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2012年5月19日 (土)

後退ヲ許可セズ

後退ヲ許可セズ

琉球新報 社説:電力需給対策決定 誠意尽くし節電協力求めよ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-191367-storytopic-11.html

節電要請は自主的な協力を呼び掛けるもので、罰則はなく実効性に乏しいとの指摘もある。これに対し、強制措置の電力使用制限令は電気事業法に基づいて大口需要家に節電を義務付け、目標が達成できなければ罰則が適用される。計画停電も強制措置の一種で、大規模停電の恐れがある時、一定の時間、地域ごとに送電を止める。

関電はこの強制措置は免れたものの、電力消費抑制の数値目標15%という大きな「宿題」を与えられた。利用者に誠意を尽くして節電への協力を求めねばならない。

「関電はこの強制措置は免れた」と考えるのは間違いだ。むしろ「踏み留まって戦え」と後退を禁止されたようなものだ。

  *      *     *

たしかし、電気使用制限令や計画停電は電力会社にとっては屈辱だろう。しかし、供給する範囲を狭めてそこを確実に守るという意味では楽になる。

前線・現場にいる関西電力がどう思っているか私には判らないが、この計画停電などの、ある意味、戦線縮小することを政府が拒否したのは、戦争に負けそうだけど、中央のエライサンが自分への責任追及を逃れようと、無理な作戦計画をたてて現場に押し付けているように見える。

  *      *     *

「関電はこの強制措置は免れた」のではありません、後退を、戦線縮小を拒否されたのです。(敗色濃厚な戦場に)踏み留まって戦えと命令されたのです。そして、敗戦の被害を引受けさせられるのは一般市民であり企業です。

無謀な命令を出す中央と迎合する有識者(大戦末期の日本をみているようです)。

その結果は、この夏に判るでしょう。

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