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2012年4月28日 (土)

消費税を区分すると言うことは

消費税を区分すると言うことは

毎日新聞 発信箱:発信箱:ケーキ? ビスケット?
http://mainichi.jp/opinion/news/20120427k0000m070134000c.html

消費税率は今や20%だけど、物によっては5%や0%となる。新聞や本も、ずっと0%。あの国で新聞や本に税金をかけたら、きっと人権問題ぐらいの騒ぎになる。

ちょっと厄介なのは食べ物系。ぜいたく品かどうかで20%の差がつく。例えば同じチョコレート付きのお菓子でも「ビスケット」は20%、「ケーキ」ならゼロだ。

毎日新聞 発信箱:発信箱:ケーキ? ビスケット?(2)
http://mainichi.jp/opinion/news/20120427k0000m070134000c2.html

売る側には面倒くさ過ぎる制度だ。でも、そこまでやるの!とあきれるほどの細かさが納税者に納得してもらうポイント。低所得の人には、一律いくら現金を配ります、とか、後で税金返します、なんて大ざっぱさ、上から目線ではだめなのだろう。

上記はイギリスでの話です。

「低所得の人には、一律いくら現金を配ります、とか、後で税金返します」のはダメで、低所得者の為の税率「例えば同じチョコレート付きのお菓子でも『ビスケット』は20%、『ケーキ』ならゼロ」はOKというのは、どういう事だろうか。

 

  *       *        *

税制は、社会の価値観を表す。例えば所得税が高額所得者ほど高くなっているのは、お金持ちには沢山負担してもらうのが良いという価値観があるからだ。

この例で言うと「(チョコレート付きの)ケーキ」と「(チョコレート付きの)ビスケット」のどちらが贅沢品かということ。

低所得者用のものは税率を低くしそうでないものは高くする。一見、合理的だが、一歩間違うと、低所得者の人が食べてよいお菓子を政府が(社会が)決めるということになりかねない。

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消費税を区分けすることは、面倒な上に(抜け道を探す人間が必ず出てきてルールは複雑化するだろう)、価値観の衝突をもたらす(「(チョコレート付きの)ビスケット」は贅沢品か?)。

あまり賢いやり方には思えない。

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