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2012年5月20日 (日)

貧困問題解決の限界を思う

貧困問題解決の限界を思う

中日新聞【編集局デスク】:小さな記事に思う
http://www.chunichi.co.jp/article/column/desk/CK2012051902000070.html

短い記事でも物思わせることがしばしばあります。昨日夕刊に載った広島県福山市のホテル火災の続報もそうです。火災で亡くなった女性と娘さんの葬儀が営まれたという記事でした。

女性は六十九歳。長女である娘さんは四十四歳。二人で暮らし、ともに病弱で生活保護を受け、つましく暮らしていたそうです。

「福山に満開のバラを見に行ったのでは」と近所の人は話していました。女性の弟は、二人があのホテルに泊まったのは「格安」に引かれたからではと言い、「費用を抑える工夫が裏目に出てしまったのではと思う」と語っていました。



弱い立場の人たちに襲いかかった痛ましい出来事と安易に思い入れるのは失礼なことかもしれません。

終わった事に「もしも、~だったら」と言っても仕方の無いことですが、もし規制を厳しく行っていたら(このホテルは潰れるか値上げをするかして)安い価格での提供ができなかっただろう。

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貧困している人を助けることは可能だ。しかし、無限に助けることは出来ない。様々な施策をしても無限に(例えば高級ホテルに泊まれるほどの金額を)生活保護を出すことは出来ない。ホテルなどを規制して安全にすることも出来るだろう。しかし、その場合、安い価格では宿泊できず、貧困層の方々にとっては(利用できないので)ホテルは存在しないのと同じだ。

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貧困層への援助に限らず、様々な社会的援助、例えば医療や介護や教育にも同じことが言える。様々な援助方法がある。しかし、全ての問題を解決できる訳でも、全ての人を助けられる訳でもない。

人間の行うことには限界がある。その事を理解しておかなければ(他人のすることを)無限に批判することになる。その批判は無茶な内容になる。

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できる範囲で頑張ろう。

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