« こじれないんじゃないか | トップページ | 生活保護とベーシックインカム »

2012年4月18日 (水)

友好には忘却も必要

友好には忘却も必要

しんぶん赤旗:旧日本軍731部隊人体実験・細菌戦 日本政府は謝罪・補償を 東京で集会 被害者ら証言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-16/2012041615_01_1.html

浙江省寧波市の胡賢忠さん(80)は、日本軍の飛行機がまいたペスト感染ノミによって父母と姉、弟の4人を失い、孤児となりました。「役所が汚染地区の100戸以上の建物を焼き払い、500人以上が家族や財産、住まいを失って、路頭に放り出された」と当時を振り返りました。「日本政府は細菌戦の事実を一刻も早く公式に認め、被害者に謝罪、補償をするべきだ」と訴えました。

私は、組織がエゲツナイことをする場合があることを知っている。あるいは人間が残酷なことでもやらかすのを知っている。だから日本軍が中国で残虐な事や戦争犯罪を全くしなかったなんて事は思わない。だが、日本が特別ではないとも思っている。戦争であれば、あるいは、外征して占領した地域で、日本以外の国も戦争犯罪や残虐な事を行っている。それに比べて、日本が特別に悪いとはまったくもって思わない。

  *        *        *

日本は中国で残虐な事もやっただろう。しかし、日本政府が謝罪や賠償をするべきだとは思わない。

まず、ひとつめの理由は「日中共同声明」で決着がついているからだ。

ふたつめの理由は、下手な謝罪は怨恨を残すからだ。日本国内には「謝罪するべきでない」という意見が強く存在する。もし、謝罪すれば、そういった意見の持ち主は反発する。その意見が十分に強ければ、謝罪の反動として、中国に対して攻撃的になるだろう(私には十分に強いように思われる)。

日本国内の感情への配慮のない謝罪は、謝罪したのにケンカを売るといった矛盾した行動を日本にとらせるだろう。

みっつめの理由は、中国の要求はキリがないだろうと言うこと。Aについて謝罪し賠償したら、Bを要求し、Bの要求が通ったら、さらに、さらにと終わりがなくなるだろうから。

  *        *        *

日本は、中国が日本の援助を必要とするタイミングで、「日本に対する戦争賠償請求の放棄」をさせることが出来た。互いに相手と仲良くしたいと望んでいたタイミングだったことが妥協を産んだ。

今はその妥協を維持するべき時だ。一度、ケンカの手打ちをしたら、不満が出て来ても蒸し返さない。これは人間同士が仲良くする秘訣の一つだ。

このような活動をすること、応援することは、日中友好を損なうものだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« こじれないんじゃないか | トップページ | 生活保護とベーシックインカム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/54504097

この記事へのトラックバック一覧です: 友好には忘却も必要:

« こじれないんじゃないか | トップページ | 生活保護とベーシックインカム »