~「今年、廃炉が決まらないなら僕は日本を出る」(中)
http://www.data-max.co.jp/2012/04/26/post_16445_dm1739_1.html
山本太郎氏インタビュー~「今年、廃炉が決まらないなら僕は日本を出る」(中)

山本太郎氏(以下、山本) たしかにそうですが、そもそも危機感を持っていなければ自ら情報を得ようとする気が希薄になりがちです。僕が訪れたドイツでは、若者もしっかり原発に対する持論を持っていました。きちんと関心を持っているわけです。残念ながら日本の若者には、そういった人が少ないと思います。この違いはいったいどこにあるのか―。

僕が思うに、やはりそれは、ヨーロッパに生きる人たちの歴史に起因します。ヨーロッパというのは陸続きなので、昔から少しでも気を緩めれば、他国から侵略されるリスクを背負ってきました。そして、民衆が声を上げなければ、搾取されるという現実があったので、いろいろなことに目を光らせ、常に自分たちの権利を勝ち取ってきました。
原発に対する危機感の違いには、こういった歴史的背景が大きく作用している気がします。

明治の民権運動、大正の普通選挙の実現は無視ですか?

日本は自分自身の力で、他国に強制されることもなく、普通選挙まで実現させた国なんですよね。その過程で様々な軋轢があったことは事実です。でも、逆説的に言うと、民衆が声を上げたと言うことなんですよ。

日本の歴史が1945年から始まるような(それ以前の蓄積や民主化の道程を無視しているような)、アメリカに民主主義を教えてもらったかのような(日本人 が自分で民主主義を実現したことを無視しているような)、日本人はダメだと言うような歴史観を語られると、それだけで薄っぺらく感じてしまうのです。

  *        *       *

GHQや中国の洗脳があったのかどうかは知りませんが、このへんの歴史(自分自身で民主主義を実現したこと)を日本人は忘れすぎです。

  *        *       *

あ、もしかして、日本には「民衆が声を上げなければ、搾取されるという現実」が無かった。つまり、山本さんは、江戸幕府も明治政府も、民衆を護った良い政府だったと言いたいのかしら。

良い政府であった可能性は高いと思います。

だって、日本の江戸時代の庶民は、世界的に見て恵まれた生活をしていたようですからね(明治大正については知りませんが、先進国になったのですから、国民の生活もそれなりに豊であった事は間違いないと思います)。

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2012-04-27 訂正
 訂正前:そうであった可能性は高いと思います。
 訂正後:良い政府であった可能性は高いと思います。

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腐ってたのは社会党

腐ってたのは社会党

週刊金曜日:「不明を詫びる」と河野洋平前衆院議長――超党派議員「中選挙区制に見直しを」
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=1891

民主党の渡部恒三氏は開会挨拶で「戦後六五年、今ほど政治が混迷し、政治家が信頼されていない時代はない」と指摘し、政治劣化を食い止める必要性を訴えた。

河野氏は「自民党と社会党が対立していた時期には政権交代はありえなかった。その中で気の緩み、腐敗、政策的矛盾が出てきた」と、小選挙区導入時の政治的背景を振り返った。

当時はマスコミも改革派、守旧派とあおり、政権交代可能な制度の必要性を主張。しかし「交代すること自体が目的となり、その後どうするかについては考えが及んでいなかった」(河野氏)。

中選挙区制の下で自民党が長期に政権を担当していた時代のことを思い出すと、あるいは、小選挙区制に変えようとしていた時期のことを思い出すと、「気の緩み、腐敗、政策的矛盾が出てきた」といった批判が自民党に向けて行われていたことを思い出す。

でも(汚職ではなく)政治家として腐っていた(政治家として無能でも許された)のは野党である社会党の方だったのではないか。その流れをくんだ政権である民主党が政権を獲得した時、腐っていた事が明かになったのではないか。

それが現在だと思う。

  *        *        *

自民党を悪く言うなとは言わないが、社会党が腐っていて政党として無能だったから、自民党は腐ることができたのだ(No.1 は No.2 に負けなければ No.1 でいられる)。

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2012年4月25日 (水)

貧困の連鎖とは価値観の連鎖でもある

貧困の連鎖とは価値観の連鎖でもある

WEDGE:通学の交通費が払えない 変わらない「高校中退と貧困」の構図
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1825?page=3

全国的に共通する現象だが、行き場を失った生徒たちが、「底辺校」に集まっている。いわゆる地域の「底辺校」と呼ばれる高校は、地域で評価が低く、入学時 から生徒が集まらず、定員割れを起こすことも多い。入学した生徒も、貧しい家庭環境の中、規則正しい生活習慣や学習習慣が身についておらず、成績不振や出 席日数不足で進級できない。こうして卒業後の目標を持てないまま、次々に中退していく。

私は貧困の連鎖という言葉に実感を覚える。但し、それは貧困だから学校に行けず学校にいけないから収入がというようなものではない。

以前にも書いた事があると思うが私の通った高校は中退者がそれなりにいる学校がった。記憶によると私のクラスは1年のとき40人だったが卒業する時は30人強、いなくなった者の内、死者が2名(暴走行為での事故死)という笑えない状況だった。

そんな環境を経験して言えることは、貧困だけが問題ではないと言うことだ。

成績が悪くて素行も悪くて、一歩間違えばケンカで死人が出かねない雰囲気を纏っている人達の価値観というか行動原理にも問題があるんじゃないか。特に、親の教育(や社会に対する価値観)にも問題があるようにも思っていた(20年も前のことだけれど)。

  *        *       *

暴れる、(言葉ではなく)暴力で決着をつける態度。弱い者いじめ。

学歴のある人々にイジメがないとは言わないけれど、私の通った高校には肉体的な力によるヒエラルキーがあった。

どちらがマシか、どちらが悪いかは判らない。

  *        *       *

私の経験では、偏差値の高低と、親の教育に対する価値の置き方は相関している。偏差値の高低と、親の社会的な常識(社会で上手くやっていくノウハウのようなもの)は相関している。

高校中退者と貧困は相関するだろう。高校中退に対する抵抗感(教育は受けるべきだという価値観)と貧困は相関するだろうから。しかし、ここで問題にするべきは、単純な経済問題ではないと言うこと。

彼等は彼等の価値観に基づいて教育を軽視している。その連鎖を断ちきらないと貧困の連鎖は終わらないのではないか。

  *        *       *

橋下市長の改革は、貧困の連鎖を断ち切ることはないだろう。むしろ強化する方向に進むだろう。希望者の集まらない高校を廃校にすることで、教育を受けることに対する敷居は上がるのだから、教育の価値を認めていない人々はますます教育から遠ざかることになる。

しかし、それに対する批判(経済などに集中しての批判)はあまり説得力を持たない。底辺高の学生の親の価値観を否定し上書きする(教育を受けることの価値を判らせる。子供が親の価値観を引き継がないようにする)ぐらいの事をしなければ、貧困の連鎖は断ちきれない。

  *        *       *

しかし、これは社会が(国家が)家庭の価値観に介入すると言うことで(個人の価値観を社会の価値観で上書きすると言うことで)、一歩間違えば、全体主義的・独裁的になってしまう。

その危険を冒す価値があるかどうかを私達は考える必要がある。

  *        *       *

価値観と行動と結果は結びついている。結果の差異を小さくしようとするなら、価値観の差異を小さくしなければならない。そのことを無視した議論に価値はない(実用性はない)。

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マスコミの暴走は必要悪だけれど

マスコミの暴走は必要悪だけれど

ガジェット通信:京都18歳少年の無免許運転事故 搬送先救急センターのコメントに対してマスコミ各社が「事実誤認」と反論
http://getnews.jp/archives/197315

「こういうマスコミにペナルティを与える法整備を。」「最低だな記者…っていうか指示してる上のやつ?」というマスコミ叩きが始まったのだが、問題はその後である。

マスコミ各社が「事実誤認、訂正せよ」と但馬救命救急センターに訴えかけたのだ。その訴えの影響か、ブログには修正が加えられ、名指しされたメディアである読売新聞、毎日新聞、朝日新聞の箇所も「マスコミ各社」に変更されている。

マスコミが但馬救命救急センターを訪れ、取材し家族にカメラを向けたのは事実。何をもって“事実誤認”と“訂正”としたのだろうか。

マスコミの行き過ぎた取材を一種の「必要悪」と私は思っている。事件や事故の被害者に対しての取材についての批判に共感したけれど、同時に、マスコミこういう無遠慮な部分が無くなってしまったら、つっこんだ取材が出来なくなってしまうのではないかとも思った。

だから、マスコミの行き過ぎた(無遠慮な)取材は、ある種の「必要悪」として許容するしかないのではとも思うのだ。

しかし「マスコミ各社が『事実誤認、訂正せよ』と但馬救命救急センターに訴えかけたのだ」の部分には、そういった必要悪とはべつの嫌なものを感じる。本当に事実誤認なら別だが、実際にあった事を圧力をかけて無かった事にしているように見えてしまうのだから。

もしそうなら、必要悪などではなく、単純に、強者が自分を批判した弱者を脅しただけになってしまう。

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弱者が既得権益者になるとき

弱者が既得権益者になるとき

BLOGS:【赤木智弘の眼光紙背】社会保障が社会保障として成立するために
http://blogos.com/article/36556/?axis=b:1

現状の生活保護が抱える一番の問題は、申請し、それが通らなければ生活保護が受けられないという仕組みそのものだ。その結果、福祉団体などの後ろ盾を得て生活保護を受けられる人たちと、後ろ盾を得られないために生活保護という社会保障を受けることができない人に分かれてしまう。

民間の福祉団体やNGOを悪く言いたくはないが、生活保護の申請をサポートすることは、弱者を「(NGOなどのサポートを得て)生活保護を受けられる者」と「生活保護を得られない者」に2分しているのではないか。

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そこで、問題になるのは、民間の福祉団体やNGOは私的なものなので判断基準は彼ら自身であることによる結果だ。その福祉団体やNGOにとって都合の良い人間、とまで言わなくてもサポートしやすい者を選択的にサポートすることが出来る(私的な団体だから当然の権利だ)。

税金による援助と中途半端な審査、そして、法律知識と闘争のノウハウを備えた私的団体、そして善意。これらが組み合わさったとき、誰も望まない不幸が出来上がってしまったのではないか。

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2012年4月24日 (火)

良い事なんだけど、認められるかな

良い事なんだけど、認められるかな

時事通信:井戸掘り、地下水くみ上げへ=福島原発への流入減目指す-政府・東電
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012042300748

政府と東京電力は23日、福島第1原発の廃炉に向けた中長期対策会議を開き、1~4号機の原子炉建屋などに流れ込んで汚染水を増やしている地下水の流入量を低減させるため、流入前にくみ上げるための井戸を掘る方針を決めた。

東電によると、くみ上げた地下水は専用水路を造って海へ放出する。地下水の放射性物質濃度はセシウム134、137ではほとんどの地点で1リットル当たり1ベクレル未満だが、トリチウムは同70ベクレル検出された地点もある。経済産業省は海への放出について「自治体や漁協には事前に説明する」としている。

素直に井戸を掘って(もちろん放射性物質の数値は監視しながら)海に捨てることが、結果的に、汚染水が不用意に溢れ出す危険を減らすことになる。でも、「セシウム134、137ではほとんどの地点で1リットル当たり1ベクレル未満」とはいえ、精密に測定したら数字は出るんだよね。例えそれが原発事故由来ではなくても(過去の核実験に由来するものだとしても)、凄く小さな値でも、数字が出てしまったら感情的な反発が起きてしまいそう。

