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2012年5月 8日 (火)

現実が見えているのだろうか

現実が見えているのだろうか

朝日新聞 社説:夏の節電―関電こそ先導すべきだ
http://www.asahi.com/paper/editorial20120508.html#Edit2

関西電力の夏の電力需給が見通せないまま、時間が過ぎている。大飯原発が再稼働しなくても、夏を乗り切らなければならない。

安定供給に責任を負う関電は具体的な選択肢を示し、企業や家庭に協力を求める立場だ。

ところが関電は大飯の再稼働の必要性を強調する一方で、それがない場合の手だては不十分だ。これでは責任を果たしているとは言えない。

「具体策を示さず、再稼働へ向け時間切れを狙うのか」

4日に開かれた大阪府・市のエネルギー戦略会議では、出席した関電幹部に委員から厳しい意見が相次いだ。自治体側の声を重く受け止めてほしい。

いまから、どんな節電策を実行しても夏に間に合わないんじゃないだろうか。さまざまな「良い対策」が提案されている、良い意見もある。しかし、いまから制度設計や実行計画を立てていて間に合うとは思えない。

例えば、

ピーク時料金の値上げとオフピークの値下げ策がその一つ。使用電力を減らせば、同じ分を発電したものとみなす「ネガワット」を導入し、家庭や企業が節電分を取引できる市場の創設も考えている。

「ピーク時料金の値上げ」、これを実施するには、電力計等の設備が対応している必要がある。契約の変更だけで出来る契約はどれくらいの割合なんだろうか。私には、そんな電力計が普及しているようには思えないのだけれど。

設備の更新には、何年もかかるものだ。いいアイデアかもしれないが、今年の夏には間に合わない。

「ネガワット」の実施には設備の変更が必要とは思えないけれど(参加者は大口だけだろうし)、実施できるほど制度やルールが出来ているとは思えない(アイデア段階のように思える)し効果は未知数だ。これで○○%節電できる、と言い切る人間は詐欺師かバカだ。

  *        *        *

原発再稼働反対派の言動を見ていると、政治活動しか見えていなくて、現実が見えていないんじゃないか、と言う気がする。交渉すること論争することに一生懸命で、現実が見えていないんじゃないか。

悪く言うと、旧日本軍の大本営というか、中央で立派な作戦計画を立てても、前線の部隊の実状を見ていない(見ていない)から、ボロ負けしてしまう。

いまの再稼働反対の議論を見ていると、そう思ってしまう。

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