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2012年5月31日 (木)

やばいなぁ~

やばいなぁ~

毎日新聞:南シナ海:スカボロー礁の中比にらみ合い 解決は見えず
http://mainichi.jp/select/news/20120601k0000m030085000c.html

カンボジアで29日に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)の国防相会議に出席したガズミン比国防相は、中国の梁光烈国防相と個別会談。比側によると、梁国防相は「他の機関の行動を抑制するため、両国国防省が積極的な役割を果たさなければいけない」と話したという。

安全保障問題が専門の国際シンクタンク「国際危機グループ」(本部・ブリュッセル)は、最近の報告書で「中国は各政府機関同士の権益争いを制御できず、事態を悪化させている」と指摘している。

日本でも官僚や省庁間の対立で外交的対立を招くことがあります。世論が感情的になって引くに引けなくなったりもします。

中国も政府機関同士の対立を抱えてしても不思議でもなんでもありません。

問題は、戦争すべきでないと判っていても戦争になる場合があるということです。両方の国が(外交担当者や政府のトップが)戦争を欲していなくても戦争になってしまう事があると言うことです。

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「他の機関の行動を抑制するため」と中国の国防相は言いました。これがブラフや駆け引きなら良いのですが、本音であったらなら、中国の国防相が交渉で獲得した成果に、つまりフィリピンが譲歩し中国と妥協が成立したと思った結果に、「他の機関」が納得せず、中国は(フィリピンにすれば約束を破って)要求を重ねることになります。

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民主国家では世論が感情的になって戦争や武力衝突を招く場合がありますから、独裁国家よりも少しばかりマシな程度に過ぎませんけれど。

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フィリピンの世論の雰囲気は判りませんし、中国政府内部(や解放軍)の内部的な軋轢など私には判りようがありません。しかし、中国側が内部統制が取れないことを理由に圧力をかけているのは危険な兆候です。

日本は(今回の事例で)中国のやり方(あるいは行動パターン)を学ばねばなりません。

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