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感情的な反発が起きませんように。

感情に負けて適切な対処が出来ない、なんてことが起きませんように。

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2012年4月23日 (月)

同じ数字を見ても

同じ数字を見ても

信州毎日新聞:電力データ 中電は速やかな公開を
http://www.shinmai.co.jp/news/20120423/KT120421ETI090002000.html

例えば昨冬の関西電力の場合である。最も寒い2月には最大で8・0%不足する、との予測を発表していた。実際には、期間中に電力使用量が供給力の90%以上になったのはわずか5日。最大でも93%だった。需要予測が過大だった可能性が高い。

自分は、勤務先ではインフラ系を担当している。電力も一応だが守備範囲だ。自分の知識なんて電力の専門に比べたら屁みたいなものだけれど、電力の使用量は限界の75%程度までにしている。電力の使用量は一定ではない。絶対おとしてはならないものは、それにみあった余裕をみなければならない。

もちろん、この75%というのは目安に過ぎないし、規模が違えば安定度(突発的な上昇の可能性)も違うだろうし、用途などによっても安定度は違う。けれど、電気は100%ギリギリまで使うものではなく、数%程度の余裕を見ておくものだと思っている。

もうひとつ言うと、全体でギリギリだと、全体でどっかんと行く。

と言うような感覚を持っている自分としては「期間中に電力使用量が供給力の90%以上になったのはわずか5日。最大でも93%だった」とは思えない。「大停電の危険が5回あった」と思ってしまいます。

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安全率を見ないで運用するのは危険すぎます。

これは電気使用量の予測や原発に限りません。人間はミスをするもの、様々な所に安全率や余裕を見ておかなければ事故になります。

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原発にはとんでもない安全や余裕を求め、逆に電力需要の予測にはギリギリで良いというのでは、安全を求めているのではなく原発が嫌いだという感情論に見えてしまい、私には説得力がありません。

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フランスも?

フランスも?

47NEWS:オランド氏がサルコジ氏上回る 仏大統領選第1回投票、決戦へ
http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012042301001106.html

1958年に発足した第5共和制下の直接選挙で再選を目指す現職大統領が第1回投票で首位を逃した例はなく、サルコジ氏は苦境に追い込まれた。

大統領選には10人が立候補。日本時間午前4時現在の得票率は、オランド氏が27・69%、サルコジ氏が26・65%。

フランスでも同じと思いますが、現職の政治家の当落は、現状への満足度に大きく依存します。現職政治家は、政策が良いか悪いかは別にして、現状への不満をぶつけられてしまうのです。

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日本は民主党のすばらしさによってではなく、現状への不満からや飽きから民主党政権が誕生しました。その結果は、みなさんご存知の通り。

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フランスも日本のように、現在の政権に対する不満から政権交代が起きるかもしれません。政治制度が違うので、日本のように毎年首相が変わるといったことは起きないでしょうが、フランスの状況が良くなるとは思えないのです。

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2012年4月22日 (日)

「これさえ解決できれば幸福になる」「本当?」

「これさえ解決できれば幸福になる」「本当?」

中日新聞:同心円が消える日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/desk/CK2012042102000074.html

記事を分かりやすくするために、よく地図を添えます。そこにコンパスでくるりと円を描く時は、危険が迫っているニュースの場合が多いようです。

例えば、台風の暴風雨圏と進路予想図。北朝鮮が発射した長距離弾道ミサイルの射程の参考図にも使われました。

昨年から目に焼き付いているのは、福島第一原発の地図です。立ち入りが原則禁止された警戒区域。一時帰宅も認められない区域、計画的避難区域などいくつもの円が重なりました。



同心円の中心にある問題を解決しない限り、不安は消えません。原発全停止は「集団自殺するようなもの」と、住民の不安を別の不安で覆い隠す議論がまかり通ってはいけません。

それは認めますが、一方で、ひとつの問題を解決することに集中して、他の問題を見逃してしまって、さらなる災厄を起こしてしまっては元も子もありません。

脱原発も結構ですが、本質的に目指すべきものは「人間の幸福」であって、脱原発も原発推進も、方法に過ぎないということを忘れてはなりません。

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私は、福島原発の事故以降、世の中への見方が、ややシニカルになりました。福島原発事故では誰も(直接的な放射能では)死んではいないのに、大騒ぎする。1年以上たっても大騒ぎ。一方で、車の暴走事故で何人もの方が亡くなっても数日間のマスコミに扱われて消え去ってしまい、今日も車は走りつづけています。そして、再び大事故が起きて死者が出るでしょう。

  *        *        *

原発事故が起きても(放射能で)死人が出ることはないでしょう。しかし、みんなで大騒ぎするでしょう。原発事故は、非日常ですし、検出器で簡単に数値が出ます。原発事故には大騒ぎしやすい要素があります。

交通事故は日常ですし、個々の行為の危険度なんて数値化できません(少なくとも簡単には)。交通事故は人間の命を奪っているにも関わらず、騒ぎの程度としては原発事故に及ばない。それは、日常・個々の行為の危険度の数値化が困難という、騒ぎになりにくい性質があるから。

「原発事故は、騒ぎやすいから騒いでいるに過ぎない」と言ったら言い過ぎだろうか。「怖い」と言うのは分かるんですけれど。

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複合的な視点を持つこと、自分にとっての目標を意識して、手段と混同しないようにすることを、心がけたい。

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人間はそんなに高級な存在ではない

人間はそんなに高級な存在ではない

中日新聞 社説:「欧州市民」が下す審判 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012042202000069.html

その点を容赦なく突いているのがルペン仏国民戦線党首です。「我々の政治指導者たちは欧州合衆国の創造をめざしています。その帰結が経済的に弱体化した現在の欧州の姿です。ユーロに対する狂信が、世界の危機をつくり出しているのです」。ギリシャでも極右政党が勢力を伸ばし、議会入りをうかがっています。

移民排斥や大衆迎合主義など、過度のナショナリズムへの傾斜がいかなる社会を生んできたか。EUの原点を思い起こすだけで十分でしょう。

「過度のナショナリズム」ってなんだか判りませんけど、欧州の失敗というか、欧州でナショナリズムが力を得ているのは、多文化主義や移民の結果なんだと思います。

インテリな方々の理想が理想であることは認めるし、インテリな方々の頭が良いことも認める。けれど、彼等は人間を理解できないていないんじゃないか。

  *        *       *

風俗宗教・生活習慣・主義主張が異なる人間がいっしょに暮らすと軋轢をもたらします。自分とは異なる経済観念・経済活動をしている人が、経済的に破綻したとしても、援助する気にはなかななれません。

  *        *       *

現在のEUは統合しようとする反発です。この反発への対応は難しいでしょう。理由は2つ。

ひとつめは、上に書いたように、人間の本性に基づく反発だから簡単には無くせない。

ふたつめは、統合の理念が寛容や融和だから。寛容や融和を掲げながら特定の思想を(例えば右翼や民族主義を)排除したら、それは自己矛盾です。故に右翼や民族主義者を排除できない。

  *        *       *

「移民排斥や大衆迎合主義など、過度のナショナリズムへの傾斜がいかなる社会を生んできたか。EUの原点を思い起こすだけで十分でしょう」

理想としたものは良かったかも知れない、しかし、理想を無理な方法で追求した結果、不幸な状況を作りつつあるのではないでしょうか。

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2012年4月21日 (土)

雑感

雑感

山陰中央新報:論説:大飯原発再稼働要請/判断材料が不足している
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=531466033

しかし、夏場の電力需給の見通しにはあいまいさが残る。電力不足を理由に挙げた点について松浦市長は、短絡的な議論を避けて「将来の原発依存度の考え方」を示すよう求めた。地元として当然の姿勢だ。政治判断を示すなら、エネルギー政策の全体像を示さなければ、立地自治体の理解は難しいだろう。

どんな仕事でもそうだけど、安定して納品するには多少の余裕をもつ必要がある。事故などがあって、いつもの供給量が確保できないとき「大丈夫か?」といわれて、確実に大丈夫ですなんて言える訳が無い。逆に出来ませんとも言いたくない。

  *       *     *

「夏場の電力需給の見通しにはあいまいさが残る」

いつもは余裕をもってやっている。ギリギリでやってはいない。初めての経験で、どこまで考えても調査しても曖昧さは残る。

  *       *     *

電力会社の本音は「やってみなくちゃわかりません」だろう。

それを周囲から攻め立てたところで、どうにもならない。

私達は「わかんないけれど決断する」ことを求められている。

  *       *     *

「短絡的な議論を避けて『将来の原発依存度の考え方』を示すよう求めた」

トータルで儲かっている会社でも、短期的な資金不足で倒産することがあるんですよね。5分後に酸素をいっぱい吸えるとしても、5分間呼吸を止めたら死んでしまうんですね。

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参政権の重要さ

参政権の重要さ

J-CAST:「尖閣買収」在日中国人都民に感想求める「モニバド」の間抜け
http://www.j-cast.com/tv/2012/04/20129645.html

バカげたインタビューをしたのは井口成人レポーターだ。「日本で生活する中国の皆さんはどんなふうに感じているのでしょうか」と聞き回って、返ってきた答えは当然ながら…。日本に来て7年、サービス業を営む女性は「中国人が払っている税金で島を買うことはちょっと理不尽な感じがします。個人的には同じアジア人同士、島の開発のために協力した方がいいと思います」。日本に来て3年目という貿易業を営む女性は、「実現してほしくないですね」。さらに若い留学生は、「他人の金でものを買うなんてあり得ないよ」

「中国人が払っている税金で」

この中国人は納税者かもしれないが、そもそも納税者には税金の使い道を決める権限は無い。

徴収した税金の使い道を決める権限は納税者ではなく「有権者」にある。

「有権者」であること、つまり参政権がいかに重要かってことだ。

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中国人が(日本の所有者から)尖閣諸島を買えるだろうか

中国人が(日本の所有者から)尖閣諸島を買えるだろうか

J-CAST:尖閣諸島買収「最近、中国人からも40億円でオファー」
http://www.j-cast.com/tv/2012/04/18129324.html?p=all

「東京都が尖閣諸島を買う」と明かした石原慎太郎・東京都知事は「何か文句あるか」と笑った。「国がさっさとやればいいものをやらないんだから」。さらに「多分、私の留守の間に実務者が決めているでしょう」とも話した。所有者の友人は「これまでも購入希望は不動産業者、一般人、国会議員など多く、最近は中国人が40億円で買いたいといってきたという。すべて 断ってきたが、石原氏とは基本的に合意した」という。

買われたら不快だし、中国人が住んでしまったりしたら大騒ぎだけれど、日本の所有者から中国人か尖閣諸島を買うことは不可能だと思っている。

何故なら、撃退するおまじないがあるから。

中国人が買おうとしたら、こう言えば良い、「では、日本政府の登記所できちんと登記しましょう。あそこは、日本の土地の(日本の領土の)所有者を記録しておくべき所ですから」、「日本の登記所に記録すると言うことは、日本の領土と認めることです」、「○○さん、あなたが尖閣諸島を日本の領土と認めたことを、日本の政府に記録してもらいましょう」。

  *        *       *

マイホームを買った事のある人なら判ると思うが、所有権を移転したら(不動産の売買したら)、登記しないといけない。公的機関が、所有者を記録しておかなければならない。

日本の土地は、勿論、日本の公的機関が所有者を記録する。尖閣諸島を中国人が買ったとして、そして、日本の登記所に記録したら、それは買った土地を日本の領土だと認めた事になる。そして、それを文書で残す。

中国人にそんな事ができるだろうか。

  *        *       *

北方領土への訪問を思い起こしてほしい。日本政府が「ビザなし渡航」に拘るのは「ビザを取得して渡航するのは外国」→「ビザをもらって北方領土に行く」→「北方領土は外国と認める」ことになってしまうから。

  *        *       *

土地の所有権と領有権は違う。極端な話を言えば、中国人が所有していたところで、上陸を日本の法に基づいて禁止することもできるし、(特別法などを制定して)国家は接収することだってきるのだ(政府に根性があればね)。

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2012年4月20日 (金)

現実

現実

神戸新聞:未払い残業代求めたら…会社解散、全員解雇
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004985652.shtml

高齢者介護施設などで職員と事業者の間で賃金や休暇など労働条件をめぐるトラブルが絶えない。尼崎市の訪問介護施設では未払いの残業代を職員が求めたところ、事業者が「経営が成り立たない」と赤字を理由に5月末での閉鎖を決めた。全職員を解雇するといい、この職員は「正当な賃金を要求したら会社がつぶれてしまうのか」と困惑している。



バックオフィスの男性部長は「このまま続けても赤字が広がる。引き継ぐ事業者のめどもついた。スムーズに引き継ぎたい」と話すが、未払いの残業代を求めた職員は「私たちのせいで会社をつぶすといっている。求めたのは正当な賃金だ。あまりにも乱暴な話で納得できない」と憤っている。

まとまらないが2つほど思ったことを書く。

ひとつめ、介護は儲からない、儲からない仕事は継続出来ない。

企業は「儲け主義」とか非難されるときがある。非難が正当である場合もああるが、儲からない仕事は継続できない。これは志がどうであれ、お金が無ければ仕事は続けられない。赤字が続けばどんな企業も倒産してしまう。

この企業の経営者がどんな人間かは判らない。けれど、正当な賃金を払っても儲かるのなら、わざわざ潰したりしないだろう。

ふたつめ、基準は高くあるべきだが、基準以下のものを切り捨てる結果になる。

勤労者として「正当な賃金」を請求することは当然のことで、払って貰えなければ、公的機関に訴えるのも当然の権利だ。しかし、結果として、失業してしまう(企業側は再雇用にむけて働きかけをしているようだが)。

基準を守れない企業は潰れてしまえ、というのは正しいかも知れない。しかし、基準以下の存在を切り捨てる結果になる。

  *       *       *

基準以下の企業を潰し、発生した失業者へ再雇用先を用意できたりするのなら、潰してしまえば良い。しかし、現在の雇用情勢では単純に失業してしまう。

失業する事、基準以下の環境で働くこと、どちらが良い事なのだろうか。

基準の設定を一歩間違えたら、悲惨な結果になるだろう。

  *       *       *

「私たちのせいで会社をつぶすといっている。求めたのは正当な賃金だ。あまりにも乱暴な話で納得できない」

現実は、時として、乱暴で不条理だ。正しい事をしたら、正しく良い結果が得られるとは限らない。

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買っただけじゃダメ

買っただけじゃダメ

ゆかしメディア:「国が尖閣諸島を買え」石垣市議会が意見書
http://media.yucasee.jp/posts/index/10939?la=0003

沖縄県の石垣市議会は19日、尖閣諸島を国が購入することを求める意見書を賛成多数で可決した。

市議会の意見書では、東京都の購入意思を「海域での安全操業に大きく前進する」などと評価しつつ、「本来ならば石垣市の行政区域である尖閣諸島を購入すべきだが、財政的にも厳しい状況にあることから国において購入し、石垣市に払い下げていたがくか、もしくは国による管理運営を強く要望し、要望いたします」とした。

帰国した石原慎太郎知事は、来年4月に正式取得する意向を明らかにした。石垣市は国が有効な手立てを打って来なかったことに対しての不満が、意見書から読み取ることができ、東京都の意向をむしろ歓迎している。

東京都が尖閣諸島を購入しようとしています。それに刺激されて国や石垣市も購入について発言しています。もしかしたら東京都ではなく国が買うかもしれません。

しかし、購入しただけ、所有権を取得しただけでは意味がありません。それは書類上のことに過ぎません。取得した上で、島に何を作るかが問題なのです。

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2012年4月19日 (木)

生活保護とベーシックインカム

生活保護とベーシックインカム

ニコニコニュース:「数々の特典がつく生活保護は働くより得」という若者増加中
http://news.nicovideo.jp/watch/nw240701

彼らが生活保護を受けたがるのには、実は理由がある。それは、生活保護受給者には、数々の“特典”があるからだ。生活保護受給者の相談に乗ったり、援助するケースワーカーを10年以上務め、著書に『野たれ死にするくらいならどんどん生活保護』を持つ多村寿理さんは、こう説明する。

「生活保護受給中は、原則として医療費や介護費、家賃(地域ごとに上限あり。最大5万3700円)は無料。さらにNHKの受信料、住民税、国民年金なども免除されます。またJRの運賃や光熱水費の減額もあります」

定職がありながら年収200万円以下の「ワーキングプア層」と呼ばれる人々は月収約17万円。一方の生活保護受給者は地域によって受給額の差はあるが、10万~15万円ほど。ワーキングプア層が家賃、税金、社会保険料などを支払えば、“特典”を手にした生活保護受給者に比べて可処分所得(=自由に使えるお金)が下回ってしまうケースも出てくる。

これでは、「生活保護のほうが得」と、多くの低所得者層の若者が生活保護を受けようとするのも、もっともな話だ。

ダイヤモンド・オンライン:「ベーシックインカム」の誤解を解く
http://diamond.jp/articles/-/16672?page=5

ベーシックインカムが長年議論されながら実現しないのは、「人権擁護でありながら、やや突き放した感じがするからではないか」という北野氏の推測も、重要なポイントを突いている。

「現金を平等に給付するから後は自分で何とかしろ」というベーシックインカムの考え方は、個々人の選択に対して非介入的で経済的には効率的(各自が効用を追求しやすいという点で)だが、一方で確かに「突き放した」感じを伴う。

生活保護が多少手厚かったとしても、受けている当人達が脱出しようと努力していて、その努力の方向性がそれなりに妥当なら(社会の価値観とずれなければ)、多少の過剰な手厚さも社会は受け入れるだろう。

しかし、生活保護に安住しようとしている、働くことを放棄して生活保護に走るのなら話は別だ。

その場合、ベーシックインカムの「社会が払える範囲で(おそらく現在の生活保護より小額の)お金を渡すから、あとは勝手にしろ」という考え方も、それなりに妥当な考え方に思える。

  *        *        *

援助を受ける側と様々なコストを負担する側の価値観が一致していないと、援助は長続きしないし、うまく機能しない。

日本社会の価値観が多様になるにつれ、援助が難しくなってきている。生活保護は限界にきているのではないか。生活保護の受給のハードルを下げて給付も下げる(ベーシックインカム的な考え方)か、価値観の押し付けか(教育の義務化、現物給付)、どちらを取るかの選択を迫られるタイミングが遠からず来るだろう。

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2012年4月18日 (水)

友好には忘却も必要

友好には忘却も必要

しんぶん赤旗:旧日本軍731部隊人体実験・細菌戦 日本政府は謝罪・補償を 東京で集会 被害者ら証言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-16/2012041615_01_1.html

浙江省寧波市の胡賢忠さん(80)は、日本軍の飛行機がまいたペスト感染ノミによって父母と姉、弟の4人を失い、孤児となりました。「役所が汚染地区の100戸以上の建物を焼き払い、500人以上が家族や財産、住まいを失って、路頭に放り出された」と当時を振り返りました。「日本政府は細菌戦の事実を一刻も早く公式に認め、被害者に謝罪、補償をするべきだ」と訴えました。

私は、組織がエゲツナイことをする場合があることを知っている。あるいは人間が残酷なことでもやらかすのを知っている。だから日本軍が中国で残虐な事や戦争犯罪を全くしなかったなんて事は思わない。だが、日本が特別ではないとも思っている。戦争であれば、あるいは、外征して占領した地域で、日本以外の国も戦争犯罪や残虐な事を行っている。それに比べて、日本が特別に悪いとはまったくもって思わない。

  *        *        *

日本は中国で残虐な事もやっただろう。しかし、日本政府が謝罪や賠償をするべきだとは思わない。

まず、ひとつめの理由は「日中共同声明」で決着がついているからだ。

ふたつめの理由は、下手な謝罪は怨恨を残すからだ。日本国内には「謝罪するべきでない」という意見が強く存在する。もし、謝罪すれば、そういった意見の持ち主は反発する。その意見が十分に強ければ、謝罪の反動として、中国に対して攻撃的になるだろう(私には十分に強いように思われる)。

日本国内の感情への配慮のない謝罪は、謝罪したのにケンカを売るといった矛盾した行動を日本にとらせるだろう。

みっつめの理由は、中国の要求はキリがないだろうと言うこと。Aについて謝罪し賠償したら、Bを要求し、Bの要求が通ったら、さらに、さらにと終わりがなくなるだろうから。

  *        *        *

日本は、中国が日本の援助を必要とするタイミングで、「日本に対する戦争賠償請求の放棄」をさせることが出来た。互いに相手と仲良くしたいと望んでいたタイミングだったことが妥協を産んだ。

今はその妥協を維持するべき時だ。一度、ケンカの手打ちをしたら、不満が出て来ても蒸し返さない。これは人間同士が仲良くする秘訣の一つだ。

このような活動をすること、応援することは、日中友好を損なうものだ。

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こじれないんじゃないか

こじれないんじゃないか

朝日新聞 社説:尖閣買い上げ―石原発言は無責任だ
http://www.asahi.com/paper/editorial20120418.html#Edit1

それに、そもそもこれは東京都の仕事ではないはずだ。

知事は「島々を舞台にしてさまざまな施策を展開する」という。けれど、日本人が上陸しただけで反発してくる中国のことだ。問題はいっそうこじれるだろう。

そうなった時、首都とはいえ自治体の長の石原氏に、領土が絡む問題を解決する手だてはない。政府の外交に悪影響を与えることを承知で大風呂敷を広げるのは、無責任としかいいようがない。

小規模であっても自衛隊の部隊が尖閣諸島に常駐していたら、問題は複雑化していない。尖閣諸島に部隊が常駐していたら、中国の艦船がうろついたところで、安心していられる。中国が事態を動かそうとするなら、上陸しての戦闘を覚悟しなければならなり、中国にとっての掛金が高くなる。

日本も奪られる心配が少なくなれば、鷹揚に対応できる。

  *        *       *

いま上陸させれば、そして常駐まで行けば、一時的には「問題はいっそうこじれる」だろうけれども、長期的には安定するかもしれない。

  *        *       *

南シナ海では、中国が領有を主張する島に、ベトナムやフィリピンが部隊を置いている。それらの国々は互いの(その島の事については)罵り合っているけれども、それ以外については、話し合っている。

日本が尖閣諸島に部隊を置いても同じ事ではないだろうか。

但し、やるなら中途半端であってはならない。中途半端に周辺海域で作業したりしたら、中国政府としても騒がざるを得ない。やるなら部隊常駐まで一気にいくべきだ。

  *        *       *

但し、戦争は、読み違いから起きることを忘れてはならない(これは中国側に取っても同じ)。

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2012年4月17日 (火)

ケンカするなら、「すぐ」か「20年後」

ケンカするなら、「すぐ」か「20年後」

時事通信:「尖閣購入」に困惑=対中関係も苦慮-政府
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012041701011

石原慎太郎東京都知事が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を都の予算で買い取る意向を示したことに、政府は「寝耳に水」と困惑している。同諸島は日本固有の領土だが、領有権を主張する中国、台湾は石原知事の発言に反発。今年は日中国交正常化40周年で、外務省幹部は「最悪のタイミング」と不快感を隠さない。消費増税、原発再稼働の懸案を抱える野田政権は、対中関係でも苦慮しそうだ。



日本政府は衝突事件で冷え込んだ日中関係の改善に努め、融和ムードづくりに腐心してきたが、「尖閣購入」発言がこれに水を差し、中国を刺激したのは間違いない。日中関係は再びぎくしゃくしようとしている。

石原東京都知事の発言が波紋を広げています。中国にケンカを売るのは良いのですが、ケンカをするときには「勝てるのか」を冷静に考えなければいけません。

  *        *       *

尖閣諸島に限りませんが、中国にケンカを売るなら「なるべく早く」か「20年後」と思います。

中国バブルは潰れかかっている(つぶれ始めている)とはいえ、中国の経済力と軍事力は上昇中です。当面、中国は、増々強くなっていくでしょう。その意味では、ケンカを売るなら早めの方が良い。幸い、中国の横暴さは知れ渡っていますから、上手にケンカを売ることは可能でしょう。

そして、もう一点注意しておくべきことは、中国は一人っ子政策のおかげて、日本以上の早さで高齢化社会になりつつある事です。高齢化した社会は戦争をすることが出来なくなると言うと大袈裟ですが、好戦的ではなくなります。年寄りは活動的ではありませんし、なにより貴重な若者を戦地に送ることに消極的になります(跡継ぎの一人っ子を死なせてしまうことを怖がるようになります)。

その意味では、中国が高齢化社会に突入して好戦的でなくなる(妥協しやすくなる)のを待って、ケンカを売るという選択もありえます。

  *        *       *

日本が中国とケンカをするなら「なるべく早く(いま以上に強くなる前)」か「20年後(衰退を始めてから)」であるべきです。ダラダラと対立を続けて5年後ぐらいに武力衝突するのが最悪と思います。

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ドライブレコーダを普及させるべき

ドライブレコーダを普及させるべき

読売新聞:人、車すり抜け暴走 祇園歩行者死傷事故,タクシーが録画
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120416-OYO1T00250.htm?from=top

京都・祇園で通行人7人が死亡、11人が負傷した事故で、呉服店社員・藤崎晋吾容疑者(30)(死亡)運転の軽ワゴン車が電柱に激突する瞬間までの状況が、タクシーのドライブレコーダーに記録された映像でわかった。京都府警は映像の任意提出を受け、当時の走行状況の分析を進めている。

ドライブレコーダがあるからと言って直接的に事故が防げる訳ではない。また、今回のようなケースで問題になっている身体の状況が判る訳でもない。しかし、外形的に何が起きたかを知ることが出来る。

事故の検証は記録が無くちゃ始まらない。記録は間接的なもの(遺留品とか、車の壊れ具合とか)よりも直接的なものの方が望ましい。

今回の場合でも、タクシーのドライブレコーダがあったことは「何が起きたか」の解明に役立つだろう。もし、事故を起こした車にドライブレコーダがあったら、もっとハッキリと色々判っただろう。

交通事故の事実究明にドライブレコーダは役に立つ。技術に出来ることは技術にさせよう。

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2012年4月16日 (月)

「悲惨な事故」でも死者ゼロ

「悲惨な事故」でも死者ゼロ

しんぶん赤旗:再稼働の「脅し」でなく 電力不足回避の対策を
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-16/2012041602_03_1.html

枝野幸男経済産業相は13日の記者会見で「楽観論に軽々にくみしない」「日本産業の屋台骨を揺るがす可能性が大変大きい」と国民を脅しました。しかし、いま浮き彫りになっているのは、あれだけの悲惨な事故のあとでも原発の安全神話の楽観論にくみし、再稼働ありきで国民を危険にさらす無責任な政府の姿です。政府は、需給調整契約の拡大など先送りした省エネ対策や供給力の積み増しの検証などを早急に進めるべきです。

「あれだけの悲惨な事故のあとでも原発の安全神話の楽観論にくみし」

私に言わせれば、「あれだけの悲惨な事故」でも死者ゼロである事を無視して、危険神話(原発事故で何万人も死ぬ)を見直さないのは無責任です。

  *      *       *

原発には「安全神話」がありました。同時に、事故が起きたら何万人も死ぬとか奇形児が沢山生まれるとかの「危険神話」もありました。

  *      *       *

危険神話も安全神話も間違いでした。私は技術で飯を食べている人間ですので、安全神話は多分に政治的なものと理解していました。ちゃんとした技術者で「原発は事故を起こさない」なんて信じていた人間はいないでしょう。人間ならミスをします。ミスの連鎖があれば事故は起こります。その確率はどんなに低くてもゼロにはなりません。絶対事故が起きないなんてのは、営業マンのセールストークではあり得ても技術者の本音じゃ有り得ません。

安全神話はセールストークとバカにしていましたが、危険神話は半信半疑というかバカにはしていませんでした。

でも、福島原発事故の後、自分なりに調べてみて、危険神話も多分に政治的なもの、逆向きのセールストークと思うようになりました。

福島原発事故で結局何人死ぬか。

私は、数人以下と思います。

他の事故、交通事故や化学プラントでの事故、あるいは自然災害に比べて、多いとは言えない。

  *      *       *

原発は事故を起こしました。しかし、「あれだけの悲惨な事故」でも(現時点では)死者ゼロであること、将来に渡っても数人にとどまるだろうことを忘れてはなりません。

安全神話も危険神話も嘘っぱちでした。

その上で、原発再稼働と電力不足を天秤にかけるべきです。

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関西から脱出

関西から脱出

読売新聞:夏の電力に企業ピリピリ、再稼働なし18%不足
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120415-OYT1T00196.htm?from=main1

2割程度に上る節電を達成するためには、政府は、産業界による通常の節電努力を超えた休日シフトなどにより、メーカーの大幅減産といった影響が避けられないとしている。

関西に大型工場を持つパナソニックやシャープは、円高によるコスト増で巨額赤字に苦しんでおり、主力のテレビ事業を縮小している。パナソニックは、原発が動かず節電を求められれば「生産に大きな影響が出る恐れがある」と警戒している。さらに、火力発電への振り替えで電気料金が値上がりすれば「ものづくりを続けられない」(首脳)と悲鳴を上げる。

日本経済新聞:経産相「原発稼働、一瞬ゼロに」 大飯再開に時間
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E7E2E2858DE3E7E2E6E0E2E3E09F9FEAE2E2E2

関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の5月の連休中の再稼働が困難になった。政府が再稼働の条件とした地元自治体の同意には時間がかかり、京都府や滋賀県など近隣自治体の反発も根強いためだ。唯一稼働する北海道電力泊原発3号機は5月5日に定期点検に入る予定で、国内の原発は一時的に全て停止する見通しだ。

枝野幸男経済産業相は15日、徳島市内の講演で「稼働する原発が5月6日から一瞬ゼロになる」と明言した。政府が原発の稼働がなくなるとの見通しを示すのは初めて。

関西圏での電力不足はどうなるでしょうか。

こんな状況では関西の企業は設備投資が出来ないどころか通常の経営にも支障が出るでしょう。

関西圏の方々は、電力不足から不況になることを覚悟しておいた方が良いかもしれません。

  *        *       *

でも、電力不足で不況になり失業したり就職出来なくなったとしても、あるいは、大規模停電が起きたとしても「電力会社の陰謀!」って叫んで主張を変えない人間は残るんだろうな。

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2012年4月15日 (日)

敵基地攻撃と先制攻撃は別物です

敵基地攻撃と先制攻撃は別物です

フジテレビ:新報道2001調査結果 4月12日調査・4月15日放送
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/2008/120415.html

【問5】他国からミサイルが発射される前に他国の基地を攻撃してしまうという「敵基地攻撃論」についてどう思いますか。

賛成     17.2%
反対     74.8%
(その他・わからない)     8.0%

これって「敵基地攻撃論」じゃなくて「先制攻撃論」と言うべきじゃありませんか?

発射される前に攻撃するなら「先制攻撃」と表現するべきで、先制攻撃も(2撃め3撃めを防ぐための)反撃も含む「敵基地攻撃」という表現を使うのはどんなもんなんでしょうか。

  *        *        *

この世論調査をもって、世論は敵地攻撃能力を持つべきではないと判断しているとは思はない。「敵基地攻撃」と「先制攻撃」をごっちゃにしているのだから。それに北朝鮮からミサイル攻撃をされたなら、世論は激昂して北朝鮮を攻撃しろ、何故しないんだ、となるのは目に見えている(他国に攻撃されて反撃(出来るのに)しなかった国は存在しないのだから)。

  *        *        *

一般人が「敵基地攻撃」と「先制攻撃」を区別出来ないのは(平和ボケした日本では)しかたないかも知れない。しかし、マスコミとしては、ちょっと情けないと思う。

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命がかかった事を「何とかなると思う」?

命がかかった事を「何とかなると思う」?

東京電力:菅前首相 政府の議論 不十分 「電力不足は供給側視点」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041502000097.html

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、菅直人前首相(65)が本紙との単独会見に応じた。「電力が足りないと言っている供給側の視点に偏り、議論が不十分だ」とし、早期の再稼働を目指す野田佳彦政権の姿勢に懸念を表明した。夏場の電力需給に関し「消費者や企業が需要をコントロールしたり、自家発電を促したりして工夫すれば何とかなると思う」と述べ、原発の運転ゼロでも乗り切れるとの認識を示した。 

「供給側の視点」ってどんな視点だろうか。現場のエンジニアである自分が想像するに、供給不足を起こさないという本能のようなものだ。特に電力料金は供給が維持できるように決まっており、供給を維持する義務を課せられているのだから。

  *        *       *

そういう立場から見ると「消費者や企業が需要をコントロールしたり、自家発電を促したりして工夫すれば何とかなると思う」なんて事は言えないのは当然なのだ。

  *        *       *

夏のピークまで4~5ヶ月。4~5ヶ月で「消費者や企業が需要をコントロールしたり、自家発電を促したり」するルールを決めて実施できるだろうか。様々な電力消費者がいる。其々な必要性がある。その必要性の調整が出来るだろうか。

  *        *       *

言葉尻を捕らえるようだけれど、電力不足は「何とかなると思う」レベルで判断して良い問題ではない。下手に停電を起こせば人の命にかかわる。それを「何とかなると思う」で良い訳がない。

原発については、再稼働する場合だけではなく、動かさない場合についても「想定外」が無いようにしないといけない。

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2012年4月14日 (土)

打つ手がないだけか?

打つ手がないだけか?

産経新聞:板挟みの中国 冷静な対応呼びかけ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120413/kor12041323330043-n1.htm

中国外務省の劉為民報道官は13日、北朝鮮の「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイル発射を受け、関係各国に「冷静な対応」を求める談話を発表した。北朝鮮と国際社会の板挟みに苦慮する中国としては、「対話による解決」の限界を示されてもなお、同じ主張を繰り返すしか策はない。

確かに中国は、北朝鮮の発射実験で困った立場に立たされました。そして、冷静な対応を呼びかけぐらいしか打つ手が無いように見えるのも事実です。しかし、冷静な対応、つまり現状維持は中国にとって利益ではないでしょうか。

  *        *       *

北朝鮮は中国の援助がなければ生存できません。現状維持は、北朝鮮を中国に依存させ続けるという事でもあります。また、北朝鮮は中国から援助を得るために地下資源の採掘権を譲渡したり、日本海側の港を租借させたりしています。

  *        *       *

冷静対応≒現状維持は、長期的には、中国の北朝鮮支配を強める事になるでしょう。中国は「冷静対応」しながら、徐々に北朝鮮の利権獲得や植民地化を進めるのではないでしょうか。

冷静対応は、有効な手が無いように見えながら(しかたなく行っているように見えながら)同時に、中国の利益となっているように思えます。

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北朝鮮ミサイル発射失敗

北朝鮮ミサイル発射失敗

読売新聞:北のミサイル発射失敗、米専門家が直前に予想
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120413-OYT1T00966.htm?from=main3

オバーグ氏は悲観的な見方に傾いた理由として、発射を政治的イベントとして推し進める「熱狂」を挙げ、「(16日までに発射しなくてはならないという)日程上のプレッシャーが致命的な誤りを招くのは、法則であり、これは宇宙専門家にとってあまりに有名だ」と指摘した。さらに「作業員からの異論や疑問を受け入れる能力は非常に低い」と、現場の慎重論を黙殺して発射を強行する空気を問題視していた。

毎日新聞:北朝鮮:ミサイル失敗 成功3回に1回、初歩段階−−道下徳成・政策研究大学院大准教授
http://mainichi.jp/select/news/20120414ddm007030178000c.html

今回の失敗で、06年から通算すると長距離弾道ミサイル打ち上げの成功率は3回に1回程度となり、軍事的にはほとんど役に立たない初歩段階であることがわかった。

2006年と2009年の発射実験と比べて、今回の実験は成果があったと言えるのでしょうか。2006年の時は燃料注入後の期間が長すぎて上手くいかなかったように記憶しています。2009年の発射実験は、成功とは言えませんが、それなりには飛びました。

それ比べて、今回はどうなんでしょうか。

なんだか後退したような気がします。

 *        *      *

北朝鮮の核技術者の状況についてのニュースを読んだ記憶があります。安全管理に問題があり、彼等の被曝線量は大きく、放射線障害で死ぬ場合が多いとか。北朝鮮にとって核関連の科学技術の知識をもった人間は貴重な存在だろうに、と思った記憶があります。

 *        *      *

科学者や技術者を消耗品扱いしていては、核開発もミサイル開発も、それ以外の開発も上手くいかない。それは、北朝鮮に限らず、日本も欧米も変わらない。

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2012年4月13日 (金)

武器輸出しないことの利益ってなんでしょうか

武器輸出しないことの利益ってなんでしょうか

信州毎日新聞 社説:日英武器開発 唐突で疑問だらけだ
http://www.shinmai.co.jp/news/20120412/KT120411ETI090005000.html

武器は他国と共同開発する方が安上がりだとか、日本の防衛産業の技術が向上する、といった声はある。しかし、日本はこれまで平和国家として自制してきた。

三原則を骨抜きにすることは、日本が軍縮に取り組んできた成果をしぼませるだけでなく、今後、軍縮の必要性を訴えても耳を傾けてもらえない恐れがある。武器輸出国となるマイナスが大きいことを政府は肝に銘じるべきだ。

武器輸出しないことの利益ってなんでしょうか。正直、判りません。日本の周辺国では軍拡が続いているように見えるのですが。

  *        *        *

タテマエとして評価は色々あるでしょう。国内外のNPOなんかには褒められているのかも知れませんが、実質的な成果、少なくとも軍縮という成果は得られていません。

もし、知られていない成果があるなら、解禁反対派の方々は宣伝するべきです。褒められているという以外の、実質的な成果が上っているのなら解禁を考え直すべきと思いますから。

  *        *        *

武器輸出三原則は自己満足に過ぎなかったのだと、私は思います。

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死者ゼロ

死者ゼロ

毎日新聞:原発再稼働議論:福島県知事が批判「実態わかっていない」
http://mainichi.jp/select/news/20120413k0000m010109000c.html

福島県の佐藤雄平知事は12日の定例記者会見で、政府が原子力発電所の再稼働に向けた動きを強めていることに「福島第1原発事故の検証も終わらないうちに再稼働の議論をするのは問題だ。原発事故の厳しさ実態を分かっているのかなと思う」と不快感を示した。

「原発事故の厳しさ」

事故が厳しくないと言うつもりはありませんが、今回の福島原発の事故では、いままでのところ、放射能によるものは「死者ゼロ」であり、今後の(予想される)死傷者も少数に留まるでしょう。

「原発事故の厳しさ」を忘れてはいけませんが、死者ゼロに留める事が出来ているという「実態を分かって」いなければなりません。その上で、経済的影響の大きさなども考えて、再稼働について考えるべきです。

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自分の事は棚に上げ

自分の事は棚に上げ

朝鮮新報:〈朝鮮の人工衛星をめぐる狂騒を正す㊦〉 付和雷同する世論の危なっかしさ
http://jp.korea-np.co.jp/article.php?action=detail&pid=53234

約300年に及ぶ徳川封建制および明治憲法下の絶対君主制によってすり込まれた、権力・権威に対して頭を垂れてしまう傾向が日本人の習い性となってしまい、一人一人が自分の主体的判断に基づいて発言し、行動することができない。これは日本のマスコミにも当てはまる。権力との闘争を経て報道の自由を獲得した歴史を持たないマスコミは、権力とたたかう姿勢をわがものにしていない。

えっと、北朝鮮のメディアは「権力とたたかう姿勢をわがものにしていない」なんてレベルじゃありませんよねぇ~。

つまり日本のデモクラシーは、他の東アジア諸国におけるように人民が権力との闘いを経て自らの力で獲得したのではなく、戦勝国・米国によって与えられた。したがって、権力にとっては機会さえあればひっくり返すべき「仕方なしデモクラシー」だし、人民にとってはいつ取り上げられても痛痒を感じない「授かりものデモクラシー」なのだ。

日本の大正デモクラシーを知らないんですかね~。日本が第二次大戦後に民主主義的な政治をスッと始められたのは(韓国や中国・台湾・フィリピンといった国々は、第二次大戦後、独裁政治の時代がありました)、大正デモクラシーの経験があるからなんですよね。政治の時計を十数年巻き戻して、女性も含めれば良かっただけですから。

  *        *        *

日本は、自力で民主化した国なんです。戦争にまけてアメリカから民主主義を教えられたんじゃないんです。

  *        *        *

北朝鮮や中国の日本理解には、特に民主政治についての理解は、時としてレベルが低すぎで、どうしましょうかって思うときがある。

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2012年4月12日 (木)

カッコよくて、目立つのも軍隊の役目です

カッコよくて、目立つのも軍隊の役目です

東京新聞:思いやり消えた自衛隊思いやり消えた自衛隊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2012041102000130.html

PAC3が通った市街地の道路は、旧軍が野砲を持ち込んだのと同じ道という。新垣さんは「あえて目立たせたところに部隊常駐の意図を感じる」と批判する。控えめで相手の心情を思いやる自衛隊はどこへいったのか。 

動物はケンカの前に、毛を逆立てて身体を大きく見せようとしたりする。おあるいは大きな声で強さをアピールしたりする。ケンカの前に、強さを(実際にケンカする以外の方法で)アピールし、それで勝負が決まったり妥協が成立することもある。

  *        *       *

動物と軍隊や国家を比べるのは失礼かもしれないけれど、ケンカ、という意味では人間もあまり進化していないし、今後も変わらないだろう。

  *        *       *

今回の自衛隊の配備は、北朝鮮や中国への日本の防衛能力を誇示すると言う目的もある。「控えめ」ではダメで「あえて目立たせた」りする必要がある。

  *        *       *

軍隊はカッコよくて強そうで、目立つべき時には目立たなくちゃならない。

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キチガイ判定と言う罰

キチガイ判定と言う罰

ロイター:ノルウェー銃乱射事件「責任能力あり」、被告の再鑑定結果
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE83A02L20120411

今回鑑定に当たった精神科医のAsgar Aspaas氏は、前回とは異なる方法で診断。その結果、「被告が精神病にかかっていた証拠は見つけられなかった」と記者団に述べた。

ブレイビク被告は、犯行は精神状態の錯乱によるものではないと主張しており、弁護人によると、被告は今回の鑑定結果に満足しているという。

一歩間違うと差別や偏見を助長することになりかねないのだけれど、こういった犯罪者には「キチガイ」というレッテルを張って、閉じ込める以外のことをしないというのは処罰して有効なのかもしれない。

それは、相手とのコミニュケーションを(「キチガイ」と言うレッテルを張ることで)拒否すると言うことだから。

  *        *        *

精神病を患った人が犯罪を起こす訳ではない。それは再度確認しておきたい。

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2012年4月11日 (水)

原子力発電と風力発電

原子力発電と風力発電

中日新聞:風力発電「適地」で特例
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20120411/CK2012041102000014.html

津、伊賀両市と中部電力の子会社が出資する第三セクター「青山高原ウインドファーム」(津市)の風力発電施設の増設計画で、県は十日、両市にまたがる青山高原への増設を許可した。



事業者の青山高原ウインドファームの小崎茂生総務部長は「大きな前進だ。原発の再稼働のめどが立たない中、自然エネルギーを活用して電力確保に努めたい」と答えた。

一方で、住民や環境団体からは反対の声が上がる。

伊賀市の住民団体「青山高原の自然を守る会」の武田恵世代表は「青山高原は一部が国定公園に指定された自然豊かな場所。特例で認めるのはおかしい」と指摘。日本野鳥の会三重の平井正志代表も「絶滅危惧種のクマタカなど猛禽(もうきん)類が生息しており、増設で繁殖できなくなる可能性がある」と懸念を示した。

原発は事故が起こらなければ、環境への影響は低い。また、事故と言っても、福島原発事故規模の事故では、実質的な影響はゼロに等しい。対して、風力発電は事故が起こらなくても自然環境、特に大型の鳥類に対しては影響が大きい。

   *        *        *

自然エネルギーだから自然に優しい訳じゃない。そういう事をこのニュースには再確認させてもらった。

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現実解は非難される

現実解は非難される

毎日新聞:クローズアップ2012:孤立死、制度のはざま 定義・統計なし 防ぐ仕組み未確立
http://mainichi.jp/opinion/news/20120408ddm003040063000c3.html

孤立死問題に詳しい桃山学院大学社会学部の松端克文教授(社会福祉学)は「現在の福祉は自己決定(申請)に基づく。介護保険も障害者自立支援法も個人が申請して初めてサービスが給付されるから、制度からこぼれる弱者が出てくる」と分析。「住民の共助は自然発生的に生まれるとは限らない。行政や社会福祉協議会の専門家が支援し孤立防止に機能する仕組み作りが必要だ」と訴える。

日経レストラン:「タバコを吸わない」経済学者が語る飲食店の分煙とは
http://nr.nikkeibp.co.jp/bunen/expert/201204/

――互いの自由を尊重することが大事なのですね

若田部:それに対し、最近、台頭してきた考え方が「パターナリズム」といって、ある種のおせっかいを焼くことです。つまり喫煙者は意志が弱いのでタバコをやめられないのであろう。だから条例等でタバコを規制することで助けてあげるという、一方的に決め付けた考え方です。しかし、この考え方には問題があります。これは何が正しいかを規制当局が判断できることを前提としています。またこの種のおせっかい焼きを許し始めると、際限がなくなり、いずれは行政や政府が個人の自由に平然と干渉し続ける事態も招きかねません。禁煙を推進する人の考え方は、パターナリズムに非常に近いものがあると感じています。

「個人が申請して初めてサービスが給付される」ことを原則とすると、申請すらできない弱者が取りこぼされる。では個人の生活に行政(社会)が強制的に介入する事を許せば、「行政や政府が個人の自由に平然と干渉し続ける事態も招きかね」ないという心配がある。

  *      *      *

福祉の現場で闘っている人々の声を聞くことは大事なことで忘れてはならない。けれど、同時に、マスコミは騒ぐのが仕事で世間の耳目を集めることを目的とする(企業が「社会貢献」と言いつつ金銭的利益を追求するようなものなので非難はしない)。

そのことを忘れないと、騒いだだけで何も生まれない、いや悪くすると全体主義的な社会を産み出すことになりかねない。

孤立死に限らないことだけれど。

  *      *      *

申請されなければ(行政や周辺の人々が)全く動かないのもおかしいし、行政が個人の生活に際限なく介入するのもおかしい。その中庸に現実的な答えがある、そして、その答えは中途半端で、両側から非難される(孤立死は無くならないし、個人の生活に介入もある)に違いない。

  *      *      *

現実と闘う人々は、必ず(誰かから)非難される。その事を忘れないでいようと思う。

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2012年4月10日 (火)

元気が良いだけでは

元気が良いだけでは

毎日新聞 社説:社説:北朝鮮の脅威 核実験も強行するのか
http://mainichi.jp/opinion/news/20120410k0000m070110000c.html

しかも核武装の野望を抱き、既に地下核実験を2回行った。その実験は2回とも、ミサイル発射のしばらく後で実施された。

そして最近、同じ所で3度目の核実験を準備している兆候が捕捉されたという。主に韓国の情報だ。また同じ手法を繰り返すつもりなら、国際社会を愚弄(ぐろう)するにもほどがある。断固として阻止すべきである。

マスコミは「正しいこと」を言う。そして要求する。しかし方法は他人任せで責任も取らない。

  *        *      *

北朝鮮のミサイル発射実験や核実験を阻止するべきことに間違いはない。それを要求するのも間違っていない。しかし、どうやって阻止するのだろうか。

日本に何が出来るのか。経済制裁など出来ることは既に殆どやっているのだ。

いま以上にやろうとしたら、武力行使を視野に入れなければならない。そこまで踏み込んで議論することなしに「断固阻止」なんて叫んでも意味が無い。

  *        *      *

マスコミは元気よく要求する。教育ママが子供に要求するように、自分は動かないで、他人に動けと要求する。自分が要求したことの(場合によっては自分が要求したことが実施された)結果が良くないと非難する。それがマスコミの役割とはいえ、無償に腹立つこともある。

せいぜい批判することで、タテマエの暴走を中和しようとするぐらいしか私には出来ませんが。

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帰国して、いきなり会談相手を批判ですか、それって友愛?

帰国して、いきなり会談相手を批判ですか、それって友愛?

時事通信:「IAEA批判」は捏造と鳩山氏=山根外務副大臣「誤解生む」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040900859

民主党の鳩山由紀夫元首相は9日夜、イラン訪問から帰国後、衆院議員会館で記者会見した。アハマディネジャド大統領との会談の中で、鳩山氏が国際原子力機関(IAEA)が二重基準的な対応をしていると批判したと、イラン側が伝えたことについて、「完全に作られた捏造(ねつぞう)だ。(政府方針から)逸脱する発言は一切していない」と述べ、報道内容を否定した。

交渉事は、どこかに信頼関係が無ければ上手く行きません。ついさっき会談した相手を「完全に作られた捏造(ねつぞう)だ」と批判していて、信頼関係が築けるでしょうか。

  *        *      *

和気あいあいとするだけが信頼関係ではありませんし、罵り合いながらも、相手の行動を予測し(限界を越えたことはしないと)信頼しあっている場合もあるでしょう。しかし、鳩山さんにそんな芸当が出来るようには見えません。

鳩山さんは、結果としてイランに利用された。イランを嘘吐き呼ばわりしなければ自分を守れない状況に陥った。結果として不信感を作っただけに終わりそうです。

  *        *      *

日本人は「あ~あ、いつもの鳩山さんだ」ですみますけど、イランが嘘をついてるとか思いませんし(どうせ誤解されるような事を言ったのでしょう?)、イランを嫌いにならずにすみますけどね(イランにとってはどうなのでしょうか。友好的な事を言ってくれたと喜んで公表した、そしたら捏造と非難されてしまった、となってと怒らなければ良いのですが)。

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2012年4月 9日 (月)

まにわねぇよ

まにわねぇよ

NHK:“関電管内で最大20%の電力不足も”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120409/t10014323581000.html

このため政府は、大飯原発を持つ関西電力の管内のことし夏の電力需給について、最新の見通しをまとめました。

それによりますと、仮に関西電力管内で原発の運転が再開されない状況で、おととしの夏並みの猛暑になった場合は、電力の不足は最大で19.6%、電力需要が去年を除く過去5年間の平均的な状況になった場合は、17.2%の不足。

家庭での節電や企業の土日操業が行われ、需要が去年の夏と同じ程度まで下がった場合でも、7.6%の電力不足に陥るとしています。

今年の夏は関西で深刻な電力不足が予想されています。私は橋下市長の政治姿勢に共感する部分も多いのですが、彼の原発というか電力不足に対する姿勢には疑問を感じています。

例えば、

J-CAST:大阪市「大飯原発再稼働阻止八策」電力不足カバーに秘策あり
http://www.j-cast.com/tv/2012/04/05127855.html?p=all

古賀によると、今夏の需要ピークに合わせて新しい電力市場を作る計画で、キーワードは電力の平準化。現在、電力会社は需要のピークに合わせて設備を作っているが、企業の自家発電などの売電や節電を組み合わせた市場をつくり、需要の平準化を図るという構想だ。それでも不足する場合を想定し、きめ細かなピンポイントによる電力使用制限令の発動も用意しておくという。

いまから電力市場を夏までに用意できるのでしょうか、電力使用のルール、制限のルールを作って周知徹底出来るのでしょうか。

非現実的であると感じます。

今年の夏、原発の再稼働がなければ、関西では深刻な電力不足に陥るでしょう。橋下さんは計画停電や節電に抵抗するでしょうから下手をすれば大規模停電が起きるかもしれません。

  *        *        *

原発問題についての橋下さんは世間の風に乗っかっているだけ、悪く言うと政権交代前の民主党に見えてしまいます。

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原発は安い(2)

原発は安い(2)

SPA:原発による死者は火力発電よりずっと少ないという事実
http://nikkan-spa.jp/180453

反原発の識者は、地元対策費などを考えると原発は火力発電所よりも高いと言っている。僕はあらゆるコストを考えても原発がやはり一番安いと考えているが、前提の置き方によっては、化石燃料を燃やす火発のほうが安くなることもありえる。しかしこの発電単価の話と、今そこにある原発再稼働の話はまったく別物なのである。なぜならば、原発の発電コストのほとんどが発電所の建設費で、核燃料代は発電コスト全体の1割にもならないからだ。

勤務先では購買担当になるときもある。そのとき当然の事ながら「一番安い価格で購入せよ」と指示される。で、仕様を提示して、見積りを複数取って、各社に値段の競争をしてもらって、一番安いところから購入する。

では、一番安い見積りをした所から購入したから一番安い値段で購入したことになるのだろうか。もっと安い価格で購入することは出来ないのか。

  *       *      *

ちょっと考えてみれば判ることだけれど、一番安い見積りを出したところは、もっと安くすることが出来たかもしれない。競争相手の価格が判っていれば、その値段よりちょっと安い値段をつける。

競争相手の価格が100万円であるときに、自分が50万円でも販売可能だとして、50万円の値段をつけるだろうか。

営利企業なら99万円にするだろう。

50万円と99万円の差額、49万円は儲けやそれ以外のことに使う。

  *       *      *

「反原発の識者は、地元対策費などを考えると原発は火力発電所よりも高いと言っている」

これは逆にいうと、原発には「地元対策費など」という余裕の部分があるということだ。もしも日本経済に余裕が無くなったら、地元対策費を削って、電気代を安くしようとするだろう。

また、別な見方をすると地元対、策費で価格が逆転するのは十分にありえる。上の例で言うと、50万円でも大丈夫と思って49万円分の利権を配ったら、52万円かかってしまったら総額ではオーバーしてしまう。相手が100万円と思ったので49万円分の利権を配ったら、競争相手に98万円に値下げされしまい逆転されてしまった。

通常の商取引なら49万円の部分を削って値下げが出来る。けれど原発の場合の地元対策費は下げられない。限界まで配ってしまうと、状況の変化で逆転されてしまうことは有り得ることだ。

そして、政治家は獲れるだけの利権を限界まで獲ろうとするものだ。

  *       *      *

原発には様々な利権ががあると言われる。

そんな利権があるという事は、原発の元々のコストは安いという事を証明している。

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原発は安い

原発は安い

SPA:原発による死者は火力発電よりずっと少ないという事実
http://nikkan-spa.jp/180453

【今週の数字】
原発停止で余計にかかる化石燃料費
年間4兆円

現在、稼働している原発は、柏崎刈羽原発6号機と泊3号機の2基だけで、これらも1か月以内に定期点検で停止する。老朽化した火力発電所をフル稼働しており、その追加的な化石燃料費だけで年間約4兆円

福島原発事故の賠償額がいくらになるのか判りませんが、仮に10兆円としても2年半で燃料代が上回ります。20兆円としても5年です。

  *        *       *

脱原発を行うことは、福島原発事故の何分の1の費用を私達は毎年支払って行かねばならないという事です。その覚悟が(毎年何兆円も海外にお金が出て行く、つまり不景気になって失業者が増えることへの覚悟が)あるのでしょうか。

  *        *       *

誰かが失業したとして、その失業の原因を脱原発だと確言することは難しいでしょう。因果関係が複雑すぎますから。確率論的にしか言えない(放射能の影響を確率的にしか言えないのと同じ)。

でも、確実に経済に悪影響を与える。

最大の福祉は景気対策、という言葉があります。景気が良ければ仕事が増える。失業して生活保護より働けるほうがずっと良い。景気が良ければ税収が増える。社会保障に使える予算も増える。

脱原発は経済に悪影響を与え、福祉の水準低下をまねく。

その覚悟もなしに脱原発を主張するのは、目先の事しか見えてない人間のすることです。

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2012年4月 8日 (日)

選挙公報だけでなく

選挙公報だけでなく

NHK:「選挙公報」 選挙区はネットに掲載へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120408/k10014291081000.html

公職選挙法では、インターネットを利用した選挙運動は禁止されていますが、特に若い人たちの投票率の低下に歯止めがかからないことから、有識者で作る総務省の研究会は選挙の啓発のためインターネットの活用が必要だとしています。

こうしたなか総務省は、選挙の際、各世帯に配布される候補者の経歴や訴えを記した選挙公報を、次の国政選挙から選挙区についてインターネットの都道府県の選挙管理委員会のホームページに掲載することを決めました。

ようやく(と言わざるを得ません)、選挙公報がインターネットで公開されるようになりました。

いまさら感はありますが良いこととですので、歓迎します。

  *      *     *

しかし、選挙公報に候補者のサイトの公式サイトへのリンク(あるいはツイッターのアカウント)はあるのでしょうか。

「特に若い人たちの投票率」を気にしているのなら、インターネット上での選挙活動を解禁するべきです。その為にも(ややシンボル的なものかも知れませんが)公式サイトへのリンクを置いて、そこでの選挙活動を認めるべきではないでしょうか。

  *      *     *

選挙公報のインターネット解禁が、選挙活動のインターネット解禁に繋がる事を望みます(いまのようななし崩し的なものではなく)。

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期限あり放射性廃棄物、無期限の有害廃棄物

期限あり放射性廃棄物、無期限の有害廃棄物

中日新聞 社説:花拾うがごとく丁寧に 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012040802000114.html

熊本県水俣市の水俣湾。かつてこの海に垂れ流された高度経済成長の副産物、猛毒のメチル水銀が、最悪の公害といわれる水俣病の原因でした。



厚さ四メートルにも及んだ海底のヘドロの層は、十三年の歳月と五百億円近い費用をかけて浚渫(しゅんせつ)され、土砂で封印されました。東京ドーム約十四個分という広大なその埋め立て地は「エコパーク水俣」と名付けられ、アラカシ、タブノキ、ヤマモモなどの「実生の森」や親水護岸が整備されました。

放射性廃棄物、例えば放射性セシウムの半減期は約30年だから約300年もたてば1000分の1になる。プルトニウムにだって、長いとはいえ半減期があり、いつかは無くなる。

ところで、このエコパークに埋められた「メチル水銀」には半減期がありません。永遠に封じなければなりません。

  *        *      *

放射性廃棄物の問題を論ずる時に、○○万年も!という表現を見ることがある。でも、危険が無限に続く有害物質を埋設することが出来るなら、期限付きの有害物質である放射性廃棄物を埋設封印できない理由はなんなんでしょうか。

○○万年と言われると、そこまでやらなくちゃいけない気分になってしまって、そうでないと、無期限だともうムリだから、テキトーでいいやってことなんでしょうか。

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君が代不起立の教師に対する研修ってどんなだろ

君が代不起立の教師に対する研修ってどんなだろ

東京新聞:都教委報告より強化 処分者研修
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120406/CK2012040602000126.html?ref=rank

研修では、従来の服務規律の講義に、国旗掲揚と国歌斉唱の意義に関する講義が加わり、時間は九十五分から百九十五分に延長された。さらに五月までに訪問指導を、締めくくりにセンターでの研修も科された。

どんな研修をしているんだろうか。単純な知識不足や情報不足で起立しないって教師はいないように思えるんだよね。思想的な信念から起立しないんでしょう。としたら、単純な講座というより「洗脳」あるいは「洗脳の解除」のようなものでないと効果がないのではないかと考えたら、ニューズウィークの記事を思い出した。

ニューズウィーク:君が代「口元チェック」の何が問題なのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/03/post-413.php

その一方で、「不起立」の側の先生方にも申し上げておきたいのですが、皆さんの行動が若い世代に意外に支持されていないのは、若い世代が右傾化しているからではないと思います。皆さんの「私は国家より偉いんだ」という姿勢が「見たこともないような傲慢さ」として彼等の世代には嫌悪される一方で、同時に皆さんの行なっている教育の結果として、彼等が将来を保証されているかというとそうではない、その不安感からは「職業が保証されている」皆さんの世代が特権的に見えてしまうからだと思います。

このまま「大変に偉そうな突っ張った姿勢」を見せていても、若い世代の共感は得られないでしょう。多様性ということの大切さだけではなく、若者の将来不安に真摯に向かい合うべきです。

「世代が特権的」というとちょっと違うと思うけれど(同世代の全員が恵まれている訳ではない)、不起立の教師が特権的に見えるというのには同感する。法律で地位とそれに伴う収入を、将来の年金も含めて、保証されている。そんな特権的な立場で傲慢に振る舞っているように見える。

  *        *        *

公務員への攻撃の(感情的な世界での)理由のひとつが、この不起立教師ではないかと思っている。彼は組織の命令に従わない(≒働かない)でも当然のような顔をして給与を得ているように見えるのだから。

  *        *        *

不起立教師の方々に対する研修では「社会から支持されていないこと」、特に若い人から支持されていないことを、教えてもらいたいものだ(と研修の内容も知らずに思うのでした)。

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2012年4月 7日 (土)

「住民」をバカにしてる?

「住民」をバカにしてる?

東京新聞:PAC3 米軍の活用「非公表」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012040702000108.html

北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルに対し、米軍が沖縄本島の嘉手納基地に配備している地上発射型迎撃ミサイル「PAC3」を活用するか否かの事実を、政府が「非公表」としていることが分かった。迎撃した場合、破片が落下する可能性があるが、周辺住民は備えようがないことになる。

発射するかしないか解らないのであれば、「周辺住民は備えようがない」ってどういうこと?

北朝鮮のミサイルだって、実際に発射するかどうか、本当のところは発射するまで判らない。だから、発射されるという前提で備えをする。それと同じで、PAC3の破片が怖いなら「発射される」という前提で備えれば、それでいい。

  *        *        *

あるかないか判らない、起きるかどうか判らない、そんな場合は、自分にとって都合の悪いことが起きるという前提で(払えるコストの限界内で)備えればそれでいい。

  *        *        *

それを「周辺住民は備えようがない」なんて書いたら、「住民」を馬鹿にしている事になりかねないんじゃないだろうか。

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失業や倒産を心配しない人は

失業や倒産を心配しない人は

中日新聞 社説:大飯再稼働 即席で国民を守れるか
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012040702000077.html

大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働条件の新安全基準は、わずか二日で作った「即席」だ。暫定とはいえ福島原発事故後の緊急対策の域を出ない。国民の安全を守れるとは到底思えない。



繰り返す。少なくとも国会事故調の提言が出て独立の規制機関が動きだすまでは、原発の再稼働を判断するべきではない。さもないと、政治に対する国民の信頼は本当に地に落ちる。

原発を動かすことのリスクは喧伝されている。この引用した社説のように。では、原発を動かさないことのリスクは十分に議論されているのだろうか。

  *      *      *

原発の危険は、いま、事故後ということもあって、微に入り細に入り検討されている。同程度の検討が、電力不足が起こらない事に対して行われているだろうか。電力コストが上昇することで引き起こされることに対しての検討はされているのだろうか。

とてもそうは見えない。

それこそ、原発事故の危険を避けたら、電力不足や電力コストで、会社が倒産して失業したってことになりかねない。倒産や失業は、ひとの命を奪う。

  *      *      *

「想定外」とでも言うのだろうか。原発の放射能で死なければ、それで良い(失業での自殺が増える可能性は考慮しない)、そんな議論は聞き飽きた。

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2012年4月 6日 (金)

まだやってんだ

まだやってんだ

産経新聞:運輸省幹部の車爆破事件 中核派アジトを捜索
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120313/crm12031313280009-n1.htm

逮捕容疑は、13日午前10時15分ごろ、立川市砂川町の非公然アジトで、捜索令状を示した公安部の捜査員(49)に体当たりするなどして、捜索・差し押さえを妨害したとしている。

爆破事件は、12年8月に世田谷区奥沢で発生。当時の運輸省幹部の自宅前に駐車していた乗用車が爆破され、自宅ガラスなどが割れた。中核派が犯行声明を出していた。

脱原発・反原発の運動に中核派が関係している(というか脱原発・反原発運動からメンバーをスカウトしようとしていると言うべきか)というニュースを何処かで見た。で、中核派についてちょっとぐぐったらこんなのがひっかかった。

正直、驚いた。いまだに爆弾テロとかやってんだ。爆弾テロで政府を転覆するなんて無理だし。多少暴れても「クレーマー」や「ストーカー」の域を出てないんだよね(池田小学校や秋葉原の事件、マツダでの暴走事件のほうがこんな爆弾事件よりよっぽど大きな衝撃だった)。

とても革命なんてレベルではない。

なんでまだやってんだろうか。

  *       *      *

理論や理屈をいくら言いつのったところで大衆に言葉は届かないし説得力もない。それに、社会に与えた衝撃の大きさも個人の犯罪に及ばない。

  *       *      *

中核派は、社会に溜まった不満や矛盾の噴出という意味では、完全に時代遅れの存在となってしまったのではないか。

言論で大衆に影響を与えることが出来ず、社会に衝撃を与える能力でもクレーマやストーカーの域を出ていないんだから。

  *       *      *

自分が間違ってる、革命なんて出来ないって認めたくなくてやってるんだろうけれど、やってることは秋葉原の加藤と変わらないようにしか見えない。世間にアピールも出来てないんだよ。

もう止めたら?

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あほですか?

あほですか?

朝鮮新報:そこが知りたいQ&A-衛星打ち上げが騒がれているが
http://jp.korea-np.co.jp/article.php?action=detail&pid=53213

しかし、米国や日本の当局は専門家を送ろうとしていない。どうしても、人工衛星だということを認めたくないのだろう。

人工衛星だと証明されると、自衛隊などが「不測の事態に備えた迎撃態勢」をとる根拠がなくなる。

人口衛星だろうがミサイルだろうが同じ事で、日本の国土に落ちてきそうなら、日本の国土の手前で叩き落とすってこと。日本に迎撃の大義名分を失わせようと言うなら、失敗した時にきちんと自爆させるって納得させるべきですよ。

そのへんの安全設計についいてアピールするべきではないですか?

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鳩山さんをまともに相手にしてはダメですよ

鳩山さんをまともに相手にしてはダメですよ

産経新聞:「国民新党は国民不信党だ」 小泉ジュニアが連立離脱騒動で
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120405/plc12040517310019-n1.htm

小泉氏はまた、民主党の鳩山由紀夫元首相がイラン訪問を予定していることに関し、首相時代に在日米軍再編問題などで迷走した経緯を念頭に、「今さら驚きませんね、何をやっても。民主党の外交顧問ですから、『民主党の外交』を担われているんじゃないですか」と突き放した。

鳩山さんは民主党の外交顧問なんですよねぇ~。本人がやらかしたことを~普天間問題でやたかしたこと~を見たうえで民主党は外交顧問にしたのですよねぇ~。

民主党としては鳩山さんの外交センスに疑問を感じていないってことでしょう。実際には鳩山さんのカネやしがらみで外交顧問になっているのでしょうが、外交顧問にしてしまった以上は、民主党としては何のプランもないまま「トラストミー」という外交した人に外交顧問にしたこと、正しいと言わないまでも許容範囲で今後も同じ様なことをするという事です。

  *       *       *

幸いにして鳩山さんは総理大臣でも閣僚でもありません。何を約束しても、私的なものに止まります。私達にできることは、せいぜい鳩山さんをバカにして、イラン側に実現できるなんて期待させない(鳩山さんのカネを毟る以外)ことでしょうか。

鳩山さんが何を言うか判りませんが、友愛とか世界平和とか宗教的融和とかカッコいいことを言ってバカにされて帰ってくれば良いと思います。イランの方々には、鳩山さんをまともに相手にすると、かえってバカにされるこという前提でお付き合いしていただけますように。

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すべての刑罰は後戻り出来ない

すべての刑罰は後戻り出来ない

西日本新聞 社説:死刑執行 存廃議論打ち切りは疑問
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/295577

現行法とそれに伴う刑罰体系、大多数が死刑制度を容認する国民世論や被害者感情に照らして、この判断は現時点では恐らく間違ってはいない。

ただ、その一方で死刑制度には慎重な意見も少なくない。死刑は人の命を奪う究極の刑罰であり、執行すれば「後戻りできない刑」である。

捜査や裁判に誤りがあってはならないが、冤罪(えんざい)は起きてきたし、これからも起こり得る。法の名の下に国家が人を殺すことの是非論とともに、死刑の廃止や停止を求める議論の根拠でもある。

この種の死刑は取り返しがつかない論を見ると思う、他の刑罰が取り返しがつくとでも思っているのだろうか。

  *        *        *

例えば、結婚を考えている時期に(可能性が高い相手がいる時期に)冤罪で有罪になったらどうなるだろうか。仕事で大事な時期だったらどうだろうか。

罰金なら返金で無かったことに出来るかも知れないけれど、禁固や懲役は人生の一部を奪うものだ。金銭的に賠償することは出来るけれども、奪われた人生、あるいは可能性は取り返しがつかない。

  *        *        *

取り返しがつかないのは、死刑以外の刑罰も変わらない。取り返しがつかない論には「程度問題」と答えたい。そして、死刑以外の刑で「取り返しがつくから」と間違った認識によって軽く考えられてしまうことを怖れる。

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2012年4月 5日 (木)

政治指導者と信頼の継がり

政治指導者と信頼の継がり

J-CAST:大飯原発再稼働「地元に説明」の地元ってどこまで?
http://www.j-cast.com/tv/2012/04/04127728.html

みのは協議に出席した4閣僚の写真を示し、「この人たちは政治のプロだが、原子力のプロではない。こういう人たちに再稼働が安全か安全でないかがどうして分かるのでしょう」

政治指導者に科学技術の知識がある訳がない。いや、基本的な考え方や知識は別として、専門家を越える知識がある訳が無い。職制の上では指揮命令する立場であっても。

だから「原子力のプロではない」のは当然だ。政治指導者にかぎらず大きな組織の指導者は、専門家としての知識ではなく、人間を見抜く目が要求される。こいつの言葉は信用できる、こいつの言葉は軽い、こいつには運がある、こいつは自信過剰などなど。

  *        *       *

人間の知ることの出来る範囲は狭い。指導者であっても人間だ、万能ではない。

民主国家にあっては国民に主権という最高権力がある。その国民が、信頼できる人間を議会に送る。その(信頼された人間で構成された)議会が総理大臣を選ぶ。その総理大臣が信頼できる人間を集めて内閣を構成し.....。

信頼の継がりで動いている。

理想と現実は違って、信頼ではなく、妥協や恐怖(閣僚にしないと反抗されるかも、ナントカ委員会に入れないと...)で継がりが出来ているのが現実ではあるけれども。

  *        *       *

ただ、政治家に専門知識を求めるのは筋違いであることは言っておきたい。

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なぜ?

なぜ?

中央日報:<オークランド銃乱射事件>チョ・スンヒ事件から5年…また在米同胞社会が衝撃
http://japanese.joins.com/article/830/149830.html?servcode=400&sectcode=430

米国現地の同胞サイトには驚きと心配のコメントが書き込まれている。米州中央日報サイト(www.koreadaily.com)では、「犯人は韓国系と推定されるアジア系の男」と伝えられた直後、「韓国人ではないことを…」と祈るようなコメントが多かった。しばらくして韓国系と確認されると、「第2のチョ・スンヒ事件…。また韓国人の大恥」などと自責的な反応が出てきた。在米韓国系女性が主に利用するサイトにも似た反応が多かった。

人間がいれば事故や犯罪は必ず起きる。アメリカの日系人社会に犯罪がないなんて有り得ない。

けれども、アメリカの日系人がこのような事件を起こしたというニュースを見た記憶が無い。何故だろうか。

犯罪のない社会は(残念だけれど)存在しないけれど、犯罪の頻度や形は文化的経済的背景に影響される。

文化的背景からか日系と韓国系とで事件の起こし方や比率が違うのだろうか。それとも報道されないだけだろうか。

ふと疑問に思った。

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沖縄の価値

沖縄の価値

沖縄タイムス 社説:[PAC3沖縄配備]政府の取るべき道は…
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-04-04_32031/

北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射実験とみられる「人工衛星打ち上げ」をめぐって、きな臭い動きが続いている。



北朝鮮の「衛星打ち上げ=事実上のミサイル発射」に対しては、多くの県民が不安を抱いている。

と同時に、PAC3の配備に対しても、心穏やかでない気持ちを抱いている。このままだと、日米一体となった沖縄の軍事要塞(ようさい)化が進むのではないか、との懸念が強い。

沖縄におけるこれ以上の軍備強化は沖縄のためにならない。それは負担軽減の流れに逆行するだけでなく、標的になる不安を高める。

「標的になる不安を高める」

沖縄が標的になるのは、そこに軍事基地があるからではない。沖縄はその地理的価値から欲しがられる宿命を背負っている。

軍隊を見ると戦争を連想して不安になるのは理解できないこともない。しかし、軍備があるから標的になるのではない。標的になりそうな所に軍備を置くのだ。今回の騒動も沖縄の上をロケットだかミサイルだかが飛ぶから(北朝鮮が観測用の極軌道の人工衛星を打ち上げるとしたら沖縄付近の上を通るのが都合が良いから)備えをしようとしてのこと。

原因と結果を取り違えてはならない。

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2012年4月 4日 (水)

わかりやすいよ

わかりやすいよ

朝日新聞 社説:小沢流―民主主義が泣いている
http://www.asahi.com/paper/editorial20120404.html#Edit1

結論が不満だからといって、あえて党内に混乱を持ち込むやり方は、筋が通らない。これでは民主主義が泣く。

それに、広く国民にリーダーへの協力を求める小沢氏が、いわば身内の国会議員にリーダーへの同調を呼びかけないのは、どうしたことか。

小沢氏には、わかりやすい説明をしてほしい。

「目先の選挙を重視」、「計算できる票と金(≒業界団体、労働団体)が好き」、と思うと小沢さんは判り易いですよ。

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刑場を見せるということ

刑場を見せるということ

西日本新聞:「死刑囚にも情報開示を」 刑場写真閲読不許可で国を提訴 福岡地裁
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/295233

提訴後に記者会見した上田弁護士は「閲読不許可となったことで、弁護人と死刑囚が情報交換する接見交通権が侵害された。死刑囚にこそ、死刑に関する情報が知らされるべきだ」と強調。原告弁護団の徳永響(とよむ)弁護士は「訴訟を通し、情報公開の不十分さなど死刑を取り巻く状況も明らかにしていきたい」と話した。

福岡拘置所は「適切に対処したい」とコメントしている。

死刑という罰は、殺すことそのものよりも「あなたを殺します」と予告し、殺されること、自分が死ぬことに向き合わせることにあると思っている。その意味では、刑場を見せていけない理由はないのではないか。

管理側としては刺激を与えたくないのかもしれないけれど。

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2012年4月 3日 (火)

資本主義の世の中ですから

資本主義の世の中ですから

朝日新聞 社説:大阪市と原発―関電は提案に向き合え
http://www.asahi.com/paper/editorial20120403.html#Edit1

提案は、原発の再稼働問題にも直結する。

関電は原発ゼロで夏を迎えると、供給力が13.9%足りないとする。市側はピーク時の値段を上げたりする変動料金制の導入など、需要抑制の具体策も示す方針だ。関電は「再稼働が必要」というばかりでなく、明確な根拠を示すべきだ。

資本主義の世の中ですから「金(料金・価格)」で物事を動かすのは当然のことです。節約するべき希少なものは値段が上がり、結果として、使える人が減って節約になる。

ですから「ピーク時の値段を上げたりする変動料金制」は合理的と言えます。

しかし、何が起きるかというと、真夏の暑い時期にお金持ちは電気代を払えるのでクーラーを平気で使い、貧乏人は我慢するようになる。そして真夏のクーラーの節約は上手にやらないと命にかかわる。

  *        *       *

私は、原発の危険性は、他のものとくらべて高いとは思っていない。多分に気分の問題だと思える。脱原発はちょっとした「安心」にすぎないと思っている。

そして原発を止めたら、どうしたって使える電気が減る電気代が上がる。

使用できる資源が減少する過程では、金持ち(強者)より貧乏人(弱者)が早い段階で酷いめにあう。

今回も同じ事。

金持ちが安心するために、貧乏人の命を危険をさらす。

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実際に何が起きるかは判りませんけれども、資本主義の世の中ですから起こりえる事で当然に予想しておくべきです(場合によっては、金持ちに「安心」を我慢してもらうべき)。

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2012年4月 2日 (月)

憲法九条

憲法九条

サーチナ:中国「権利維持のため“拳骨”に“殺傷力”追加した」=尖閣諸島
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0402&f=politics_0402_007.shtml

中国政府・国家海洋局が管轄する中国海洋報は1日までに、中国が3月に尖閣諸島海域の巡航に新鋭の巡視船「海監50」、「海監66」を投入したことに絡んで、「権利維持のための行動には、拳骨(げんこつ)を組み合わせることが必要」、「並外れた“殺傷力”を持つ拳骨(げんこつ)を作った」と主張する論説を発表した。同論説は中国新聞社なども転載した。

どの程度正確にニュアンスが伝わっているのか判りません、中国のマスコミの、それのさら翻訳ですからね。でも中国政府・国家海洋局という公的機関が「並外れた“殺傷力”を持つ拳骨(げんこつ)を作った」なんて論説を公表したんですよね。日本で防衛省やその関係機関がこんな論説をを発表したらどんな反応があるでしょうか(特に日本のマスコミや有識者)。

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なかなか厳しい中国の現実、なかなか厳しい。しかし、これは考え様によってはラッキーな状況です。中国が(あるいは北朝鮮が)、こうやって脅してくれる。憲法九条の非現実さを教えてくれているとも言えますから。良い教師(教材?課題?)なのかも知れませんね。

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現実にぶつかる時

現実にぶつかる時

中日新聞:スー・チーさん当選 NLD大勝の勢い
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012040190215811.html

ミャンマー連邦議会の補欠選挙は1日、投開票された。民主化運動指導者で国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チーさん(66)は国民の熱狂的な支持を集め、NLDは独自集計の結果としてスー・チーさんの当選を発表した。長期に及ぶ拘束や軟禁生活を強いられたスー・チーさんは初の国政入りを果たす。

弾圧されたり野党だったりする立場では、現実に向き合う必要がありません。いえ、弾圧される、野党、それぞれ現実がありますけれど、国家運営という現実に対しては言葉だけの対応ですみます。

さて「NLD大勝の勢い」ということで、政権獲得はともかく政治にかかわることになります。

これから、スー・チーさんやNLDは言葉だけでなく現実にぶつかることになります。苦しい判断をしねかればならなくなることもあるでしょう。

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余談:昨日、納品してしまいました。今朝、ユーザは使い始めます。こちらも現実にぶつかる時であります(納品してしまうと、出来ることが限られるので、体力的には楽になるかも)。

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